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飛竜の数が多いぞ。
やはり、1両では・・・
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「いけないわ、飛竜が・・・」と、絶句のウズメ姫である。 どうやら、王都でのドロ~ン戦での敗退が思い出されたようだ。
次々と飛竜が崖から墜落しながら滑空するのだ。
その数は・・・ 数えきれない。 「どんだけ、いるんだよ。」と、砲撃の手を緩める間もないオレである。
「これでは、ラチがあかないぞ。」と、焦るが・・・・
「・・・・・」と、絶句のウズメだ。
飛竜は本能的に敵が三八式戦車だと・・・ そして、戦車の上から急降下して・・・クチバシ攻撃だが・・・
そこは、装甲が防いではくれるのだ。
「カン、カン、カン。」と、飛竜のクチバシが砲塔へ当たる。 以外に五月蠅いのだが・・・
「大丈夫だとは思うが。」と、オレだ。 「そうね、飛竜のクチバシでは、傷もつかないわよ。」と、ウズメひめである。
しかし、戦車にまとわりつく飛竜が殺せないのだ。 砲撃の死角なのである。
そして、断崖の飛竜の巣は、ほぼ全滅したようである。 もう、断崖から飛び立つ飛竜がいないからだ。
「しかし、これでは、なんとも・・・」と、対処に困るオレである。 なんせ、地場が悪いのだ。 動き回るほど無いのである。
「なんか、ないのか?」と、ウズメへ・・・ 「あまり、使いたくはないのですが、無いことは無いんですが。」と、煮え切らない返事のウズメ姫だ。
「仕方がないわ、毒ガスしかないわ。」と、生物兵器を・・・「いいんかよ、ハーグ陸戦条約で禁止だったんでは・・・」と、オレだ。
「あのね、ここは地球ではないわ。」「そうだが。」「それに、飛竜はヒトではないわ。」「そうだが。」「なら、いいじゃん。」と、ウズメ姫が・・・
「いや、オレは後々の残留物などが・・・」と、毒素が残る懸念を伝えるが。
「ねえ、そんな前時代的な兵器だと思うの。」と、ウズメ姫だ。 「ヒトには無害だし、残留物も無いわ。」「日本の軍事技術を舐めないでよね。」と、お叱りである。
「スンマセン。」と、素直に謝罪だ。 「いいこと、毒ガスは悪だという考えは旧時代のモノよ。」「核爆弾より、はるかに人道的だわ。」「威力を調整できるし、飛竜や魔物だけに効果があるようにできるのよ。」「人畜無害な毒ガスは日本の専売特許ですわ。」と、上から目線でウズメ姫が演説である。
「犬や猫などのペットや牛豚などの家畜に影響がない毒ガスは、日本軍だけなのよ。」と、ドヤ顔で演説である。
どうやら、DNA解析で毒ガスを調合して、他の星系に移民したときの効果的な攻撃兵器としたようなのだ。
「飛竜のDNAは、もう解析してあるわ。」「そして、調合も高速計算機で、数分よ。」と、さすがに軍事専門の女官のウズメ姫である。
ツキヨミとウズメ姫は、アマテラス様がDNAから構築した、軍事に特化した女官なのだ。
その辺の女官ではないのだ。 アマテラス様が指名したには、訳があったのである。
「いいこと、毒ガスを使うわよ。」「あ、あ、効果のほどを見せてくれ。」と、オレが捨てセリフである。
「見ててらっしゃい。」と、ウズメが計器盤を操作する。
「範囲は、そうね、半径2キロで。」と、バルブを開く。
「プシュー。」と、ガスが放出される音が・・・
「どうん。」と、何かが戦車の砲塔に堕ちる音だ。
そして、戦車の外部モニターには、次々と落下してくる飛竜が写る。
「おお、効果てきめんだな。」と感心するオレである。
やがて、戦車の周囲には墜落した飛竜の死体が・・・・
「いったい何匹いたんだよ。」と、驚くオレである。
「飛竜の死体の始末が困るわ。」と、ウズメ姫が・・・
「それより、飛竜の討伐は成功したのか。」と、オレが・・・
「待ってよ、確認をしなくては。」と、ウズメがいうが?
「どうすんだ。」と聞く。 「そうね、そうだわルイザをエサにすれば。」と、肉饅頭のルイザのデカパイをエサにする気が満々のウズメ姫である。
「この断崖の前に、ルイザを横たえればいいわよ。」と、酷い話である。
「一応、オレの妻と・・・」「だから、じゃないの。」「そこまで、尽くせるなら妻にピッタリよ。」と、ウズメ姫が・・・・
そして、ここはオレのテント内である。 ルイザがM字開脚でマンコを開いて、まだオネンネである。
「おい、ルイザ。」「ルイザ、起きてくれよ。」「ん、なんだ、あんたか。」「じつは、赫々云々で、せひ飛竜討伐の証明がしたいんだ。」と、オレがルイザへ嘆願である。
「あたいに、エサになれと・・・」「うん。」「じゃあ、これに署名してよ。」と、婚姻届けを見せる。
「あ、あ、いいよ。」と、気軽に署名したオレだ。
「えっ。」と、驚愕するルイザだ。
これは、エサにならねばならないようだ。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか、複雑なルイザだ。
でも、これで、あとは王都で宣言すればOKなのだ。 後ろ盾は、エルデール公爵の確約があるのだ。
これで、ルイザはユミスケの妻と決定されたのである。
次々と飛竜が崖から墜落しながら滑空するのだ。
その数は・・・ 数えきれない。 「どんだけ、いるんだよ。」と、砲撃の手を緩める間もないオレである。
「これでは、ラチがあかないぞ。」と、焦るが・・・・
「・・・・・」と、絶句のウズメだ。
飛竜は本能的に敵が三八式戦車だと・・・ そして、戦車の上から急降下して・・・クチバシ攻撃だが・・・
そこは、装甲が防いではくれるのだ。
「カン、カン、カン。」と、飛竜のクチバシが砲塔へ当たる。 以外に五月蠅いのだが・・・
「大丈夫だとは思うが。」と、オレだ。 「そうね、飛竜のクチバシでは、傷もつかないわよ。」と、ウズメひめである。
しかし、戦車にまとわりつく飛竜が殺せないのだ。 砲撃の死角なのである。
そして、断崖の飛竜の巣は、ほぼ全滅したようである。 もう、断崖から飛び立つ飛竜がいないからだ。
「しかし、これでは、なんとも・・・」と、対処に困るオレである。 なんせ、地場が悪いのだ。 動き回るほど無いのである。
「なんか、ないのか?」と、ウズメへ・・・ 「あまり、使いたくはないのですが、無いことは無いんですが。」と、煮え切らない返事のウズメ姫だ。
「仕方がないわ、毒ガスしかないわ。」と、生物兵器を・・・「いいんかよ、ハーグ陸戦条約で禁止だったんでは・・・」と、オレだ。
「あのね、ここは地球ではないわ。」「そうだが。」「それに、飛竜はヒトではないわ。」「そうだが。」「なら、いいじゃん。」と、ウズメ姫が・・・
「いや、オレは後々の残留物などが・・・」と、毒素が残る懸念を伝えるが。
「ねえ、そんな前時代的な兵器だと思うの。」と、ウズメ姫だ。 「ヒトには無害だし、残留物も無いわ。」「日本の軍事技術を舐めないでよね。」と、お叱りである。
「スンマセン。」と、素直に謝罪だ。 「いいこと、毒ガスは悪だという考えは旧時代のモノよ。」「核爆弾より、はるかに人道的だわ。」「威力を調整できるし、飛竜や魔物だけに効果があるようにできるのよ。」「人畜無害な毒ガスは日本の専売特許ですわ。」と、上から目線でウズメ姫が演説である。
「犬や猫などのペットや牛豚などの家畜に影響がない毒ガスは、日本軍だけなのよ。」と、ドヤ顔で演説である。
どうやら、DNA解析で毒ガスを調合して、他の星系に移民したときの効果的な攻撃兵器としたようなのだ。
「飛竜のDNAは、もう解析してあるわ。」「そして、調合も高速計算機で、数分よ。」と、さすがに軍事専門の女官のウズメ姫である。
ツキヨミとウズメ姫は、アマテラス様がDNAから構築した、軍事に特化した女官なのだ。
その辺の女官ではないのだ。 アマテラス様が指名したには、訳があったのである。
「いいこと、毒ガスを使うわよ。」「あ、あ、効果のほどを見せてくれ。」と、オレが捨てセリフである。
「見ててらっしゃい。」と、ウズメが計器盤を操作する。
「範囲は、そうね、半径2キロで。」と、バルブを開く。
「プシュー。」と、ガスが放出される音が・・・
「どうん。」と、何かが戦車の砲塔に堕ちる音だ。
そして、戦車の外部モニターには、次々と落下してくる飛竜が写る。
「おお、効果てきめんだな。」と感心するオレである。
やがて、戦車の周囲には墜落した飛竜の死体が・・・・
「いったい何匹いたんだよ。」と、驚くオレである。
「飛竜の死体の始末が困るわ。」と、ウズメ姫が・・・
「それより、飛竜の討伐は成功したのか。」と、オレが・・・
「待ってよ、確認をしなくては。」と、ウズメがいうが?
「どうすんだ。」と聞く。 「そうね、そうだわルイザをエサにすれば。」と、肉饅頭のルイザのデカパイをエサにする気が満々のウズメ姫である。
「この断崖の前に、ルイザを横たえればいいわよ。」と、酷い話である。
「一応、オレの妻と・・・」「だから、じゃないの。」「そこまで、尽くせるなら妻にピッタリよ。」と、ウズメ姫が・・・・
そして、ここはオレのテント内である。 ルイザがM字開脚でマンコを開いて、まだオネンネである。
「おい、ルイザ。」「ルイザ、起きてくれよ。」「ん、なんだ、あんたか。」「じつは、赫々云々で、せひ飛竜討伐の証明がしたいんだ。」と、オレがルイザへ嘆願である。
「あたいに、エサになれと・・・」「うん。」「じゃあ、これに署名してよ。」と、婚姻届けを見せる。
「あ、あ、いいよ。」と、気軽に署名したオレだ。
「えっ。」と、驚愕するルイザだ。
これは、エサにならねばならないようだ。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか、複雑なルイザだ。
でも、これで、あとは王都で宣言すればOKなのだ。 後ろ盾は、エルデール公爵の確約があるのだ。
これで、ルイザはユミスケの妻と決定されたのである。
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