冒険者の学校。

ゆみすけ

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少女で、あふれる学校。

魔法を求めて、入校希望者が・・・

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 久しぶりの登場の医院の治療魔法使いのナデシコである。 そう、ルイザやライラの他に治療魔法が使えるオナゴである。(リオンの街の治療魔法女子三人衆である。)
 「アマテラス様から、呼びだしだわ。」と、馬車で祠へ・・・
女官の案内で、アマテラス様の元へ顔をだしたのだ。
「ごきげん、うるわしゅうで、ございます。」と、平伏するナデシコだ。
「うむ、そちも元気かへ。」「ハ、ハ~~ッ。」と、額を床へ平伏である。
 さすがに、ナデシコは女神様へのご機嫌取りがうまいのである。 
「それは、なりよりじゃ、ところで学校なるモノを開設したそうな。」と、アマテラス様がいう。
「ハ、ハ~~ッ、アマテラス様へ忠誠を誓う子女を育てるためにございまする。」と、ゴマをするナデシコだ。
「そうかへ、うれしいことじゃ。」「ハ、ハ~~ッ。」 
「そうじゃ、卒業する子女を、ここへ連れてくることを許そうぞ。」「え、え、それは本当で・・・」と、驚くナデシコだ。 連れてまいれ、ということは、魔法を、魔法を、授かるやも・・・
「魔法を授けてもよいぞよ。」「それは、まことにございますか。」「女神に二言は無いぞよ。」「ハ、ハ、ハ、ハ~~~ッ。」と、床に額をこすりつけて平伏するナデシコだ。 
 もちろん、条件に日本人の子孫を懐妊することは言わない、アマテラス様である。 
アマテラス計算機は、嘘がつける計算機なのである。 
ここでは、黙っているだけで、魔法を授けることに嘘はないのだ・・・

 「ナデシコよ、そちのいままでの忠誠に、わちきから新たな魔法を授けようぞ。」もう、感激で声も出ないナデシコだ。 
 「こちらへ、まいれ。」 アマテラス様へ近づくナデシコだ。 「もそっと、側へじゃ。」 さらに、近づく。
「もっとじゃ。」 そして、ナデシコの手を取るアマテラス様だ。 ナデシコは感激で昇天である。 気絶したのである。
 しばらくして、女官に介抱されて、医療ベットで、眼が覚めるナデシコである。
「ナデシコや、聞こえるかへ。」と、頭にアマテラス様の声が・・・
「え、え、聞こえます、アマテラス様。」と、感動で身が震える。
「長年の忠義に、これは気持ちじゃ。」と、アマテラス様の声だ。 ナデシコは、神様からの加護を得たのだ。 
それが、アマテラス様の声が聞こえるということなのだ。 
ナデシコは、「あたいは、まちがってなかったわ。」と、アマテラス様へ仕えたことを勝ち組と判断したのだ。

 思えば、あれは12歳の時だった・・・ 突然、頭に声が響いたのだ。 
「ナデシコよ、声が聞こえるなら、わらわの元へ参れ。」とである。 声に導かれるままに、岩山の祠へ・・・
そこで、魔法を神様から授けられたのだ。 魔法は治療の魔法であった。
 そして、ナデシコは12歳にして魔法子女となったのである。 それから、現在まで女医として、あまたの冒険者を治療してきたのだ。 もちろん、手を尽くしたが助けられなかった野郎も数しれないが・・・
なんせ、野獣に手足をもがれた者は治療ができないのである。 手足の再生は無理だからだ。
 血止めが現場でできればいいが、運ばれてきたときは、すでにお寿司の冒険者が多いのだ。
せめて、現場で血止めを施せば助かる可能性もあるのだ。
 それで、学校で子女を集めて、血止めとか、消毒などの基礎医療を教えているのだ。

 そして、アマテラス様の神の祠から帰ったナデシコは、教えている子女50名あまりへ、「あと、半年で卒業ですね、卒業式で魔法を授かります。」と、下話だ。
 それを聞いた子女は、「ナデシコ先生、それは本当でございますか。」と、顔が輝く。
「それまで、ちゃんと基礎医療を習得すればね。」「当然、試験もありますよ。」「試験に通れば、全員が魔法を授かることができますよ。」と、ナデシコ先生である。 
なお、試験は実技試験と筆記試験である。

 「ねえ、ほんとに魔法を授かるのかしら。」と、学生のアンナがルームメイトのサンドラへ・・・
「そうね、先生がウソを言うわけないわ。」「でも、魔法は神様からの授かりものだとか。」「ほんの、一部のヒトだけと聞いてるわ。」と、アンナが不安をのべる。
そうなのだ、魔法を授かった子女は、このリオンでも3名だけなのだ。  王都でも、数人と聞いている。
「そうね、とても50人も無理じゃないかな。」と、不安げなサンドラだ。

 学校は全寮制である。 そして、部屋は二人ひと部屋で勉学に努めるのである。
学校の校舎の裏に25部屋の女子寮があるのだ。 オンナの園である。 
ユミスケといえども、入ることはできない。  男子禁制である。 
入れるのは、おマンコがあるのが条件なのだ。  
キンタマでは、無理なのだ。
玄関に、冒険者を引退したオンナ元冒険者が守衛で寮の乙女を野郎のチンポから守っているのだ。



 
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