冒険者の学校。

ゆみすけ

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ドロ~ンの操縦が・・・

緊急着水だ。

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 ルイザが散弾銃に弾を込める。 その間の時間が・・・飛竜が迫る。 
オレは、緊急着水ボタンを押した。 ドロ~ンはペラを停止して、着水する。 
あわててVRメガネを剥ぎ取る。 
「オレの散弾銃は。」 側に置いたはずだ。 
「ギャア、ギャア。」と、飛竜の鳴き声だ。 
上にいる。 散弾銃を上へ向けた。 「ドゴ~ン。」「ドゴ~ン。」と、連発だ。 
その間にルイザが弾を込めることができた。 
そして、ルイザとオレで交互に散弾射撃である。 
いくぶん、小柄の飛竜は1匹だ。 
「ギャア、ギャア。」と、わめきながら散弾の連発に恐れたのか、飛び去っていく。 
「あぶなかったな。」と、オレがルイザへ。 
ルイザが、「あんた、爆弾は?」と、聞く。 
「ルイザが大切だ、爆弾は二の次だ。」と、ゴマをする。 
「あんた~。」と、抱くつくルイザだ。 
「もう、離れないわ。」と、ブチューと息が詰まるほどのキスである。 アバラ骨が折れそうだ。
 ルイザの舌が絡んでくる。 ここは、海岸だ。 二人だけだ。 
「待ってくれ、ドロ~ンを。」と、あわてて押しとめるオレである。
 おマンコは後でもできるからだ。 
緊急着水で、ドロ~ンは海の上で浮かんでいる。 
防水だが、飛び立てるかわからない。 
「あんた、できそう?」と、心配そうなルイザだ。
 しかし、1匹とはいえ、どこから飛竜は飛来したのか? 
「いかん、海から飛び上がれない。」「仕方がない、ペラで岸へ持ってくるしかないな。」と、判断する。 
どうやら、水素燃料電池が不足で飛べないようだ。 
つまり、バッテリー不足である。 海上から飛ぶには燃料電池を交換しなければならない。 
しかし、無理である。 
ヒトが乗るドロ~ンは王都であるし、王都の守りのためである。 
ボートしかないのだ。 
ルイザとボート(近くに繋いであったヤツだ。)で海へ出る。 
ドロ~ン回収のためである。 
しかし、ルイザはご機嫌である。 
それは、ドロ~ンよりルイザを選んだからだろう。 当たり前であるが、ルイザはうれしかったようだ。 
ライラ様へは、娘のイレーヌが乳母として仕える、つまりフリーということだ。 
これからの人生を自由に送れそうだからである。 
オナゴという生き物は将来と今しかないのだ。 
野郎は過去にすがって生きているが・・・ 
「あんた爆弾を回収したら、どうするの。」と、ルイザが聞く。 
「そうだな、出直しだな。」と、残念な答えだ。
 それから、ドロ~ンを回収して岸まで・・・
 もう、疲れて声もでないよ・・・
 馬車はルイザが・・・
 飛竜討伐の爆弾作戦は1回目が失敗だ。 
仕方がないが・・爆弾は無事である。 再起は簡単である。 
やがて、王都が見えてきた。 
無事だと・・ 
「えっ、これは、どうなったんだ。」と、絶句するオレである。 
空には飛竜が・・・ 
ユキヨミやウズメ姫のドロ~ンは? 
「どこへ、どこへ行ったんだ。」と、空を探すオレである。 
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