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1匹ではなかった・・・
複数の飛竜だ。
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ドロ~ンを高度4000くらいで、時速300キロだ。
ペラのドロ~ンであるから、300が巡行速度である。
最高は600キロはでるそうだ。
たぶん、飛竜よりは速いと思いたい。
屋根が破られた村を見て方向がまちがいないことを確かめる。
やがて、辺境の村と思われる所である。
「これは、マジで辺境だな。」と、感想だ。 荒野しかないからだ。
やがて、海へでる。
「島がありますが、どうします。」と、ウズメ姫だ。 いやな感じがするのだ。
「そこを調査してみるか。」と、島へ向かう。
やがて、小島が見えてきた。 断崖ばかりの島だ。
断崖の所々に巣がある。 枯れ木や枯草を敷いてあるから巣と思うのだ。
「おい、卵の欠片があるぞ。」「生まれた飛竜の殻ですかね。」と、ウズメ姫だ。
やつらは、1匹ではなかったのだ。
卵の殻が複数確認されている。 ドロ~ンでの上からの巣の偵察で判明したことである。
付近の空には飛竜の姿はなかった。
それで、複数とだけが判明したのだ。 いままで、地竜も火竜も1匹だった。
それで、オレが討伐人として対処できたのだが。
今回の案件で、4名で偶然きたことは、正解だったようだ。
ドロ~ンも2機だ。 「しかし、飛竜が2匹ならいいが。」(鳥ではないから、羽とは数えない。)
「もし、もっといたら。」「それに、群れなら2機のドロ~ンでは・・」と、ウズメ姫にいうオレだ。
「そうですね、まず勝てないでしょう。」「なんせ、ドロ~ンは装甲というものがありませんから。」
納得である。
「出直すか、サンパチ式戦車が・・」「しかし、なにもせずにでは・・」と、言いにくそうなウズメ姫である。
ユキヨミも、「ここまで、城の皆に期待をもたせたんです、せめて1匹だけでも退治しては。」と、加える。
ルイザは沈黙だ。
ルイザはドロ~ンの武器も知らないからである。
弓矢では飛竜は墜とせない。 ウロコが硬いから、矢が通らないのだ。
せめて、7ミリ機関銃でもあれば、墜とせるかもしれないが・・・
「とにかく、犠牲がこれ以上でないようにしなければなりません。」と、ウズメ姫だ。
「しかし、王都の城ならまだいいが、貧民街は無理だぞ。」と、オレだ。
どこの都市や街にもある貧民街だ。 ボロ屋である。 飛竜にとり貧民街の屋根なぞ、紙きれ以下である。
屋根をやぶられて、喰われて終わりだ。
「数が増える前に、なんとかできなかったのかな。」と、いまさら、お寿司なことをいうルイザだ。
「ドロ~ンは戦闘用ではありません。」
「それで、前は操縦者がレールガンで対処できます。」「うむ。」
「しかし、後ろからの攻撃は対処できません。」「そうだな。」
「それで、ルイザさんとユミスケには後部座席で後ろの敵に対処をおねがいします。」と、ウズメ姫だ。
そう言って、「これで、飛竜を防いでください。」と、武器を渡してくれたのだ。
それは、散弾銃だった。
それも、2連発の折り畳み式の普通のヤツである。
オレは、TOWミサイル(対戦車ミサイル)でもと思ったのだが。
ウズメ姫いわく即、使える武器でないと・・
TOWミサイルはルイザには無理だろう。
普通の散弾銃なら、3時間ほどで使えるだろう。
要は、威嚇でもいいのだ。
後ろからの攻撃が防げればいいのである。
飛竜はレールガンで墜とすのだ。
10センチの鋼鉄を抜く威力である。 飛竜なぞ、ミンチだ。
ペラのドロ~ンであるから、300が巡行速度である。
最高は600キロはでるそうだ。
たぶん、飛竜よりは速いと思いたい。
屋根が破られた村を見て方向がまちがいないことを確かめる。
やがて、辺境の村と思われる所である。
「これは、マジで辺境だな。」と、感想だ。 荒野しかないからだ。
やがて、海へでる。
「島がありますが、どうします。」と、ウズメ姫だ。 いやな感じがするのだ。
「そこを調査してみるか。」と、島へ向かう。
やがて、小島が見えてきた。 断崖ばかりの島だ。
断崖の所々に巣がある。 枯れ木や枯草を敷いてあるから巣と思うのだ。
「おい、卵の欠片があるぞ。」「生まれた飛竜の殻ですかね。」と、ウズメ姫だ。
やつらは、1匹ではなかったのだ。
卵の殻が複数確認されている。 ドロ~ンでの上からの巣の偵察で判明したことである。
付近の空には飛竜の姿はなかった。
それで、複数とだけが判明したのだ。 いままで、地竜も火竜も1匹だった。
それで、オレが討伐人として対処できたのだが。
今回の案件で、4名で偶然きたことは、正解だったようだ。
ドロ~ンも2機だ。 「しかし、飛竜が2匹ならいいが。」(鳥ではないから、羽とは数えない。)
「もし、もっといたら。」「それに、群れなら2機のドロ~ンでは・・」と、ウズメ姫にいうオレだ。
「そうですね、まず勝てないでしょう。」「なんせ、ドロ~ンは装甲というものがありませんから。」
納得である。
「出直すか、サンパチ式戦車が・・」「しかし、なにもせずにでは・・」と、言いにくそうなウズメ姫である。
ユキヨミも、「ここまで、城の皆に期待をもたせたんです、せめて1匹だけでも退治しては。」と、加える。
ルイザは沈黙だ。
ルイザはドロ~ンの武器も知らないからである。
弓矢では飛竜は墜とせない。 ウロコが硬いから、矢が通らないのだ。
せめて、7ミリ機関銃でもあれば、墜とせるかもしれないが・・・
「とにかく、犠牲がこれ以上でないようにしなければなりません。」と、ウズメ姫だ。
「しかし、王都の城ならまだいいが、貧民街は無理だぞ。」と、オレだ。
どこの都市や街にもある貧民街だ。 ボロ屋である。 飛竜にとり貧民街の屋根なぞ、紙きれ以下である。
屋根をやぶられて、喰われて終わりだ。
「数が増える前に、なんとかできなかったのかな。」と、いまさら、お寿司なことをいうルイザだ。
「ドロ~ンは戦闘用ではありません。」
「それで、前は操縦者がレールガンで対処できます。」「うむ。」
「しかし、後ろからの攻撃は対処できません。」「そうだな。」
「それで、ルイザさんとユミスケには後部座席で後ろの敵に対処をおねがいします。」と、ウズメ姫だ。
そう言って、「これで、飛竜を防いでください。」と、武器を渡してくれたのだ。
それは、散弾銃だった。
それも、2連発の折り畳み式の普通のヤツである。
オレは、TOWミサイル(対戦車ミサイル)でもと思ったのだが。
ウズメ姫いわく即、使える武器でないと・・
TOWミサイルはルイザには無理だろう。
普通の散弾銃なら、3時間ほどで使えるだろう。
要は、威嚇でもいいのだ。
後ろからの攻撃が防げればいいのである。
飛竜はレールガンで墜とすのだ。
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