34 / 273
校則を創る。
男女別の教育をいたします。
しおりを挟む
「ユミスケ、校舎が完成してきましたわ。」と、ライラだ。
「そうだな、そろそろ校則を考えるか。」と、オレだ。
「コウソク?」と、?のライラである。 まあ、近代的民主主義を知らないからな。
そして、その考えもオレは押し行けるつもりはない。
しかし、しかしだ。 学校は別だ。 生徒が学習する場である。
討伐で、猛獣に殺されない冒険者や討伐人を育てなくてはならないのである。
それには、規則が必要である。 そして、規則は守ってもらわねばならない。
まあ、校則違反は退学だな・・・
「どんな、規則をつくるの?」と、ライラが聞いた。
オレは、「まず、オトコとオナゴは分けることだ。」 「まあ、それは理解できますわ。」と、賛同するライラだ。 「オトコ組はオトコだけだ。」 」「オナゴ組もオナゴのみだ。」と、決めるオレである。
「そして、10歳から16歳までが、集める生徒だ。」と、附け加えた。
「そうね、17歳から大人だものね。」と、ライラ。
この世界は17歳成人なのだ。
まあ、それほど厳密ではなく、いいかがんなのだが。
「そして、学費はロハで、生活と学校は同じだ。」つまり、寄宿学校である。
「ライラ、オナゴ校を誰かに頼めないかな。」と聞いた。
そして、「君のメイドなんかどうだ?」 という。
「ルイザに?」 「そうだ。」 ルイザはライラの乳母だったナオンだ。 つまり、オバサンである。
それに、信用できそうだ。
「でも、あたいのメイドが・・」「ライラ様、イレーヌを寄越しますわ。」とルイザがいう。
「イレーヌを?」 「え、え。」とルイザ。
「なら、いいわ。」イレーヌとは、ルイザの娘とのことだ。
ライラが、「イレーヌはデカパイなのよ。」と、オレにウインクだ。
オレはライラしかペチャパイを、この街では見てないが・・・
「もし、生まれたら、乳母をイレーヌに頼めるわ。」
ライラの母親もペチャパイで、お乳が・・・ それで、ルイザが乳母なのだ。
つまり、ライラは生まれる子の乳母も考えてるのだ。
そこは、母性本能というやつだ。
「それでライラ、オナゴの冒険者や討伐人は、なにを学ぶのだ。」と、オレ。
「怪我を治す魔法や植物の採集などの方法だわ。」と、ライラだ。
「まあ、そうなるだろうな。」「剣や槍で野獣討伐はオトコの仕事よ。」と、ライラ。
「で、怪我の治療魔法は、なにがあるんだ?」と、オレが聞いた。
「見せましょうか、あたいも出来ますわ。」と、ライラが腕まくりだ。
「ぜひ、見たい。」と、答える。
「え~と、どこか怪我を・・」と、ライラは腰の猛虎の短刀を抜いて、オレの腕に切りつけた。
一瞬だったので、見事にオレの腕は血まみれだ。 オレは声もでなかった。
すると、ライラは、手を怪我した上にあてて、なにやら呪文らしき言葉をつぶやいた。
すると、どうだ。 ライラの手から、光の粒様のモノがでて、オレの怪我を治療したのだ。
まだ、少し痛いが・・・ 「すごいぞ、ライラ。」 「そう、まあ、あたいはこれくらいしかできないわ。」
「ルイザなんて、かなりの達人よ。」 「へえ~っ。」 「怪我の跡も残さないわよ。」 「へぇ~。」と、感心しきりだ。
「初めて見たし、初めて聞いたよ。」 「そうでしょうね、オナゴでも女神様の加護がないと、魔法は使えないのよ。」 まるで、神話の話だ。
しかし、現実に眼にしたのだ。 女神様はいるんだ。 そうマジ思ったオレだ。
「で、何人ほど魔法の加護があるオナゴは・・」「そうね、この街では、3人ね。」
「ライラとルイザと、あと誰?」 「この街の病院の院長よ。」納得のオレだ。
「オレも、女神様にあってみたいものだ。」と、半分冗談を・・・ すると、「そう、一度会ってみる。」と、ライラは普通に言ったから、驚きである。
「そうだな、そろそろ校則を考えるか。」と、オレだ。
「コウソク?」と、?のライラである。 まあ、近代的民主主義を知らないからな。
そして、その考えもオレは押し行けるつもりはない。
しかし、しかしだ。 学校は別だ。 生徒が学習する場である。
討伐で、猛獣に殺されない冒険者や討伐人を育てなくてはならないのである。
それには、規則が必要である。 そして、規則は守ってもらわねばならない。
まあ、校則違反は退学だな・・・
「どんな、規則をつくるの?」と、ライラが聞いた。
オレは、「まず、オトコとオナゴは分けることだ。」 「まあ、それは理解できますわ。」と、賛同するライラだ。 「オトコ組はオトコだけだ。」 」「オナゴ組もオナゴのみだ。」と、決めるオレである。
「そして、10歳から16歳までが、集める生徒だ。」と、附け加えた。
「そうね、17歳から大人だものね。」と、ライラ。
この世界は17歳成人なのだ。
まあ、それほど厳密ではなく、いいかがんなのだが。
「そして、学費はロハで、生活と学校は同じだ。」つまり、寄宿学校である。
「ライラ、オナゴ校を誰かに頼めないかな。」と聞いた。
そして、「君のメイドなんかどうだ?」 という。
「ルイザに?」 「そうだ。」 ルイザはライラの乳母だったナオンだ。 つまり、オバサンである。
それに、信用できそうだ。
「でも、あたいのメイドが・・」「ライラ様、イレーヌを寄越しますわ。」とルイザがいう。
「イレーヌを?」 「え、え。」とルイザ。
「なら、いいわ。」イレーヌとは、ルイザの娘とのことだ。
ライラが、「イレーヌはデカパイなのよ。」と、オレにウインクだ。
オレはライラしかペチャパイを、この街では見てないが・・・
「もし、生まれたら、乳母をイレーヌに頼めるわ。」
ライラの母親もペチャパイで、お乳が・・・ それで、ルイザが乳母なのだ。
つまり、ライラは生まれる子の乳母も考えてるのだ。
そこは、母性本能というやつだ。
「それでライラ、オナゴの冒険者や討伐人は、なにを学ぶのだ。」と、オレ。
「怪我を治す魔法や植物の採集などの方法だわ。」と、ライラだ。
「まあ、そうなるだろうな。」「剣や槍で野獣討伐はオトコの仕事よ。」と、ライラ。
「で、怪我の治療魔法は、なにがあるんだ?」と、オレが聞いた。
「見せましょうか、あたいも出来ますわ。」と、ライラが腕まくりだ。
「ぜひ、見たい。」と、答える。
「え~と、どこか怪我を・・」と、ライラは腰の猛虎の短刀を抜いて、オレの腕に切りつけた。
一瞬だったので、見事にオレの腕は血まみれだ。 オレは声もでなかった。
すると、ライラは、手を怪我した上にあてて、なにやら呪文らしき言葉をつぶやいた。
すると、どうだ。 ライラの手から、光の粒様のモノがでて、オレの怪我を治療したのだ。
まだ、少し痛いが・・・ 「すごいぞ、ライラ。」 「そう、まあ、あたいはこれくらいしかできないわ。」
「ルイザなんて、かなりの達人よ。」 「へえ~っ。」 「怪我の跡も残さないわよ。」 「へぇ~。」と、感心しきりだ。
「初めて見たし、初めて聞いたよ。」 「そうでしょうね、オナゴでも女神様の加護がないと、魔法は使えないのよ。」 まるで、神話の話だ。
しかし、現実に眼にしたのだ。 女神様はいるんだ。 そうマジ思ったオレだ。
「で、何人ほど魔法の加護があるオナゴは・・」「そうね、この街では、3人ね。」
「ライラとルイザと、あと誰?」 「この街の病院の院長よ。」納得のオレだ。
「オレも、女神様にあってみたいものだ。」と、半分冗談を・・・ すると、「そう、一度会ってみる。」と、ライラは普通に言ったから、驚きである。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
こちらの異世界で頑張ります
kotaro
ファンタジー
原 雪は、初出勤で事故にあい死亡する。神様に第二の人生を授かり幼女の姿で
魔の森に降り立つ 其処で獣魔となるフェンリルと出合い後の保護者となる冒険者と出合う。
様々の事が起こり解決していく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる