15 / 273
毒ガスの効果。
これほど、とは・・・
しおりを挟む
ガスマスクをかぶり、毒ガスの煙を出す。
風上から毒ガスが漂う。
やがて、猛虎のトンチャンを食べる速度が遅くなってくる。
これは、効果ありだ。 さらに、煙を出す。
まあ、ボロ布をパタパタやったのだ。
やがて、ボロ布は燃え尽きた。
見ると、猛虎は、横に寝そべっている。 腹が丸出しだ。
「あれっ、息をしてないぞ。」 そうなのだ、腹が息で上下していないのだ。
「まさか、アレで・・・」 と、金棒を持って近づく。
ピクリともしない。 金棒で、頭をつついた。
それでも、動かない。 「えいっ。」と、金棒を猛虎の脳天へ叩き込んだ。
「ガリ。」と音がして、頭蓋骨が割れる。
さらに、もう1発だ。 頭が凹んだ。
これで、安心だ。 オレはライラを呼びにいく。
なせなら、首を刈れないのだ。 カタナをもってない。
それで、ライラの馬車まで急いだのだ。
ライラと馬車で戻るころには毒ガスも効果がなくなってるだろう。
「ライラ。」と、声をあげる。
ライラはオレを見て手を振る。
「ライラ、毒ガスで、やっつけたぞ。」と、言うと。
「まさか、毒ガスだけで?」と、驚く。 「そうだ、あの毒ガスは、効果テキメンだ。」と、附け加えた。
「これは、いい商売になりそうだわ。」とライラは、ほくそ笑んだ。
「今回は、タマタマかもしれん、からな。」と、有頂天なライラに釘を刺した。
馬車で、猛虎の死骸まで、すぐだった。
「ほんとだったんだ。」と、ライラ。 こいつ、疑ってたのか・・・
「日本刀をくれ。」と言って、猛虎の首を刈った。
ストンと首が落ちる。 以外に重たい。
「わあ、毛皮が使えそうだわ。」と、ライラだ。
「血抜きをできないかな。」と、首の無い死骸をつつくライラだ。
「首の切り口から血抜きができるぞ。」と言って、オレは猛虎の血抜きをやらされたのだ。
そして、馬車の荷台に猛虎の死骸を乗せた。
「早く帰らんと、死骸が腐るぞ。」と、急き立てる。
そのころには、オレも馬車の手綱くらいなら操れたので、交代で強行軍だ。
よく、馬が耐えたものだ。 すこし、泡を吹いてたが・・・
この猛虎討伐で、ライラは株があがったようである。
なんせ、王都の貴族様へ毛皮が売れたからだ。
なんと、金100貫という大金でだ。
受付の主任が仮契約だったのが、本契約となりライラは、まさに上げ潮だ。
役所の名札の、仮の字が消えた名札を付けたライラであった。
そして、討伐報酬は、金2貫という、オレにとり大金だ。 金袋が重たい。
それで、2貫の内、1貫文を役所預かりにして、残りで武器や防具を買うこととしたのだ。
なんせ、オレは防具はまだ付けていなかったからだ。
しかし、日本刀を使うんなら、防具はジャマなのだ。
部分的なカブトと手甲を注文したのだ。
鎖帷子(くさりかたびら)も試したが、重くてすばやく動けない。
やはり、手甲とカブトだけが、いいようである。
風上から毒ガスが漂う。
やがて、猛虎のトンチャンを食べる速度が遅くなってくる。
これは、効果ありだ。 さらに、煙を出す。
まあ、ボロ布をパタパタやったのだ。
やがて、ボロ布は燃え尽きた。
見ると、猛虎は、横に寝そべっている。 腹が丸出しだ。
「あれっ、息をしてないぞ。」 そうなのだ、腹が息で上下していないのだ。
「まさか、アレで・・・」 と、金棒を持って近づく。
ピクリともしない。 金棒で、頭をつついた。
それでも、動かない。 「えいっ。」と、金棒を猛虎の脳天へ叩き込んだ。
「ガリ。」と音がして、頭蓋骨が割れる。
さらに、もう1発だ。 頭が凹んだ。
これで、安心だ。 オレはライラを呼びにいく。
なせなら、首を刈れないのだ。 カタナをもってない。
それで、ライラの馬車まで急いだのだ。
ライラと馬車で戻るころには毒ガスも効果がなくなってるだろう。
「ライラ。」と、声をあげる。
ライラはオレを見て手を振る。
「ライラ、毒ガスで、やっつけたぞ。」と、言うと。
「まさか、毒ガスだけで?」と、驚く。 「そうだ、あの毒ガスは、効果テキメンだ。」と、附け加えた。
「これは、いい商売になりそうだわ。」とライラは、ほくそ笑んだ。
「今回は、タマタマかもしれん、からな。」と、有頂天なライラに釘を刺した。
馬車で、猛虎の死骸まで、すぐだった。
「ほんとだったんだ。」と、ライラ。 こいつ、疑ってたのか・・・
「日本刀をくれ。」と言って、猛虎の首を刈った。
ストンと首が落ちる。 以外に重たい。
「わあ、毛皮が使えそうだわ。」と、ライラだ。
「血抜きをできないかな。」と、首の無い死骸をつつくライラだ。
「首の切り口から血抜きができるぞ。」と言って、オレは猛虎の血抜きをやらされたのだ。
そして、馬車の荷台に猛虎の死骸を乗せた。
「早く帰らんと、死骸が腐るぞ。」と、急き立てる。
そのころには、オレも馬車の手綱くらいなら操れたので、交代で強行軍だ。
よく、馬が耐えたものだ。 すこし、泡を吹いてたが・・・
この猛虎討伐で、ライラは株があがったようである。
なんせ、王都の貴族様へ毛皮が売れたからだ。
なんと、金100貫という大金でだ。
受付の主任が仮契約だったのが、本契約となりライラは、まさに上げ潮だ。
役所の名札の、仮の字が消えた名札を付けたライラであった。
そして、討伐報酬は、金2貫という、オレにとり大金だ。 金袋が重たい。
それで、2貫の内、1貫文を役所預かりにして、残りで武器や防具を買うこととしたのだ。
なんせ、オレは防具はまだ付けていなかったからだ。
しかし、日本刀を使うんなら、防具はジャマなのだ。
部分的なカブトと手甲を注文したのだ。
鎖帷子(くさりかたびら)も試したが、重くてすばやく動けない。
やはり、手甲とカブトだけが、いいようである。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる