満州国馬賊討伐飛行隊

ゆみすけ

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日本の学校。

夏果の日本紀行

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 胸糞悪い話で、読者諸君を嫌悪感が満ちたことだろう。 だが、事実なのだ。 ウソやラノベの話ではない。 核ミサイルのボタンを感情で押しかねない朝鮮族にボタンを渡してはと米国が北に圧力をかけている。 米国は、北の将軍様が押しかねないと踏んでいるのだ。 潜水艦発射のSLBMを北は成功した、と発表してるが、まだウソだ。 ミサイルは斜めに飛び出している。 あれが、真っ直ぐなら要警戒だ。 おそらく、潜水艦につなげた水中発射台から、水面ギリで、発射しているのだ。 まあ、それがヤツラの限界だと思う。 北の小さな潜水艦のミサイルベイは搭載できないからね。 すくなくとも、数千トンの原潜ならOKの世界である。 米国が半島から出るときが北の最期だろう。 米国は南は守らない、北をつぶすだけである。 そうして、二度とかかわらないだろう。 ・・・・・・ そういえば、日本へ留学した夏果は、その後どうだろうか。 進級した、悲劇のヒロインから、映画の題材にまでなったのだ。 別に、夏果は芸能界入りなぞ、しなかった。 可憐で、清楚な満州娘は普通の女子高を普通に卒業したかったのである。 それで、現在は二年生も終わりである。 そろそろ、進級(女子大)か就職か、満州への帰国か、将来を考えねばならなかった。 「ねえ、ナッチー(なんと夏果のあだ名だ。)あたいは、家業を手伝うわ。」 夏果の連れは、それぞれ将来の道や夢を考えているようだ。 「あたいは、そうね、えーっと。」 と考えが・・・な夏果であった。 そこに、なんと政府、といっても満州国ではない。 日本の政府だ。 内閣府からアポだ。 「今日はお忙しいところを、ありがとうございます。」 「いえ、で なんでしょう。」 「あなたは満州国の国民ですが、日本軍とのかかわりから留学しておられますね。」 「はい。」 「それで、日本陸軍から、情報部で働いて欲しいとのことですが。」 「条件は、女子大への進学と、その学費の負担は軍で持ちます。」 「情報部とは、あたいがスパイをやれと。」 「話がソレて、いえ中野学校(スパイ学校)へとの話ではありません。」 「あなたは、もう十分に日本国籍取得の年数を満たしています。」 「そうですか。」 「それで、なんなら日本陸軍で、満州国と日本軍の仲介役をとの話ですが。」 夏果は思う、いきなり、いい案件だ。 信用していいかな。 なんせ、陸軍からの呼び出しで、陸軍省で、話しているのだ。 まわりは、イカツイやつばかりかと思えば、紳士的な人ばかりだ。 軍人といっても日本人に替わりは無いのだ。 「では、あたいを日本人としていただけるのですか。」 「そう、言ってるんだが。」 「一度、婆ちゃんに相談してから。」 「うむ、いい返事を期待している。」 そうして、夏果は里親の家に戻った。 なんやら、将来が誰かの手で・・・と?と思う夏果であった。
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