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日本軍陸戦隊
陸戦隊とレンジャー
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日本軍には、陸軍 海軍 空軍がある。 そして軍隊の中で誰もがイチモク置く存在が陸戦隊だ。 米国の海兵隊の様な物だ。 しかし陸戦隊は高度に機械化されている、装備が高額なのだ。 ヘルメットに暗視ゴークルと相互通信機能とデスプレイ装置が付いている。 防弾アーマーはチタン合金の板を重ねて体の動きを阻害しない。 背中に背負ってるのは補助動力装置だ。 これが日本軍、最高機密なのだ。 チタンの骨格で体の動きにサポートするのだ。 あの変態科学者が作り出した無線操縦ロボットが進化したものだ。 欠点は電池が長時間持たないことだ。 現在も同じだが。 それでも現地で4時間は全力でサポートで動けるのだ。 速度は50キロを越えて走れる、2トンまで持てるのだ。 このサポート装置が高額なのだ。 ジェット機よりお値段が高いといえばわかるだろう。 その日本軍最高機密を任せるのだ。 下手な兵では勤まらない。 万一、捕虜の恐れがあれば自爆するのが覚悟の陸戦隊だ。 分解を誤ると自爆装置が入る(特殊充電電池が爆発するのだ。)、これは、陸戦隊員でも解除できない。 そのときは体だけ機械からはずして離れればいいのだが。 陸戦隊の中で選ばれた者がレンジャー徽章をつけて最高機密のサポート装置を装備できる。 現在、レンジャーは10名だ。 予備隊員はいるのだが、サポート装置の生産が時間と金がかかるのだ。 職人技の日本人技工士しか作れないサポート装置だ。 しかしもう少しカッコイイ名をつけれなかったものか。 ・・・・話が半島のレンジャーにもどる。 そう、10名のレンジャーは全員がサポート装置装備だ。 時速50キロで疾走する。 ウラン鉱山の駅は近い。 暗視ゴークルで暗闇を音もなく疾走する。 線路が見えた、これを上がれば駅だ。 駅舎が見える。 ウラン鉱石を鉱道から運んでくるトロッコから大きな鉄道用の貨車に積み替える場所だ。 まあ雨天用に屋根があるだけだが、作業員は夜間はいない。 ここは、精錬工場ではないから守衛もいない。 天然ウランは暗闇であわく光から発見しやすい。 また天然ウラン鉱石は放射能は影響あるほどではない。 遠心分離機などで、分離して濃縮しなければ危険は無い。 一緒に始終いるわけではないから。(通販でウラン鉱石は販売されている。) 貨車にあわく光を出す鉱石がある。 まだ、積みかけのようだ。 無言でレンジャーは行動する、サポート装置の時間は限られているのだ。 貨車の先に蒸気機関車のタンク型が連結してある。 ブレーキがとうぜん掛けてある。 また車輪トメもしてある。 これをハズす、ブレーキのワイヤーを老化でちぎれたようにチギル。 サポート装置の力でワイヤーを引きちぎった。 あとは、全員で機関車や貨車を押すのだ。 まあエンヤコラと押す。 とても生みの人間では無理だが、サポート装置で、機関車や貨車は動き出した。 巻きこまれないように、と隊長が隊員の肩をたたいて注意する。 もう下り坂は目前だ。
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