201 / 249
二十二章 グラノス大統領
7
しおりを挟む
◆◆◆◆◆
マリー・グラノスは、その部屋のすぐ目の前まで来て──そうしてそのドアをノックするか否か、迷っていた。
そう、冒険者ダルク──もとい、サランディールのミーシャ姫の部屋のドアをノックするか否かを。
ドアの前には二人の警備が張り付いている。
マリーは父からミーシャの身の回りのお世話をする様にと言い使っているし、ミーシャの許しがあれば警備の二人も特に邪魔はしないだろう……けれど。
ううう……ちょっと緊張しますわ……。
はぁぁ、と密かに胸の内で息を吐いて──マリーはそれでも気を取り直し、二人の警備を無視して(二人はやはり邪魔はしてこなかった)部屋のドアをノックする。
そうして中へ向けて声をかけた。
「ダルクさ……こほん、ミーシャ様?
グラノスの娘、マリーでございます。
お邪魔してもよろしいでしょうか?」
緊張しながら言ってみる──と。
「どうぞ」
中から涼やかなダルクの──……いや、『ミーシャ姫』の声が返ってくる。
マリーはドキドキしながら「失礼します」と断って部屋の戸を開け中に入った。
中へ入ると、ちょうど正面の窓に寄り掛かる様にして佇むダルクの──ではなく、ミーシャ姫の姿があった。
黒のショートヘアーにすみれ色の瞳。
色白の肌と、男物の服。
男装の麗人とはこの人の為にある言葉なのかもしれないと思う程、キリリとして格好いい、まさに貴公子の様な姿だ。
その姿に思わず見惚れてしまいそうになりながら、マリーは緊張もそのままに声をかける。
「あっ、あの。
父から、ミーシャ様の身の回りのお世話をする様にと言い付かっておりますの。
何かご不便などはなかったですか?」
「ええ、とても快適に過ごせています。
ありがとう」
ふんわりと優しく微笑んで、言ってくれる。
マリーはそれに微笑みで返した。
一拍を置いて。
「あの──マリーさん」
ミーシャが再び口を開く。
マリーが「はい?」とおっとりと聞き返す中、ミーシャは眉尻を下げて口を開く。
「私の素性のこと……ずっと嘘をついてしまって、ごめんなさい。
言えるタイミングはいくつもあったのに……言い出せなくて」
言った顔はいつもの──と言うほどマリーは彼女のいつもを知っている訳ではないのだが──『冒険者ダルク』の顔ではなかった。
上品で可愛らしい『ミーシャ』の顔だ。
こうして見ているともう、どうして今まで女性と気づかなかったのだろうと自分でも疑問に思う程だ。
マリーは半ば慌てながらも「いいえ、そんな」と声を上げた。
「とんでもありません。
ミーシャ様のお立場を考えれば、当然そうして然るべきでしたわ。
私こそ、サランディールのお姫様とも知らず……。
これまでにご無礼がありましたら申し訳もありません」
言うとミーシャがこちらも「いいえ、そんな事ある訳がないわ」と少し慌てて返す。
その、互いの慌てぶりに。
「ふふっ、」とどちらからともなく笑みが溢れた。
二人揃ってくすくすっと笑ってしまう。
「それにしても、ダルク様が本当は女性の方だったなんて驚きましたわ。
剣の腕もおありですし、何よりキリリとされていてとってもイケメンさんなんですもの。
あっ、こんなことを言ったら失礼かしら」
思わず口に手を当て言うと、ミーシャが柔らかに微笑んだまま首を横に振る。
そうして意外な事を教えてくれた。
「──あれは、一番上の兄を真似てみただけなの。
兄ならどういうふうに立ち回るかな……って。
剣は城にいた頃、レイジス兄上から習って。
周りからは姫が剣を振るうなどはしたないとよく言われたけれど」
当時を懐かしむ様にミーシャが言う。
その仄かな微笑みに、マリーはこちらも思わずにっこりした。
と、ふいにそのマリーの目の端に、テーブルの上に置かれたある一つの包みが目に入った。
ここに来て一度開いたのだろう、包みは少し解けていて、隙間から柔らかな色のすみれ色の布地が見えている。
そういえばこの包み、宿へ泊まってもらった時も、それにこの迎賓館に来た時も、ミーシャは大切そうに持っていた。
「あの、ミーシャ様、そのお包み……」
気になって聞いてみると、ミーシャが ああ、と少しだけ困った様にして微笑んだ。
そうしてそっと包みを開いて見せてくれる。
それはきれいな仕立ての服だった。
一つはシンプルだが上品な白のブラウス。
もう一つは先程包みの端から少し見えていた、すみれ色の布地のタックスカートだ。
包みにはそれとは別にちょっとした化粧道具のセットも入っている。
マリーはそれらをパッと一眼見てミーシャの顔をうきうきした様子で振り仰いだ。
「まぁ、素敵なお洋服!
絶対ミーシャ様にお似合いになりますわね!
迎賓館の中なら『ダルク様』のお姿でいなければならない理由はありませんもの。
早速おめかししたいところですわね!」
るんるんと心弾ませながらマリーがいうのに、ミーシャはやはり少し困った様に微笑んで見せた。
マリーはそれにこてんと首を傾げる。
「……?
お洋服、あまりお気に召さないのですか?」
問うと、
「いいえ、そうじゃないの」
ミーシャがはっきりとそう口にする。
そうして少し目線を下に落とした。
「ただ、今の自分にはもったいなくて……。
このプレゼントは、こちらへ出立する前に街のギルドのマスター……シエナさんから頂いた物なの。
機会のある時に使ったらいいって。
昨日宿で包みを開けたら、こんなに素敵なお洋服やお化粧品が入っていて……。
きっと、大統領にお会いしたり、こういった迎賓館の様な場所に出ても恥ずかしくないよう、計らってくれたのだと思う。
とてもうれしくて……実は宿でこっそり着てみたの」
秘密の告白をこっそり教えてくれるように、ミーシャはマリーに小さく微笑んで見せた。
けれど、すぐにそれが困った様な悲しげな微笑みに変わる。
「だけど、そうして鏡の前に立った時……何だか分不相応だ、と思ったわ。
こんなに素敵なお洋服をいただいて、おめかしして……。
そんな権利が、今の私にあるのか……と」
マリーはむむむむむっと口をきゅっと曲げた。
「権利だなんて、そんなもの必要ありませんわ。
ここに、こんなに素敵なお洋服があって、絶対にお似合いになるミーシャ様がいらっしゃって、おめかしする機会もあるのですもの。
それにギルドのマスターさんだって!
もしミーシャ様に分不相応だとお思いなら、そもそもこんな素敵なお品を贈ったりなさいません。
私にお任せくだされば……そうだわ!」
いい事を思いついた!とばかりにマリーの顔がパッと明るくなる。
そうしてグッと両手で握り拳を作って張り切る様に胸の前にやる。
そのまま「ちょっとお待ちくださいませ」とだけ告げて、うれしそうにパタパタッと部屋を出、駆けていってしまった。
ミーシャは目をぱちくりさせながら、その開いたままの扉を見つめたのだった。
◆◆◆◆◆
それからしばらくの後──
「出来ましたわ!」
と、うれしそうに誇らしげな声を上げたのはマリーだった。
マリーのすぐ横にはこれまたうれしそうで誇らしげな様子のマリー付きのいつものメイド。
そして二人の目の前──白のふんわりしたクッション椅子に座り、ドレッサーの前で当惑気味に目を瞬かせたのはミーシャだ。
シンプルながらも上品な白のブラウスと、瞳と同じ、すみれ色のふんわりとしたタックスカートを着た少女──もちろん自分だが──が鏡の向こうからこちらも当惑気味に自分を見返している。
くるりと上を向いた長いまつげ。
陶器のように滑らかな白い肌。
ほんのりと上気したように見える柔らかな頬。
桜色の小さな唇。
見慣れたはずの自分の顔だが、一年もの間ずっと男装していた為か、はたまたマリーおすすめの街で流行りのメイクの為か、いつもとは全く違う風に見える。
「まぁ……本当になんて素敵なんでしょう。
もう少しお髪が長ければ、もっともっと素敵なアレンジがたくさん出来ますのに」
とメイドが言えば、
「本当にそうですわねぇ。
でもショートヘアもすきっとしていてとっても素敵ですわ」
とマリーが心からの言葉でさらに褒めてくれる。
マリー・グラノスは、その部屋のすぐ目の前まで来て──そうしてそのドアをノックするか否か、迷っていた。
そう、冒険者ダルク──もとい、サランディールのミーシャ姫の部屋のドアをノックするか否かを。
ドアの前には二人の警備が張り付いている。
マリーは父からミーシャの身の回りのお世話をする様にと言い使っているし、ミーシャの許しがあれば警備の二人も特に邪魔はしないだろう……けれど。
ううう……ちょっと緊張しますわ……。
はぁぁ、と密かに胸の内で息を吐いて──マリーはそれでも気を取り直し、二人の警備を無視して(二人はやはり邪魔はしてこなかった)部屋のドアをノックする。
そうして中へ向けて声をかけた。
「ダルクさ……こほん、ミーシャ様?
グラノスの娘、マリーでございます。
お邪魔してもよろしいでしょうか?」
緊張しながら言ってみる──と。
「どうぞ」
中から涼やかなダルクの──……いや、『ミーシャ姫』の声が返ってくる。
マリーはドキドキしながら「失礼します」と断って部屋の戸を開け中に入った。
中へ入ると、ちょうど正面の窓に寄り掛かる様にして佇むダルクの──ではなく、ミーシャ姫の姿があった。
黒のショートヘアーにすみれ色の瞳。
色白の肌と、男物の服。
男装の麗人とはこの人の為にある言葉なのかもしれないと思う程、キリリとして格好いい、まさに貴公子の様な姿だ。
その姿に思わず見惚れてしまいそうになりながら、マリーは緊張もそのままに声をかける。
「あっ、あの。
父から、ミーシャ様の身の回りのお世話をする様にと言い付かっておりますの。
何かご不便などはなかったですか?」
「ええ、とても快適に過ごせています。
ありがとう」
ふんわりと優しく微笑んで、言ってくれる。
マリーはそれに微笑みで返した。
一拍を置いて。
「あの──マリーさん」
ミーシャが再び口を開く。
マリーが「はい?」とおっとりと聞き返す中、ミーシャは眉尻を下げて口を開く。
「私の素性のこと……ずっと嘘をついてしまって、ごめんなさい。
言えるタイミングはいくつもあったのに……言い出せなくて」
言った顔はいつもの──と言うほどマリーは彼女のいつもを知っている訳ではないのだが──『冒険者ダルク』の顔ではなかった。
上品で可愛らしい『ミーシャ』の顔だ。
こうして見ているともう、どうして今まで女性と気づかなかったのだろうと自分でも疑問に思う程だ。
マリーは半ば慌てながらも「いいえ、そんな」と声を上げた。
「とんでもありません。
ミーシャ様のお立場を考えれば、当然そうして然るべきでしたわ。
私こそ、サランディールのお姫様とも知らず……。
これまでにご無礼がありましたら申し訳もありません」
言うとミーシャがこちらも「いいえ、そんな事ある訳がないわ」と少し慌てて返す。
その、互いの慌てぶりに。
「ふふっ、」とどちらからともなく笑みが溢れた。
二人揃ってくすくすっと笑ってしまう。
「それにしても、ダルク様が本当は女性の方だったなんて驚きましたわ。
剣の腕もおありですし、何よりキリリとされていてとってもイケメンさんなんですもの。
あっ、こんなことを言ったら失礼かしら」
思わず口に手を当て言うと、ミーシャが柔らかに微笑んだまま首を横に振る。
そうして意外な事を教えてくれた。
「──あれは、一番上の兄を真似てみただけなの。
兄ならどういうふうに立ち回るかな……って。
剣は城にいた頃、レイジス兄上から習って。
周りからは姫が剣を振るうなどはしたないとよく言われたけれど」
当時を懐かしむ様にミーシャが言う。
その仄かな微笑みに、マリーはこちらも思わずにっこりした。
と、ふいにそのマリーの目の端に、テーブルの上に置かれたある一つの包みが目に入った。
ここに来て一度開いたのだろう、包みは少し解けていて、隙間から柔らかな色のすみれ色の布地が見えている。
そういえばこの包み、宿へ泊まってもらった時も、それにこの迎賓館に来た時も、ミーシャは大切そうに持っていた。
「あの、ミーシャ様、そのお包み……」
気になって聞いてみると、ミーシャが ああ、と少しだけ困った様にして微笑んだ。
そうしてそっと包みを開いて見せてくれる。
それはきれいな仕立ての服だった。
一つはシンプルだが上品な白のブラウス。
もう一つは先程包みの端から少し見えていた、すみれ色の布地のタックスカートだ。
包みにはそれとは別にちょっとした化粧道具のセットも入っている。
マリーはそれらをパッと一眼見てミーシャの顔をうきうきした様子で振り仰いだ。
「まぁ、素敵なお洋服!
絶対ミーシャ様にお似合いになりますわね!
迎賓館の中なら『ダルク様』のお姿でいなければならない理由はありませんもの。
早速おめかししたいところですわね!」
るんるんと心弾ませながらマリーがいうのに、ミーシャはやはり少し困った様に微笑んで見せた。
マリーはそれにこてんと首を傾げる。
「……?
お洋服、あまりお気に召さないのですか?」
問うと、
「いいえ、そうじゃないの」
ミーシャがはっきりとそう口にする。
そうして少し目線を下に落とした。
「ただ、今の自分にはもったいなくて……。
このプレゼントは、こちらへ出立する前に街のギルドのマスター……シエナさんから頂いた物なの。
機会のある時に使ったらいいって。
昨日宿で包みを開けたら、こんなに素敵なお洋服やお化粧品が入っていて……。
きっと、大統領にお会いしたり、こういった迎賓館の様な場所に出ても恥ずかしくないよう、計らってくれたのだと思う。
とてもうれしくて……実は宿でこっそり着てみたの」
秘密の告白をこっそり教えてくれるように、ミーシャはマリーに小さく微笑んで見せた。
けれど、すぐにそれが困った様な悲しげな微笑みに変わる。
「だけど、そうして鏡の前に立った時……何だか分不相応だ、と思ったわ。
こんなに素敵なお洋服をいただいて、おめかしして……。
そんな権利が、今の私にあるのか……と」
マリーはむむむむむっと口をきゅっと曲げた。
「権利だなんて、そんなもの必要ありませんわ。
ここに、こんなに素敵なお洋服があって、絶対にお似合いになるミーシャ様がいらっしゃって、おめかしする機会もあるのですもの。
それにギルドのマスターさんだって!
もしミーシャ様に分不相応だとお思いなら、そもそもこんな素敵なお品を贈ったりなさいません。
私にお任せくだされば……そうだわ!」
いい事を思いついた!とばかりにマリーの顔がパッと明るくなる。
そうしてグッと両手で握り拳を作って張り切る様に胸の前にやる。
そのまま「ちょっとお待ちくださいませ」とだけ告げて、うれしそうにパタパタッと部屋を出、駆けていってしまった。
ミーシャは目をぱちくりさせながら、その開いたままの扉を見つめたのだった。
◆◆◆◆◆
それからしばらくの後──
「出来ましたわ!」
と、うれしそうに誇らしげな声を上げたのはマリーだった。
マリーのすぐ横にはこれまたうれしそうで誇らしげな様子のマリー付きのいつものメイド。
そして二人の目の前──白のふんわりしたクッション椅子に座り、ドレッサーの前で当惑気味に目を瞬かせたのはミーシャだ。
シンプルながらも上品な白のブラウスと、瞳と同じ、すみれ色のふんわりとしたタックスカートを着た少女──もちろん自分だが──が鏡の向こうからこちらも当惑気味に自分を見返している。
くるりと上を向いた長いまつげ。
陶器のように滑らかな白い肌。
ほんのりと上気したように見える柔らかな頬。
桜色の小さな唇。
見慣れたはずの自分の顔だが、一年もの間ずっと男装していた為か、はたまたマリーおすすめの街で流行りのメイクの為か、いつもとは全く違う風に見える。
「まぁ……本当になんて素敵なんでしょう。
もう少しお髪が長ければ、もっともっと素敵なアレンジがたくさん出来ますのに」
とメイドが言えば、
「本当にそうですわねぇ。
でもショートヘアもすきっとしていてとっても素敵ですわ」
とマリーが心からの言葉でさらに褒めてくれる。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
しっかり者のエルフ妻と行く、三十路半オッサン勇者の成り上がり冒険記
スィグトーネ
ファンタジー
ワンルームの安アパートに住み、非正規で給料は少なく、彼女いない歴35年=実年齢。
そんな負け組を絵にかいたような青年【海渡麒喜(かいときき)】は、仕事を終えてぐっすりと眠っていた。
まどろみの中を意識が彷徨うなか、女性の声が聞こえてくる。
全身からは、滝のような汗が流れていたが、彼はまだ自分の身に起こっている危機を知らない。
間もなく彼は金縛りに遭うと……その後の人生を大きく変えようとしていた。
※この物語の挿絵は【AIイラスト】さんで作成したモノを使っています
※この物語は、暴力的・性的な表現が含まれています。特に外出先等でご覧になる場合は、ご注意頂きますようお願い致します。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる