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十四章 犬カバ
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「亡命後はノワールから比較的遠いこの街を選んでしばらく様子を見ておりましたが、問題なさそうだと判断して、ほんの時々は──その子を見世物として店に出す事もあったのです。
その子が行方不明になった時にギルドに捜索願いを出したのも、その油断があったが為。
ですがあの日──リアさんとダルクさんがその子を保護してくださったあの日、ノワールの、あの貴族の旦那様が、私の元を訪れたのです」
店主が……どこかぞっとするように、言う。
俺も背筋が薄ら寒くなった。
ノワールから国境を越え、どこに消えたかも分からねぇ見世物屋の店主を探し出す。
その怨念にも近い執念は、並みのもんじゃねぇ。
店主が言った通り、相当恨んでやがる。
……けど。
旦那だって元は、藁にもすがる思いで店主にそんな頼み事をしただけで、まさか本当にこの店主が犬カバを見つけるなんて思っても見なかったはずだ。
おまけに店主が犬カバを拾ったのは旦那の娘が死んじまった後だったんだろ?
なのに未だに犬カバを求めるこの怨みとしつこさ……。
どーも……何かが引っかかるんだよな。
店主が息を吐いて続きを口にする。
「幸いにも……その時犬カバは私の元から逃げ出しておりましたし、皆さんご存知の通り私自身も犬カバの……その、おならを浴びてしまっていたので、旦那様も私にあまり近づけなかったのですな。
また来ると言い残して、一旦は引き上げて下さいましたが、ここももう危険でしょう。
それであなた方お二人に犬カバを内密に預かって頂く依頼を新たに出した次第です。
私自身も旦那様の目から逃れる為、ここ数ヶ月隠れて生活しながらトルスからエスティリアへ内密に渡る為の準備を進めて参りました。
それがようやく整ったので、こうして迎えに来たのです」
「でも……どうしてその旦那様は、犬カバちゃんを未だに追い求めるんでしょう?
娘さんはお亡くなりになって……もう旦那様の方では不老不死の力なんて必要ないはず。
自分が不老不死になりたくて犬カバちゃんを追い求めるのならともかく……緋の王に情報を流したりして。
もしこれで万が一犬カバちゃんが本当は飛翔獣じゃなかったなんて事になったら、旦那様だって緋の王にひどく罰せられてしまうかもしれないのに。
そんな危険を犯しながら、緋の王に犬カバちゃんを献上する為だけに……ここまでの執念を見せるなんて、少しおかしくないですか?」
疑問ばっかりありすぎて、俺は軽く眉を潜めて、店主に問う。
おかしな事はまだある。
旦那が店主を恨んで追い回してんのは、不老不死になれるっていう聖獣を、旦那の娘が死んだ今更になって店主が見つけていたから……しかもその連絡を怠ったからってんだろ?
完全に逆恨みだが、向こうからすりゃあ相当な恨みになっちまってる。
国境まで越えて隣国のトルスにまで来てようやく探し当てた相手だったってぇのに……たかが犬カバの屁の臭さくらいで、そそくさと帰るかよ?
そりゃ、確かに犬カバの屁は強烈だし、そいつは正面からもろに食らった事のある俺がよ~く知ってるが……。
店主の方は、多少加減されてたんだと思うんだよな。
俺とミーシャで犬カバの特徴を聞きに行った時には、俺ん時ほどひどく臭うって訳じゃあなかった。
近くに寄ればそりゃあ生ゴミみてぇな嫌~な匂いがしたが、それだけだ。
我慢出来ずに『また来る』な~んて言って日を改める必要性があったのか、まったくの疑問だ。
そりゃ元々体調悪かったりすりゃあそいつは耐えられない程の臭さに感じたかもしんねぇが、実際店主はその間に雲隠れし、こっそりと国境をさらに越えて南のエスティリアへ向かう準備をすっかり整えちまったんだからな。
俺の疑問に、店主はただ「分かりません」と一言で答えた。
「ただ、これまでの旦那様の行動を見る限り、その子を得る為に相当な執念をお持ちな事だけは確かです。
しかも彼はノワールの緋の王にも聖獣の存在を知らせて、追わせている。
これまで緋の王がしてきた事を考えると飛翔獣を飼う事になるあなた方は……もしかしたら命の危険に晒される事も、あるかもしれません。
それでもあなた方は、その子を引き取りたいと思われますか?」
真剣に──けど半分は、そこまでの危険があるなら引き取りたくないって思っただろ?って言う様な口調で、問いかけられる。
その問いに……。
俺は軽く息を飲んだまま、隣のミーシャの横顔をちらりと盗み見た。
俺の頭に──……一番に引っかかったのは、【ノワールの緋の王】の名だ。
もし犬カバの事でその旦那や、緋の王の使者がやって来て、もし万が一ミーシャの正体までバレる様な事があったら……?
事情を全て知ってる犬カバも、「きゅー」と心許なげに俺を見上げて、ミーシャを見つめて……そのまましょぼんとする。
ミーシャが……そんな犬カバを、そしてたぶん犬カバと同じ様に心許ねぇ顔をしちまってた俺を見る。
緋の王とミーシャの関係を全く知らないはずの俺が、何でこんな顔をしちまったのか──ミーシャに分かる訳はねぇんだが。
ミーシャがほんのちょっと小首を傾げて、温かい目で俺と、犬カバを見た。
まるで何もかも承知で、それでも『大丈夫』と言わんばかりに。
そうしてスッと一瞬で顔を変え、(こう言っていいのかどうか分からねぇが……)男らしい、キリリとした表情で、店主にしっかりと向き直る。
「──ああ。
ノワール王の事も、犬カバを求めているという旦那様という人の事も、何も問題ない。
犬カバは、うちで引き取る」
キッパリと言い切った言葉には、一片の迷いも、戸惑いもなかった。
初めにミーシャが『犬カバはうちで預かる!』と断言した、あの時よりもハッキリとしている。
犬カバが俺の腕の中から目一杯ミーシャの方へ身を乗り出して、
「クヒ?クヒヒ?」
たぶん──『本当にいいのか?大丈夫か?』みてぇな事を聞いてんだろう、声をかける。
ミーシャがそれに優しくそっと微笑んで見せた。
そうして俺の方に目線を上げて問う。
「──リアはどうだ?」
問いかけられた言葉に……俺は息を詰まらせそうになりながら「もちろん」と前置いて答えてみせる。
「~もちろん、ダルちゃんがいいって言うなら、私は何にも問題ないわ。
犬カバちゃんは、うちで引き取ります!」
俺も、ミーシャに負けじと断言する。
正直言うと……犬カバをうちで引き取る事が、吉と出るか凶と出るかは分からねぇ。
ミーシャと犬カバ、双方にとって正しい事なのかも。
けど……それでも、そうしてぇと心から思う。
例えそのせいで大変な目に遭ったとしても……いや、そんな目に遭わねぇように、俺に出来る最大限の、努力をする。
犬カバは、ミーシャと同じでもう立派にうちの一員なんだからよ。
俺や……それにミーシャの意気が伝わったのか、店主が一つ静かに息をつく。
それから困った様に笑って二度静かに頷き、深く頭を垂れて礼をした。
「──……。
分かりました。
そうまでその子の事を思ってくださると言うのなら。
その子の事を──犬カバの事を、どうぞよろしくお願いします」
きちんと折り目正しく曲げられた背が、微かに震えている。
俺はぎゅっと犬カバを抱く腕に力を込めて、その姿を目に焼き付ける様にして見た。
たぶんきっと──犬カバの事で今後何かあった時、俺はこの店主の姿を思い出すだろうと思った。
頭を下げたまま微かに泣いている店主の手を、ミーシャがそっと両手に取る。
「エスティリアまでの道中、お気をつけて」
言った声が、上品で優しい。
そいつは心の込もった振る舞いで……まるで高貴な姫さまが別れの時にする挨拶みてぇだった。
店主がそいつに気がついたのかどうなのか──。
ズズッと鼻をすすらせて、「……はい」と小さく答えたのだった──……。
その子が行方不明になった時にギルドに捜索願いを出したのも、その油断があったが為。
ですがあの日──リアさんとダルクさんがその子を保護してくださったあの日、ノワールの、あの貴族の旦那様が、私の元を訪れたのです」
店主が……どこかぞっとするように、言う。
俺も背筋が薄ら寒くなった。
ノワールから国境を越え、どこに消えたかも分からねぇ見世物屋の店主を探し出す。
その怨念にも近い執念は、並みのもんじゃねぇ。
店主が言った通り、相当恨んでやがる。
……けど。
旦那だって元は、藁にもすがる思いで店主にそんな頼み事をしただけで、まさか本当にこの店主が犬カバを見つけるなんて思っても見なかったはずだ。
おまけに店主が犬カバを拾ったのは旦那の娘が死んじまった後だったんだろ?
なのに未だに犬カバを求めるこの怨みとしつこさ……。
どーも……何かが引っかかるんだよな。
店主が息を吐いて続きを口にする。
「幸いにも……その時犬カバは私の元から逃げ出しておりましたし、皆さんご存知の通り私自身も犬カバの……その、おならを浴びてしまっていたので、旦那様も私にあまり近づけなかったのですな。
また来ると言い残して、一旦は引き上げて下さいましたが、ここももう危険でしょう。
それであなた方お二人に犬カバを内密に預かって頂く依頼を新たに出した次第です。
私自身も旦那様の目から逃れる為、ここ数ヶ月隠れて生活しながらトルスからエスティリアへ内密に渡る為の準備を進めて参りました。
それがようやく整ったので、こうして迎えに来たのです」
「でも……どうしてその旦那様は、犬カバちゃんを未だに追い求めるんでしょう?
娘さんはお亡くなりになって……もう旦那様の方では不老不死の力なんて必要ないはず。
自分が不老不死になりたくて犬カバちゃんを追い求めるのならともかく……緋の王に情報を流したりして。
もしこれで万が一犬カバちゃんが本当は飛翔獣じゃなかったなんて事になったら、旦那様だって緋の王にひどく罰せられてしまうかもしれないのに。
そんな危険を犯しながら、緋の王に犬カバちゃんを献上する為だけに……ここまでの執念を見せるなんて、少しおかしくないですか?」
疑問ばっかりありすぎて、俺は軽く眉を潜めて、店主に問う。
おかしな事はまだある。
旦那が店主を恨んで追い回してんのは、不老不死になれるっていう聖獣を、旦那の娘が死んだ今更になって店主が見つけていたから……しかもその連絡を怠ったからってんだろ?
完全に逆恨みだが、向こうからすりゃあ相当な恨みになっちまってる。
国境まで越えて隣国のトルスにまで来てようやく探し当てた相手だったってぇのに……たかが犬カバの屁の臭さくらいで、そそくさと帰るかよ?
そりゃ、確かに犬カバの屁は強烈だし、そいつは正面からもろに食らった事のある俺がよ~く知ってるが……。
店主の方は、多少加減されてたんだと思うんだよな。
俺とミーシャで犬カバの特徴を聞きに行った時には、俺ん時ほどひどく臭うって訳じゃあなかった。
近くに寄ればそりゃあ生ゴミみてぇな嫌~な匂いがしたが、それだけだ。
我慢出来ずに『また来る』な~んて言って日を改める必要性があったのか、まったくの疑問だ。
そりゃ元々体調悪かったりすりゃあそいつは耐えられない程の臭さに感じたかもしんねぇが、実際店主はその間に雲隠れし、こっそりと国境をさらに越えて南のエスティリアへ向かう準備をすっかり整えちまったんだからな。
俺の疑問に、店主はただ「分かりません」と一言で答えた。
「ただ、これまでの旦那様の行動を見る限り、その子を得る為に相当な執念をお持ちな事だけは確かです。
しかも彼はノワールの緋の王にも聖獣の存在を知らせて、追わせている。
これまで緋の王がしてきた事を考えると飛翔獣を飼う事になるあなた方は……もしかしたら命の危険に晒される事も、あるかもしれません。
それでもあなた方は、その子を引き取りたいと思われますか?」
真剣に──けど半分は、そこまでの危険があるなら引き取りたくないって思っただろ?って言う様な口調で、問いかけられる。
その問いに……。
俺は軽く息を飲んだまま、隣のミーシャの横顔をちらりと盗み見た。
俺の頭に──……一番に引っかかったのは、【ノワールの緋の王】の名だ。
もし犬カバの事でその旦那や、緋の王の使者がやって来て、もし万が一ミーシャの正体までバレる様な事があったら……?
事情を全て知ってる犬カバも、「きゅー」と心許なげに俺を見上げて、ミーシャを見つめて……そのまましょぼんとする。
ミーシャが……そんな犬カバを、そしてたぶん犬カバと同じ様に心許ねぇ顔をしちまってた俺を見る。
緋の王とミーシャの関係を全く知らないはずの俺が、何でこんな顔をしちまったのか──ミーシャに分かる訳はねぇんだが。
ミーシャがほんのちょっと小首を傾げて、温かい目で俺と、犬カバを見た。
まるで何もかも承知で、それでも『大丈夫』と言わんばかりに。
そうしてスッと一瞬で顔を変え、(こう言っていいのかどうか分からねぇが……)男らしい、キリリとした表情で、店主にしっかりと向き直る。
「──ああ。
ノワール王の事も、犬カバを求めているという旦那様という人の事も、何も問題ない。
犬カバは、うちで引き取る」
キッパリと言い切った言葉には、一片の迷いも、戸惑いもなかった。
初めにミーシャが『犬カバはうちで預かる!』と断言した、あの時よりもハッキリとしている。
犬カバが俺の腕の中から目一杯ミーシャの方へ身を乗り出して、
「クヒ?クヒヒ?」
たぶん──『本当にいいのか?大丈夫か?』みてぇな事を聞いてんだろう、声をかける。
ミーシャがそれに優しくそっと微笑んで見せた。
そうして俺の方に目線を上げて問う。
「──リアはどうだ?」
問いかけられた言葉に……俺は息を詰まらせそうになりながら「もちろん」と前置いて答えてみせる。
「~もちろん、ダルちゃんがいいって言うなら、私は何にも問題ないわ。
犬カバちゃんは、うちで引き取ります!」
俺も、ミーシャに負けじと断言する。
正直言うと……犬カバをうちで引き取る事が、吉と出るか凶と出るかは分からねぇ。
ミーシャと犬カバ、双方にとって正しい事なのかも。
けど……それでも、そうしてぇと心から思う。
例えそのせいで大変な目に遭ったとしても……いや、そんな目に遭わねぇように、俺に出来る最大限の、努力をする。
犬カバは、ミーシャと同じでもう立派にうちの一員なんだからよ。
俺や……それにミーシャの意気が伝わったのか、店主が一つ静かに息をつく。
それから困った様に笑って二度静かに頷き、深く頭を垂れて礼をした。
「──……。
分かりました。
そうまでその子の事を思ってくださると言うのなら。
その子の事を──犬カバの事を、どうぞよろしくお願いします」
きちんと折り目正しく曲げられた背が、微かに震えている。
俺はぎゅっと犬カバを抱く腕に力を込めて、その姿を目に焼き付ける様にして見た。
たぶんきっと──犬カバの事で今後何かあった時、俺はこの店主の姿を思い出すだろうと思った。
頭を下げたまま微かに泣いている店主の手を、ミーシャがそっと両手に取る。
「エスティリアまでの道中、お気をつけて」
言った声が、上品で優しい。
そいつは心の込もった振る舞いで……まるで高貴な姫さまが別れの時にする挨拶みてぇだった。
店主がそいつに気がついたのかどうなのか──。
ズズッと鼻をすすらせて、「……はい」と小さく答えたのだった──……。
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