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十一章 会議
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◆◆◆◆◆
シエナは会議室を出ると、ふぅと一つ息をついて廊下を一人、歩き出した。
そうしながら──ふと先程のリッシュの会議での発言が頭によぎる。
誰が何を言おうと怯まず──むしろケンカを売る様な態度で自分の意見を言うあの横顔。
何故かふいに、昔のダルクの姿が重なって見えて──シエナは何だか不思議な気がした。
ダルクとリッシュでは顔も背格好も声もまったく似ていないのに、そんな風に思えたのだから。
それに、礼金を断るつもりだと言った時もそうだ。
──ダルク、あんたはまだ、リッシュの中で生きてるんだねぇ。
ゆったりとした階段を下りながらそんな事を思う。
そのまま表玄関まで出る──と。
シエナの目に、ふと見慣れた一人の男の姿が映った。
こんな正式な場所にも関わらず、相変わらずの悪趣味なアロハシャツに、ジャラジャラした宝石付きの指輪をいくつもつけているその姿──。
いつも通りに悪目立ちしているあの男。
その姿を目にした途端、シエナはおかしくなって半ば苦笑しながら声をかけた。
「ゴルドー」
声をかけると、向こうもこちらを見返す。
「なんだい、リッシュの事が心配で様子でも見に来たのかい?」
からかう様に問いかけるとゴルドーがケッとガラ悪く笑ってみせた。
「まさか。
俺様の一億ハーツがかかってんだ、様子を見に来て当然だろう。
まぁどうせあのへらへらした坊主の事だ、喜び勇んでここまで来たんだろーが……」
「断るそうだよ、借金の肩代わり」
ゴルドーの言葉を遮って、シエナは言う。
と、ゴルドーが……驚いた様に目を一度瞬いてこちらを見てきた。
シエナはその反応にほんの少し微笑んで見せる。
「──意外だろう?
あれで少しは成長してるのさ。
会議でも中々鋭い意見を申し立てたりしてね。
……少し、“あいつ”の事を思い出しちまったよ」
「………」
感慨深く言った先で、ゴルドーは何も返してこない。
シエナは思わずふふっと笑ってみせた。
「……断るに至った理由もいくつかあるにはあるけど。
どこかの誰かさんの口癖も、ちょっとは覚えていたみたいだよ。
『うまい話には裏があるとも言うしなー』だって。
まぁ大統領の件に関してはどうやらそんな事はなさそうだけど……。
でも……そろそろ借金の事、許してやってもいいんじゃないかい?」
「バカを言うな。
この俺様が許す時はあのバカがきちんと耳を揃えて一億ハーツを返した時だけだ」
言い置いてゴルドーがフンッと荒く鼻息一つ立てて 、肩で風を切りながら表玄関から中へ入っていく。
そうしながら、こちらを見向きもせずに言った。
「~丁度これから大統領とその借金の肩代わりについての話し合いだ。
あのガキがこの俺様にとっ捕まらない様祈ってるんだな」
言い捨てる様に言って、そのままさっさと階段を上がり、先ほどの会議室とは反対方向の廊下へと足を進めていく。
途中、あまりのガラの悪さに警備の男が幾人かゴルドーの行く先を阻んだりしていたが。
シエナは──それを複雑な思いで見つめながら、ちらっとリッシュがいるはずの会議室に繋がる廊下の方へ目線をやる。
どちらにしろ、早めに馬車を用意して帰る方が良さそうだ。
それに──とシエナは考えて、ふふっと一人笑う。
ギルドではミーシャがサプライズの用意をして待っているだろう。
その時のリッシュの驚く顔を見るのが今から楽しみだ。
そんな事を考えながら、シエナは表玄関を出て馬車の手配をしたのだった──。
◆◆◆◆◆
俺は廊下の角からそっと外の様子を見やる。
廊下の向こう──階段を挟んだ向こう側ではちょっとした騒ぎが起こっていた。
「おいコラ、俺は不審人物じゃねぇ!!
大統領とカネの話をしに来たんだ!
そこを退きやがれ!!」
場に不釣り合いな大きな怒鳴り声と、やっぱり目立つ悪趣味なアロハシャツ。
ゴルドーだ。
俺が礼を断るなんて予想もしていなかった大統領が『一刻も早くリッシュ・カルトの指名手配が解かれるように、すぐに借金肩代わりの手続きを』と事前にゴルドーをここに呼んじまってたらしいんだが……。
約束の時間はあと一刻は後だったってのに、ゴルドーのやつ、せっかちにもこんな時間にここまで来ちまったらしい。
まぁ、会議が予定より長引いちまったせいもあるけどよ……。
それにしたって早く来すぎだろ。
大統領との話の後、外にいた執事らしい男がゴルドーの事を大統領に伝えてくれたからどーにか鉢合わせずにすんだが……。
んな所で、しかもこんなタイミングでゴルドーに出会うとは思わなかった。
ちなみに言やぁ肝心の大統領は、すでに俺を通り越して廊下の先へ向かっている。
その背中がやたら頼もしい。
あの後──大統領が悪い笑みを浮かべながら言ったのは、まさにこのゴルドーとの会合についての話だった。
『今日実際にリッシュ・カルトくんに会って、私は正直、借金の肩代わりを申し出た事が正しかったのかどうか自信をなくしている。
一億ハーツもの大金だ、どちらにしても少し考えたいので一週間の猶予をくれないか。
無論その間、リッシュくんを討ち取られても困るから、指名手配はまだ凍結したままで』
実際には んな事、これっぽっちも思っちゃいないが、ゴルドーにはとりあえずそう言っておいてくれるらしい。
俺が借金の肩代わりを断ったって事がゴルドーに知れたら、その瞬間すぐにでも俺への指名手配を再開させるだろ?
俺がどこかへ雲隠れする間──大体一週間かそこらだが──大統領が返事を先延ばして時間稼ぎをしてくれるってんだ。
『まぁ、ゴルドー殿も一週間くらいなら返事を待ってくれるだろう。
君が賞金稼ぎに捕まったとあってはマリーが悲しむからね。
これくらいの事はさせてくれ。
ところでリッシュくん、最後にもう一度聞くが、本当に肩代わりを受けてくれる気はないのかね?』
大統領が最後に言ってくれた言葉に、俺は半ば感謝しながら向こうの廊下で警備の男たちにもみくちゃにされているゴルドーを見つめる。
……あいつ、こんな場所まで来てあんなにわあぎゃあ騒ぐなんて、恥ずかしいったらありゃしないぜ。
と、しばらくの後、俺を通り越して廊下の向こう側へ渡っていた大統領がゴルドーの前に現れる。
そこで二言三言話してから、ようやくゴルドーが警備の男に掴まれてた腕を無理やり振り払い、先に歩き始めた大統領の後について向こう側の部屋の一室に入った。
パタンとしっかり戸が閉まり、警備の男達がふぅやれやれと息をつく合間を縫って、俺は足元の犬カバに向かって目線でサインを送り、一緒に廊下の角をそろそろと抜き出る。
静かに、出来る限りの素早さで階段を降りて、シエナが待っているはずの表玄関へ向かった。
と、表玄関の外側でシエナが早く来いと手で呼んでいる。
その後ろ側には行きと同じ御者の乗った馬車が、戸も開けられていつでも乗り込める様スタンバイされていた。
俺と犬カバがそこまで行くと、シエナが先に乗れとばかりに道を開ける。
俺と犬カバは馬車の前までたどり着くと、さっとその中へ乗り込んだ。
シエナが間髪入れず馬車に乗り込み、戸を閉める。
パシッと御者が馬を鞭打った。
馬がヒヒーンと声を上げ、馬車がカタンコトンと動き出す。
それから軽く五、六秒も待ってから……俺と犬カバは揃ってはぁ~っと息をつく。
あ~疲れた。
ゴルドーのヤロー……いくら大統領に呼ばれてたからってなんであんなにタイミングよく現れるんだよ。
おかげで寿命が百年は縮まったぜ。
と、シエナが問いかけてくる。
「大統領との話、上手くいったのかい?」
「ああ。
マリーが言うほど頑固って感じじゃなかったぜ。
本当に肩代わりを受けないのかって、ちょっとは引き止められたけど。
その代わり、なんか困った事があったらいつでも訪ねて来いってさ。
立場柄出来ねぇ事もあるけど、力になるからって言ってもらった」
「ふ~ん。
良かったじゃないか」
シエナが穏やかな笑みを浮かべて言う。
あ~あ。
馬車まで早歩きで来ちまったから、あばらの辺りがじわじわ痛ぇ。
それに、な~んか気が抜けたら眠くなってきちまった。
カタンコトンとリズムよく揺れる馬車の中で──俺はいつの間にか、深い眠りについちまったのだった──。
シエナは会議室を出ると、ふぅと一つ息をついて廊下を一人、歩き出した。
そうしながら──ふと先程のリッシュの会議での発言が頭によぎる。
誰が何を言おうと怯まず──むしろケンカを売る様な態度で自分の意見を言うあの横顔。
何故かふいに、昔のダルクの姿が重なって見えて──シエナは何だか不思議な気がした。
ダルクとリッシュでは顔も背格好も声もまったく似ていないのに、そんな風に思えたのだから。
それに、礼金を断るつもりだと言った時もそうだ。
──ダルク、あんたはまだ、リッシュの中で生きてるんだねぇ。
ゆったりとした階段を下りながらそんな事を思う。
そのまま表玄関まで出る──と。
シエナの目に、ふと見慣れた一人の男の姿が映った。
こんな正式な場所にも関わらず、相変わらずの悪趣味なアロハシャツに、ジャラジャラした宝石付きの指輪をいくつもつけているその姿──。
いつも通りに悪目立ちしているあの男。
その姿を目にした途端、シエナはおかしくなって半ば苦笑しながら声をかけた。
「ゴルドー」
声をかけると、向こうもこちらを見返す。
「なんだい、リッシュの事が心配で様子でも見に来たのかい?」
からかう様に問いかけるとゴルドーがケッとガラ悪く笑ってみせた。
「まさか。
俺様の一億ハーツがかかってんだ、様子を見に来て当然だろう。
まぁどうせあのへらへらした坊主の事だ、喜び勇んでここまで来たんだろーが……」
「断るそうだよ、借金の肩代わり」
ゴルドーの言葉を遮って、シエナは言う。
と、ゴルドーが……驚いた様に目を一度瞬いてこちらを見てきた。
シエナはその反応にほんの少し微笑んで見せる。
「──意外だろう?
あれで少しは成長してるのさ。
会議でも中々鋭い意見を申し立てたりしてね。
……少し、“あいつ”の事を思い出しちまったよ」
「………」
感慨深く言った先で、ゴルドーは何も返してこない。
シエナは思わずふふっと笑ってみせた。
「……断るに至った理由もいくつかあるにはあるけど。
どこかの誰かさんの口癖も、ちょっとは覚えていたみたいだよ。
『うまい話には裏があるとも言うしなー』だって。
まぁ大統領の件に関してはどうやらそんな事はなさそうだけど……。
でも……そろそろ借金の事、許してやってもいいんじゃないかい?」
「バカを言うな。
この俺様が許す時はあのバカがきちんと耳を揃えて一億ハーツを返した時だけだ」
言い置いてゴルドーがフンッと荒く鼻息一つ立てて 、肩で風を切りながら表玄関から中へ入っていく。
そうしながら、こちらを見向きもせずに言った。
「~丁度これから大統領とその借金の肩代わりについての話し合いだ。
あのガキがこの俺様にとっ捕まらない様祈ってるんだな」
言い捨てる様に言って、そのままさっさと階段を上がり、先ほどの会議室とは反対方向の廊下へと足を進めていく。
途中、あまりのガラの悪さに警備の男が幾人かゴルドーの行く先を阻んだりしていたが。
シエナは──それを複雑な思いで見つめながら、ちらっとリッシュがいるはずの会議室に繋がる廊下の方へ目線をやる。
どちらにしろ、早めに馬車を用意して帰る方が良さそうだ。
それに──とシエナは考えて、ふふっと一人笑う。
ギルドではミーシャがサプライズの用意をして待っているだろう。
その時のリッシュの驚く顔を見るのが今から楽しみだ。
そんな事を考えながら、シエナは表玄関を出て馬車の手配をしたのだった──。
◆◆◆◆◆
俺は廊下の角からそっと外の様子を見やる。
廊下の向こう──階段を挟んだ向こう側ではちょっとした騒ぎが起こっていた。
「おいコラ、俺は不審人物じゃねぇ!!
大統領とカネの話をしに来たんだ!
そこを退きやがれ!!」
場に不釣り合いな大きな怒鳴り声と、やっぱり目立つ悪趣味なアロハシャツ。
ゴルドーだ。
俺が礼を断るなんて予想もしていなかった大統領が『一刻も早くリッシュ・カルトの指名手配が解かれるように、すぐに借金肩代わりの手続きを』と事前にゴルドーをここに呼んじまってたらしいんだが……。
約束の時間はあと一刻は後だったってのに、ゴルドーのやつ、せっかちにもこんな時間にここまで来ちまったらしい。
まぁ、会議が予定より長引いちまったせいもあるけどよ……。
それにしたって早く来すぎだろ。
大統領との話の後、外にいた執事らしい男がゴルドーの事を大統領に伝えてくれたからどーにか鉢合わせずにすんだが……。
んな所で、しかもこんなタイミングでゴルドーに出会うとは思わなかった。
ちなみに言やぁ肝心の大統領は、すでに俺を通り越して廊下の先へ向かっている。
その背中がやたら頼もしい。
あの後──大統領が悪い笑みを浮かべながら言ったのは、まさにこのゴルドーとの会合についての話だった。
『今日実際にリッシュ・カルトくんに会って、私は正直、借金の肩代わりを申し出た事が正しかったのかどうか自信をなくしている。
一億ハーツもの大金だ、どちらにしても少し考えたいので一週間の猶予をくれないか。
無論その間、リッシュくんを討ち取られても困るから、指名手配はまだ凍結したままで』
実際には んな事、これっぽっちも思っちゃいないが、ゴルドーにはとりあえずそう言っておいてくれるらしい。
俺が借金の肩代わりを断ったって事がゴルドーに知れたら、その瞬間すぐにでも俺への指名手配を再開させるだろ?
俺がどこかへ雲隠れする間──大体一週間かそこらだが──大統領が返事を先延ばして時間稼ぎをしてくれるってんだ。
『まぁ、ゴルドー殿も一週間くらいなら返事を待ってくれるだろう。
君が賞金稼ぎに捕まったとあってはマリーが悲しむからね。
これくらいの事はさせてくれ。
ところでリッシュくん、最後にもう一度聞くが、本当に肩代わりを受けてくれる気はないのかね?』
大統領が最後に言ってくれた言葉に、俺は半ば感謝しながら向こうの廊下で警備の男たちにもみくちゃにされているゴルドーを見つめる。
……あいつ、こんな場所まで来てあんなにわあぎゃあ騒ぐなんて、恥ずかしいったらありゃしないぜ。
と、しばらくの後、俺を通り越して廊下の向こう側へ渡っていた大統領がゴルドーの前に現れる。
そこで二言三言話してから、ようやくゴルドーが警備の男に掴まれてた腕を無理やり振り払い、先に歩き始めた大統領の後について向こう側の部屋の一室に入った。
パタンとしっかり戸が閉まり、警備の男達がふぅやれやれと息をつく合間を縫って、俺は足元の犬カバに向かって目線でサインを送り、一緒に廊下の角をそろそろと抜き出る。
静かに、出来る限りの素早さで階段を降りて、シエナが待っているはずの表玄関へ向かった。
と、表玄関の外側でシエナが早く来いと手で呼んでいる。
その後ろ側には行きと同じ御者の乗った馬車が、戸も開けられていつでも乗り込める様スタンバイされていた。
俺と犬カバがそこまで行くと、シエナが先に乗れとばかりに道を開ける。
俺と犬カバは馬車の前までたどり着くと、さっとその中へ乗り込んだ。
シエナが間髪入れず馬車に乗り込み、戸を閉める。
パシッと御者が馬を鞭打った。
馬がヒヒーンと声を上げ、馬車がカタンコトンと動き出す。
それから軽く五、六秒も待ってから……俺と犬カバは揃ってはぁ~っと息をつく。
あ~疲れた。
ゴルドーのヤロー……いくら大統領に呼ばれてたからってなんであんなにタイミングよく現れるんだよ。
おかげで寿命が百年は縮まったぜ。
と、シエナが問いかけてくる。
「大統領との話、上手くいったのかい?」
「ああ。
マリーが言うほど頑固って感じじゃなかったぜ。
本当に肩代わりを受けないのかって、ちょっとは引き止められたけど。
その代わり、なんか困った事があったらいつでも訪ねて来いってさ。
立場柄出来ねぇ事もあるけど、力になるからって言ってもらった」
「ふ~ん。
良かったじゃないか」
シエナが穏やかな笑みを浮かべて言う。
あ~あ。
馬車まで早歩きで来ちまったから、あばらの辺りがじわじわ痛ぇ。
それに、な~んか気が抜けたら眠くなってきちまった。
カタンコトンとリズムよく揺れる馬車の中で──俺はいつの間にか、深い眠りについちまったのだった──。
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