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十一章 会議
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と、さっきのおっさんマスターが「こちらも今の所ノワールとの繋がりを示すものは何も出とりませんな」と付け足した。
他の支部のマスター達を見ても、皆似た状況なのか、神妙な顔で頷いたり目を細めたりしている。
俺は再び集中して手元にある紙に目を戻す。
どーやらここには今おっさんとオバさんが言った事件の他にも、他の地域で起こった似た様な事件がいくつも報告されてるみてぇだった。
ザッと目を通した感じだが……こいつらには全部、いくつかの共通点がある。
人拐いの実行犯は地元の賊や、マスターのおっさんが言った様なワル共の集まりだって事。
仲買人は若くて、いかにも平凡そうなどこにでもいそうな男。
そいつらは決まって 自分の主人が誰なのかは賊にも明かさず、もし自身がギルドの冒険者なんかに捕まり、秘密がバレそうだとなったら、身の回りの証拠を消して自害するって手段で秘密を守ろうとする。
中にはオバさんのトコみてぇに こーゆー事件が発生してるって事で自害を食い止められてる事例もあるが、そいつらも口は割らねぇらしく、事件の全容は今の時点じゃ明らかに出来てないらしかった。
そして──仲買人が身の回りの品を残したまま自害したのも、ノワールとの繋がりが見えたのも俺らが遭遇したあの事件だけで──。
そいつが唯一、他の地域の事件とは決定的に違う所だった。
俺は思わず頭を掻いた。
……うーん、こりゃあ……。
思ってたよりかなりキナ臭い事件だぜ。
同じ様な事件が国内で立て続けに起こったり、人拐いの実行犯がそのどの件も地元の賊やワル共だったりなんて事は……まあ、百歩譲ってまだある話だとしてもだぜ……?
……仲買人の特徴が、どーにも全部、似過ぎてやしねぇか?
『いかにも平凡そうな、どこにでもいそうな ごくごく普通の男』。
『平凡そうな』とか『普通の』とかってぇのは完全に見る人の主観だろ?
その主観が──全然違う犯人だってのに、こうまで一致するもんかね?
同一人物の事を指してるって言われりゃまだ納得出来るが、俺の事件の仲買人やおっさんマスターのトコではそれぞれ自害、オバさんのトコでは自害は食い止められてるってんだから、もちろん全部別人なんだろう。
仲買人ってのは皆どいつもこいつも似た様な特徴を持っちまうモンなのか……?
それとも仲買人を勤める男に必要なスキルが『誰がどー見ても平凡に見える事』だったりするんだろーか?
んなバカみてぇな事を考えてっと、大統領の近くに座っていた外交官らしい若い男が口を開く。
「皆さんの報告書、我々も目を通させて頂きました。
類似の事件がトルス国内で多発している一方で、肝心のノワールに繋がる証拠は、南方支部の事件以外では一つも出てこない。
けれど類似事件や行方不明者数がノワールに近い地域に多い事もまた事実です」
「──その、南方支部の冒険者たちが見つけた証拠の品ですけど……。
そのままを受け取っていいもんでしょうか。
自分がその仲買人なら、そういう証拠は一番に処分しますよ。
山賊達が冒険者に捕まった時点でね。
ましてやノワール宰相との繋がりを知る山賊の頭《かしら》をわざわざ警備の堅い獄中まで行って殺し、自分も冒険者に捕まりそうになったからって自害までしたんでしょう?
そこまでしておいて、何で自分の所持品を処分する程度の事をしなかったのか……。
おかしいじゃないですか」
言ったのはテーブルの真ん中ら辺に掛けているギルドのマスターらしい年の若い兄ちゃんだ。
と、その横のメガネの壮年の男も言う。
「それについては私も疑問に思っていた。
この事件の首謀者はノワールの宰相だと思わせる為にわざと残した様にも見える」
答えたのはさっきの外交官だ。
「ええ、仰る通りです。
しかし仲買人がトルスとノワールを何度も往復していたというのは国境警備の記録でも確かな事──。
宰相との関わりは不明ですが、この件に関してはどういう形であれノワールが絡んでいるという事だけは確かかと」
外交官の言葉に同意する様に、辺りが静まる。
皆、難しい顔だ。
ほんの少しの沈黙の後──「では、」と声を発したのは、ギルドのマスター達の中でもおそらく一番偉いんだろう、上座に座ったじいさんだった。
「──ギルド協会側としては引き続き、捕らえた賊や仲買人の取り調べを。
自害した仲買人達についてはその素性調査までを徹底して執り行い、一連の事件とノワールとの関係を──特に宰相との関連を探ります。
行方不明者に関しても、出来得る限り探し出し、助け出せる様努力しましょう。
ギルドの冒険者達に頼み、街の保安強化に努め、何か進展があればすぐに他の支部や大統領方とも情報を共有する──その方向でよろしいですかな?」
言った、銀縁眼鏡の奥の双眼が、物柔らかなのになんか怖ぇ……。
なんてぇか、歴戦の冒険者……みてぇな鋭い眼光を放ってるって感じなんだよな。
このじいさん、若い頃はもしかしたら凄腕の冒険者とかだったのかもしれねぇ。
と、大統領がじいさんの言葉に「そのように頼みます」と答えた。
「我々もノワール側にそれとなく探りを入れてみましょう。
ギルド協会と我々、双方の協力が大切な事案です。
一連の事件解決には時間がかかるかもしれませんが、皆さん、どうぞ御協力の程をお願いしたい」
大統領が言うと、その場にいた皆が静かに頷く。
どーやらこのまま解散の流れになりそうだ。
けどよー……。
これじゃ結局『疑問は色々あるけど皆で協力して事件を解決しよーぜ』って事にしかならねぇじゃねぇか。
俺は仕方なく、息をついた。
と──その溜息を、大統領に見咎められる。
「──リッシュ・カルトくん、と言ったかな」
たった一言、それだけ。
だってのに、その一言でその場にいた全員が、一斉に俺の方を見た。
俺は──若干ビビりながらも、大統領の方を見る。
大統領は真面目な顔をしていた。
「何か不満な点がある様だが、言いたいことがあるのなら言ってみたまえ」
言ってくる。
横目でシエナが『あんたはまた……』とばかりの目で俺を見てるのが分かる。
ぱたん、と足元の犬カバまで俺の足を尻尾で打ってきやがった。
俺は──若干気まずく思いながらも天井へくるッと目をやり、頬をぽりぽり掻く。
見てもいねぇのに周りの視線が痛い。
部外者のクセに進行の邪魔してんじゃねぇってトコだろう。
けどよ、他ならねぇ大統領が『言いたいことがあるなら言え』ってんだからその通りにしてやろうじゃねぇか。
俺は覚悟を決めて口を開いた。
「……だったら言わせてもらうけど、」
目を戻して口を開きかける間も皆の視線がチクチク痛い。
俺は思わず浅く息をついた。
「──なんだかそれっぽく話がまとまって解散って流れらしいが、話のツメが甘いんじゃねぇのか?
今の結局、ギルドじゃそれぞれの支部で事件究明と防止を、大統領達はノワールをどうにか探って、後はお互い情報共有しようって話だろ?
俺に言わせりゃ話が大雑把なんだよ」
思ったままを言ってやる──と、最初のおっさんマスターと大統領の左側に座った外交官が「なっ……!」と怒りも心頭な声を上げる。
シエナが額に手を当て、深い溜息をつく中──ギルドマスター達も外交官達もこっちを睨む。
おっさんがバンッとテーブルを両手で叩いて大声を張り上げる。
「~何も知らん、部外者が……!」
「──構わない。続けてくれ」
大声を上げかけたおっさんの言葉を遮って、グラノス大統領が冷静そのものの声で言う。
俺は少し意外に思いつつも大統領を見やった。
ここに入ってきた時一番に強烈な睨みをくれたのはグラノス大統領だ。
その大統領が、この俺の話を聞こうってんだから。
おっさんもギロリと俺を睨んでくるが……さすがにそれ以上の文句は言えねぇらしい。
テーブルについた手を拳にしてわなわな震わせながらも、ガンッと乱暴に席に着いた。
俺は話を続けた。
「……ここで話し合われるべきはそーゆう大雑把な事じゃなくって、もっと具体的な解決策だろ?
今のおっさん達の話によりゃあ仲買人が手を組むのは地元の賊やワル共ってパターンらしいじゃねぇか。
今後も似たよーな連中が人拐いの実行犯になる可能性がある。
そーいう連中に仲買人が接触する可能性もな。
利用されそうな賊やワル共の動き、把握して各地で情報共有した方がいいんじゃねぇか?
もしそいつらが怪しい人物──まぁ今回はどこにでもいそうな男、だっけ?
そういう奴と接触したり、他のギルドの地区まで拐った人達を運んだとしても、すぐに分かるようにさ」
他の支部のマスター達を見ても、皆似た状況なのか、神妙な顔で頷いたり目を細めたりしている。
俺は再び集中して手元にある紙に目を戻す。
どーやらここには今おっさんとオバさんが言った事件の他にも、他の地域で起こった似た様な事件がいくつも報告されてるみてぇだった。
ザッと目を通した感じだが……こいつらには全部、いくつかの共通点がある。
人拐いの実行犯は地元の賊や、マスターのおっさんが言った様なワル共の集まりだって事。
仲買人は若くて、いかにも平凡そうなどこにでもいそうな男。
そいつらは決まって 自分の主人が誰なのかは賊にも明かさず、もし自身がギルドの冒険者なんかに捕まり、秘密がバレそうだとなったら、身の回りの証拠を消して自害するって手段で秘密を守ろうとする。
中にはオバさんのトコみてぇに こーゆー事件が発生してるって事で自害を食い止められてる事例もあるが、そいつらも口は割らねぇらしく、事件の全容は今の時点じゃ明らかに出来てないらしかった。
そして──仲買人が身の回りの品を残したまま自害したのも、ノワールとの繋がりが見えたのも俺らが遭遇したあの事件だけで──。
そいつが唯一、他の地域の事件とは決定的に違う所だった。
俺は思わず頭を掻いた。
……うーん、こりゃあ……。
思ってたよりかなりキナ臭い事件だぜ。
同じ様な事件が国内で立て続けに起こったり、人拐いの実行犯がそのどの件も地元の賊やワル共だったりなんて事は……まあ、百歩譲ってまだある話だとしてもだぜ……?
……仲買人の特徴が、どーにも全部、似過ぎてやしねぇか?
『いかにも平凡そうな、どこにでもいそうな ごくごく普通の男』。
『平凡そうな』とか『普通の』とかってぇのは完全に見る人の主観だろ?
その主観が──全然違う犯人だってのに、こうまで一致するもんかね?
同一人物の事を指してるって言われりゃまだ納得出来るが、俺の事件の仲買人やおっさんマスターのトコではそれぞれ自害、オバさんのトコでは自害は食い止められてるってんだから、もちろん全部別人なんだろう。
仲買人ってのは皆どいつもこいつも似た様な特徴を持っちまうモンなのか……?
それとも仲買人を勤める男に必要なスキルが『誰がどー見ても平凡に見える事』だったりするんだろーか?
んなバカみてぇな事を考えてっと、大統領の近くに座っていた外交官らしい若い男が口を開く。
「皆さんの報告書、我々も目を通させて頂きました。
類似の事件がトルス国内で多発している一方で、肝心のノワールに繋がる証拠は、南方支部の事件以外では一つも出てこない。
けれど類似事件や行方不明者数がノワールに近い地域に多い事もまた事実です」
「──その、南方支部の冒険者たちが見つけた証拠の品ですけど……。
そのままを受け取っていいもんでしょうか。
自分がその仲買人なら、そういう証拠は一番に処分しますよ。
山賊達が冒険者に捕まった時点でね。
ましてやノワール宰相との繋がりを知る山賊の頭《かしら》をわざわざ警備の堅い獄中まで行って殺し、自分も冒険者に捕まりそうになったからって自害までしたんでしょう?
そこまでしておいて、何で自分の所持品を処分する程度の事をしなかったのか……。
おかしいじゃないですか」
言ったのはテーブルの真ん中ら辺に掛けているギルドのマスターらしい年の若い兄ちゃんだ。
と、その横のメガネの壮年の男も言う。
「それについては私も疑問に思っていた。
この事件の首謀者はノワールの宰相だと思わせる為にわざと残した様にも見える」
答えたのはさっきの外交官だ。
「ええ、仰る通りです。
しかし仲買人がトルスとノワールを何度も往復していたというのは国境警備の記録でも確かな事──。
宰相との関わりは不明ですが、この件に関してはどういう形であれノワールが絡んでいるという事だけは確かかと」
外交官の言葉に同意する様に、辺りが静まる。
皆、難しい顔だ。
ほんの少しの沈黙の後──「では、」と声を発したのは、ギルドのマスター達の中でもおそらく一番偉いんだろう、上座に座ったじいさんだった。
「──ギルド協会側としては引き続き、捕らえた賊や仲買人の取り調べを。
自害した仲買人達についてはその素性調査までを徹底して執り行い、一連の事件とノワールとの関係を──特に宰相との関連を探ります。
行方不明者に関しても、出来得る限り探し出し、助け出せる様努力しましょう。
ギルドの冒険者達に頼み、街の保安強化に努め、何か進展があればすぐに他の支部や大統領方とも情報を共有する──その方向でよろしいですかな?」
言った、銀縁眼鏡の奥の双眼が、物柔らかなのになんか怖ぇ……。
なんてぇか、歴戦の冒険者……みてぇな鋭い眼光を放ってるって感じなんだよな。
このじいさん、若い頃はもしかしたら凄腕の冒険者とかだったのかもしれねぇ。
と、大統領がじいさんの言葉に「そのように頼みます」と答えた。
「我々もノワール側にそれとなく探りを入れてみましょう。
ギルド協会と我々、双方の協力が大切な事案です。
一連の事件解決には時間がかかるかもしれませんが、皆さん、どうぞ御協力の程をお願いしたい」
大統領が言うと、その場にいた皆が静かに頷く。
どーやらこのまま解散の流れになりそうだ。
けどよー……。
これじゃ結局『疑問は色々あるけど皆で協力して事件を解決しよーぜ』って事にしかならねぇじゃねぇか。
俺は仕方なく、息をついた。
と──その溜息を、大統領に見咎められる。
「──リッシュ・カルトくん、と言ったかな」
たった一言、それだけ。
だってのに、その一言でその場にいた全員が、一斉に俺の方を見た。
俺は──若干ビビりながらも、大統領の方を見る。
大統領は真面目な顔をしていた。
「何か不満な点がある様だが、言いたいことがあるのなら言ってみたまえ」
言ってくる。
横目でシエナが『あんたはまた……』とばかりの目で俺を見てるのが分かる。
ぱたん、と足元の犬カバまで俺の足を尻尾で打ってきやがった。
俺は──若干気まずく思いながらも天井へくるッと目をやり、頬をぽりぽり掻く。
見てもいねぇのに周りの視線が痛い。
部外者のクセに進行の邪魔してんじゃねぇってトコだろう。
けどよ、他ならねぇ大統領が『言いたいことがあるなら言え』ってんだからその通りにしてやろうじゃねぇか。
俺は覚悟を決めて口を開いた。
「……だったら言わせてもらうけど、」
目を戻して口を開きかける間も皆の視線がチクチク痛い。
俺は思わず浅く息をついた。
「──なんだかそれっぽく話がまとまって解散って流れらしいが、話のツメが甘いんじゃねぇのか?
今の結局、ギルドじゃそれぞれの支部で事件究明と防止を、大統領達はノワールをどうにか探って、後はお互い情報共有しようって話だろ?
俺に言わせりゃ話が大雑把なんだよ」
思ったままを言ってやる──と、最初のおっさんマスターと大統領の左側に座った外交官が「なっ……!」と怒りも心頭な声を上げる。
シエナが額に手を当て、深い溜息をつく中──ギルドマスター達も外交官達もこっちを睨む。
おっさんがバンッとテーブルを両手で叩いて大声を張り上げる。
「~何も知らん、部外者が……!」
「──構わない。続けてくれ」
大声を上げかけたおっさんの言葉を遮って、グラノス大統領が冷静そのものの声で言う。
俺は少し意外に思いつつも大統領を見やった。
ここに入ってきた時一番に強烈な睨みをくれたのはグラノス大統領だ。
その大統領が、この俺の話を聞こうってんだから。
おっさんもギロリと俺を睨んでくるが……さすがにそれ以上の文句は言えねぇらしい。
テーブルについた手を拳にしてわなわな震わせながらも、ガンッと乱暴に席に着いた。
俺は話を続けた。
「……ここで話し合われるべきはそーゆう大雑把な事じゃなくって、もっと具体的な解決策だろ?
今のおっさん達の話によりゃあ仲買人が手を組むのは地元の賊やワル共ってパターンらしいじゃねぇか。
今後も似たよーな連中が人拐いの実行犯になる可能性がある。
そーいう連中に仲買人が接触する可能性もな。
利用されそうな賊やワル共の動き、把握して各地で情報共有した方がいいんじゃねぇか?
もしそいつらが怪しい人物──まぁ今回はどこにでもいそうな男、だっけ?
そういう奴と接触したり、他のギルドの地区まで拐った人達を運んだとしても、すぐに分かるようにさ」
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