17 / 84
ゲーム序盤
討伐がえらいこっちゃで引きこもりたい②
しおりを挟む
翌朝。遠足前の子どもみたいに緊張で早くに目が覚めたので、キッチンを借りて討伐用のお弁当を作ることにした。
もちろん、お弁当は使用人の皆様が作ってくださるので、私はお菓子担当。
あ、サンドイッチに具材を詰めるくらいのお手伝いはちゃんとしましたよ?
今日のクッキーは、型抜きを買ってもらったのでそれを利用して、形を楽しめるようなものにした。
ハートの型を使って、ゲン担ぎに四つ葉のクローバーを作ってみたら、結構うまく出来て自分でも満足してる。
抹茶パウダーがあれば、緑のはっぱに見えるクッキーが作れたから、今度抹茶パウダーを仕入れられないか調べてみよう。
運営のご都合で作られている世界だから、きっとどこかに日本のものがあるに違いないと、確信している。
色鉛筆に「そらいろ」とか「やまぶき」があるくらいだから。
クッキーとお昼のサンドイッチをバスケットに詰めると、5人分だからやたらすごい荷物になってしまった。
この荷物一式は、ガイウスが荷物を小さくするマジックアイテムを持っていて、全部きれいにしまってくれた。
すごい! 持つべきものは有能な執事よね!
朝食もそこそこに、待ち合わせ場所のギルドに行く。
時間、ちょっと早かったかな?と思ったにもかかわらず、王子二人がすでにギルドに到着していて、キラキラオーラがギルドの一角を違う世界に変えていた。
知っていたけど、やっぱりクロムとナイルの二人が揃うとイケメンオーラが違う。
慣れている私でさえ近づくのは躊躇するレベルで美しい。
「お待たせしてしまって申し訳ありません」
「クロエ。私たちが待ちきれず早く来ただけだから、気にしないでくれ」
久しぶりに会うクロムは、1000%の笑顔で迎えてくれる。まぶしい。
そして、私の後ろに控えたガイウスから、黒いオーラを感じる。
挟まれた格好の私は冷や汗ダラダラ……。一触即発にならないかと焦る。
一応ガイウスは、私とクロムの関係を分かっているはずなので、大人しくはしていてくれるはず。
裏じゃない方の職務を全うする約束はしてくれているので、どす黒いオーラくらいで済むなら目をつぶっておこう。
「兄上と一緒にこうして行動をするのは久しぶりで、実は私も嬉しいんですよ?」
「確かに、ナイルと一緒にどこかに行くのは久しぶりだな。遠征などは大勢の兵と一緒で、お互いどこにいるか分からないしな」
王子二人は、久しぶりに一緒に行動するのだそう。
二人の話す姿は美しいけど、会話の言葉遣いが綺麗すぎて兄弟というより他人と話してるみたい。
ナイルはクロムと一緒の時は、余所行きの王族風の言葉を使う。と言うより、私とアメリアと三人(または二人)の時だけしか馴れ馴れしい言葉は使わない。
それはアメリアも同じで、普段はちゃんと伯爵令嬢としてふさわしい言葉遣いをしている。
アメリアはたまに、丁寧な言葉が混じっているのが可愛いんだよね。
そんなことを考えながら、兄弟の会話を微笑ましく聞いていると、ハルがやってきた。
「ごめんなさい、ちょっと出がけに色々あって。遅くなりました」
「いいえ、時間より五分早いですよ。我々が早すぎただけです。お気になさらずに」
なぜかガイウスが時計を見ながら対応してくれる。
さすが! 執事の仕事ちゃんとしてくれてる。
「では、お嬢様。討伐の出発手続きに参りましょう。カウンターはあちらでございます」
ガイウスが私の手を取ってエスコートしてくれる。
カウンターの位置も手続きも、私はよく分かっているんだけど……いちいち言うのも面倒なので従った。
「あ、ボクも一緒に」
ハルも一緒についてきてくれる。
そして、こそっと私に耳打ちをする。
「クロエさん、あの二人ってまさか王子様じゃないですよね?」
「ええ、そうよ。幼馴染なの」
「聞いてないですよ、ボク。恐れ多くて一緒に行っていいんでしょうか?」
「心配ご無用です。お二人は身分についてとやかく言う方々ではありません」
「うう、そういう事じゃなくってね!?」
半泣きになりそうなハルを横目に、バッチリ五人の名前を書いて討伐登録が終了した。
さて! これで討伐に行ける!
早速、王子二人がキラキラオーラで人避けしているテーブルに戻り、軽く打ち合わせをして討伐に出かける。
王都を出て歩いて二時間ほどの場所。
てっきり歩きで行くものだと思っていたら、馬が用意されていた。
そ、そうか。王子が移動するのに徒歩はないよね?
私とクロム、ナイルとハル、ガイウスに分かれて馬に乗る。
ハルはガイウスと乗ると言ったけど、馬に乗り慣れていないガイウスには二人乗りは難しいだろうということになり、この組み合わせとなった。
なったのだけど……。
正直、馬に二人乗りは近い!!!
スチル耐性があるとはいえ、背中にクロムの温もりを感じながら馬に揺られるのは……あ、これスチルじゃないから耐えれるわけないや。
まだ森に入ってもないのに、私は緊張のあまり口からエクトプラズムを出す勢いで、半分意識が飛んでいた。
色々クロムが話をしているようだけど、生返事しかできない。
念のためウエンディを持ってきていてよかった……内容を把握するために、あとでこのシーンを再生してもらおう。違う意味でダメージは受けそうだけど、聞いていなかったという不義理はしたくないもんね。
とはいえ、やっぱり私には討伐依頼は早かったかもしれない。
今から引き返すことは……無理ですよねぇぇ!!?
もちろん、お弁当は使用人の皆様が作ってくださるので、私はお菓子担当。
あ、サンドイッチに具材を詰めるくらいのお手伝いはちゃんとしましたよ?
今日のクッキーは、型抜きを買ってもらったのでそれを利用して、形を楽しめるようなものにした。
ハートの型を使って、ゲン担ぎに四つ葉のクローバーを作ってみたら、結構うまく出来て自分でも満足してる。
抹茶パウダーがあれば、緑のはっぱに見えるクッキーが作れたから、今度抹茶パウダーを仕入れられないか調べてみよう。
運営のご都合で作られている世界だから、きっとどこかに日本のものがあるに違いないと、確信している。
色鉛筆に「そらいろ」とか「やまぶき」があるくらいだから。
クッキーとお昼のサンドイッチをバスケットに詰めると、5人分だからやたらすごい荷物になってしまった。
この荷物一式は、ガイウスが荷物を小さくするマジックアイテムを持っていて、全部きれいにしまってくれた。
すごい! 持つべきものは有能な執事よね!
朝食もそこそこに、待ち合わせ場所のギルドに行く。
時間、ちょっと早かったかな?と思ったにもかかわらず、王子二人がすでにギルドに到着していて、キラキラオーラがギルドの一角を違う世界に変えていた。
知っていたけど、やっぱりクロムとナイルの二人が揃うとイケメンオーラが違う。
慣れている私でさえ近づくのは躊躇するレベルで美しい。
「お待たせしてしまって申し訳ありません」
「クロエ。私たちが待ちきれず早く来ただけだから、気にしないでくれ」
久しぶりに会うクロムは、1000%の笑顔で迎えてくれる。まぶしい。
そして、私の後ろに控えたガイウスから、黒いオーラを感じる。
挟まれた格好の私は冷や汗ダラダラ……。一触即発にならないかと焦る。
一応ガイウスは、私とクロムの関係を分かっているはずなので、大人しくはしていてくれるはず。
裏じゃない方の職務を全うする約束はしてくれているので、どす黒いオーラくらいで済むなら目をつぶっておこう。
「兄上と一緒にこうして行動をするのは久しぶりで、実は私も嬉しいんですよ?」
「確かに、ナイルと一緒にどこかに行くのは久しぶりだな。遠征などは大勢の兵と一緒で、お互いどこにいるか分からないしな」
王子二人は、久しぶりに一緒に行動するのだそう。
二人の話す姿は美しいけど、会話の言葉遣いが綺麗すぎて兄弟というより他人と話してるみたい。
ナイルはクロムと一緒の時は、余所行きの王族風の言葉を使う。と言うより、私とアメリアと三人(または二人)の時だけしか馴れ馴れしい言葉は使わない。
それはアメリアも同じで、普段はちゃんと伯爵令嬢としてふさわしい言葉遣いをしている。
アメリアはたまに、丁寧な言葉が混じっているのが可愛いんだよね。
そんなことを考えながら、兄弟の会話を微笑ましく聞いていると、ハルがやってきた。
「ごめんなさい、ちょっと出がけに色々あって。遅くなりました」
「いいえ、時間より五分早いですよ。我々が早すぎただけです。お気になさらずに」
なぜかガイウスが時計を見ながら対応してくれる。
さすが! 執事の仕事ちゃんとしてくれてる。
「では、お嬢様。討伐の出発手続きに参りましょう。カウンターはあちらでございます」
ガイウスが私の手を取ってエスコートしてくれる。
カウンターの位置も手続きも、私はよく分かっているんだけど……いちいち言うのも面倒なので従った。
「あ、ボクも一緒に」
ハルも一緒についてきてくれる。
そして、こそっと私に耳打ちをする。
「クロエさん、あの二人ってまさか王子様じゃないですよね?」
「ええ、そうよ。幼馴染なの」
「聞いてないですよ、ボク。恐れ多くて一緒に行っていいんでしょうか?」
「心配ご無用です。お二人は身分についてとやかく言う方々ではありません」
「うう、そういう事じゃなくってね!?」
半泣きになりそうなハルを横目に、バッチリ五人の名前を書いて討伐登録が終了した。
さて! これで討伐に行ける!
早速、王子二人がキラキラオーラで人避けしているテーブルに戻り、軽く打ち合わせをして討伐に出かける。
王都を出て歩いて二時間ほどの場所。
てっきり歩きで行くものだと思っていたら、馬が用意されていた。
そ、そうか。王子が移動するのに徒歩はないよね?
私とクロム、ナイルとハル、ガイウスに分かれて馬に乗る。
ハルはガイウスと乗ると言ったけど、馬に乗り慣れていないガイウスには二人乗りは難しいだろうということになり、この組み合わせとなった。
なったのだけど……。
正直、馬に二人乗りは近い!!!
スチル耐性があるとはいえ、背中にクロムの温もりを感じながら馬に揺られるのは……あ、これスチルじゃないから耐えれるわけないや。
まだ森に入ってもないのに、私は緊張のあまり口からエクトプラズムを出す勢いで、半分意識が飛んでいた。
色々クロムが話をしているようだけど、生返事しかできない。
念のためウエンディを持ってきていてよかった……内容を把握するために、あとでこのシーンを再生してもらおう。違う意味でダメージは受けそうだけど、聞いていなかったという不義理はしたくないもんね。
とはいえ、やっぱり私には討伐依頼は早かったかもしれない。
今から引き返すことは……無理ですよねぇぇ!!?
0
お気に入りに追加
125
あなたにおすすめの小説
このやってられない世界で
みなせ
ファンタジー
筋肉馬鹿にビンタをくらって、前世を思い出した。
悪役令嬢・キーラになったらしいけど、
そのフラグは初っ端に折れてしまった。
主人公のヒロインをそっちのけの、
よく分からなくなった乙女ゲームの世界で、
王子様に捕まってしまったキーラは
楽しく生き残ることができるのか。
彼氏が親友と浮気して結婚したいというので、得意の氷魔法で冷徹な復讐をすることにした。
和泉鷹央
ファンタジー
幼い頃に住んでいたボルダスの街に戻って来たアルフリーダ。
王都の魔法学院を卒業した彼女は、二級魔導師の資格を持つ氷の魔女だった。
二級以上の魔導師は貴族の最下位である準士の資格を与えられ辺境では名士の扱いを受ける。
ボルダスを管理するラーケム伯と教会の牧師様の来訪を受けた時、アルフリーダは親友のエリダと再会した。
彼女の薦めで、隣の城塞都市カルムの領主であるセナス公爵の息子、騎士ラルクを推薦されたアルフリーダ。
半年後、二人は婚約をすることになるが恋人と親友はお酒の勢いで関係を持ったという。
自宅のベッドで過ごす二人を発見したアルフリーダは優しい微笑みと共に、二人を転送魔法で郊外の川に叩き込んだ。
数日後、謝罪もなく婚約破棄をしたいと申し出る二人に、アルフリーダはとある贈り物をすることにした。
他の投稿サイトにも掲載しています。
公爵家御令嬢に転生?転生先の努力が報われる世界で可愛いもののために本気出します「えっ?私悪役令嬢なんですか?」
へたまろ
ファンタジー
ここは、とある恋愛ゲームの舞台……かもしれない場所。
主人公は、まったく情報を持たない前世の知識を持っただけの女性。
王子様との婚約、学園での青春、多くの苦難の末に……婚約破棄されて修道院に送られる女の子に転生したただの女性。
修道院に送られる途中で闇に屠られる、可哀そうな……やってたことを考えればさほど可哀そうでも……いや、罰が重すぎる程度の悪役令嬢に転生。
しかし、この女性はそういった予備知識を全く持ってなかった。
だから、そんな筋書きは全く関係なし。
レベルもスキルも魔法もある世界に転生したからにはやることは、一つ!
やれば結果が数字や能力で確実に出せる世界。
そんな世界に生まれ変わったら?
レベル上げ、やらいでか!
持って生まれたスキル?
全言語理解と、鑑定のみですが?
三種の神器?
初心者パック?
肝心の、空間収納が無いなんて……無いなら、努力でどうにかしてやろうじゃないか!
そう、その女性は恋愛ゲームより、王道派ファンタジー。
転生恋愛小説よりも、やりこみチートラノベの愛読者だった!
子供達大好き、みんな友達精神で周りを巻き込むお転婆お嬢様がここに爆誕。
この国の王子の婚約者で、悪役令嬢……らしい? かもしれない?
周囲の反応をよそに、今日もお嬢様は好き勝手やらかす。
周囲を混乱を巻き起こすお嬢様は、平穏無事に王妃になれるのか!
死亡フラグを回避できるのか!
そんなの関係ない!
私は、私の道を行く!
王子に恋しない悪役令嬢は、可愛いものを愛でつつやりたいことをする。
コメディエンヌな彼女の、生涯を綴った物語です。
【完結】アラサー喪女が転生したら悪役令嬢だった件。断罪からはじまる悪役令嬢は、回避不能なヤンデレ様に溺愛を確約されても困ります!
美杉。節約令嬢、書籍化進行中
恋愛
『ルド様……あなたが愛した人は私ですか? それともこの体のアーシエなのですか?』
そんな風に簡単に聞くことが出来たら、どれだけ良かっただろう。
目が覚めた瞬間、私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
美少女に転生して料理して生きてくことになりました。
ゆーぞー
ファンタジー
田中真理子32歳、独身、失業中。
飲めないお酒を飲んでぶったおれた。
気がついたらマリアンヌという12歳の美少女になっていた。
その世界は加護を受けた人間しか料理をすることができない世界だった
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!
『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?
mio
ファンタジー
特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。
神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。
そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。
日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?
他サイトでも投稿しております。
追放幼女の領地開拓記~シナリオ開始前に追放された悪役令嬢が民のためにやりたい放題した結果がこちらです~
一色孝太郎
ファンタジー
【小説家になろう日間1位!】
悪役令嬢オリヴィア。それはスマホ向け乙女ゲーム「魔法学園のイケメン王子様」のラスボスにして冥界の神をその身に降臨させ、アンデッドを操って世界を滅ぼそうとした屍(かばね)の女王。そんなオリヴィアに転生したのは生まれついての重い病気でずっと入院生活を送り、必死に生きたものの天国へと旅立った高校生の少女だった。念願の「健康で丈夫な体」に生まれ変わった彼女だったが、黒目黒髪という自分自身ではどうしようもないことで父親に疎まれ、八歳のときに魔の森の中にある見放された開拓村へと追放されてしまう。だが彼女はへこたれず、領民たちのために闇の神聖魔法を駆使してスケルトンを作り、領地を発展させていく。そんな彼女のスケルトンは産業革命とも称されるようになり、その評判は内外に轟いていく。だが、一方で彼女を追放した実家は徐々にその評判を落とし……?
小説家になろう様にて日間ハイファンタジーランキング1位!
更新予定:毎日二回(12:00、18:00)
※本作品は他サイトでも連載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる