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第6章 私はただ知らないことを知りたいだけなのに!
10 乗り物③
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私は樽以上に空を飛ぶ乗り物に相応しい物を必死に探したが、帯に短し襷に長しというふうにどの乗り物にも一長一短があり樽以上の乗り物をなかなか見つけられずにいた。
もう軽くて丈夫な樽の製作をどこかに依頼しようかと考え始めるまでに私は追い込まれていた。
このように樽以上の空中を飛ぶ乗り物を探して迷走する私を見かねたアヤタが自分からお勧めの乗り物を紹介してくれた。
アヤタの気持ちは純粋に嬉しかったが、アヤタは飛行の理術の詳しい理論や理屈を正確に理解しているわけではないので、あまり期待はしていなかった。
媒体を使うようになった私は空を飛ぶために重力だけでなく慣性力にも理術で干渉している。
物が下に落ちていくとき、重力によって下向きに加速するので、逆の上向きに慣性力が生まれるという理を利用して重力と慣性力で打ち消しあわせて、無重力状態を作り出している。
空中で自由に移動するためにも慣性力に干渉している。
重力の働く方向は垂直方向なので水平方向には力がほとんど働いていないから、左右に移動するときは重力に干渉する必要はない。
地面と違い空中では接触面が無いので摩擦力も働かない。
だから、慣性の法則に従って、外からの力を加えないかぎり、一度同じ速さで真っ直ぐ動いているものはずっと同じ速さで真っ直ぐ進もうとする性質を利用して氷の上を滑るように余計な力を必要としないで空中で滑るように移動できる理術をかけている。
移動速度が上がれば上がるほど空気抵抗が強くなるので、空気抵抗を減らすために流線形の空間で周囲を覆い、周囲の気圧を弱めるような理術も行使している。
アヤタは私が空を飛ぶためにこれほど多くの理術を一度に行使しているとは考えていないだろう。
全く見当違いの物を持ってきたとしても、試すだけ試してみようと決めて私はアヤタが研究室に持ってきた物を見た。
目の前には2本の長い木の棒の上に背もたれと肘掛けが付いている木製の椅子のようなものが置かれている。
一見すると木製の粗末なロッキングチェアのように見えるが、ただの椅子ではなく、足を伸ばして置けるくらいにとても座面が長い。
「アヤタ、これは一体何かしら?」
私はこの椅子のようで椅子としては使えない物の正体が分からずアヤタに素直に尋ねた。
「こちらは雪橇です。雪の上を馬や犬に引かせて滑るように移動する乗り物です。牽引する動物の負担を軽くするためとスピードを出すためにとても軽い木で作られています。見た目は簡素で脆そうですが、雪の上で横転しても簡単には分解しないくらい頑丈に作られております」
アヤタに説明されてやっと目の前の椅子擬きの正体が分かり、私は愕然とした。
前世の彼女がいた地域はそれほど雪が積もる場所でもなく、スキー場にも行ったことがなかった。今世の私が住んでいた村も雪が積もるほどの寒い地域ではなく雪国にも行ったことはない。学園都市は暖かい南部に位置していて雪はほとんど降らない。
前世の彼女も私も実物の橇を見たことも橇に乗ったこともなかった。だから、これまで乗り物を考えるときに橇は意識に上ってこなかった。
でも、前世の彼女の世界ではサンタクロースというおじいさんが橇に乗ってトナカイに引かれて空を飛びながら世界中の子供にプレゼントを配っているという物語があった。それなのに、橇で空を飛んでみようと思い付けなかった自分に落ち込んでしまう。
空飛ぶ箒や空飛ぶ絨毯という架空の物語を参考にして失敗した経験からフィクションは当てにならないと思い込んでいたのかもしれない。
今、落ち込んでしまえばアヤタに不手際があったと誤解させてしまう。
私は笑顔で喜んでアヤタにとても良い物を紹介してくれたとお礼を言って、すぐに実験を開始した。
乗る前に橇の重さを確認するために持ち上げてみたが、ぎりぎり私が持ち上げることができるくらいの重さだった。
見た目はビーチチェアのような大きな椅子のようだが、座り心地や見た目などよりも軽さを追求しているようで、部分的に隙間を作るようにして木の利用を最低限に抑えているために見た目に反して軽い。
橇に乗ってみると思った以上に体勢が安定した。橇の背が緩やかにカーブしており足を橇の上に伸ばして座っても背中に凭れることができるので負担は少ない。肘掛け部分も足の先まであり、それが転落防止柵のようになって安心感がある。
橇ならば手綱の紐を握るが、動物を繋げていないので手綱は付けていない。私は肘掛けを掴んで理術を行使して飛んだ。
橇の実験結果は上々だった。
樽以上に軽く、樽以上に体勢が楽で、樽以上に安定性があり、樽以上に飛びやすく、樽以上に見た目が良い。
こうして私の空を飛ぶ乗り物は橇に決まった。
ただし、このままで空を飛ぶには安全性が足りない。
雪の上を走る橇なら横倒しになっても地面の上に転がるだけだが、空を飛ぶ橇が横倒しになってしまったら空中に体一つで放り出されることになり、下手したら転落死してしまう。
雪橇の場合は下手に橇と体を固定していたら、横倒しの状態で雪の上を擦りながら引きずられたり、橇の下敷きになって抜け出せなくなる危険もあるだろうが、空中にはそういう危険は無い。
だから、簡単に空中に投げ出されることがないように体を乗り物にしっかり固定できるように改良してほしいと橇職人に依頼を出して、幾度も改良を重ねていき、最終的に完成したものは別物になった。
見た目は木馬のような形をしており、座る部分はバイクのサドルのように細くて跨って挟むように座り、背凭れには腰に結ぶ命綱がついており、馬の顔はしていないハンドル部分を両手でしっかりと握り込むことができるようになった。
体を自分から乗り物に掴んだり挟んだりして固定できるようになり、空中で横倒し状態になっても簡単には空中に放り出される心配がかなり減り、命綱のおかげで放り出されても乗り物と空中で離れ離れになる恐れも減った。
こうして完成した空を飛ぶ乗り物は改良してほとんど橇の原型を留めてはいないが、「空橇」と命名した。
玉杖が完成した後に、空橇のハンドル部分に玉杖を簡単に取り外しができるように設置できる部分を追加で作ってもらうようにお願いして、発表会の2週間前に完成した。
これで準備するものは全て揃った。あとは発表会で飛ぶだけだ。
もう軽くて丈夫な樽の製作をどこかに依頼しようかと考え始めるまでに私は追い込まれていた。
このように樽以上の空中を飛ぶ乗り物を探して迷走する私を見かねたアヤタが自分からお勧めの乗り物を紹介してくれた。
アヤタの気持ちは純粋に嬉しかったが、アヤタは飛行の理術の詳しい理論や理屈を正確に理解しているわけではないので、あまり期待はしていなかった。
媒体を使うようになった私は空を飛ぶために重力だけでなく慣性力にも理術で干渉している。
物が下に落ちていくとき、重力によって下向きに加速するので、逆の上向きに慣性力が生まれるという理を利用して重力と慣性力で打ち消しあわせて、無重力状態を作り出している。
空中で自由に移動するためにも慣性力に干渉している。
重力の働く方向は垂直方向なので水平方向には力がほとんど働いていないから、左右に移動するときは重力に干渉する必要はない。
地面と違い空中では接触面が無いので摩擦力も働かない。
だから、慣性の法則に従って、外からの力を加えないかぎり、一度同じ速さで真っ直ぐ動いているものはずっと同じ速さで真っ直ぐ進もうとする性質を利用して氷の上を滑るように余計な力を必要としないで空中で滑るように移動できる理術をかけている。
移動速度が上がれば上がるほど空気抵抗が強くなるので、空気抵抗を減らすために流線形の空間で周囲を覆い、周囲の気圧を弱めるような理術も行使している。
アヤタは私が空を飛ぶためにこれほど多くの理術を一度に行使しているとは考えていないだろう。
全く見当違いの物を持ってきたとしても、試すだけ試してみようと決めて私はアヤタが研究室に持ってきた物を見た。
目の前には2本の長い木の棒の上に背もたれと肘掛けが付いている木製の椅子のようなものが置かれている。
一見すると木製の粗末なロッキングチェアのように見えるが、ただの椅子ではなく、足を伸ばして置けるくらいにとても座面が長い。
「アヤタ、これは一体何かしら?」
私はこの椅子のようで椅子としては使えない物の正体が分からずアヤタに素直に尋ねた。
「こちらは雪橇です。雪の上を馬や犬に引かせて滑るように移動する乗り物です。牽引する動物の負担を軽くするためとスピードを出すためにとても軽い木で作られています。見た目は簡素で脆そうですが、雪の上で横転しても簡単には分解しないくらい頑丈に作られております」
アヤタに説明されてやっと目の前の椅子擬きの正体が分かり、私は愕然とした。
前世の彼女がいた地域はそれほど雪が積もる場所でもなく、スキー場にも行ったことがなかった。今世の私が住んでいた村も雪が積もるほどの寒い地域ではなく雪国にも行ったことはない。学園都市は暖かい南部に位置していて雪はほとんど降らない。
前世の彼女も私も実物の橇を見たことも橇に乗ったこともなかった。だから、これまで乗り物を考えるときに橇は意識に上ってこなかった。
でも、前世の彼女の世界ではサンタクロースというおじいさんが橇に乗ってトナカイに引かれて空を飛びながら世界中の子供にプレゼントを配っているという物語があった。それなのに、橇で空を飛んでみようと思い付けなかった自分に落ち込んでしまう。
空飛ぶ箒や空飛ぶ絨毯という架空の物語を参考にして失敗した経験からフィクションは当てにならないと思い込んでいたのかもしれない。
今、落ち込んでしまえばアヤタに不手際があったと誤解させてしまう。
私は笑顔で喜んでアヤタにとても良い物を紹介してくれたとお礼を言って、すぐに実験を開始した。
乗る前に橇の重さを確認するために持ち上げてみたが、ぎりぎり私が持ち上げることができるくらいの重さだった。
見た目はビーチチェアのような大きな椅子のようだが、座り心地や見た目などよりも軽さを追求しているようで、部分的に隙間を作るようにして木の利用を最低限に抑えているために見た目に反して軽い。
橇に乗ってみると思った以上に体勢が安定した。橇の背が緩やかにカーブしており足を橇の上に伸ばして座っても背中に凭れることができるので負担は少ない。肘掛け部分も足の先まであり、それが転落防止柵のようになって安心感がある。
橇ならば手綱の紐を握るが、動物を繋げていないので手綱は付けていない。私は肘掛けを掴んで理術を行使して飛んだ。
橇の実験結果は上々だった。
樽以上に軽く、樽以上に体勢が楽で、樽以上に安定性があり、樽以上に飛びやすく、樽以上に見た目が良い。
こうして私の空を飛ぶ乗り物は橇に決まった。
ただし、このままで空を飛ぶには安全性が足りない。
雪の上を走る橇なら横倒しになっても地面の上に転がるだけだが、空を飛ぶ橇が横倒しになってしまったら空中に体一つで放り出されることになり、下手したら転落死してしまう。
雪橇の場合は下手に橇と体を固定していたら、横倒しの状態で雪の上を擦りながら引きずられたり、橇の下敷きになって抜け出せなくなる危険もあるだろうが、空中にはそういう危険は無い。
だから、簡単に空中に投げ出されることがないように体を乗り物にしっかり固定できるように改良してほしいと橇職人に依頼を出して、幾度も改良を重ねていき、最終的に完成したものは別物になった。
見た目は木馬のような形をしており、座る部分はバイクのサドルのように細くて跨って挟むように座り、背凭れには腰に結ぶ命綱がついており、馬の顔はしていないハンドル部分を両手でしっかりと握り込むことができるようになった。
体を自分から乗り物に掴んだり挟んだりして固定できるようになり、空中で横倒し状態になっても簡単には空中に放り出される心配がかなり減り、命綱のおかげで放り出されても乗り物と空中で離れ離れになる恐れも減った。
こうして完成した空を飛ぶ乗り物は改良してほとんど橇の原型を留めてはいないが、「空橇」と命名した。
玉杖が完成した後に、空橇のハンドル部分に玉杖を簡単に取り外しができるように設置できる部分を追加で作ってもらうようにお願いして、発表会の2週間前に完成した。
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