貴方と何故こうなった

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避暑地

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父様が出かけ、母様に挨拶をした私はお祖父様が準備して下さった馬車に乗り、初めての家出を決行しました。

不謹慎だけどワクワクしてるわ

馬車にゆられて到着したのは、綺麗な湖が見張らせる素敵な別荘でした。

お祖父様、何人住めるのかしらってぐらい広いわね、素敵すぎるわ、後で散歩でもしてみようかしら。

荷物を運びいれ、使用人に散歩へ出ると伝えた後１人湖畔に近付き腰を下ろした。

『どれぐらい厄介になったらいいのかしら、早い段階で反省してくださればいいのですが、あの方にもお逢いしたい』

目を瞑り、記憶の彼を思い出し暖かな気持ちに時間を忘れて物思いに更ける

ふと、抱き留められ眼が合った顔を思いだし恥ずかしさから声にならない奇声をあげるのであった
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