貴方と何故こうなった

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お祖父様

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父様が宰相の仕事へ屋敷を出るのを確認し、私は荷物を持って母様の元へ急いだ。

「母様、準備は出来ました。」

「本当気持ちは固まったかしら」

「はい、お祖父様に手紙で頼みました。母様には居場所は伝えますが、絶対に父様と兄さまには秘密ですよ」

「あなたの為なら何でもするわよ」

「ありがとうございます。」

「まぁ、今回はあの人もやりすぎだわと思っていましたし、ローも大概落ち着かせなくてはいけないから、いい薬になると思うわ」

「やりすぎも、話を聞いてももらえないなら居なくなりますわ」

あの日、説明も聞いてくれず何も言われず部屋に閉じ込められた

余りの理不尽さにお祖父様へ隠れられる場所の提供を依頼

お祖父様は私に甘いから理由を聞いて怒って下さってます。
すぐにでも屋敷くら出てきなさいと言ってくれてました。
ただ、二人が仕事へ向かうのが今日!
この時を待ってましたわ

私は雲隠れします!
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