貴方と何故こうなった

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side ジーク 妹だと!

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細い腕を掴み話を聞いてもらおうとしたら

なっローランドが間に割り込み妹とか言っている

『オイ、全く似てないではないか?!お前金髪だろ!さらには癖ッ毛!サライエナ嬢と名乗った彼女は確かにエルトン家みたいだが・・・確かにエルトン家当主は茶色の髪と目をしていたな』

『何がお前にはやらんだ!そりゃ俺も散々断ってきたが‥‥‥彼女を前にすると胸が苦しくなる』

ローランドに連れられて行くサライエナ嬢はたまに此方を見ている

何故か眼が離せなくなっていた。

俺は別に視線の先が気になり、話をしてみようかなぐらいにしか思ってもいなかった。
だから、振り返った彼女が可愛いと思えた事に自分でも驚いている。

女性をエスコートし、ダンスを踊る際に腰に手を回す事も有るが、あんなに柔らかく良い香りかするなど思いもしなかった。
女性は香水でクサイイメージしかない

『ダァッ!何を何で色々言い訳ぽく考えてるんだ俺は!違う、ただ興味があっただけで、視線の先が解ればもうどうでも良いではないか!』

心の何処かに引っ掛かりがあるものの、考えるのを辞め職務へともどる事にした。

『明日ローランドにでも話を聞きに行ってみるか』
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