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巻き戻りでやり直し
前世の裏切り者は今世の味方
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そんな事でうじうじとして、寝られない夜を過ごし、そして朝日が登る頃ボクは決心した。
「うん。剣道やろう。今度は自分にまけないようにリベンジだ」
そう決めたら気分が楽になった。そして寝落ちして朝を迎える。短時間睡眠でも熟睡したせいか身体の変調はなかった。
(何からはじめよう。とりあえず習い事を選択するのが前世だと今年末だから、今お願いしても良いよね。まずは協力者を募るか。やたら初期費用がかかるから、そのままやりたいと言っても聞いてくれない可能性があるからな。小賢しいと思われても先に話進めといた方がいいよね。だれか協力してくれる人いるかな?)
そう思っていると一人協力してくれそうな人を思いつく。それは『剣道』の素晴らしさを説いてくれた中西くんで(前の剣道の話にちらっと登場)彼は今現在、前世の記憶が正しければ剣道をやっているはず。
(ただあんまり頼りたくないんだよね)
中西くんは前世、小中高と同級生だった。
何故頼りたくないのかと言えば、中西くんは前のボクにとって結構な裏切り者だったからである…散々剣道の良さをアピールをして、高校もやると言ってたので、一緒にやろうと約束した。だが高校に入ったらやりたい事ができたと逃げられた。
それきり疎遠になってしまったのでなんとなく苦手意識が今のボクに残っているのだ。
(でもこの世界の中西くんは関係ないし、文句を言っても仕方ない。話だけでもしよう。聞くのはタダだしね)
そして約束をして放課後、話を聞いてもらえる事になった。
「中西くん、ボク剣道習いたいんだよね。剣道習っているんでしょ?」
「うん、やってるよ」
「道場通ってるの?遠い?」
「ううん。隣の駅の近く」
「月謝っていくら?」
「わかんない。お父さんに聞いてみるわ」
「はじめに何が必要?竹刀?道着と袴?」
「わかんない。今日聞いてみるわ」
「おもしろい?」
「おもしろいよー」
こんな感じで話をした。
てっきり次の日に返事がくるかと思っていたが、その夜に電話がきた。
「あのね、日曜日にお父さんが話するって言ってるから来て」
ボクは了承し、日曜日に中西くんの家にお邪魔した。
おじさんが待っていてくれて、中西くんとおじさんと話をした。
話を要約すると
・おじさんは有段者。
・中西くんと道場通っている。
・剣道は遊びではじめるものではない。
・遊びのつもりならやめとけ。
・続けなきゃお金もったいない。
・何故やりたいのか。
・続ける覚悟はあるか。
・道場は月曜木曜金曜の6時から。
・最初は竹刀だけ必要。
・月謝は3,000円
・なんだったら俺も教えるよ。息子に教えてるし。
最後のは何故か力説してくれてたな。
終わりに両親の説得が必要ならば、代わりに話しても良いと言われた。ありがたかった。
中西くんも協力してくれるって。やったね!
………………………………………
【短期睡眠】取得
「うん。剣道やろう。今度は自分にまけないようにリベンジだ」
そう決めたら気分が楽になった。そして寝落ちして朝を迎える。短時間睡眠でも熟睡したせいか身体の変調はなかった。
(何からはじめよう。とりあえず習い事を選択するのが前世だと今年末だから、今お願いしても良いよね。まずは協力者を募るか。やたら初期費用がかかるから、そのままやりたいと言っても聞いてくれない可能性があるからな。小賢しいと思われても先に話進めといた方がいいよね。だれか協力してくれる人いるかな?)
そう思っていると一人協力してくれそうな人を思いつく。それは『剣道』の素晴らしさを説いてくれた中西くんで(前の剣道の話にちらっと登場)彼は今現在、前世の記憶が正しければ剣道をやっているはず。
(ただあんまり頼りたくないんだよね)
中西くんは前世、小中高と同級生だった。
何故頼りたくないのかと言えば、中西くんは前のボクにとって結構な裏切り者だったからである…散々剣道の良さをアピールをして、高校もやると言ってたので、一緒にやろうと約束した。だが高校に入ったらやりたい事ができたと逃げられた。
それきり疎遠になってしまったのでなんとなく苦手意識が今のボクに残っているのだ。
(でもこの世界の中西くんは関係ないし、文句を言っても仕方ない。話だけでもしよう。聞くのはタダだしね)
そして約束をして放課後、話を聞いてもらえる事になった。
「中西くん、ボク剣道習いたいんだよね。剣道習っているんでしょ?」
「うん、やってるよ」
「道場通ってるの?遠い?」
「ううん。隣の駅の近く」
「月謝っていくら?」
「わかんない。お父さんに聞いてみるわ」
「はじめに何が必要?竹刀?道着と袴?」
「わかんない。今日聞いてみるわ」
「おもしろい?」
「おもしろいよー」
こんな感じで話をした。
てっきり次の日に返事がくるかと思っていたが、その夜に電話がきた。
「あのね、日曜日にお父さんが話するって言ってるから来て」
ボクは了承し、日曜日に中西くんの家にお邪魔した。
おじさんが待っていてくれて、中西くんとおじさんと話をした。
話を要約すると
・おじさんは有段者。
・中西くんと道場通っている。
・剣道は遊びではじめるものではない。
・遊びのつもりならやめとけ。
・続けなきゃお金もったいない。
・何故やりたいのか。
・続ける覚悟はあるか。
・道場は月曜木曜金曜の6時から。
・最初は竹刀だけ必要。
・月謝は3,000円
・なんだったら俺も教えるよ。息子に教えてるし。
最後のは何故か力説してくれてたな。
終わりに両親の説得が必要ならば、代わりに話しても良いと言われた。ありがたかった。
中西くんも協力してくれるって。やったね!
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