快楽の時間

霧野新庄

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番外編

ツンデレ少女とインキャの僕

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 中学から根暗な僕は友達と呼べる子が1人もいなかった。ご飯を食べるときも、ペアを組むときも、ひっそり、まるで皆んなの陰になったみたいに暮らしいていた。そんな自分を変えたくて…

「僕は今日から生まれ変わるんだ!」

誰も知り合いが居ない遠くの高校に進学した。そして…

一体、何が変わったのだろう…僕は何を、どこで間違えたのだろう…

「はぁ、」

「うわっ、くっさ、根暗インキャの霜島が溜息ついてるぞ」

「なぁ、麗華!?マジキモいよな?」

「そうね、クラスにいるだけで、ほんと嫌!害虫は駆除しなきゃね!」

(プシュー)

「うゎ!目が…」

「目がぁーだってさ!」

男子のリーダー池島が僕を指差して嘲笑う。それを他所に、複雑な顔で僕を見つめる麗華…

そう…僕は俗に言うインキャ。クラスの皆んなとは違う。

でも、そんな僕にも楽しみはある

(ガタン)

「おい、霜島が立ったぞー!うんこか?
くっせー漏らすなよ!?おい、ははは」

クラスの嘲笑の声が耳をつんざく。でももう気にならない。これが僕の日常、そして…

「ちょっとごめん…用事があるの!」

「あっ、ちょっと麗華!」

「ごめんね、すぐ戻るから」

「お、おい!」

彼女は麗華、端正な顔立ちでみんなに優しい(僕を除いて)。そのため、誰からも好かれている。当に才色兼美とは彼女のためにあると言っても良い。

そして僕だけが知ってる彼女の性癖。いや、僕の性癖と言い換えても良い。

いじめっ子の麗華、僕は彼女の弱味を握っている。

ある日の放課後…

僕は池島に教科書を何処かに隠され、学校中を探していた。

『ここにもない』

僕は自分の教室から始まり、他のクラス、体育館、音楽室。プールサイド、ありとあらゆる場所を探した。

「…ッチ!」

「池島のやつ!!許さねえ、この怨み、お前にいつか返してやるからな!!」

辺りはすっかり夜になっていた。

「もう7時か、そろそろ帰らないとな…」

僕が帰路に着こうと廊下を歩いていると…

(カタン、カタカタ、カタン、カタン)

『何だろ…?』

僕の教室からカタカタと音が聞こえてきた。

「あぁん気持ちいい、さいっこう!バカな教師どもクラスメイトども!私にひれ伏しなさい!!」

『麗華?裸で何してるんだ?』

僕は教室の窓からこっそり中の様子を覗いていた。

「ああんああん!!」

エロい奇声を上げながら机に自身の性器を擦り付けていた。

『あれは、佐伯の机…』

「佐伯くん、今日、私に楯突いたのよね」

「麗華、もう霜島のこと揶揄うのはやめろ、それはイジメだ!」

「ップ、ハハハハ!そうよ虐めよ。虐め、わかってるわよそんなこと!わかっててやってるんじゃない?」

「…佐伯」

僕は佐伯に対して心の中で感謝の意を告げた。

「佐伯くん、私は貴方の事好きよ。絶対的女王様に楯突く衛兵、興奮するわ~!」

麗華は目の前の佐伯の机に佐伯を思い浮かべながらひたすら腰を振った。

「そうだわ!黒板に南沢さんのことでも書いてあげるようかしら!!」

そう言うと麗華は大きな乳を揺らしながら、黒板の前に立ち。2本のチョークを取り出した。

南沢琴音。麗華と同じ僕をいじめる主犯格の1人だ、、

自然と僕の鼓動はゆっくりだった。僕は自分のカバンからスマホを取り出しゆっくりと録画モードを起動する。

「カスが…!!」

「はは!!南沢さん明日どんな顔をするかしらね~?ん~楽しみだわ!」

麗華の顔は新しいおもちゃをもらった子供のようにキラキラと輝いていた。

「あっ、そうだわ!霜島の反乱っていう設定はどうかしら?女王に真っ向から立ち向かう勇気はない、だから取り巻きの1人をターゲットにした!んー我ながら良い設定だわ!惚れ惚れしちゃう!」

「地獄に堕ちろ…」

僕は麗華の一部始終をカメラに収めた。

次の日。

「どういうこと、案の定、南沢さんが黒板の前で茫然としていた」

《南沢琴音は援交でお金を稼いでいる》

「誰!どういうこと!!」

南沢さんの顔は真っ赤に染まり、般若の面をつけた様だった。

「え~南沢さんかわいそうー!誰がやったのかな~?」

麗華が不敵な笑い声を上げる。自分がやったのにも関わらずだ…

「この中にいるのかな~?早く自首しないと痛い目にあっちゃうかもよ~?」

誰も顔を上げない。皆、標的になるのが怖くて下を向いているのだ。

「あれじゃね?し、しもなんとか?」

池島が答えた。

「え~誰ー?」

「霜島…!!」

南沢さんがクラスメイトを順に睨め付ける。

「霜島!おい霜島!」

「あっれ~まだ来てないのかな~?」

「おっ、いじめられっ子の反乱か?」

「きゃは!キャハハハ!何それ、池島面白すぎ、脚本家になれるよ~?」

「おっ、じゃあこのクラスを題材にしてドキュメンタリー映画でも撮るかな?」

「はは、おもろ~!」

(ピロン)

麗華のスマホが音を立てた。

「あ、LINEだ」

「誰だ?彼氏か~?」

「え~そうかも~?」

「!」

ニヤついた笑顔が一瞬で凍りつく。

「ん?どした麗華?」

「あ、ううん何でもない、ちょっと私、トイレ行ってくるわ」

「麗華、霜島見つけたら…!」

「はいはい、んじゃ、」

『……どうして?どうしてどうしてどうして?居た?誰か居たの?誰?誰々誰?』

麗華の元に1通の動画が届いていた。

それと同時に特別室に来いと。

特別室。この学校には使ってない、空き教室が1つだけ存在する。

昔、生徒がいじめで自殺したという噂の…

「ッチ!」

(ガン!)

特別室の扉が勢いよく開かれた。

「遅かったな…」

「霜島…お前だったのか」

「ああ、そうだよ」

『やばいやばいやばいって!どうしようやらなきゃまた虐められる…怖い怖い怖い』

僕は平静を取り繕った。

「おい霜島!随分と冷静じゃない?これで私に有利をとったつもり?」

「ん~どうだろうね?」

「ハッ、霜島の分際で!」

「この動画見てもそんなこと言える?」

「ああんああん!佐伯くん、佐伯くん!最高よ、絶対的女王様に楯突く衛…」

「……霜島ー!!」

「…おっと!」

麗華の手が僕のスマホに手が伸びてきた。

「はっはっあー残念!僕のスマホを奪っても別のクラウドに保存してるから、なにをしてもむーだ!」

「ッチ!」

「んー良い顔してるねー麗華」

「汚ねえ口で呼ぶな!」

「えー僕にそんな事言って良いの?」

「ああん佐伯くん、佐伯くん!」

「南沢さん明日どんな顔をするかしらね~?ん~楽しみだわ!!」

「……」

「にしても、面白い事言うよねー霜島の反乱だっけ~?んー?」

「……」

「どーおー?いつも虐めてる霜島くんに手も足も出ない気持ちー?」

「……」

「なんか言ったら?これ、ネットに上げられたら困るよね?困るよね?両親はどう思うだろうね?南沢さん、池島は?」

「……ざけんなよ」

「え?聞こえなかったなぁ?」

「良い加減調子来いてんじゃねうぞ霜島ぁぁ!!」

「おおーポチッとな!あーあー麗華がいう事聞かないからネットに上げちゃった」

「え、うそ…」

「あのさ~何か勘違いしてないかな?僕は君の主。君は僕のペットなんだよ?」

「は?」

「だーから!君はぼくのペット!これからは僕のために生き、死ぬんだよ?」

「……嫌だね。私の動画はもう上げられてるし、、」

「えーほんとにそうかな~?」

「は?」

「まあ、どう思うかは自由だから一回クラスに戻ってみれば~?」

(ダンダンダン)

麗華が一直線に廊下を駆ける。

(ガン!!)

「あ、麗華?霜島は!?」

「それよりさ、動画…」

「え、何?動画?」

「……何でもない」

「霜島!!許さねえ。麗華、私、この気持ち治りそうにないよ、どうしよう?」

「え、う、うん」

(ピロン)

「!」

〈まだ動画は上げてなかったな~〉

「霜島…!」

「え?霜島?」

「あ、おい、霜島が来たぞ?」

クラスメイトの誰かが教室の扉の方を指差した。

「霜島!!」

南沢さんが僕の顔に筆箱を投げてきた。

〈ドン〉

「おーおー、良いきみだな霜島ぁ~。自分がやったことわかってんのかぁ?」

『ふっ』

「何笑ってんだてめえ!!」

(ピロン)

〈良いの?僕が虐められても〉

「南沢さん、待って、、」

「え、でも、麗華…」

「良い、私がやる」

「……」

「何ニヤニヤしてやがるんだテメェ!」

「やべえよ、霜島。あいつらに逆らったら、また何されるのかわからねえよ」

『何がやばいのだろう?僕が虐められたら、麗華が詰む。僕を庇っても麗華はクラスでの地位が下がるだろう』

「ふ、チェックメイトだ」

「霜島こいよ!」

「麗華!私に!」

「いい、私一人でやる。付いてこないで」

麗華に逆らえる者はこのクラスに居ない。
彼女はクラスの絶対君主なんだから。

(ガタン)

二人は先程の特別室へ戻ってきた。

「霜島…おい…」

「僕の名前は俊。霜島俊だ。俊って呼びな、それかご主人様、どっちが良い?」

「俊、俊」

「違うね、何でお前が僕の名前を呼び捨てにしてんだよ。お前ごときがさぁ!?」

「!」

「……くん」

「えー?俊くん、、」

「うんうん、良いねー良いねー。じゃあ、これからよろしく僕のペットさん!」

「……」

(ガン!)

「あ、麗華!」

「おい、霜島、麗華にこっぴどくやられてびびってんのか??」

『ふっ』

(ピロン)

〈池島がウザい〉

「池島、さっき先生が呼んでたよ」

「あっ、ああ、ちょっと待てよ麗華、今良いところなんだわ」

「そんなやつ構うだけ時間の無駄、早く行きなよ」

「ッチ、ったく、わーったよ!」

〈サンキュー、俺のペットちゃん〉

麗華は今直ぐにでもスマホを壊したい気持を必死に抑えた。

「霜島~!」

池島や南沢さんがちょっかいを出してくるたびに麗華が上手くやり過ごす。

麗華が俺のペットになってからはや、1週間が過ぎた。

(ガラガラガラ)

「おい、ハエどこ行った?」

池島が朝からヤンヤンやと騒いでいる。

「うを、麗華。ここにハエが飛んでるぞ」

「そうね、害虫は駆除しなきゃね!」

(プシュー)

麗華が僕の目に殺虫剤を吹きかけた。

『麗華、こいつ、タダじゃおかねえぞ』

「うゎ!目が…」

「目がぁーだってさ!」

池島の嘲笑が耳をつんざく。

「クッ!」

(ガタン)

「おい、霜島が逃げたぞ~!」

『!』

麗華は今頃、我に返り、手に持つ殺虫剤を忌々しげに睨んでいた。

『やばい』

「追いかけなきゃ!」

「お?追撃か?俺も行くぜ?」

「いい、私だけで十分よ」

「でもよ、」

「いいって言ってんの!」

「……」

「ッ、おい麗華、お前最近変だぞ?」

『やばい』

クラスの視線が麗華に集中する。

「なんでもない、私はあいつを追いかける。池島も南沢さんも来ないで」

「……麗華、おい」

池島の声も届かず、麗華は一目散に教室を飛び出した。

「……ハァハァハァ。探したわよ」

「麗華、僕にしたことわかってるよね」

「霜島、いえ、俊くん…さっきは…」

「なぁ、何であんなことするんだ?
麗華?自分の立場わかってるんだよな?」

「ご、ごめんなさい、でも、クラスのみんなの手前、庇えなくて…」

『ストレスが溜まりすぎでつい手が滑っちまったんだけどね』

「はっ!お前もあいつらと同じように俺を見下してるんだろ?」

「ちっ、違うよ霜島、いえ俊くん!」

「何が違うんだ?えっ、僕の顔に殺虫剤をかけておいて…え?」

「……」

「黙んのかよ…」

「お前は俺には逆らえない、これがある限りな、そしてこれは永遠に残る」

『そう、私はこいつに逆らえない』

「ごめん…」

「え?聞こえないな?」

「ごめんなさい!」

「ほぅ、謝る脳みそは持ってるみたいだな。じゃあ口だけじゃなくて、体で示してみろ!」

「か、体で…?」

「そうだよ。はやくやれよ」

「で、でも、ここ、男子トイレだよぉ?」

「は?口答えするの?」

「うぅ、ごめんなさい。」

「そうそう、お前は僕のペットだ」

『そう、私はこいつのペット。私は麗華じゃない。違う自分を演じるんだ。自分のプライドを守るために」

「さぁ、跪け。」

「え、」

「聞こえなかったか麗華?地べたに膝を擦り付けて首を垂れろ。ペットなら当たり前だろ?」

「……」

「返事は?」

「俊、俊くん…」

「俊くんじゃない。ご主人様だ…」

「ごっ、ご主人様…」

「よーし良いぞー麗華」

「さっ、服を脱ぐんだ。」

「は…?」

「聞こえなかったか?」

「はい…」

「おお、流石麗華だ…良い体つきしてるなぁ?さーてどこから可愛がってやろうか?え?」

「俊、俊く…うっ、」

「クチュッ、クチュッ、クチュッ ツー」

「なぁみろよ麗華?こんなにも舌が絡まって、綺麗な唾液だなぁ?」

「汚、やめ、やめてよ…」

「おい、麗華、俺がいつ喋って良いって言った?何度も言わせるな!!」

「ひ…」

「そう怖がるなよ。大丈夫。優しくしてやるよ、そう、優しくな」

僕の手が麗華の長髪を軽く空く。

『汚い、怖い』

『誰?誰なの?霜島じゃない…』

「良いなぁ、その怖がった顔…いつもは僕のこと楽しそうに虐めてるのにな」

「ビクッ」

『冷たい、まるで薄氷みたいに溶けてしまいそうだ。壊したい!壊したいなぁ』

「ほら、気持ちいだろ?僕の手」

僕の手が麗華の顔、首筋、肩へと這いずってゆく。

「麗華。お前興奮してるんだろ?いつもは僕のことを虐めてるくせに、いまは、自分が男子便所で辱められてるんだもんな?ゾクゾクするよな?な?」

(ガチャ)

扉が開く音がした。

と同時に聞き慣れた声が鼓膜を通り抜ける。池島だ。

(グィ)

「ちょっ、霜、俊くん」

「シッ…声を出すな?」

「にしても麗華、どこ行ったんだろうな?」

「霜島もいないぜ?」

「あっ?あぁ、どうせこの個室のどっかに潜んでろ?」

「どーれ!」

(ガン!ガン!ガン!)

「チッ」

『あいつら好き勝手しゃがって!』

「おい、出てこいよ霜島!俺たちが可愛がってやるよ!!」

「ハハっ、池島、そんな事言っても出てくるわけないじゃん?」

『南沢も居んのか』

「それとも何か?出てこないって言うなら上から水ぶっかけてやろうか!?」

(ガン! ガン!  ガン!)

「……」

「ねぇ、霜島、居ないんじゃないの?返事も聞こえないし…」

「あ?んなことあるかよ!インキャの居場所って言ったら便所しかねえだろうが!」

「そ、そうだけどさ、、」

「おい、バケツ持ってこい!」

「大量に水が入ったやつな」

「え、でも…」

「良いから早く持ってこい!」

(ガン!)

「…分かったわよ」

『は、やれるもんならやってみろよ、ここには下着一枚纏っただけの麗華もいるんだぞ』

「俊…くん…?」

「ひ!」

「あっ?」

僕の舌が麗華の首筋を這いずった。

『あ、ああ!なんだこの背徳感!この興奮。堪らない。』

「麗華。俺の口にキスをしろ!」

「え、えええばっ、バレちゃうよ」

「チッ」

「ん、んん」

『あ、ああ良いこの感じだ』

「ピチャッピチャッ…」

「もっとだ、もっと!」

「麗華、ブラを外せ」

「……」

「麗華」

「……」

僕が小さく名前を呼ぶと麗華は大人しく己のブラを外し始めた。

(カチッ)

“プルン”

「さぁ、どれどれ…」

“ツン”

俺の指が麗華の巨乳を優しくつつく。

その度に
”ぷるん、ぷるん”と大きく揺れる。

「霜、俊、ご主人様…」

「柔らかいな、えーどうしてやろうか?」

麗華の耳元で小さく囁く。

と、その時!

(ビシャー!)

上から大量の水が降りかかってきたのだ。

「キャッ!」

「キャア!?」

『チッ』

「ね、ねえ今の声って、」

「ま、まさか、ここ男便所だぜ?」

「でも、、」

「あっ、ああ、兎に角、霜島じゃなかったことは確かだな…」

「きょ、今日のところは勘弁しといてやるよ。じゃあな霜島。」

「……」

(ガチャ)

「はぁ、行ったか。案外、お前の声のお陰かもな。」

「うう…冷たい」

麗華のピンクのパンティがバケツの水によってビショビショに濡れていた。

透けたピンクの布からは、薄く残る彼女の陰毛が透けていた。

「寒い、」

麗華は巨乳の乳を大きく左右に小さく揺らしながら小刻みに震えていた。

寒さに震える様子はまるで生まれたての子鹿のようだ。

「フッ」

『あぁ、良い光景だ。絶景だな笑』

僕が不敵な笑みを浮かべると。

「寒い、寒い、寒い」

何度も何度も寒い、寒いと呟き震える麗華が居た。

「おい、大丈夫か麗華。」

「俊くん、寒いよ」

「そうか、寒いよな。俺もいつも、学校で震えてばかりなんだ、お前らのせいでな」

「え?」

「気づかないのか?わからないのか?
俺がどれだけ辛い思いをし、毎日を生きてるのか?いじめが、どれだけ人の心を蝕んでいくのか?」

「……ごめん」

「は?何がごめんなんだ?殺虫剤をかけたことか?机を窓から放り投げたことか?
それとも、階段から突き落としたことなのか?なあなあ、何がごめんなんだよ?」

「…ごめん、ごめんなさい、」

「脱げ」

「え?」

「脱げよ、一枚残ってんだろ?」

「え?でも、、」

「でもじゃねえんだよ!!」

「良いから早く!ご主人様の命令だぞ」

(ビチャ…)

麗華のびしょびしょになったピンク色のパンティーが音を立て床へ落ちた。

「よし、じゃあとりあえず、俺のパンツとズボンを脱がしてもらおうか?」

「え、?」

「返事は!?」

「はい…」

「かっ硬い…硬いよ俊、」

「ご主人様」

「ご、ご主人様」

「ご主人様のおちんちん、ギンギン…」

「しゃぶれ、全力で奉仕しろ」

「うっ、グブ、うっ、うう…」

「くっ臭い、汚い」

「あ?なんか言ったか?このペットが」

「い、言え、何も…」

「ご主人様、全力でご奉仕させて頂きます」

「え?」

「言え、ご主人様、全力でご奉仕させて頂きます。貴方の息子を舐めさせて下さい」

「ご主人様、全力でご奉仕させて頂きます。貴方の息子を舐めさせて下さい…」

「うっうう、グス、グス」

「泣くなよ麗華。逆にそそるぞ」

「うっ、グフっ」

「お前が早くご奉仕始めないからだぞ」

僕は麗華の口に無理矢理息子を嵌め込んだ。

「グフっ、ゴホッゴホッ、うえっ」

「おいおい出すなよ~」

「ゴホッゴホッ、!」

「ほらもう一回だ!!」

「んーん!んーん!んん!」

麗華は床に手を付き涙を流しながら、僕のちんこを舐めている。

『あぁ、良いなこの快感。最高だな』

「麗華。もっと舌を使え、舌を、お前お得意のエロい舌づかいをな?」

「……」

「おふっ!」

「ぬぷっ、ピチャ、クチュっ」

『ああ、気持ちいい…』

俺の息子が麗華の口で踊り狂っている。

「良い。いく、出す、出すぞ!」

「!」

「ゴホゴホ…ゴホッ」

「汚ねえな…出すなよ麗華?」

麗華は目に涙を浮かべ、無言で首を振る。まるで僕に赦しを乞うように…

「飲み込め」

「うぅ……」

「ゴクン」

「うぅ、苦い、苦いよ俊くん…」

「!」

「クチュッ、クチュクチュ、ピチャ」

「なんか言ったか?」

「…うう…」

「…ヒ…」

僕の口が麗華の柔らかい耳を口に挟むと同時に突起した麗華の淡い乳首を愛撫する。

「やっやめて…」

「おいおい麗華…?僕にそんなこと言っていいのか??」

「はぅ!」

「プシュ、ピュ、ピュ」

『どうやら、俺の下も元気を帯びてきたようだな。はは、最高だ、たまらねえ!』

「ほぅ、麗華は耳をこうやって口で愛撫されるのが好きなんだな??」

「あぁ、いや、ハミハミしないで…」

「!」

『か、可愛いな…』

赤く熱った顔が、麗華の可憐さを倍増させているかのようだ…

「麗、麗華、俺もう我慢できない…」

どうやら俺も興奮を抑えられなくなったようだ。

「俊…く…ゴム…アッ」

「クチュ、クチュクチュ」

僕のペニスと麗華の桜色のおまんこが擦れ合ってエッチな音を立てる。

「あっ、いや、いや…膣に…ださ…」

「待って、お願い、膣には膣にだけは…」

『麗華の揺れる乳房、まるで乳牛みたいだな…この、体が全て俺のもの…』

「あっ…」

「いや…」

「……」

数秒の間、俺と麗華はお互いの性器を擦り付けたまま余韻に浸っていた。

「結構、出たな…」

「うぅ、中に出ちゃった…どうしよう、妊娠したら。最悪、最悪、最悪!!」

裸の女子高生が便器の上でしゃくりを上げて泣いている。

正常な男なら慰めるか何かをするだろう。だが、俺は違う…

『良い…この揺れる乳房。少し残っている陰毛。泣いてる女子高生』

「興奮する…」

「はぁ、はぁはぁ」

「いや、やめて、いや…いや…」

「……」

それからの出来事を僕は覚えていない。

ただ一つの事実は、僕が獣に取り憑かれたように、麗華を犯し続けたことだけだ。

霜島俊。いじめっ子の反乱、、

彼の心には一体何が取り憑いたのだろうか
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