君と見た黄昏の夕焼け

 日本の南西にある離れ小島、江戸崎で起こる少し、儚げな青春物語。
 小学校5年にして、真司は生まれ故郷である江戸崎を両親の都合上離れ、東京へ行かなければならなくなる。
 真司には幼い頃からずっと一緒のかけがえのない親友、愁平と茜がいた。3人は何をするにも一緒だった。
 真司は東京で、2人は江戸崎でそれぞれの道を歩み出す。
 やがて、真司は中学を卒業し、江戸崎に戻る決意をする。その頃江戸崎では
すでに厄災が起こっていた。変わってしまった友、そして島。すれ違う友情。
 絶望の深淵に立たされた真司。そんな時、真司を助けたのは…?
 それぞれの想いが交差するなか、3人の友情で不可解な厄災を終結させる。ちょっとホラーな青春ミステリー!

24h.ポイント 0pt
0
小説 193,580 位 / 193,580件 青春 7,013 位 / 7,013件

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

まだ恋を知らない

ぬりかべ
青春
何もかも捻くれている高校生の秋本律は恋というものが何なのかが分からなくなっていた。そもそも知らなかったのかもしれない。思い人に裏切られ、女性を毛嫌いするようになる。しかし、本当はアニメや漫画のような恋をしたい。だけど恋が何なのが分からない。彼は学校という集団生活や男女関係の波に揉まれる。その中で彼はどのように成長し、どのうような答えを得るのか。彼は恋をわかることができるのか。誰にでも立ちはだかる思春期。それと健闘する彼に幸あれ。※主人公のギャグ性にも注目!!

放課後ロルプライズ!

場違い
青春
天才だが性格に難のある高校生・門衛怜斗。 怜斗の元カノで性格に難のある女子・世葉夏矢。 性格に難はないが頭に難のある男子・希霧斗月。 明け暮れる部活も駆け抜ける青春も特に持たない黒い青春を過ごす暇人三人衆は、いつものように適当な寄り道をしながらの帰り道にて、奇妙な『宙に浮く鍵』を目にする。 「『脳に差し込んで使用してください』って取扱説明書に書いてるけど」 「この鍵トリセツあんの!?」 その鍵はなんと、全世界でぶっちぎりのナンバーワン人気を誇るネットゲーム・『トゥエルブスターオンライン』の世界へ飛べるという、魔法の鍵だった。 怜斗たちは、日頃持て余している暇を潰すべく、毎日のようにその鍵を使ってゲームの世界へ行くようになる。 そんな折、彼らの暮らす万津市では、奇怪な都市伝説が流行していた。 『真夜中、密室から人が消える』 『パソコンをしている人間だけが被害に遭う』 『まるで神隠しのように一晩でいなくなる』 人喰いディスプレイと呼ばれるその都市伝説は、怜斗たちの周りにも広がり、クラスメイトの失踪によって現実味を帯びていき……。 都市伝説ミステリー × VRMMO × 青春 アホ全開のコメディとほろ苦い人間模様が織り成す新感覚ネトゲノベル、どうぞご賞味あれ! ※小説家になろう様、カクヨム様でも連載をしております。

月とガーネット[上]

雨音 礼韻
SF
 西暦2093年、東京──。  その70年前にオーストラリア全域を壊滅させる巨大隕石が落下、地球内部のスピネル層が化学変化を起こし、厖大な特殊鉱脈が発見された。  人類は採取した鉱石をシールド状に改良し、上空を全て覆い尽くす。  隕石衝突で乱れた気流は『ムーン・シールド』によって安定し、世界は急速に発展を遂げた。  一方何もかもが上手くいかず、クサクサとしながらふらつく繁華街で、小学生時代のクラスメイトと偶然再会したクウヤ。  「今夜は懐が温かいんだ」と誘われたナイトクラブで豪遊する中、隣の美女から贈られるブラッディ・メアリー。  飲んだ途端激しい衝撃にのたうちまわり、クウヤは彼女のウィスキーに手を出してしまう。  その透明な液体に纏われていた物とは・・・?  舞台は東京からアジア、そしてヨーロッパへ。  突如事件に巻き込まれ、不本意ながらも美女に連れ去られるクウヤと共に、ハードな空の旅をお楽しみください☆彡 ◆キャラクターのイメージ画がある各話には、サブタイトルにキャラのイニシャルが入った〈 〉がございます。 ◆サブタイトルに「*」のある回には、イメージ画像がございます。  ただ飽くまでも作者自身の生きる「現代」の画像を利用しておりますので、70年後である本作では多少変わっているかと思われますf^_^;<  何卒ご了承くださいませ <(_ _)>  第2~4話まで多少説明の多い回が続きますが、解説文は話半分くらいのご理解で十分ですのでご安心くださいm(_ _)m  関連のある展開に入りましたら、その都度説明させていただきます(=゚ω゚)ノ  クウヤと冷血顔面w美女のドタバタな空の旅に、是非ともお付き合いを☆  (^人^)どうぞ宜しくお願い申し上げます(^人^)

ありがとうまぁ兄…また逢おうね

REN
青春
2022年2月27日 わたしの最愛の人がガンで命を落としました。 これはわたし達家族の物語です。 わたし達家族は血の繋がりはありません。 幼い頃に児童養護施設で出会い、育った4人が家族として血の繋がりよりも強い絆で共に生きてきました。 さまざまな人たちとの出会い、出来事、事件を経て、成長していきます。 やがてそれが恋に変わり、愛へと発展していきました。 他界した愛するひとに向けて、またガンなどの病気と闘っておられる方にも是非読んで頂きたいと思っております。 ※この物語はノンフィクション小説です。 ※更新は不定期となります。

信仰の国のアリス

初田ハツ
青春
記憶を失った女の子と、失われた記憶の期間に友達になったと名乗る女の子。 これは女の子たちの冒険の話であり、愛の話であり、とある町の話。

心の中に白くて四角い部屋がありまして。

篠原愛紀
青春
その日、私は自分の白い心の部屋に鍵をかけた。 その日、私は自分の白い心の部屋に鍵をかけた。  もう二度と、誰にも侵入させないように。  大きな音を立てて、鍵をかけた。 何色にも染めないように、二度と誰にも見せないように。 一メートルと七十センチと少し。 これ以上近づくと、他人に自分の心が読まれてしまう香澄。  病気と偽りフリースクールに通うも、高校受験でどこに行けばいいか悩んでいた。 そんなある日、いつもフリースクールをさぼるときに観に行っていたプラネタリウムで、高校生の真中に出会う。彼に心が読まれてしまう秘密を知られてしまうが、そんな香澄を描きたいと近づいてきた。  一メートル七十センチと少し。 その身長の真中は、運命だねと香澄の心に入ってきた。 けれど絵が完成する前に真中は香澄の目の前で交通事故で亡くなってしまう。 香澄を描いた絵は、どこにあるのかもわからないまま。 兄の死は香澄のせいだと、真中の妹に責められ、 真中の親友を探すうちに、大切なものが見えていく。 青春の中で渦巻く、甘酸っぱく切なく、叫びたいほどの衝動と心の痛み。 もう二度と誰にも自分の心は見せない。 真っ白で綺麗だと真中に褒められた白い心に、香澄は鍵をかけた。

銀色のクマ

リューク
青春
木下茜は失くしてしまった携帯ストラップを探していた。 仲良しの住永奈美からもらったお揃いの誕生日プレゼントで、銀色のクマが肩を組むようになっている。 落し物届やゴミ捨て場を探すため、奈美に掃除の係を押しつけ、パン屋へ行く誘いも断った。 探しても見つからないまま帰っていると、公園で他の女子と遊ぶ奈美を見かける。 翌日から茜は、奈美や他の女子から距離を置かれるようになっていった……

処理中です...