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第13章 神話怪盗ウィアードテールズ

束の間の平穏2

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 ホームルーム前の教室で、

「おはよう舞奈」
「よぅテック、早いな」
 登校して来て早々に、先に来ていたテックに挨拶を返す。
 そして自分の机に通学鞄を置き、やれやれとひと息ついた。

「……どうしたの? 朝から疲れて」
「いやな。朝っぱらから、通学路に珍走団の脂虫が転がってたんだよ」
「そっちも大変ね」
 言いつつテックは無表情のまま私物のタブレット端末を操作している。
 舞奈は「まあな」と話を続ける。

「5、6匹くらいの集団が、臭っさいバイクごと食い散らかされてやがった。泥人間か毒犬の仕業だろうなあ」
「……バイクも?」
「いや、そっちは錆食い虫じゃないのか?」
「なるほど」
「まあ【機関】には連絡したし、昼間の間に片づけといてくれるとは思うが」
「だといいわね」
「まったくだ」
 吐き捨てるように愚痴を締めくくり、

「おまえこそ、こんな朝早くからどうしたよ?」
 逆に問いかける。
 舞奈ほどの達人になると、疲れて愚痴りながらも周囲は見ている。

 テックは愚痴を聞きながらも、先ほどからずっとタブレットをいじっていた。
 それが何だか気になった。
 早朝の不愉快な出来事が帳消しになるような面白いものだと良いんだが。

 だが、すっきりボブカットの髪を揺らしてタブレットから顔をあげたテックは、

「偽ウィアードテールのことで、地元警察が大騒ぎになってるみたい」
 普段通りの冷ややかな口調で答えた。

「……らしいな」
 舞奈もいつもどおりの何食わぬ顔で、苦笑まじりに返事する。

 その話は先日、ニュットから聞いた。
 それに、その後によくよく考えて、事情の察しもなんとなくついた。
 先日に手紙を届けた警備員か委員長の親御さんが、警察に届け出たのだろう。
 新開発区の舞奈の家に、ひょいと予告状を届けに行けるような相手に家の財産が狙われているとあらば、一大事なのは確かだ。
 ……まあ実際は舞奈の狂言なのだが。

「ったく、意味もなく大事になりやがって」
 舞奈は軽口を叩いてみせる。
 昨日も今日も、舞奈の周りは厄介事がいっぱいだ。

 そもそも舞奈たちの目的は、委員長を連れ出すことだ。
 その際に身内の警備の隙を突くのと、警官隊の包囲をかいくぐるのでは勝手が違う。
 もちろん後者の方が難易度は高い。
 チャビーや桜を連れてとなれば、なおさらだ。

 それに今回の騒ぎは、防犯訓練の連絡不足という体で有耶無耶にする手はずだ。
 話が大きくなると、それだけ後始末も面倒になる。

 ……とはいえ警備員だって真面目に仕事をしただけなのだ。
 恨むのは筋違いだ。

 それに委員長の親父さんも、この件を公にすることに抵抗はないのだろう。
 後ろめたいことがあるようにも見えなかったし、こちらも当然と言えば当然だ。
 だから、

「ま、どうとでもなるか」
 舞奈は笑う。

 事後処理は主に明日香の管轄だ。
 用意周到な彼女なら、これくらいは想定済みだろう。

 それに舞奈たちは普段から怪異やデーモンの包囲をかいくぐっている。
 そんなのに比べれば警官隊ごときは雑魚だ。
 どうせ後始末はするのだから、チャビーや桜が捕まってもどうとでも誤魔化せる。

「……それにしても、子供の悪戯だとは思われなかったんだな」
 ふと思いついて言ってみた。

「予告状の製法が本物と同じだったみたい」
「そいつは凄い」
 テックの答えに、やれやれと苦笑する。

 予告状のカードは楓がでっちあげてくれたものだ。
 芸術家肌なのは知っていたが、そこまで徹底してくれたのは予想外だ。
 ……まあ、そのせいで警察を本気にさせたとも言えるが。

 再びタブレットに目を落としていたテックが顔をあげ、

「警察の見立てによると、ウィアードテールは委員長の家の宝物を狙ってるらしいわ」
「お、おう……」
 言った台詞に舞奈は思わず苦笑する。

 予告状の文面に『貴方のいちばん大事なものをいただきます』なんてふんわりした言い回しを選んだのは楓の気まぐれだ。
 それを読んで、犯人の狙いに目星をつけたのは面識のない警察だ。
 怪盗の目的がライブ出演を禁止された娘だと気づかないのは当然だ。

「まぁあんだけデカい家なんだ。怪盗好みの宝物のひとつやふたつありそうだって、思う気持ちもわからなくはないが」
 やれやれと肩をすくめる舞奈を横目に、テックはタブレットをポチポチと操作し、

「宝物っていうか、プレミアグッズ?」
「なんだそりゃ」
「委員長の家に『ファイブカードの幻の曲の楽譜』っていうのがあるらしいわ。ウィアードテールはそれを狙ってるっていうのが警察の見解よ」
「ファイブカードって、例の伝説のロックバンドって奴か……」
「ええ、たぶん」
 テックの答えに、舞奈はまゆにしわを寄せて考えた後、

「……ったく奴らと来たら。毎度毎度、雑な仕事しやがって」
 言って口をへの字に歪める。

 だいたい委員長の父親は音楽が嫌いだ。
 伝説のバンドの楽譜を後生大事にするようなロック大好き人間じゃないだろう。

 もしそうなら、娘の晴れ舞台を喜びこそすれ反対したりはしない。
 もちろん偽ウィアードテールの出番もない。

 ……まあ、詳しい事情を知らぬ警察に、そこまで察しろというのは酷なのだろう。

 そんなふうに朝から舞奈が疲れていると、

「――マイ! テック! 大変なの!」
 チャビーがかしましく教室に飛びこんできた。

「おいおい走ると転ぶぞ。……どうしたよ?」
「おまわりさんが、ウィアードテールを捕まえに来るの!」
 その言葉に、舞奈とテックは思わず顔を見合わせる。
 別にテックが何か言ったわけではないらしい。

「そりゃ怪盗なんだから、おまわりさんも捕まえに来るだろうよ」
 落ち着かせて詳しい話を聞き出そうと、何食わぬ顔で言ってみる。すると、

「――真神さんが職務質問を受けたそうなのです」
 今度は委員長がやってきた。

 その後ろからもぞろぞろと皆が登校してくる。
 校門か下駄箱で出くわして、話しながら来たのだろう。

「いーぬーのーおまわりさんはー、バーン! バーン! バババババッ!」 
 視界に跳びこんできたみゃー子を無視し、

「園香、大丈夫だったか?」
 後ろの園香に優しく声をかける。
 声に焦りが滲んでやしないかと少し心配したものの、

「わたしは大丈夫だよ。お話したおまわりさんは優しかったし」
 園香はいつもと変わらぬ笑顔で答えた。
 舞奈の口元に安堵の笑みが浮かぶ。

「でも、大丈夫かな? マイちゃんやチャビーちゃんたちが捕まったりしたら……」
「――マイがいれば大丈夫!」
 不安げな台詞を、無意味に元気な桜の声が遮る。

「おまわりさんなんて、マイがちょちょいーっとやっつけちゃうわ!」
「んなもん、やっつけてたまるか! 突破するだけだ」
 なに物騒なこと言ってやがる、と桜を睨む。
 流石の舞奈も、警官に直接的に危害を加えて敵対しようとは思わない。

「――まあ、当日の警備を地元警察に一任した方が都合がいいのは確かね」
「そりゃ、お前の都合だろう」
 正確には民間警備会社PMSC【安倍総合警備保障】の。

 皆より遅れてやってきた明日香は、実家の面子のことを考えていたらしい。
 つまり『訓練で安倍の仕立てた偽怪盗が安倍の警備を突破した』より『安倍の仕立てた偽怪盗がうっかり警察の警備を突破した』のほうが通りがいい。
 まったく、揃いも揃って良い根性だ。

「っていうか、桜とチャビーは降りてもいいんだぞ? あたしらだけで十分だ」
 舞奈は軽い調子で言ってみる。

 まあ園香の不安ももっともだ。
 警官隊を突破するとなると、普通の小5女子の体力では辛いだろう。
 最悪の場合、委員長を含めた3人を舞奈が背負って逃げる羽目になる。だが、

「えーずるーい!」
「ずるくねぇよ」
 チャビーは不満そうにぶーたれた。

「桜たちのチームワークで、おまわりさんなんてちょちょいのちょいよ!」
「……気が大きくなってやがるな」
 いっしょになって調子に乗る桜に、舞奈はやれやれと肩をすくめる。

 いつぞやのサバイバルゲームでの活躍を自負しているのか。
 あるいは衣装を用意され、決めポーズまで練習してテンションが上がっているのか。
 あくまで4人のウィアードテールを諦めるつもりはないらしい。

 ……それでも、舞奈は笑う。

 舞奈にも、少なくともチャビーにも、ウィアードテールとしてやりたいことがある。
 だから舞奈たちのすることは変わらない。

 そもそも地元警察ごときが警備に人員を裂いたとしても、舞奈たちの敵ではない。
 桜のその言葉だけは、紛れもない事実だ。

 そんなことを考えて舞奈は口元に不敵な笑みを浮かべ、

「ネーコのおまわりさんは、シュババババババッ! ドドドドドカーン!」
「そりゃ、どんなお巡りさんだよ」
 視界に入ってきたみゃー子に苦笑した。

 そんなこんなで、放課後。

 舞奈は商店街の一角にあるカレー屋にいた。

「ふぅ~ぅ、食った食った」
 満面の笑みを浮かべて腹をさする。
 カウンターの椅子は足がつかずにぶらぶらする。
 店内放送で流れるアニメのテーマ曲らしい歌が耳に心地良い。

 日曜日のライブ前に、怪盗に仮装して委員長を連れ出そうと計画する舞奈たち。
 その前に立ちふさがるであろう警官隊。

 大見得を切ってはみたが、チャビーと桜を守りながらの怪盗は容易ではないだろう。
 後で訓練だったとの名目で事後処理をするのだから、どう転んでも危険はない。
 だが遅れを取るのも面白くない。

 だが、そんなことを今から気にしても仕方がない。
 今までだって舞奈たちは、数多くの話の分かる奴や話の分からない奴と戦って、勝利してきた。今回も同じだ。

 その景気づけとばかりに、今日の夕食は外食だ。

 まあ、萩山光の件の報奨金は友人たちへのプレゼントですっかり使った。
 だがカレーを一杯食うくらいは残してある。
 しかもチャビー父からカツラの礼として割引券をもらっていた。

 正直なところ、入る前はチェーン店のカレー屋だと侮っていた。
 だが、適当なメニューを頼んで食ってみて、考えを改めた。

 前菜代わりに頼んだ野菜サラダは瑞々しく、シャキシャキした食感が口に楽しい。
 輪切りで添えられたゆで卵といっしょに噛みしめると、レタスと玉子とドレッシングの旨味が口の中に絶妙なハーモニーを織りなした。

 お待ちかねのカレーは、少し辛めでとろみの少ないスープ状のソースが特徴だ。
 具材の少ないさらさらとしたソースは、白いご飯によく馴染む。
 何となく選んだトッピングも中々の当たりで、ジューシーなハンバーグの中にとろりとしたチーズが入っているという豪勢な代物だった。

 当然のように大盛りを頼んだ舞奈。
 だが豪勢なハンバーグとカレーのアンサンブルを楽しみ、セルフサービスの福神漬けのカリコリした食感を楽しみ、一緒に並んでいた追加のスパイスで辛みを増して味わううちに大皿はすっかり空になった。

 くちくなった腹を気持ちよくさすりながら、店内放送をなんとなく聞く。
 たしか昔のアニメの曲だ。
 以前に諜報部のおっちゃんに熱く語られたので覚えている。
 空桃だの海桃だのと種類があって、流れてるのはその一番最初の作品のOPらしい。

 ちなみに件のアニメは魔法少女がモチーフらしい。
 あまり興味のない舞奈は、チャビーが見たら気にいるやもと雑に考えてみる。

 それより今の舞奈には、差し迫った悩みがあった。

「もう1品、食うべきか、食わざるべきか……」
 綺麗に食べ終わった大皿を前に、むぅと悩む。

 大もりを一皿ペロリと平らげたとはいえ、舞奈にとっては満腹とは程遠い。

 だが、もう一皿をおいしく頂けるかというと微妙なところだったりする。

 元気いっぱい大食漢な舞奈だが、飯を味わわずに腹に詰めこむ趣味はない。
 飯に対して不誠実な気がするからだ。
 それに食事代がもったいない。追加分は割引券の適用外なのだ。

 だから、どうしたものかと考えていると――

「――こちらのお嬢さんに、ナンと追加のルーを頼む」
 側から声がした。

「何だと?」
 舞奈は訝しみつつ側を見やる。

「ああ、ナンだ」
 隣でカレーを食べていた女が、顔をあげてニヤリと笑った。

 アニメのOPテーマが、2人の間に流れた束の間の沈黙を埋める。

 妙齢の女性だ。
 整った顔立ちと、捉えどころのない雰囲気が少しハニエルに似ている気がする。
 だが彼女の表情はどことなく生真面目で、実直な人柄をうかがわせる。
 何より彼女は服を着ている。着古されたトレンチコートだ。

 舞奈が女を見やるうちに、店員は舞奈の前に料理を並べる。

 皿に乗ったパン。
 そして小皿に盛られて湯気をあげるカレースープ。

 女は訝しげな舞奈を見やり、

「君の食べっぷりが気に入った、という理由じゃ不服かな?」
 言いつつ笑う。

 その言葉に嘘偽りはなさそうだ。
 彼女は上手に嘘をつける人間じゃないと、何となくわかる気がした。

 直観的に、彼女は舞奈と似ていると思った。
 舞奈が大人になったら、こうなるのかもしれないと思わせる程度には。

 なにより舞奈は施しは受けないが、飯を無駄にする気もない。だから、

「そういうことなら、ありがたく頂くぜ」
 言って大ぶりなパンを手に取る。
 舞奈の知るどんなパンとも違う、乳尻に似たしっとりとやわらかな質感がした。
 気に入った。
 飯一皿より気持ち小さめサイズなのも、今の舞奈の腹具合には丁度いい。

「そいつがナンだ」
「それはこいつの名前なのか」
 不思議な……というか紛らわしい名前だ。
 ひとりごちつつ、そのナンとやらを、ひと口かじる。

「……甘いな」
 触った感触通りのもっちりした食感に、思わず口元が緩む。

「スープにつけて食ってみな。美味いぞ」
 女に言われ、舞奈はナンの端を千切ってルーに浸す。
 先ほどと同じ具が少なくさらさらしたカレースープは、千切ったナンによく馴染む。

 そしてカレーが香るナンの切れ端を口に放りこみ、咀嚼する。

 うまい。

 カレーの程よい辛さとナンの自然な甘みがあわさり、絶妙なハーモニーを生み出す。
 辛さの中の一筋の甘さは、旨味の秘訣なのだろうか?

 舞奈はふと、以前に【機関】支部で食べた味噌カツカレーのことを思い出した。

 たしか、あれは脂虫連続殺害事件の調査を引き受ける前のことだったはずだ。
 舞奈たちは飯につられて姿なき犯人を捜した。
 そして捜査の手は桂木姉妹へと繋がった。
 今となっては良い思い出だ。
 舞奈たちと姉妹は激闘の末に分かり合い、今では互いに頼れる仲間だ。

 そんな物思いから我に返る。
 すると女は舞奈のレシートを持って席を立とうとしていたところだ。
 食うのに夢中で気づいていないと思ったか。

 舞奈は他人の好意を無にしない。
 奢ってくれるのなら大歓迎だし、それが良い女ならなおさらだ。

 だが一方的な施しを受けるのも趣味じゃない。だから、

「――今度、会った時に奢るよ」
 女が真後ろを通ったタイミングで、ボソリと背後に語りかけた。
 空気の流れを読むことができる舞奈にとって、その程度は造作ない。

 女は驚く。
 気づかれているとは思っていなかったのだろう。

 だが立ち止まる小さな足音以外に、動揺をあらわすことはなかった。
 そんなところにも何となく自分との共通点を感じながら、

「飯屋の椅子に座って他の店の話をする趣味はないが、味の方は保証する」
 何食わぬ顔で告げる。
 そしてカレースープをたっぷりつけたナンを頬張る。

「……ああ、楽しみにしている」
 女も短く答える。
 そして、こちらも何食わぬ顔で2人分の勘定を済ませて出て行った。

 そういえば、互いに名乗っていなかったと今更、気づいた。
 だが特に気にもならなかった。

 たぶん、彼女とはすぐに再会する。
 そんな気がした。

 なぜなら彼女の強い意志を秘めた瞳。
 隙のない身のこなし。

 見かけない顔の彼女が、なぜか自分とさほど遠い世界の人間とは思えなかった。
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