92 / 531
間章1
魔法解説:戦闘魔術
しおりを挟む
大戦中に第三帝国と旧帝国陸海軍が共同開発した魔術。
陰陽道をベースにして、仏術とルーン魔術を合一させた。
真言と諸仏のイメージにより魔力を生成し、魔術語とルーン文字により術と成す。
戦闘魔術の使い手は、戦闘魔術師と呼ばれる。
本編では、安倍明日香が使用。
【エネルギーの生成】
作りだした魔力を熱や電気に転化する。
【雷弾・弐式】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:帝釈天+魔弾
プラズマの砲弾を投射する。
戦闘魔術のうち最も初歩的な、故に強力な攻撃魔法。
ほぼすべての章で使用。
【鎖雷】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:帝釈天+情報
自動的に追尾して敵を襲う雷撃を放つ。
放たれた稲妻は手近な目標を穿つ。そして軌道を変えて別の目標を穿つ。
そうやって数体に飛び火する。
ほぼすべての章で使用。
時系列的には9章(過去編)の決戦時に初使用。
【雷嵐】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:帝釈天+災厄
ばら撒いた無数のルーンを雷の砲弾に変え、敵に雷弾の雨を浴びせる。
ほぼすべての章で使用。
特に10章では、無数のルーンを敵に密着させた状態で行使した。
その結果、不死に近い肉体を持つ完全体が一瞬で消滅した。
以降は戦法として確立される。
11章では敵の体内で、12章でも強敵に対して密着戦法が使用されている。
【雷盾】
種別:防御魔法 真言とルーン:帝釈天+防御
手の先に放電する小さな盾を創る。
ほぼすべての章で使用。
【雷壁】
種別:防御魔法 真言とルーン:帝釈天+守護
周囲に放電するドーム状の力場を形成する。
1~2章、8章で使用。
【冷波】
種別:補助魔法 真言とルーン:大自在天+投与
対象を冷却する。
大魔法として行使すると身体の芯まで完全に凍結させ、破壊する。
9章、10章、17章にて後者の用法で使用。
【冷気放射】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:大自在天+放射
杖の先から人工の吹雪を放つ。
4章でサチを襲った泥人間の群を蹴散らすために使用。
【氷嵐・弐式】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:大自在天+災厄
ばら撒いたルーンを氷の塊に変え、氷塊の嵐を作りだす。
生成した氷塊を遮蔽物にする防御手段としても機能する。
6章で変異した悟の火球を防ぐべく氷の砦を作るために使用。
【氷棺・弐式】
種別:補助魔法 真言とルーン:大自在天+拘束
対象を凍りつかせて動きを封じる。
1章、2章、9章で使用。
【氷獄】
種別:補助魔法 真言とルーン:大自在天+妨害
氷塊が氷の顎と化し、広範囲ないし大型の目標を拘束する。
8章で魔獣マンティコアに対して使用。
【氷盾】
種別:防御魔法 真言とルーン:大自在天+防御
自在に操れる氷塊の盾で攻撃を防ぐ。
6章以降ほぼすべての章で使用。
【氷壁・弐式】
種別:防御魔法 真言とルーン:大自在天+守護
分厚い氷の壁を生み出して攻撃を防ぐ。
ほぼすべての章で使用。
中でも10章、14章では複数の敵を分断して各個撃破するために使用。
複数の戦闘で味方(ないし自分)の攻撃の巻き添えを防ぐためにも使用。
特に14章、16章では魔力を増量して大魔法と化し、核爆発を防御。
【火葬】
種別:攻撃魔法
脂虫を爆破する。
喫煙者は怪異を操る術の対象となるため怪異とみなされ、脂虫と呼ばれる。
故に【機関】も悪臭と犯罪をまき散らす脂虫を人ではなく怪異と規定している。
有害で邪悪な脂虫が世界に、自身に対してできる唯一の善行は死ぬことだ。
2章で脂虫の集団への牽制のために使用。
【熱波】
種別:補助魔法 真言とルーン:不動明王+投与
熱の光線によって対象を温める。
8章で魔獣ミノタウロスの攻撃で凍結した紅葉を治療するために使用。
18章で長杖を使い、強力な熱線を放ってイエティを撃破。
【火炎放射】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+放射
杖の先から火炎放射。
2章、7章、8章で使用。
【火球・弐式】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+魔弾
火の玉を投げる。
投げた火球は、着弾すると手榴弾のように爆発する。
7章で使用。
【火嵐・弐式】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+災厄
複数のタグが燃え上がって火球と化し、敵に火弾の雨を浴びせる。
ひとつひとつが【火球・弐式】相当の威力で爆発する。
故に動かない目標を、少ないドッグタグで効率的に焼き払うことが可能。
6章、10章で使用。
いちおう7章でも、水素水を爆発させる手品に使用。
【火盾《フォイヤー・シュルツェン》】
種別:防御魔法 真言とルーン:不動明王+防御
魔法球を作りだし、球に打撃が触れると破裂して勢いを削ぐ。
戦車の装甲に使われる爆発反応装甲と同じ原理。
2章、7章で使用。
【火壁・弐式】
種別:防御魔法 真言とルーン:不動明王+栄誉
近接攻撃に対して炎で反撃する壁を生みだす。
8章で使用。
【対火防御】
種別:防御魔法
耐火の魔術。
14章で使用。
【力鎖】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+情報
志向性を持った重力場をのばし、遠くのものを掴んだり引き裂いたりする。
10章でビルの屋上から放り出された際のワイヤーアクションに使用。
【力獄】
種別:補助魔法 真言とルーン:不動明王+妨害
重力場を生みだし対象を拘束する。
8章で使用。
【力砲】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:荼枳尼天+魔弾
斥力場を鋭い砲弾と化して発射する。
10章で使用。
【砲嵐】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:荼枳尼天+災厄
斥力場の砲弾を、複数のドッグタグを使って連続で放つ。
10章で使用。
【鎖力刃】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:荼枳尼天+情報
斥力場の鎖で敵を絡めとり、そのまま切断する。
11章で使用。
【力盾】
種別:防御魔法 真言とルーン:荼枳尼天+防御
斥力場による盾を作りだす。
3章、8章で使用。
【力壁】
種別:防御魔法
ドーム状の斥力場障壁。
18章で使用。
【熱光嵐】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:大日如来+災厄
レーザー掃射。
ルーンの代わりに魔力がこめられた数多の小頭から放つ。
14章、16章以降で使用。
【戦術的移動】
種別:補助魔法
短距離の瞬間移動。
使用毎に専用のルーンを消費し、無補給で3回まで使用可能。
17章以降ではルーンの消費がなくなる、
11章、14章、16章以降で使用。
【反応的移動】
種別:防御魔法
被弾に対して自動的に反応し、瞬間移動で回避する。
使用毎に専用のルーンを消費し、無補給で3回まで使用可能。
使用後に焼け焦げた4つのルーンがこぼれ落ちる。
6章、10章、14章等で使用。
10章では転移直後に別の術による隠形、奇襲により敵首領を撃破。
14章では自身を囮にレーザー掃射する際の安全確保に使用。
【工廠】
種別:補助魔法 真言とルーン:歓喜天+施設
術者の手元に準備された武器を運ぶ。
4章、10章で使用。
【虚像】
種別:補助魔法 真言とルーン:乾闥婆+欺瞞
光を創り、中空に幻を投影する。
できあがった幻影の精巧さは術者の芸術的センスによる。
なのに明日香は1章、10章で使用。
【迷彩】
種別:補助魔法
光を創り、周囲の風景を投影して不可視になる。
音や気配は消せず、使用中は魔力感知の対象になる。
術者自身に加え、術者の体重までの重さの装備品にも作用する。
4章、10章で使用。
【断罪光】
種別:大魔法 真言とルーン:大日如来+総統
非常に強力なレーザー照射の魔術。
その威力はひと薙ぎで街を斬り裂くほど。
17章で使用。都道府県ひとつを壊滅させた敵の黒幕を消滅させた。
図1.戦闘魔術師が【エネルギーの生成】技術により稲妻のパワーを喚起する。
<i677353|39974>
【物品と機械装置の操作と魔力付与】
魔力を物品に焼きつける。
【衝弾】
種別:付与魔法 真言とルーン:帝釈天+兵站
武器を放電させる。
刃物にかければしばらく放電し、銃にかければ銃弾すべてが放電する。
弾頭に魔力を付与すると発射薬が活性化され、威力が上がるが負荷もかかる。
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
11章で使用。
【燃弾】
種別:付与魔法 真言とルーン:不動明王+兵站
武器に炎を宿し、命中とともに爆発させる。
弾頭に魔力を付与すると発射薬が活性化され、威力が上がるが負荷もかかる。
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
11章で使用。
【炎榴弾】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+兵站
武器に炎を宿し、命中とともに爆発させる。
本来ならば弾倉内すべての弾薬に行き渡る魔力を1発の弾丸に収束させる。
結果、威力は【火球・弐式】をも凌駕し、銃には負荷がかからない。
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
14章で使用。
【力弾】
種別:付与魔法 真言とルーン:荼枳尼天+兵站
弾丸を斥力場で覆うことにより弾痕をこじ開き、吹き飛ばす。
拳銃で使えば32口径で敵の頭を粉砕する(1章)
ライフルで使えば防御魔法をも破壊する(3章、8章)
対物ライフルで使えば完全体を一瞬でひねり潰す(10章)
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
【滅光榴弾】
種別:大魔法 真言とルーン:大日如来+兵站
莫大なエネルギーを1発の弾丸にこめ、核爆発を引き起こす。
弾頭のみに魔力をこめるため薬室に負担をかけない。
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
14章で使用。大魔法で防護された自分たち以外すべてを粉砕した。
【隠形】
種別:補助魔法
対象の意識に介入して術者を認識できなくさせる。いわば魔術的なジャミング。
10章で使用。
【洗脳】
種別:補助魔法 真言とルーン:吉祥天+欺瞞
相手の精神に直接介入し、幻覚を見せる。
本来は対物である技術の応用のため、対人用の術に比べて精度は劣る。
10章で使用。
【対抗魔術・弐式】
種別:補助魔法 真言なし ルーン:魔道
魔法消去、及び消去への反撃。
魔道士に対する消去は反撃により術具や術者の身体が破損する危険がある。
2章、4章、6章で使用。
図2.戦闘魔術【滅光榴弾】は非魔法の銃弾を戦術核に変える。
<i677355|39974>
【式神の召喚】
魔力で空間と因果律を歪めることによる。
【機兵召喚】
種別:召喚魔法
旧ドイツ軍の兵器を式神として召喚する。
施術に準備と時間を要す。
だが、あらかじめ召喚して非実体化させておくことは可能。
舞奈はそれを、影の中に隠すと表現している。
2章以降の多くの章で、以下の銃砲を作成。
2章:短機関銃×4
5章:グレネードランチャー×4
6章:短機関銃×4
7章:短機関銃×4
8章:機関砲+半装軌装甲車
9章前半:短機関銃×1、機関砲、半装軌装甲車
9章後半:短機関銃×4、機関銃×4
10章:機関砲+機関銃×2
12章:短機関銃×2+対物ライフル
13章:グレネード×2+スナイパーライフル×2
14章:遮断板+機関砲
【拠点】
種別:大魔法 真言とルーン:地蔵菩薩+施設
戦術結界を生成し、空間を周囲から切り離すことによって隔離する。
出入りするには結界を破壊するか、穴を開けるか、術者を倒すしかない。
7章、13章、14章で使用。
13章、14章では簡易版の小頭を用いて施術。
通常は強大な魔力がこめられた大頭を用いる。
図3.戦闘魔術師が【機兵召喚】で召喚した影の兵士。
<i677357|39974>
陰陽道をベースにして、仏術とルーン魔術を合一させた。
真言と諸仏のイメージにより魔力を生成し、魔術語とルーン文字により術と成す。
戦闘魔術の使い手は、戦闘魔術師と呼ばれる。
本編では、安倍明日香が使用。
【エネルギーの生成】
作りだした魔力を熱や電気に転化する。
【雷弾・弐式】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:帝釈天+魔弾
プラズマの砲弾を投射する。
戦闘魔術のうち最も初歩的な、故に強力な攻撃魔法。
ほぼすべての章で使用。
【鎖雷】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:帝釈天+情報
自動的に追尾して敵を襲う雷撃を放つ。
放たれた稲妻は手近な目標を穿つ。そして軌道を変えて別の目標を穿つ。
そうやって数体に飛び火する。
ほぼすべての章で使用。
時系列的には9章(過去編)の決戦時に初使用。
【雷嵐】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:帝釈天+災厄
ばら撒いた無数のルーンを雷の砲弾に変え、敵に雷弾の雨を浴びせる。
ほぼすべての章で使用。
特に10章では、無数のルーンを敵に密着させた状態で行使した。
その結果、不死に近い肉体を持つ完全体が一瞬で消滅した。
以降は戦法として確立される。
11章では敵の体内で、12章でも強敵に対して密着戦法が使用されている。
【雷盾】
種別:防御魔法 真言とルーン:帝釈天+防御
手の先に放電する小さな盾を創る。
ほぼすべての章で使用。
【雷壁】
種別:防御魔法 真言とルーン:帝釈天+守護
周囲に放電するドーム状の力場を形成する。
1~2章、8章で使用。
【冷波】
種別:補助魔法 真言とルーン:大自在天+投与
対象を冷却する。
大魔法として行使すると身体の芯まで完全に凍結させ、破壊する。
9章、10章、17章にて後者の用法で使用。
【冷気放射】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:大自在天+放射
杖の先から人工の吹雪を放つ。
4章でサチを襲った泥人間の群を蹴散らすために使用。
【氷嵐・弐式】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:大自在天+災厄
ばら撒いたルーンを氷の塊に変え、氷塊の嵐を作りだす。
生成した氷塊を遮蔽物にする防御手段としても機能する。
6章で変異した悟の火球を防ぐべく氷の砦を作るために使用。
【氷棺・弐式】
種別:補助魔法 真言とルーン:大自在天+拘束
対象を凍りつかせて動きを封じる。
1章、2章、9章で使用。
【氷獄】
種別:補助魔法 真言とルーン:大自在天+妨害
氷塊が氷の顎と化し、広範囲ないし大型の目標を拘束する。
8章で魔獣マンティコアに対して使用。
【氷盾】
種別:防御魔法 真言とルーン:大自在天+防御
自在に操れる氷塊の盾で攻撃を防ぐ。
6章以降ほぼすべての章で使用。
【氷壁・弐式】
種別:防御魔法 真言とルーン:大自在天+守護
分厚い氷の壁を生み出して攻撃を防ぐ。
ほぼすべての章で使用。
中でも10章、14章では複数の敵を分断して各個撃破するために使用。
複数の戦闘で味方(ないし自分)の攻撃の巻き添えを防ぐためにも使用。
特に14章、16章では魔力を増量して大魔法と化し、核爆発を防御。
【火葬】
種別:攻撃魔法
脂虫を爆破する。
喫煙者は怪異を操る術の対象となるため怪異とみなされ、脂虫と呼ばれる。
故に【機関】も悪臭と犯罪をまき散らす脂虫を人ではなく怪異と規定している。
有害で邪悪な脂虫が世界に、自身に対してできる唯一の善行は死ぬことだ。
2章で脂虫の集団への牽制のために使用。
【熱波】
種別:補助魔法 真言とルーン:不動明王+投与
熱の光線によって対象を温める。
8章で魔獣ミノタウロスの攻撃で凍結した紅葉を治療するために使用。
18章で長杖を使い、強力な熱線を放ってイエティを撃破。
【火炎放射】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+放射
杖の先から火炎放射。
2章、7章、8章で使用。
【火球・弐式】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+魔弾
火の玉を投げる。
投げた火球は、着弾すると手榴弾のように爆発する。
7章で使用。
【火嵐・弐式】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+災厄
複数のタグが燃え上がって火球と化し、敵に火弾の雨を浴びせる。
ひとつひとつが【火球・弐式】相当の威力で爆発する。
故に動かない目標を、少ないドッグタグで効率的に焼き払うことが可能。
6章、10章で使用。
いちおう7章でも、水素水を爆発させる手品に使用。
【火盾《フォイヤー・シュルツェン》】
種別:防御魔法 真言とルーン:不動明王+防御
魔法球を作りだし、球に打撃が触れると破裂して勢いを削ぐ。
戦車の装甲に使われる爆発反応装甲と同じ原理。
2章、7章で使用。
【火壁・弐式】
種別:防御魔法 真言とルーン:不動明王+栄誉
近接攻撃に対して炎で反撃する壁を生みだす。
8章で使用。
【対火防御】
種別:防御魔法
耐火の魔術。
14章で使用。
【力鎖】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+情報
志向性を持った重力場をのばし、遠くのものを掴んだり引き裂いたりする。
10章でビルの屋上から放り出された際のワイヤーアクションに使用。
【力獄】
種別:補助魔法 真言とルーン:不動明王+妨害
重力場を生みだし対象を拘束する。
8章で使用。
【力砲】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:荼枳尼天+魔弾
斥力場を鋭い砲弾と化して発射する。
10章で使用。
【砲嵐】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:荼枳尼天+災厄
斥力場の砲弾を、複数のドッグタグを使って連続で放つ。
10章で使用。
【鎖力刃】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:荼枳尼天+情報
斥力場の鎖で敵を絡めとり、そのまま切断する。
11章で使用。
【力盾】
種別:防御魔法 真言とルーン:荼枳尼天+防御
斥力場による盾を作りだす。
3章、8章で使用。
【力壁】
種別:防御魔法
ドーム状の斥力場障壁。
18章で使用。
【熱光嵐】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:大日如来+災厄
レーザー掃射。
ルーンの代わりに魔力がこめられた数多の小頭から放つ。
14章、16章以降で使用。
【戦術的移動】
種別:補助魔法
短距離の瞬間移動。
使用毎に専用のルーンを消費し、無補給で3回まで使用可能。
17章以降ではルーンの消費がなくなる、
11章、14章、16章以降で使用。
【反応的移動】
種別:防御魔法
被弾に対して自動的に反応し、瞬間移動で回避する。
使用毎に専用のルーンを消費し、無補給で3回まで使用可能。
使用後に焼け焦げた4つのルーンがこぼれ落ちる。
6章、10章、14章等で使用。
10章では転移直後に別の術による隠形、奇襲により敵首領を撃破。
14章では自身を囮にレーザー掃射する際の安全確保に使用。
【工廠】
種別:補助魔法 真言とルーン:歓喜天+施設
術者の手元に準備された武器を運ぶ。
4章、10章で使用。
【虚像】
種別:補助魔法 真言とルーン:乾闥婆+欺瞞
光を創り、中空に幻を投影する。
できあがった幻影の精巧さは術者の芸術的センスによる。
なのに明日香は1章、10章で使用。
【迷彩】
種別:補助魔法
光を創り、周囲の風景を投影して不可視になる。
音や気配は消せず、使用中は魔力感知の対象になる。
術者自身に加え、術者の体重までの重さの装備品にも作用する。
4章、10章で使用。
【断罪光】
種別:大魔法 真言とルーン:大日如来+総統
非常に強力なレーザー照射の魔術。
その威力はひと薙ぎで街を斬り裂くほど。
17章で使用。都道府県ひとつを壊滅させた敵の黒幕を消滅させた。
図1.戦闘魔術師が【エネルギーの生成】技術により稲妻のパワーを喚起する。
<i677353|39974>
【物品と機械装置の操作と魔力付与】
魔力を物品に焼きつける。
【衝弾】
種別:付与魔法 真言とルーン:帝釈天+兵站
武器を放電させる。
刃物にかければしばらく放電し、銃にかければ銃弾すべてが放電する。
弾頭に魔力を付与すると発射薬が活性化され、威力が上がるが負荷もかかる。
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
11章で使用。
【燃弾】
種別:付与魔法 真言とルーン:不動明王+兵站
武器に炎を宿し、命中とともに爆発させる。
弾頭に魔力を付与すると発射薬が活性化され、威力が上がるが負荷もかかる。
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
11章で使用。
【炎榴弾】
種別:攻撃魔法 真言とルーン:不動明王+兵站
武器に炎を宿し、命中とともに爆発させる。
本来ならば弾倉内すべての弾薬に行き渡る魔力を1発の弾丸に収束させる。
結果、威力は【火球・弐式】をも凌駕し、銃には負荷がかからない。
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
14章で使用。
【力弾】
種別:付与魔法 真言とルーン:荼枳尼天+兵站
弾丸を斥力場で覆うことにより弾痕をこじ開き、吹き飛ばす。
拳銃で使えば32口径で敵の頭を粉砕する(1章)
ライフルで使えば防御魔法をも破壊する(3章、8章)
対物ライフルで使えば完全体を一瞬でひねり潰す(10章)
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
【滅光榴弾】
種別:大魔法 真言とルーン:大日如来+兵站
莫大なエネルギーを1発の弾丸にこめ、核爆発を引き起こす。
弾頭のみに魔力をこめるため薬室に負担をかけない。
正確には【エネルギーの生成】との技術融合。
14章で使用。大魔法で防護された自分たち以外すべてを粉砕した。
【隠形】
種別:補助魔法
対象の意識に介入して術者を認識できなくさせる。いわば魔術的なジャミング。
10章で使用。
【洗脳】
種別:補助魔法 真言とルーン:吉祥天+欺瞞
相手の精神に直接介入し、幻覚を見せる。
本来は対物である技術の応用のため、対人用の術に比べて精度は劣る。
10章で使用。
【対抗魔術・弐式】
種別:補助魔法 真言なし ルーン:魔道
魔法消去、及び消去への反撃。
魔道士に対する消去は反撃により術具や術者の身体が破損する危険がある。
2章、4章、6章で使用。
図2.戦闘魔術【滅光榴弾】は非魔法の銃弾を戦術核に変える。
<i677355|39974>
【式神の召喚】
魔力で空間と因果律を歪めることによる。
【機兵召喚】
種別:召喚魔法
旧ドイツ軍の兵器を式神として召喚する。
施術に準備と時間を要す。
だが、あらかじめ召喚して非実体化させておくことは可能。
舞奈はそれを、影の中に隠すと表現している。
2章以降の多くの章で、以下の銃砲を作成。
2章:短機関銃×4
5章:グレネードランチャー×4
6章:短機関銃×4
7章:短機関銃×4
8章:機関砲+半装軌装甲車
9章前半:短機関銃×1、機関砲、半装軌装甲車
9章後半:短機関銃×4、機関銃×4
10章:機関砲+機関銃×2
12章:短機関銃×2+対物ライフル
13章:グレネード×2+スナイパーライフル×2
14章:遮断板+機関砲
【拠点】
種別:大魔法 真言とルーン:地蔵菩薩+施設
戦術結界を生成し、空間を周囲から切り離すことによって隔離する。
出入りするには結界を破壊するか、穴を開けるか、術者を倒すしかない。
7章、13章、14章で使用。
13章、14章では簡易版の小頭を用いて施術。
通常は強大な魔力がこめられた大頭を用いる。
図3.戦闘魔術師が【機兵召喚】で召喚した影の兵士。
<i677357|39974>
0
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
父が死んだのでようやく邪魔な女とその息子を処分できる
兎屋亀吉
恋愛
伯爵家の当主だった父が亡くなりました。これでようやく、父の愛妾として我が物顔で屋敷内をうろつくばい菌のような女とその息子を処分することができます。父が死ねば息子が当主になれるとでも思ったのかもしれませんが、父がいなくなった今となっては思う通りになることなど何一つありませんよ。今まで父の威を借りてさんざんいびってくれた仕返しといきましょうか。根に持つタイプの陰険女主人公。
婚約者の浮気相手が子を授かったので
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ファンヌはリヴァス王国王太子クラウスの婚約者である。
ある日、クラウスが想いを寄せている女性――アデラが子を授かったと言う。
アデラと一緒になりたいクラウスは、ファンヌに婚約解消を迫る。
ファンヌはそれを受け入れ、さっさと手続きを済ませてしまった。
自由になった彼女は学校へと戻り、大好きな薬草や茶葉の『研究』に没頭する予定だった。
しかし、師であるエルランドが学校を辞めて自国へ戻ると言い出す。
彼は自然豊かな国ベロテニア王国の出身であった。
ベロテニア王国は、薬草や茶葉の生育に力を入れているし、何よりも獣人の血を引く者も数多くいるという魅力的な国である。
まだまだエルランドと共に茶葉や薬草の『研究』を続けたいファンヌは、エルランドと共にベロテニア王国へと向かうのだが――。
※表紙イラストはタイトルから「お絵描きばりぐっどくん」に作成してもらいました。
※完結しました
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました
宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。
ーーそれではお幸せに。
以前書いていたお話です。
投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと…
十話完結で既に書き終えてます。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧桜 汐香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる