私たちのホワイトボード

記憶のそこの未来

不和珠璃:偉大な科学者になりたい
ラ・トラフ:英雄以外の穏やかな将来が欲しい





珠璃｢昔の将来の夢かぁ、｣

トラフ｢珠璃さんの昔と言うと、幼い頃ですか？｣

珠璃｢ああ、私は父から私の母は偉大な科学者だって聞いていたからね｣

トラフ｢憧れですか｣

珠璃｢あとは、そうだな、母にたどり着きたかったのかもしれない、子供の頃から父と二人きりだったから｣

トラフ｢お父様とは仲がよかったのですか？｣

珠璃｢そりゃあもちろんさ、それも高校生になるまでの間だったけどね｣

トラフ｢高校生？それは｣

珠璃｢ああそうか、ええと、学校はわかる？勉強を同じ年齢の人が集団で学ぶ場所なんだけど｣

トラフ｢なるほど、私の世界では永庭えいていという場所で勉強をしていましたが、同じ年齢で集まると言うよりも、学びたい者が集まる場所でした｣

珠璃｢へぇー、私たちの世界では年齢ごとに勉強内容が変わってるんだ、それで、私は上の方になったから、父は仕事に集中し始めたのさ｣

トラフ｢なるほど、親離れに子離れですね、たしかに理にかなってると思います｣

珠璃｢っと、もうすぐで時間だね、今日はここら辺にしておこうか｣

トラフ｢申し訳ないのですか、もう少しお話お伺いしたいので、もう一度お願いできませんか｣

珠璃｢あ、ああ、私はいいが、｣

カンペ[大丈夫です]

珠璃｢てことは、はは、じゃあまた次回お会いしましょう、だな｣