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愛しき人は写真の中で
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机の上に飾られた一枚の写真。それは、私の心を酷く切なくさせる。
大切な人を失った悲しみ、深い喪失感。それらから逃れたくて現実から目を逸らそうとしても、写真の中の彼はいつも優しく微笑みかけてくる。まるで「僕を忘れないで」と言っているかのように……
あれは、しとしと、と雨が降る湿った夜のことだった。自分よりもひとつ年上の彼の就職祝いをしてあげようと、私は彼を自分の部屋へ招き、手料理を振る舞っていた。
彼はとても頭が良く、皆から信頼される優等生だった。その人柄と優秀な成績のおかげで大学生の彼は早々に就職が決まり、春に大手有名企業に入社する予定だった。私達はまだ大学生ではあったが、将来の約束をするほど相思相愛の仲だった。私は彼を心から愛していたし、また、彼も私を心から愛してくれた。彼は、社会人として立派に出世したら結婚しよう、と言ってくれた。
しかし、思いもよらない悲劇が突然私と彼を引き裂いたのだ。
「今日はありがとう。君の手料理、とても美味しかったよ」
「喜んでもらえて良かった。また作ってあげるね。今度はあなたの部屋で」
「ああ、楽しみにしてる」
彼はにこり、と微笑んで私の身体をそっと引き寄せると優しく抱き締めてくれた。鼓動が重なり合うのが分かり、私は嬉しくなった。
靴を履き、玄関の扉を開けて外へ出る彼を見送る為に、急いでサンダルを引っ掛ける。ぽんっと弾む、傘を開く軽快な音。まるで青空のような澄んだ水色をしたその大きな傘は、爽やかな彼にとても似合っていた。すかさずそれを褒めると彼は、はにかみながら嬉しそうに笑った。
それが、私が見た彼の最後の笑顔だった。その直後、彼は飲酒運転の車に跳ねられ帰らぬ人となったのだ。
私は今でもあの日のことを鮮明に覚えている。重なり合う鼓動、彼の温もり、青空のような澄んだ水色をした彼の傘、そして、はにかんだ彼の嬉しそうな笑顔を。彼のことを思い出す度に胸が苦しくなる。できることなら、今すぐに彼に会いたい。しかし、それはもはや叶わぬ夢。もしも神様がいて、ひとつだけ願いを叶えてくれるとしたら、私は迷うことなくこう言うだろう。
「もう一度、彼に会いたい」と。
私は机に頬杖をついて、目の前にある一枚の写真をじっと見つめる。それは以前、彼と二人で北海道へ旅行に行った時に私が撮ったものだ。
綿菓子のような入道雲。
初夏の澄んだ青空。
そして、大地に咲き誇るたくさんの草花。
広大な草原を吹き抜ける風の音や、鳥のさえずりが今にも聞こえてきそうな、それは思わず息を飲むほどの素晴らしい風景だった。そして、中央には大きな木が一本。彼はその木の下で静かに佇み、優しく微笑んでいた。
「私もあなたの隣へ行きたいよ……」
言葉と共に不意に涙が零れる。美しい北海道の風景と愛しい人の変わらぬ笑顔が、私の胸をぎゅっと締め付けた。いっそのこと大喧嘩をして、嫌いになって、別れていれば良かったのかもしれない。そう、私は彼のことを嫌いになったわけでも、ましてや別れたわけでもないのだ。私達は最後の瞬間までお互いを愛していたし、私は今でも彼のことを愛している。この事実が私の心を酷く掻き乱すのだ。
大学には毎日通ってはいたけれど、講義を聞いても何も頭に入ってはこないし、友人達と付き合うこともをやめてしまった。いつまでもこんなに後ろ向きな気持ちでいては駄目だと分かってはいても、私には立ち直る元気も、勇気も、気力さえも、もう何も残っていなかった。ただひたすら、毎日彼のことばかりを考えていた。
ふと、私は写真の中に何か違和感を覚えた。
何かが違う。しかし、私は写真を加工したり、弄ったりはしていない。だから、違和感を覚えるはずがない。でも、確かに感じる。
私は頬杖をついていた手を離し、写真を両手に持った。目を凝らして、改めて見てみる。そして、違和感の正体に気がついた瞬間、思わずハッと息を飲んだ。
「えっ……?」
そう、写真の中の彼が、こちらに近づいているのだ。もちろん、彼が写真の中を歩き回っているわけではない。しかし、昨日見た時よりも、明らかに彼の顔の輪郭がハッキリと見て分かるのである。
「……そんなことあるわけないよね」
私は目を擦り、気のせいだと思うことにした。
しかし、その翌日、再び写真を目にした私はその信じられない光景に言葉を失ってしまった。彼はまた一歩、こちらへ近づいていた。それだけではない、彼が手招きをしているのだ。あの優しい笑みを浮かべながら。驚きのあまり、私は思わず写真を机に伏せてしまった。
「なにこれ……現実にこんなことが起こるの……?」
私の心臓は早鐘のように鳴っていた。写真を持つ両手ががたがたと震える。この世のものとは思えない、どこか不気味さを感じつつも、気がつけば私はその不思議な写真の魔力に憑りつかれてしまっていた。
翌朝、私は意を決して伏せたままの写真をもう一度起こし、見つめた。相変わらず彼は、写真の中で笑みを湛えながら手招きをしていた。私は勇気を出して、彼に話掛けてみる。
「……どうして、手招きをしているの……?」
しかし、彼は何も答えなかった。ただ、笑って手招きをするだけ。私は迷った。彼は、悲しむ私の気持ちを察して、自分の元へ呼んでくれているのかもしれない。それならば、私は彼の元へ行くべきなのかもしれない。彼の気持ちに答えたら、私はもう一度、彼に会えるかもしれない。
もし、普通の人ならばこの写真の中の現象に恐怖を覚えるだろう。そして、お寺か神社に持ち込んでお祓いをしてもらうなり、焼いてもらうなりするはずだ。しかし、私は今、ただの人間ではない。彼への気持ち以外の全ての感情が麻痺した、ただの抜け殻なのだ。
もちろん、初めて気がついた時は恐ろしかった。しかし、今は違う。「もう一度、彼に会えるかもしれない」という期待の方が恐怖よりも勝っているのである。
「……私は、そっちに行くべきなのかな?」
答えはないと分かっていながらも、写真の中の彼に尋ねる。すると、彼は私の問いにまるで答えるかのように、うん、と頷いたのだ。私は自身の身体が熱くなるのが分かった。私は今、気分がとても高揚している。
「ああ、私、やっとあなたに会えるんだ……」
自然と身体が動く。私の中に、もう迷いはなかった。
私は自身の指先を、写真の中の彼の手に合わせてピタリとくっつけた。指先からスルスルと吸い込まれていく。それはまるで、波の立たない湖の水面に指先をそっと浸けているような不思議な感覚だった。
指先、手、腕……とゆっくりと身体が吸い込まれていく。
その中で、誰かが自分の手を引っ張っている。
それは紛れもなく彼の手、そのものだった。
大きくて、少し骨ばった、優しい手だ。
慣れ親しんだ温もりをもう一度確かめるように、私はその手をぎゅっと強く握った。
「やっと会えた。待っていたよ」
彼は、私の身体を全身で受け止めると、そう言った。力強い腕が腰に、背中に回されて強く抱き締められた。彼の腕の中はとても温かかった。長いこと焦がれていた彼の温もりに、私は涙が溢れた。ああ、彼はここにいる。きちんと存在している。生きているんだ、と。嬉しくて切なくて、胸が苦しかった。
「大好きだよ、もう二度と離れないから」
「ああ、僕も、君のことが大好きだ」
彼はそう言って優しく微笑んでくれた。私の大好きなあの笑顔が、目の前にあった。
ああ、この笑顔を私はどれだけ待ち望んでいただろう。
あの日と全く変わらない草花の香り、草原を吹き抜ける初夏の心地よい風が頬を撫でる。
ここは現実世界ではないかもしれない。天国かもしれない。いや、もしかしたら、地獄かもしれない。しかし、私にはそんなことなどどうでもよかった。ただ、彼が目の前にいて、鼓動を感じ、体温を感じ、触れることができる。笑い合える。それだけでよかった。
もう二度と彼と離れない。このまま永遠に彼とここで生きていくのだ。
彼の手を強く握り、私はそう心に決めた。私の想いが伝わったのか、彼も私の手をぎゅっと握り返してくれた。
大きく生い茂った木が頭上でさわさわと静かに風に揺れる。
降り注ぐ木漏れ日が、とても心地よい。
美しい景色、そして、隣には愛する彼がいる。
私は今、とても幸せだ。
大切な人を失った悲しみ、深い喪失感。それらから逃れたくて現実から目を逸らそうとしても、写真の中の彼はいつも優しく微笑みかけてくる。まるで「僕を忘れないで」と言っているかのように……
あれは、しとしと、と雨が降る湿った夜のことだった。自分よりもひとつ年上の彼の就職祝いをしてあげようと、私は彼を自分の部屋へ招き、手料理を振る舞っていた。
彼はとても頭が良く、皆から信頼される優等生だった。その人柄と優秀な成績のおかげで大学生の彼は早々に就職が決まり、春に大手有名企業に入社する予定だった。私達はまだ大学生ではあったが、将来の約束をするほど相思相愛の仲だった。私は彼を心から愛していたし、また、彼も私を心から愛してくれた。彼は、社会人として立派に出世したら結婚しよう、と言ってくれた。
しかし、思いもよらない悲劇が突然私と彼を引き裂いたのだ。
「今日はありがとう。君の手料理、とても美味しかったよ」
「喜んでもらえて良かった。また作ってあげるね。今度はあなたの部屋で」
「ああ、楽しみにしてる」
彼はにこり、と微笑んで私の身体をそっと引き寄せると優しく抱き締めてくれた。鼓動が重なり合うのが分かり、私は嬉しくなった。
靴を履き、玄関の扉を開けて外へ出る彼を見送る為に、急いでサンダルを引っ掛ける。ぽんっと弾む、傘を開く軽快な音。まるで青空のような澄んだ水色をしたその大きな傘は、爽やかな彼にとても似合っていた。すかさずそれを褒めると彼は、はにかみながら嬉しそうに笑った。
それが、私が見た彼の最後の笑顔だった。その直後、彼は飲酒運転の車に跳ねられ帰らぬ人となったのだ。
私は今でもあの日のことを鮮明に覚えている。重なり合う鼓動、彼の温もり、青空のような澄んだ水色をした彼の傘、そして、はにかんだ彼の嬉しそうな笑顔を。彼のことを思い出す度に胸が苦しくなる。できることなら、今すぐに彼に会いたい。しかし、それはもはや叶わぬ夢。もしも神様がいて、ひとつだけ願いを叶えてくれるとしたら、私は迷うことなくこう言うだろう。
「もう一度、彼に会いたい」と。
私は机に頬杖をついて、目の前にある一枚の写真をじっと見つめる。それは以前、彼と二人で北海道へ旅行に行った時に私が撮ったものだ。
綿菓子のような入道雲。
初夏の澄んだ青空。
そして、大地に咲き誇るたくさんの草花。
広大な草原を吹き抜ける風の音や、鳥のさえずりが今にも聞こえてきそうな、それは思わず息を飲むほどの素晴らしい風景だった。そして、中央には大きな木が一本。彼はその木の下で静かに佇み、優しく微笑んでいた。
「私もあなたの隣へ行きたいよ……」
言葉と共に不意に涙が零れる。美しい北海道の風景と愛しい人の変わらぬ笑顔が、私の胸をぎゅっと締め付けた。いっそのこと大喧嘩をして、嫌いになって、別れていれば良かったのかもしれない。そう、私は彼のことを嫌いになったわけでも、ましてや別れたわけでもないのだ。私達は最後の瞬間までお互いを愛していたし、私は今でも彼のことを愛している。この事実が私の心を酷く掻き乱すのだ。
大学には毎日通ってはいたけれど、講義を聞いても何も頭に入ってはこないし、友人達と付き合うこともをやめてしまった。いつまでもこんなに後ろ向きな気持ちでいては駄目だと分かってはいても、私には立ち直る元気も、勇気も、気力さえも、もう何も残っていなかった。ただひたすら、毎日彼のことばかりを考えていた。
ふと、私は写真の中に何か違和感を覚えた。
何かが違う。しかし、私は写真を加工したり、弄ったりはしていない。だから、違和感を覚えるはずがない。でも、確かに感じる。
私は頬杖をついていた手を離し、写真を両手に持った。目を凝らして、改めて見てみる。そして、違和感の正体に気がついた瞬間、思わずハッと息を飲んだ。
「えっ……?」
そう、写真の中の彼が、こちらに近づいているのだ。もちろん、彼が写真の中を歩き回っているわけではない。しかし、昨日見た時よりも、明らかに彼の顔の輪郭がハッキリと見て分かるのである。
「……そんなことあるわけないよね」
私は目を擦り、気のせいだと思うことにした。
しかし、その翌日、再び写真を目にした私はその信じられない光景に言葉を失ってしまった。彼はまた一歩、こちらへ近づいていた。それだけではない、彼が手招きをしているのだ。あの優しい笑みを浮かべながら。驚きのあまり、私は思わず写真を机に伏せてしまった。
「なにこれ……現実にこんなことが起こるの……?」
私の心臓は早鐘のように鳴っていた。写真を持つ両手ががたがたと震える。この世のものとは思えない、どこか不気味さを感じつつも、気がつけば私はその不思議な写真の魔力に憑りつかれてしまっていた。
翌朝、私は意を決して伏せたままの写真をもう一度起こし、見つめた。相変わらず彼は、写真の中で笑みを湛えながら手招きをしていた。私は勇気を出して、彼に話掛けてみる。
「……どうして、手招きをしているの……?」
しかし、彼は何も答えなかった。ただ、笑って手招きをするだけ。私は迷った。彼は、悲しむ私の気持ちを察して、自分の元へ呼んでくれているのかもしれない。それならば、私は彼の元へ行くべきなのかもしれない。彼の気持ちに答えたら、私はもう一度、彼に会えるかもしれない。
もし、普通の人ならばこの写真の中の現象に恐怖を覚えるだろう。そして、お寺か神社に持ち込んでお祓いをしてもらうなり、焼いてもらうなりするはずだ。しかし、私は今、ただの人間ではない。彼への気持ち以外の全ての感情が麻痺した、ただの抜け殻なのだ。
もちろん、初めて気がついた時は恐ろしかった。しかし、今は違う。「もう一度、彼に会えるかもしれない」という期待の方が恐怖よりも勝っているのである。
「……私は、そっちに行くべきなのかな?」
答えはないと分かっていながらも、写真の中の彼に尋ねる。すると、彼は私の問いにまるで答えるかのように、うん、と頷いたのだ。私は自身の身体が熱くなるのが分かった。私は今、気分がとても高揚している。
「ああ、私、やっとあなたに会えるんだ……」
自然と身体が動く。私の中に、もう迷いはなかった。
私は自身の指先を、写真の中の彼の手に合わせてピタリとくっつけた。指先からスルスルと吸い込まれていく。それはまるで、波の立たない湖の水面に指先をそっと浸けているような不思議な感覚だった。
指先、手、腕……とゆっくりと身体が吸い込まれていく。
その中で、誰かが自分の手を引っ張っている。
それは紛れもなく彼の手、そのものだった。
大きくて、少し骨ばった、優しい手だ。
慣れ親しんだ温もりをもう一度確かめるように、私はその手をぎゅっと強く握った。
「やっと会えた。待っていたよ」
彼は、私の身体を全身で受け止めると、そう言った。力強い腕が腰に、背中に回されて強く抱き締められた。彼の腕の中はとても温かかった。長いこと焦がれていた彼の温もりに、私は涙が溢れた。ああ、彼はここにいる。きちんと存在している。生きているんだ、と。嬉しくて切なくて、胸が苦しかった。
「大好きだよ、もう二度と離れないから」
「ああ、僕も、君のことが大好きだ」
彼はそう言って優しく微笑んでくれた。私の大好きなあの笑顔が、目の前にあった。
ああ、この笑顔を私はどれだけ待ち望んでいただろう。
あの日と全く変わらない草花の香り、草原を吹き抜ける初夏の心地よい風が頬を撫でる。
ここは現実世界ではないかもしれない。天国かもしれない。いや、もしかしたら、地獄かもしれない。しかし、私にはそんなことなどどうでもよかった。ただ、彼が目の前にいて、鼓動を感じ、体温を感じ、触れることができる。笑い合える。それだけでよかった。
もう二度と彼と離れない。このまま永遠に彼とここで生きていくのだ。
彼の手を強く握り、私はそう心に決めた。私の想いが伝わったのか、彼も私の手をぎゅっと握り返してくれた。
大きく生い茂った木が頭上でさわさわと静かに風に揺れる。
降り注ぐ木漏れ日が、とても心地よい。
美しい景色、そして、隣には愛する彼がいる。
私は今、とても幸せだ。
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