おでかけの１にちまえ

おでかけの１にちまえ

明日あしたは楽たのしい楽たのしいおでかけ
ぼくは朝あさから楽たのしみが止まらなかった。
「おはよう！ ぼく明日あしたはおでかけなんだ！」
だから、ぼくは先生せんせいや友ともだちに教おしえた。

おでかけ おでかけ 楽たのしみだ。
楽たのしみが止とまらない！

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給食きゅうしょくにきらいなピーマンが出てきてもで今日きょうは食たべられた。
友ともだちにイヤなこと言いいそうになったけど、言いわなかった。
そう、だって今いまぼくはとてもおでかけが楽たのしみだからね。

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家いえに帰かえってから明日あしたの準備じゅんびをする。
お気きに入いりのリュックサックの中なかにハンカチとティッシュ、それから大好だいすきなミニカーを入いれて、後あとはお気きに入いりのTシャツとズボンとくつ下したも準備じゅんびした。

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おふろに入はいって、はみがきをしてトイレに行いく。
いつもは、ママに「早はやくねなさい」って言いわれるけど、今日きょうはちがう。
なんたって明日あしたはおでかけだからね。
ボクはウキウキしながらベッドに入る。

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チクタク チクタク
ぼくは目めをパチパチさせる。
あれ、明日あしたはおでかけなのにねむくならないぞ！？
早はやくねれば、明日あしたのおでかけでたくさん遊あそべると思おもったのに！

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ああ、はやくねたい。
でも、目めがさめてる。
どうしよう。

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ねむくなるにはどうしたらいいかな？
ぼくはベッドでゴロゴロする。
ぼくはねむい ぼくはねむい ぼくはねむい
ぼくはねむい
自分じぶんに言いってみたけど、ぼくは今いまねむくない。

***

たくさんうごいたらねむくなるかな？
ぼくはベッドで小ちいさくバタバタと足あしを上あげる。
だって大おおきな音おとだとパパとママにわかっちゃう。
それでもぼくはねむくならなかった。

***

せっかくのおでかけなのに、今日きょうねむれなかったらどうしよう。
たくさん遊あそぶのに、おひるねすることになったらやだやだやだ。
がんばってねよう。

***

がんばれ ぼく。
ぼくならできる。
ぼくはねむくなる ねむくなるんだ。
目めをとじて
ぼくはねてる ねてる ねてる。






おやすみなさい。


***

チクタク チクタク チクタク
はっ！！
朝あさだ！！
ちゃんとねることができたぞー！！
外そとを見みたらおひさまが見える！
いそいでふくをきがえて、パパとママをおこしにいこう。
今日きょうは楽たのしいおでかけだー！