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April
キスのその先 Side 司 05話
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翠の隣に横になると、首の下に腕を通し、そっと翠を抱き寄せる。
翠の呼吸はまだ荒いまま。
その様子を見ていると、
「恥ずかしいから見ないで……」
言ってすぐ、俺の胸に顔を埋める。
恥じらう姿も些細な仕草も何もかも、狙ってやっているのではないか、と思うほどの威力がある。
未だ俺の下半身は昂ぶったままだというのに、こんなかわいいことをされたらたまらない。
正直、このまま翠を組み敷きたい。翠の中に己を沈めたい。
そんな欲望なら際限なくある。
でも、初めての行為を受け入れ、一度いったくらいでこんなにぐったりとしている翠にそれを強要するのはどうなのか――
世間の男女はどうやって事を進めるものなのだろう。
こんなときになって、恋愛小説を一冊も読んでこなかった自分を悔いた。
下世話な話などしたことはないし、興味もなかった。人の恋愛話を聞いたのは、あとにも先には久先輩しかおらず、そのほかでは秋兄と翠のことについて語った程度。
こんな状況で役立つ情報があるわけがない。
だからか、どうしても秋兄を引き合いに出してしまう。
そんな自分にだって呆れてはいる。けれども、拠りどころがそこしかない。基準とすべきものがそれしかないのが現実。
秋兄だったら――
翠と出逢ったばかりのころならば、秋兄は自分のペースで事を進めただろう。でも、今の秋兄が翠と向き合ったなら……?
……絶対に無理はさせない。
翠の心にも身体にも、絶対に無理はさせない。
翠の身体を気遣い、心を気遣い、自分の欲求を抑えてでも翠のペースを守るだろう。
そんな答えを導きだし出したところで、今の俺にそれが可能なのか、と問われたら別問題だ。
……だめだ。色々無理……。
翠は少し休ませないといけないだろうし、俺は一度欲を吐き捨ててくるべき。
その前に、
「翠、具合は……?」
さっきより呼吸は整ってきているけど、依然ぐったりとしている。
「大丈夫……」
「大丈夫禁止」
「……身体は重だるいけれど、具合が悪いわけじゃないよ」
「本当に?」
「本当に」
その言葉に身体を起こすと、翠は不思議そうな顔で俺を見上げていた。
「シャワー浴びてくる」
それが意味することは翠もわかっているはず。
自由にキスさせてもらえるようになってから、何度となくそういうことがあったのだから。
立ち上がろうとしたとき、後ろへ引っ張られる感覚があって振り返る。と、翠がだるそうに身体を起こし、俺が着てるシャツの袖を引っ張っていた。
何か言いたいことがるのか、と言葉を待ってみたものの、翠はなかなか口を開かない。
「どうかした?」
できれば、今引き止めるのはやめてほしい。
翠は中途半端にシャツを羽織っている状態で、そんな姿にさえ触発されるのだから。
「あの……」
口を開いたものの、その先に言葉は続かない。
戸惑いの色が濃いのはどうしてか……。
考えたくても、自分に残っている余裕など微々たるものだ。
「悪い、あとにしてもらっていい?」
翠ははっとしたように口を開き、
「あのっ――シャワーって……シャワーって……シャワーを浴びたら、ツカサは気持ちよくなれるのっ?」
突拍子もない質問に衝撃を受ける。
さらには、必死さと恥ずかしさが入り混じる表情に、追い詰められている気さえした。
「どうしたら……どうしたらツカサは気持ちよくなるの?」
そんなことを訊いてどうするつもりなのか、と思う傍ら、翠の疑問に心の中で答えを出す。
シャワーを浴びたら気持ちよくなるのか、という問いかけ。その答えは「NO」だ。
ただ単にバスルームという場所が都合がいいだけで、シャワーを浴びたら気持ちがよくなるわけでも、欲を吐き出せるわけでもない。
でも、それを翠に言うのか……?
切実そうな瞳に見つめられたまま、俺は何も言えずに立ち尽くしていた。
「ツカサ……?」
まるで子猫に縋られている気分だ。
でも、こういう関係になったのだからいずれは知ることだし、それが今であっても問題な――い……よ、な……?
戸惑いながらも息を深く吸い込み、
「……シャワーを浴びて気持ちよくなるわけじゃない。さっきの翠と同じで、男性器を手で扱く。そしたら気持ちよくなる」
どんな反応を見せるのか、と恐れを含む視線を翠へ向けると、翠は一度視線を落とし、何かを決意したように視線を合わせてきた。
「それは私にもできること……?」
思考停止に陥りそうな現況を、どうしたら打破できるのかなんて皆目見当もつかない。
翠が何かを口にするたび、下半身がこれ以上ないほど反応を示す。
そして、そんな大それたことを口にしている翠だって、さっきからずっと顔を赤らめているのだ。
「ツカサ、教えて……?」
俺はやっとのことで口を開いた。
「翠の手でも、できる」
「それなら、私に、やらせて……?」
そんな提案をされるのでは、という想像は容易にできた。でも、何がどうしてこんな状況になったのか、と思考が追いついてくれない。
「場所……バスルームのほうがいいの?」
「いや……部屋でも大丈夫だけど……」
ゴムをつければ問題はない。
でも、本当に……翠が俺のこれに触れるのか? 触れられるのか?
硬くなったこれをジーパン越しに感じさせることはあっても、翠の手がこれに触れたことはないし、見せたこともない。
「飛んで火にいる夏の虫」――そんなことわざが頭に浮かぶ。
「翠」
「何……?」
「手でするって……つまり、これを手にすることになるんだけど……」
俺が自分の局部を指差すと、
「……うん」
翠は恥ずかしそうに俯いてしまった。
こんな状態で本当にできるのか? 生殺しになるのは勘弁願いたい。
否、今でも十分生殺し状態だけど……。
未だ信じられない思いで翠を見ていると、
「……脱いでくれないと触れない」
とても小さな声で催促された。
言われるままにベルトを外しジーパンを脱いだまではいい。その先はどうしたことが抵抗がある。
自分がどう、というわけではなく、この純粋培養な翠に見せることが犯罪のように思えるのだ。
そんな罪の意識に駆られつつ、翠の近くに腰を下ろす。
とりあえず、段階を踏ませよう……。
「……この上から触れる?」
翠は一度視線を定め、すぐに逸らす。
恥ずかしくて仕方がない、そんな感じ。
やっぱり無理だ。そう思って翠の頭に手を乗せる。
「無理しなくていい。シャワー浴びてくる」
立ち上がろうとしたら、今度は手を掴まれた。
「ごめんっ……大丈夫だからっ」
必死すぎる様がかわいいのとかわいそうなのと……。
この状況をどうするべきか。
翠は恐る恐る、といった感じで手を伸ばしてきた。
白く華奢な指がトランクスの盛り上がる部分に添えられる。
ただそれだけなのに、俺の欲望は強く反応する。
翠に触られている。そのシチュエーションや視覚に煽られ、さらには物理的な刺激が加わることでどうにもならなくなっていた。
翠は先端部分からそっと付け根の方へと指を滑らし、
「これでいいの……? 気持ちいい……?」
たどたどしい口調に上目遣い。
思わず唇を奪わずにはいられないほどには反則級。
しかし、そのキスはすぐに拒まれる。
「なんで……」
「キスされたら集中できなくなる……」
むっとした顔に、さらにキスをしたくなる。
「さするだけでいいの……?」
「……とりあえずは」
翠は何度も何度も丁寧にさすってくれた。
恐る恐る触れるからか、たどたどしい手つきは微妙な緩急や強弱がつき、不意をつかれることもしばしば。
そうこうしているうちに、トランクスの一部が濡れてきた。
それに気づいた翠は、
「……気持ちいい?」
不安そうに確認してくる。
「気持ちいいよ。……直に触ってもらってもいい?」
たずねると、翠は緊張した面持ちでコクリと頷いた。
トランクスを脱ぎ去ると、翠は俺の欲望に釘付けになる。
初めて目にしたものにうろたえている。そんな感じ。
ここまできたら後には引けない。
俺はベッドのヘッド部分についている引き出しからゴムを取り出し、それを手早く装着した。
そのあとは、自分から翠の手を取り局部へと誘う。
どのくらいの強さで握るのか、どうやって扱くのか、どこに触れられると気持ちがいいのか。それらをひとつずつ教えると、翠は持ち前の学習能力で次々と習得していき、あっという間に俺を快楽へ導いた。
ビクビクと震え出したそれに驚いた翠は手を離し、
「これで、よかった……?」
今まで俺の欲望を扱いていた手を胸元へ引き寄せ、不安そうに訊いてくる。
俺は我慢できずに翠を抱きしめ口付けた。
息が切れているため、長く口付けることは叶わず。
「気持ちよかった。ありがとう」
その言葉に、翠は肩の力を抜き嬉しそうに微笑んだ。
翠の呼吸はまだ荒いまま。
その様子を見ていると、
「恥ずかしいから見ないで……」
言ってすぐ、俺の胸に顔を埋める。
恥じらう姿も些細な仕草も何もかも、狙ってやっているのではないか、と思うほどの威力がある。
未だ俺の下半身は昂ぶったままだというのに、こんなかわいいことをされたらたまらない。
正直、このまま翠を組み敷きたい。翠の中に己を沈めたい。
そんな欲望なら際限なくある。
でも、初めての行為を受け入れ、一度いったくらいでこんなにぐったりとしている翠にそれを強要するのはどうなのか――
世間の男女はどうやって事を進めるものなのだろう。
こんなときになって、恋愛小説を一冊も読んでこなかった自分を悔いた。
下世話な話などしたことはないし、興味もなかった。人の恋愛話を聞いたのは、あとにも先には久先輩しかおらず、そのほかでは秋兄と翠のことについて語った程度。
こんな状況で役立つ情報があるわけがない。
だからか、どうしても秋兄を引き合いに出してしまう。
そんな自分にだって呆れてはいる。けれども、拠りどころがそこしかない。基準とすべきものがそれしかないのが現実。
秋兄だったら――
翠と出逢ったばかりのころならば、秋兄は自分のペースで事を進めただろう。でも、今の秋兄が翠と向き合ったなら……?
……絶対に無理はさせない。
翠の心にも身体にも、絶対に無理はさせない。
翠の身体を気遣い、心を気遣い、自分の欲求を抑えてでも翠のペースを守るだろう。
そんな答えを導きだし出したところで、今の俺にそれが可能なのか、と問われたら別問題だ。
……だめだ。色々無理……。
翠は少し休ませないといけないだろうし、俺は一度欲を吐き捨ててくるべき。
その前に、
「翠、具合は……?」
さっきより呼吸は整ってきているけど、依然ぐったりとしている。
「大丈夫……」
「大丈夫禁止」
「……身体は重だるいけれど、具合が悪いわけじゃないよ」
「本当に?」
「本当に」
その言葉に身体を起こすと、翠は不思議そうな顔で俺を見上げていた。
「シャワー浴びてくる」
それが意味することは翠もわかっているはず。
自由にキスさせてもらえるようになってから、何度となくそういうことがあったのだから。
立ち上がろうとしたとき、後ろへ引っ張られる感覚があって振り返る。と、翠がだるそうに身体を起こし、俺が着てるシャツの袖を引っ張っていた。
何か言いたいことがるのか、と言葉を待ってみたものの、翠はなかなか口を開かない。
「どうかした?」
できれば、今引き止めるのはやめてほしい。
翠は中途半端にシャツを羽織っている状態で、そんな姿にさえ触発されるのだから。
「あの……」
口を開いたものの、その先に言葉は続かない。
戸惑いの色が濃いのはどうしてか……。
考えたくても、自分に残っている余裕など微々たるものだ。
「悪い、あとにしてもらっていい?」
翠ははっとしたように口を開き、
「あのっ――シャワーって……シャワーって……シャワーを浴びたら、ツカサは気持ちよくなれるのっ?」
突拍子もない質問に衝撃を受ける。
さらには、必死さと恥ずかしさが入り混じる表情に、追い詰められている気さえした。
「どうしたら……どうしたらツカサは気持ちよくなるの?」
そんなことを訊いてどうするつもりなのか、と思う傍ら、翠の疑問に心の中で答えを出す。
シャワーを浴びたら気持ちよくなるのか、という問いかけ。その答えは「NO」だ。
ただ単にバスルームという場所が都合がいいだけで、シャワーを浴びたら気持ちがよくなるわけでも、欲を吐き出せるわけでもない。
でも、それを翠に言うのか……?
切実そうな瞳に見つめられたまま、俺は何も言えずに立ち尽くしていた。
「ツカサ……?」
まるで子猫に縋られている気分だ。
でも、こういう関係になったのだからいずれは知ることだし、それが今であっても問題な――い……よ、な……?
戸惑いながらも息を深く吸い込み、
「……シャワーを浴びて気持ちよくなるわけじゃない。さっきの翠と同じで、男性器を手で扱く。そしたら気持ちよくなる」
どんな反応を見せるのか、と恐れを含む視線を翠へ向けると、翠は一度視線を落とし、何かを決意したように視線を合わせてきた。
「それは私にもできること……?」
思考停止に陥りそうな現況を、どうしたら打破できるのかなんて皆目見当もつかない。
翠が何かを口にするたび、下半身がこれ以上ないほど反応を示す。
そして、そんな大それたことを口にしている翠だって、さっきからずっと顔を赤らめているのだ。
「ツカサ、教えて……?」
俺はやっとのことで口を開いた。
「翠の手でも、できる」
「それなら、私に、やらせて……?」
そんな提案をされるのでは、という想像は容易にできた。でも、何がどうしてこんな状況になったのか、と思考が追いついてくれない。
「場所……バスルームのほうがいいの?」
「いや……部屋でも大丈夫だけど……」
ゴムをつければ問題はない。
でも、本当に……翠が俺のこれに触れるのか? 触れられるのか?
硬くなったこれをジーパン越しに感じさせることはあっても、翠の手がこれに触れたことはないし、見せたこともない。
「飛んで火にいる夏の虫」――そんなことわざが頭に浮かぶ。
「翠」
「何……?」
「手でするって……つまり、これを手にすることになるんだけど……」
俺が自分の局部を指差すと、
「……うん」
翠は恥ずかしそうに俯いてしまった。
こんな状態で本当にできるのか? 生殺しになるのは勘弁願いたい。
否、今でも十分生殺し状態だけど……。
未だ信じられない思いで翠を見ていると、
「……脱いでくれないと触れない」
とても小さな声で催促された。
言われるままにベルトを外しジーパンを脱いだまではいい。その先はどうしたことが抵抗がある。
自分がどう、というわけではなく、この純粋培養な翠に見せることが犯罪のように思えるのだ。
そんな罪の意識に駆られつつ、翠の近くに腰を下ろす。
とりあえず、段階を踏ませよう……。
「……この上から触れる?」
翠は一度視線を定め、すぐに逸らす。
恥ずかしくて仕方がない、そんな感じ。
やっぱり無理だ。そう思って翠の頭に手を乗せる。
「無理しなくていい。シャワー浴びてくる」
立ち上がろうとしたら、今度は手を掴まれた。
「ごめんっ……大丈夫だからっ」
必死すぎる様がかわいいのとかわいそうなのと……。
この状況をどうするべきか。
翠は恐る恐る、といった感じで手を伸ばしてきた。
白く華奢な指がトランクスの盛り上がる部分に添えられる。
ただそれだけなのに、俺の欲望は強く反応する。
翠に触られている。そのシチュエーションや視覚に煽られ、さらには物理的な刺激が加わることでどうにもならなくなっていた。
翠は先端部分からそっと付け根の方へと指を滑らし、
「これでいいの……? 気持ちいい……?」
たどたどしい口調に上目遣い。
思わず唇を奪わずにはいられないほどには反則級。
しかし、そのキスはすぐに拒まれる。
「なんで……」
「キスされたら集中できなくなる……」
むっとした顔に、さらにキスをしたくなる。
「さするだけでいいの……?」
「……とりあえずは」
翠は何度も何度も丁寧にさすってくれた。
恐る恐る触れるからか、たどたどしい手つきは微妙な緩急や強弱がつき、不意をつかれることもしばしば。
そうこうしているうちに、トランクスの一部が濡れてきた。
それに気づいた翠は、
「……気持ちいい?」
不安そうに確認してくる。
「気持ちいいよ。……直に触ってもらってもいい?」
たずねると、翠は緊張した面持ちでコクリと頷いた。
トランクスを脱ぎ去ると、翠は俺の欲望に釘付けになる。
初めて目にしたものにうろたえている。そんな感じ。
ここまできたら後には引けない。
俺はベッドのヘッド部分についている引き出しからゴムを取り出し、それを手早く装着した。
そのあとは、自分から翠の手を取り局部へと誘う。
どのくらいの強さで握るのか、どうやって扱くのか、どこに触れられると気持ちがいいのか。それらをひとつずつ教えると、翠は持ち前の学習能力で次々と習得していき、あっという間に俺を快楽へ導いた。
ビクビクと震え出したそれに驚いた翠は手を離し、
「これで、よかった……?」
今まで俺の欲望を扱いていた手を胸元へ引き寄せ、不安そうに訊いてくる。
俺は我慢できずに翠を抱きしめ口付けた。
息が切れているため、長く口付けることは叶わず。
「気持ちよかった。ありがとう」
その言葉に、翠は肩の力を抜き嬉しそうに微笑んだ。
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