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第14章 悪魔姫の復讐・姫騎士編
249話 本戦開幕! 剣聖位戦
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聖位闘技大会の初日に行われる予選は各グループごとの総当たり戦であり。
剣聖位戦、拳聖位戦、魔聖位戦、闘聖位戦の順番で計4回の予選が行われる。
まぁ、その予選を何だかんだで見逃しちゃって、気が付いたら全部終わってたわけだけど……
それはともかく! 予選から一夜明けて本戦当日、ここに全ての本戦出場者達は出揃った!!
本戦の出場者は昨日の予選で勝ち残った25名に加えて、今大会運営の最高責任者である冒険者ギルド・ヴァリエ騎士王国王都シュヴァリエ支部のギルドマスターであるカティラに承認されたシード組を加えて32人。
今日から4日かけて予選と同じ剣聖、拳聖、魔聖、闘聖の順番で本戦が行われるわけだけど。
現剣聖であるリーゼに、騎士王にして姫騎士とか結構イタい二つ名で呼ばれて調子に乗ってるフェリシア。
そして! ふふんっ、私も当然だけどシード組なのだっ!!
「お師匠様? ふふふ、どうなさいましたか?」
「何でもない」
おっと、危ない危ない。
たかだかシード枠ってだけで、愛弟子の前で子供みたいにドヤってしまうところだったわ。
『ふ~ん』
何? 何か言いたい事があるならハッキリ言えば?
『いや、流石は悪魔ちゃんの弟子だと思ってね』
当然じゃん!
何たって、この私の愛弟子だぞ?
エレナは既に剣聖リーゼやフェリシアなんかよりも普通に強いのだよっ!!
『いや、そうなんだけど、そうじゃ無くてね』
「しかし、凄いですねこの会場」
そう! その通り、そこに触れて欲しかった!
流石は我が愛弟子エレナ、やっぱり邪神とは違うわ。
よくできました! 頭をナデナデしてやろう。
「あ、あの……お師匠様」
「大丈夫」
ここは昨日使ってたのと同じ貴賓室だし。
確かに今いる場所は闘技場を見渡せるテラスみたいになってるけど、今は剣聖位戦の本戦第一試合の真っ最中!
そんなに視線は……感じるな。
おかしい。
何でこんなに大勢が試合を観ずにこっちを見てるわけ? ふ~む……まぁ良いや。
エレナはちょっと恥ずかしそうにしてるけど、細かい事は気にしないっ!
「この会場をやったのは私」
「や、やっぱり!
流石はお師匠様、凄いです!!」
ふっふ~ん! そうでしょ、そうでしょ!!
もっと褒めても良いよ??
「空間魔法で空間を拡張した」
本来この闘技場の用途は王位継承の際に行われる候補者同士の闘い。
それなりは広くはあるけど、所詮はそれなりって程度で予選で数百名が一斉に競い合うだけの広さは到底ない。
そこで! この私がわざわざ空間を拡張して闘技場を作り直してやったのだ!!
ついでに、アクムス王国から仕入れたって言って魔国産のモニターも設置して観戦しやすいように改装もした。
それを目撃したギルドマスターのカティラと副ギルドマスターのジンは暫くの間は目を見開いて愕然として、途中からは何故か顔を引き攣らせて苦笑いを浮かべてたなぁ。
まぁ、確かに興が乗ってちょっとやり過ぎた気がしないでも無いけど、後悔はしていない!
我ながら良い仕事をしたと思うし。
「お」
第一試合が終わった。
まぁ、パッと見たところ剣聖位戦の出場者の中にリーゼより強そうなのはいないし。
剣聖位戦の結果は見えてる。
まぁ、盛り上がってるから別にいいけど。
残念ながら今日の剣聖位戦においてはジャイアントキリングは無く、順当にリーゼが優勝するだろうし。
それに、ぶっちゃけレベルが低すぎて観ててもあんまり面白くないんだよねー。
『まぁ、それはね。
悪魔ちゃんから観ればそうだろうね』
てなわけで! 今日はのんびりと暇つぶし程度に剣聖位戦を観戦しながらお昼寝したりして寛ぐ予定なのだ!!
明日の拳聖位戦に明後日の魔聖位戦は、リーゼみたいに突出した実力者がいないから今日よりは楽しめるだろうし。
そして何より! 3日後の闘聖位戦。
闘聖位戦には私とエレナ、そして今回のターゲットであるフェリシアが出場する!!
「ふふ、楽しみ」
剣聖位戦、拳聖位戦、魔聖位戦、闘聖位戦の順番で計4回の予選が行われる。
まぁ、その予選を何だかんだで見逃しちゃって、気が付いたら全部終わってたわけだけど……
それはともかく! 予選から一夜明けて本戦当日、ここに全ての本戦出場者達は出揃った!!
本戦の出場者は昨日の予選で勝ち残った25名に加えて、今大会運営の最高責任者である冒険者ギルド・ヴァリエ騎士王国王都シュヴァリエ支部のギルドマスターであるカティラに承認されたシード組を加えて32人。
今日から4日かけて予選と同じ剣聖、拳聖、魔聖、闘聖の順番で本戦が行われるわけだけど。
現剣聖であるリーゼに、騎士王にして姫騎士とか結構イタい二つ名で呼ばれて調子に乗ってるフェリシア。
そして! ふふんっ、私も当然だけどシード組なのだっ!!
「お師匠様? ふふふ、どうなさいましたか?」
「何でもない」
おっと、危ない危ない。
たかだかシード枠ってだけで、愛弟子の前で子供みたいにドヤってしまうところだったわ。
『ふ~ん』
何? 何か言いたい事があるならハッキリ言えば?
『いや、流石は悪魔ちゃんの弟子だと思ってね』
当然じゃん!
何たって、この私の愛弟子だぞ?
エレナは既に剣聖リーゼやフェリシアなんかよりも普通に強いのだよっ!!
『いや、そうなんだけど、そうじゃ無くてね』
「しかし、凄いですねこの会場」
そう! その通り、そこに触れて欲しかった!
流石は我が愛弟子エレナ、やっぱり邪神とは違うわ。
よくできました! 頭をナデナデしてやろう。
「あ、あの……お師匠様」
「大丈夫」
ここは昨日使ってたのと同じ貴賓室だし。
確かに今いる場所は闘技場を見渡せるテラスみたいになってるけど、今は剣聖位戦の本戦第一試合の真っ最中!
そんなに視線は……感じるな。
おかしい。
何でこんなに大勢が試合を観ずにこっちを見てるわけ? ふ~む……まぁ良いや。
エレナはちょっと恥ずかしそうにしてるけど、細かい事は気にしないっ!
「この会場をやったのは私」
「や、やっぱり!
流石はお師匠様、凄いです!!」
ふっふ~ん! そうでしょ、そうでしょ!!
もっと褒めても良いよ??
「空間魔法で空間を拡張した」
本来この闘技場の用途は王位継承の際に行われる候補者同士の闘い。
それなりは広くはあるけど、所詮はそれなりって程度で予選で数百名が一斉に競い合うだけの広さは到底ない。
そこで! この私がわざわざ空間を拡張して闘技場を作り直してやったのだ!!
ついでに、アクムス王国から仕入れたって言って魔国産のモニターも設置して観戦しやすいように改装もした。
それを目撃したギルドマスターのカティラと副ギルドマスターのジンは暫くの間は目を見開いて愕然として、途中からは何故か顔を引き攣らせて苦笑いを浮かべてたなぁ。
まぁ、確かに興が乗ってちょっとやり過ぎた気がしないでも無いけど、後悔はしていない!
我ながら良い仕事をしたと思うし。
「お」
第一試合が終わった。
まぁ、パッと見たところ剣聖位戦の出場者の中にリーゼより強そうなのはいないし。
剣聖位戦の結果は見えてる。
まぁ、盛り上がってるから別にいいけど。
残念ながら今日の剣聖位戦においてはジャイアントキリングは無く、順当にリーゼが優勝するだろうし。
それに、ぶっちゃけレベルが低すぎて観ててもあんまり面白くないんだよねー。
『まぁ、それはね。
悪魔ちゃんから観ればそうだろうね』
てなわけで! 今日はのんびりと暇つぶし程度に剣聖位戦を観戦しながらお昼寝したりして寛ぐ予定なのだ!!
明日の拳聖位戦に明後日の魔聖位戦は、リーゼみたいに突出した実力者がいないから今日よりは楽しめるだろうし。
そして何より! 3日後の闘聖位戦。
闘聖位戦には私とエレナ、そして今回のターゲットであるフェリシアが出場する!!
「ふふ、楽しみ」
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