38 / 61
「~中章~」
「~中章~」 9
しおりを挟む
「信じられない…いや…でもそうだと仮定すると、全てに納得出来るというか、説明が行くというか…」
頭を抱えて花倉は考え込んだ。
「いや…星川さんが自分が誰なのか、気づいているとは限らないし…という事は、本気で眼中にないだけかも…」
花倉は肯定と否定をくり返しながら、自分の考えを必死でまとめた…
その作業に数日間費やすほどに、困難な作業だった。
そして落ち着いた頃に、一つの疑問が生まれた。
″これって、一体いつまでつづくんだろう…?期限いつだっけ?″
必死に夢での会話を思い出したが、その辺の記憶はモヤがかかっていて、思い出す事が出来なかった。
そして花倉は、ある結論にたどり着く…
″この賭け、や~めた…つづける意味がない…
こんなにつらいとは予想外もいいとこだ…ここまで想った…自分がどれだけ好きか、充分に思い知った…
期限がいつかは分からないけど、終わりにしてしまおう…″
頭を抱えて花倉は考え込んだ。
「いや…星川さんが自分が誰なのか、気づいているとは限らないし…という事は、本気で眼中にないだけかも…」
花倉は肯定と否定をくり返しながら、自分の考えを必死でまとめた…
その作業に数日間費やすほどに、困難な作業だった。
そして落ち着いた頃に、一つの疑問が生まれた。
″これって、一体いつまでつづくんだろう…?期限いつだっけ?″
必死に夢での会話を思い出したが、その辺の記憶はモヤがかかっていて、思い出す事が出来なかった。
そして花倉は、ある結論にたどり着く…
″この賭け、や~めた…つづける意味がない…
こんなにつらいとは予想外もいいとこだ…ここまで想った…自分がどれだけ好きか、充分に思い知った…
期限がいつかは分からないけど、終わりにしてしまおう…″
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
私が愛する王子様は、幼馴染を側妃に迎えるそうです
こことっと
恋愛
それは奇跡のような告白でした。
まさか王子様が、社交会から逃げ出した私を探しだし妃に選んでくれたのです。
幸せな結婚生活を迎え3年、私は幸せなのに不安から逃れられずにいました。
「子供が欲しいの」
「ごめんね。 もう少しだけ待って。 今は仕事が凄く楽しいんだ」
それから間もなく……彼は、彼の幼馴染を側妃に迎えると告げたのです。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます
おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」
そう書き残してエアリーはいなくなった……
緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。
そう思っていたのに。
エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて……
※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる