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目の前には私を射殺さんばかりに睨みつけるマゼンタの髪の女。今日はビキニアーマーじゃないようだ。買い物の途中、商店街で出会った。
「なにかご用ですか」
「あたしは、あんたなんかに負けないんだから!」
大きな声を出した彼女に何事かと周囲の人間の視線が向いた。一緒にいた私にもだ。
「藪から棒になんです?」
「あんた、パーシヴァルの首筋に痕を付けたでしょう。あたしへの当てつけ?」
「あれは、パーシヴァルさんがそう望んだからです。あなたのことなんて欠片も考えてませんでした」
彼女はお前なんか眼中にないと言外に告げた私に目を吊り上げた。一人の男を巡っての女同士の戦いだと気付いた周囲の人間から好奇の視線が向けられて不愉快だった。
「あんたのその冷めた目が気に入らないのよ! どうせパーシヴァルのことだってそんなに好きじゃないんでしょう? だったらあたしにくれたっていいじゃない!」
「あなたに私のなにが分かると言うんですか。それからパーシヴァルさんは私のものです。あなたになんてあげません」
ちょっとだけ、彼女の発言に腹が立った。
「それから、仮に私があなたにあげると身を引いたとして、パーシヴァルさんはあなたのものにはなりませんよ。あの人が好きなのは私なんですから。私がどこかへ消えたって追ってくるに決まってます」
そう言えば悔しそうに唇を噛んで私をねめつけた。
「あら、二人ともなにをしているの?」
「リンジーさん」
「お姉ちゃん!」
……お姉ちゃん? 今この女なんて言った? この女とご近所のリンジーさんが姉妹? はあ? 有り得なくない? いや、でも待って。よくよく見ると目元がそっくりだぞ?
「それにしても二人が知り合いだったなんて知らなかったわ」
「まあ、ちょっと、いろいろありまして」」
「マライア、いろいろって、あなたいったいなにをしたの?」
「それは、まあ、ちょっと」
ああそう言えばそんな名前だったな。と思いながら女、じゃないマライアさんが口ごもるのを見ていた。
「マライアさんはパーシヴァルさんのことが好きらしいので……」
あとは察してほしかった。
「あらミナーヴァ、そうだったの。ごめんなさい、マライアが迷惑をかけてない?」
「会うのはこれで二回目なので大丈夫です」
「ならいいんだけど。マライア、人のものを欲しがったって時間を浪費するだけだと何度も言ってるでしょう。早く別の男を見つけなさいね」
悲しそうに目を伏せたマライアさんに少しばかり同情心が湧いたがそれだけだった。だってパーシヴァルさんはあげられないしどうしようもない。恋敵からの同情なんて彼女だって欲しくはないだろう。
「それじゃあお二人とも、私はこれで」
「またね、ミナーヴァ」
マライアさんはなにも言わなかった。私は買い物へと戻る。今夜はコロッケだ。早く帰らないと。
+++++
「あなたが心変わりをしたら俺はあなたを殺してしまうかもしれません」
「急にどうしたんですかパーシヴァルさん。ヤンデレみたいな発言ですね」
「いえ、ふと不安になったんです」
「むしろ私こそいつ振られるのかと怯えてますよ」
「俺がミナーヴァを振ることは天地がひっくり返ってもありませんから」
真顔でそんなことを言われた。
「パーシヴァルさん、どうしたら安心できますか?」
「自分でも分かりません。きっと自分に自信がないんでしょうね。俺からあなたが離れていかないか不安で仕方がないんです」
自分に自信がないのは私も一緒だった。けれどパーシヴァルさんが私から離れていくことはないだろうという確信もあった。愛されているという自信だけはあるんだとおかしくなった。
「なら、ずっと私を捕まえていてください。私はあなたに捧げられた生贄なんですから。捕まえて、よそ見なんてこれっぽっちもできないようにしていてください」
「いいんですか?」
「はい。捕まえていてください」
そう言って笑えばパーシヴァルさんも微笑んだ。それから私を抱き上げて至近距離で視線を合わせて口を開くのだった。
「結婚しましょうか、ミナーヴァ」
「はい」
一度唇が降ってきてそのままパーシヴァルさんの寝室へと連れて行かれた。優しくベッドに下ろされて大きな体が覆いかぶさってくる。
「ん、ふう……」
与えられた口付けは普段通り甘い。歯列をなぞる舌を自分から捕まえて絡めればパーシヴァルさんも応えた。舌先を擦り合わせて絡め合う。
「珍しいですね、ミナーヴァが自分から舌を絡めてくるなんて」
「たまにはいいでしょう?」
「いつもでもかまいませんよ」
そう会話をしながらもパーシヴァルさんは私の服を脱がしていった。あっという間に下着姿にされてブラジャーも取り払われる。やわやわと胸を揉む手。首筋に吸い付く唇。時折チリっとした痛みが走って痕を残されているのだと知った。
「ん、パーシヴァルさん。見えるところに痕を付けちゃ嫌です」
「ギリギリ見えないと思います」
「ギリギリはやめてください。服で隠れるところなら好きにしていいですから」
返事の代わりに鎖骨の下に痕を付けられた。胸を弄ぶ手はその先端に狙いを定めたらしく摘まんで転がしていた。
「あ、ん」
「気持ちいいですか?」
返事なんてできるわけがない。けれど答えは羞恥心から赤くなる私の反応で分かったことだろう。
「……あの、パーシヴァルさん、灯り消してください。恥ずかしいです」
今さらだと自分でも思ったが恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
「残念です」
そう言いながらもパーシヴァルさんは灯りを消してくれた。暗くなった室内でもパーシヴァルさんには見えているのかもしれない。そんなふうに考えてしまうくらい彼の手には迷いがないのだ。パーシヴァルさんは片手で胸を弄んで、反対の胸にむしゃぶりついた。胸の先端を舐められて擽られて吸われればもう堪らなかった。そうしていると快楽を求める気持ちが大きくなってくる。もっと気持ちよくなりたいと、女の部分に触れられたいと思ってしまうのだ。
「あ……」
だからだろうか、指先で秘裂をなぞられて声が出た。
「ここ、お好きでしょう?」
そう言ってパーシヴァルさんは陰核を擽った。そのまま円を描くように刺激されたり左右に押し潰すように指を動かされたりして私は喘いだ。
「ああん!」
下着を取り払われて直接陰核に触れられたその瞬間、絶頂を迎えてしまった。それでもパーシヴァルさんは陰核を刺激するのをやめない。
「ああ、だめ、だめえ! いまいったから!」
「もう一回イキましょうね」
そういつにも増して優しい声で言われたせいか、あっという間にまた快楽の頂へと押し上げられてしまった。
「ああ!」
びくびくと体を震わせる私の中に指が侵入してくる。気持ちがいいところを重点的に触れられて快楽の余韻の抜けきらない体はあっという間に果てた。なんとか息をして喘いでいるだけの私の中に入る指が二本、三本と増やされていく。
「あ、ああ」
掻き回されればもう堪らなかった。
「パーシヴァルさん、もうきてください」
何度も快楽の渦に突き落とされてこのままでは死んでしまうんじゃないかって思うくらいだった。だから私はもう終わりにしてほしくてパーシヴァルさん自身をねだった。
秘部に熱いものが触れて、ああ、これでようやく終わると思った。けれどここからが本番だ。手放しつつある理性をなんとか繋ぎ止めていたいと思いながら、圧倒的な質量と熱にすぐになにも考えられなくなった。そうなれば私はただ嬌声を上げるだけの女でしかない。熱くて熱くて、気持ちよくって堪らなかった。
「ああん!」
きゅうきゅうと陰茎を締め付けて絶頂してもパーシヴァルさんは止まってくれない。今はダメだ。これ以上されたらおかしくなってしまう。そう訴えたいのに私の口からは甘い悲鳴しか出てこない。叫ぶ声の甘ったるさに、まるでもっとしてくれとねだっているようだとすら思えてくる。そうしているとすぐにまた果ててしまう。快楽の頂から降りてこられない状況で、もうわけが分からなくて、助けてほしくてパーシヴァルさんの背に縋り付くことしかできなかった。腹の中に熱い飛沫を注がれてようやく終わったのだと安堵して意識を手放した。
「なにかご用ですか」
「あたしは、あんたなんかに負けないんだから!」
大きな声を出した彼女に何事かと周囲の人間の視線が向いた。一緒にいた私にもだ。
「藪から棒になんです?」
「あんた、パーシヴァルの首筋に痕を付けたでしょう。あたしへの当てつけ?」
「あれは、パーシヴァルさんがそう望んだからです。あなたのことなんて欠片も考えてませんでした」
彼女はお前なんか眼中にないと言外に告げた私に目を吊り上げた。一人の男を巡っての女同士の戦いだと気付いた周囲の人間から好奇の視線が向けられて不愉快だった。
「あんたのその冷めた目が気に入らないのよ! どうせパーシヴァルのことだってそんなに好きじゃないんでしょう? だったらあたしにくれたっていいじゃない!」
「あなたに私のなにが分かると言うんですか。それからパーシヴァルさんは私のものです。あなたになんてあげません」
ちょっとだけ、彼女の発言に腹が立った。
「それから、仮に私があなたにあげると身を引いたとして、パーシヴァルさんはあなたのものにはなりませんよ。あの人が好きなのは私なんですから。私がどこかへ消えたって追ってくるに決まってます」
そう言えば悔しそうに唇を噛んで私をねめつけた。
「あら、二人ともなにをしているの?」
「リンジーさん」
「お姉ちゃん!」
……お姉ちゃん? 今この女なんて言った? この女とご近所のリンジーさんが姉妹? はあ? 有り得なくない? いや、でも待って。よくよく見ると目元がそっくりだぞ?
「それにしても二人が知り合いだったなんて知らなかったわ」
「まあ、ちょっと、いろいろありまして」」
「マライア、いろいろって、あなたいったいなにをしたの?」
「それは、まあ、ちょっと」
ああそう言えばそんな名前だったな。と思いながら女、じゃないマライアさんが口ごもるのを見ていた。
「マライアさんはパーシヴァルさんのことが好きらしいので……」
あとは察してほしかった。
「あらミナーヴァ、そうだったの。ごめんなさい、マライアが迷惑をかけてない?」
「会うのはこれで二回目なので大丈夫です」
「ならいいんだけど。マライア、人のものを欲しがったって時間を浪費するだけだと何度も言ってるでしょう。早く別の男を見つけなさいね」
悲しそうに目を伏せたマライアさんに少しばかり同情心が湧いたがそれだけだった。だってパーシヴァルさんはあげられないしどうしようもない。恋敵からの同情なんて彼女だって欲しくはないだろう。
「それじゃあお二人とも、私はこれで」
「またね、ミナーヴァ」
マライアさんはなにも言わなかった。私は買い物へと戻る。今夜はコロッケだ。早く帰らないと。
+++++
「あなたが心変わりをしたら俺はあなたを殺してしまうかもしれません」
「急にどうしたんですかパーシヴァルさん。ヤンデレみたいな発言ですね」
「いえ、ふと不安になったんです」
「むしろ私こそいつ振られるのかと怯えてますよ」
「俺がミナーヴァを振ることは天地がひっくり返ってもありませんから」
真顔でそんなことを言われた。
「パーシヴァルさん、どうしたら安心できますか?」
「自分でも分かりません。きっと自分に自信がないんでしょうね。俺からあなたが離れていかないか不安で仕方がないんです」
自分に自信がないのは私も一緒だった。けれどパーシヴァルさんが私から離れていくことはないだろうという確信もあった。愛されているという自信だけはあるんだとおかしくなった。
「なら、ずっと私を捕まえていてください。私はあなたに捧げられた生贄なんですから。捕まえて、よそ見なんてこれっぽっちもできないようにしていてください」
「いいんですか?」
「はい。捕まえていてください」
そう言って笑えばパーシヴァルさんも微笑んだ。それから私を抱き上げて至近距離で視線を合わせて口を開くのだった。
「結婚しましょうか、ミナーヴァ」
「はい」
一度唇が降ってきてそのままパーシヴァルさんの寝室へと連れて行かれた。優しくベッドに下ろされて大きな体が覆いかぶさってくる。
「ん、ふう……」
与えられた口付けは普段通り甘い。歯列をなぞる舌を自分から捕まえて絡めればパーシヴァルさんも応えた。舌先を擦り合わせて絡め合う。
「珍しいですね、ミナーヴァが自分から舌を絡めてくるなんて」
「たまにはいいでしょう?」
「いつもでもかまいませんよ」
そう会話をしながらもパーシヴァルさんは私の服を脱がしていった。あっという間に下着姿にされてブラジャーも取り払われる。やわやわと胸を揉む手。首筋に吸い付く唇。時折チリっとした痛みが走って痕を残されているのだと知った。
「ん、パーシヴァルさん。見えるところに痕を付けちゃ嫌です」
「ギリギリ見えないと思います」
「ギリギリはやめてください。服で隠れるところなら好きにしていいですから」
返事の代わりに鎖骨の下に痕を付けられた。胸を弄ぶ手はその先端に狙いを定めたらしく摘まんで転がしていた。
「あ、ん」
「気持ちいいですか?」
返事なんてできるわけがない。けれど答えは羞恥心から赤くなる私の反応で分かったことだろう。
「……あの、パーシヴァルさん、灯り消してください。恥ずかしいです」
今さらだと自分でも思ったが恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
「残念です」
そう言いながらもパーシヴァルさんは灯りを消してくれた。暗くなった室内でもパーシヴァルさんには見えているのかもしれない。そんなふうに考えてしまうくらい彼の手には迷いがないのだ。パーシヴァルさんは片手で胸を弄んで、反対の胸にむしゃぶりついた。胸の先端を舐められて擽られて吸われればもう堪らなかった。そうしていると快楽を求める気持ちが大きくなってくる。もっと気持ちよくなりたいと、女の部分に触れられたいと思ってしまうのだ。
「あ……」
だからだろうか、指先で秘裂をなぞられて声が出た。
「ここ、お好きでしょう?」
そう言ってパーシヴァルさんは陰核を擽った。そのまま円を描くように刺激されたり左右に押し潰すように指を動かされたりして私は喘いだ。
「ああん!」
下着を取り払われて直接陰核に触れられたその瞬間、絶頂を迎えてしまった。それでもパーシヴァルさんは陰核を刺激するのをやめない。
「ああ、だめ、だめえ! いまいったから!」
「もう一回イキましょうね」
そういつにも増して優しい声で言われたせいか、あっという間にまた快楽の頂へと押し上げられてしまった。
「ああ!」
びくびくと体を震わせる私の中に指が侵入してくる。気持ちがいいところを重点的に触れられて快楽の余韻の抜けきらない体はあっという間に果てた。なんとか息をして喘いでいるだけの私の中に入る指が二本、三本と増やされていく。
「あ、ああ」
掻き回されればもう堪らなかった。
「パーシヴァルさん、もうきてください」
何度も快楽の渦に突き落とされてこのままでは死んでしまうんじゃないかって思うくらいだった。だから私はもう終わりにしてほしくてパーシヴァルさん自身をねだった。
秘部に熱いものが触れて、ああ、これでようやく終わると思った。けれどここからが本番だ。手放しつつある理性をなんとか繋ぎ止めていたいと思いながら、圧倒的な質量と熱にすぐになにも考えられなくなった。そうなれば私はただ嬌声を上げるだけの女でしかない。熱くて熱くて、気持ちよくって堪らなかった。
「ああん!」
きゅうきゅうと陰茎を締め付けて絶頂してもパーシヴァルさんは止まってくれない。今はダメだ。これ以上されたらおかしくなってしまう。そう訴えたいのに私の口からは甘い悲鳴しか出てこない。叫ぶ声の甘ったるさに、まるでもっとしてくれとねだっているようだとすら思えてくる。そうしているとすぐにまた果ててしまう。快楽の頂から降りてこられない状況で、もうわけが分からなくて、助けてほしくてパーシヴァルさんの背に縋り付くことしかできなかった。腹の中に熱い飛沫を注がれてようやく終わったのだと安堵して意識を手放した。
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