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我が家に着いて寝室のベッドの上でアンダーソンさんに後ろから抱き抱えられるようにして座った。私の後頭部に顔をうずめたり髪にキスをしたりとアンダーソンさんは好き放題している。不健全なことから始まった関係だがこうして健全にイチャイチャすることも増えた。いや、最終的にはいかがわしい行為に走るんですけど。でもこういうのっていいなって思う。普通の恋人同士っぽくてなんか胸がキュンキュンする。
右手でアンダーソンさんの左手を捕まえて指を絡めた。俗に言う恋人繋ぎだ。こうしていると手の大きさも全然違えば感触も違い、固くごつごつした男の手とふっくらした柔らかな女の手は別物だとよく分かる。手だけじゃない、抱きしめる体も全然違う。見た目ではあまり分からないが鍛えられた体はしなやかな筋肉に覆われているのがこうして触れ合うと分かる。アンダーソンさんは細身なのに骨っぽさがあまりなく抱かれ心地がいい。触れ合う度に私は男と女は違う生き物なのだと実感する。
絡めた手を取られて手の甲に唇が触れた。絡めていた指はほどかれて大きな手が手首を掴んでいる。ぬるりと指の股を舌が這う。
「ひゃっ」
人差し指を覆う温かく湿った感触。そして柔らかな舌が絡みつく。舐めて吸い付いて時折甘噛みされる。食まれるというのはきっとこういう行為を言うんだ。
「……っ」
人差し指を開放されて唇が手の甲を這った。同時に空いた手が体を這いだす。今日着ているのはいつかの後ろボタンのアイボリーのワンピース。あっという間にボタンを外されてコルセットも脱がされた。胸の膨らみを大きな手が覆って揉みしだかれて、指先が時折先端を掠めるもののそこには触れてこない。それが少しもどかしい。
「フランシスさん、キスしたいです」
意識をそこから逸らしたくてそうねだった。唇が触れ合って、自分から舌を絡めた。
「ん、ふう……はあ」
斜め上を向かされる体勢は少しきついものの間違いなく気持ちよかった。唇を食まれて舌を吸われて口内をなぞる舌を追いかけた。
「フェリシア、他にしたいことやしてほしいことは?」
そう言われても口にするのは恥ずかしい。指先が焦らすように乳輪をなぞっている。
「……も、わって……です」
「聞こえない」
耳元で囁かれて肩が跳ねた。決死の思いで告げた言葉は聞こえないとすげなく返された。顔が羞恥に赤く染まるのが自分でも分かったがもう一度口を開く。
「……乳首も触ってほしいです」
「了解した」
「あ、んっ……」
胸の先端をクニクニと摘まれて捏ね回されて優しく押し潰される。気持ちいいのに逃れたいような感情もどこかに有って、背後のアンダーソンさんに体を押し付けるように動いてしまう。そうするとよりいっそう腕の中に閉じ込められるような体勢になって興奮した。下腹が疼いたのが分かって、なんてはしたないんだろうと思う。そしてそれを知られたくないとも。
太ももを優しく撫でた手がそのまま秘部へと伸ばされた。下着越しに秘裂をなぞり、陰核に触れた。
「あっ……」
するりと下着を脱がされて敏感な部分をクルクルと円を描くように刺激されて言葉も忘れて喘いだ。
「あ、ああっ、あんっ」
絶頂はすぐに訪れた。その余韻が抜けぬまま隘路へと侵入してきた指にかき回され弱いところを擽られ悲鳴じみた嬌声を上げることしかできない。そんな私の耳元で可愛いなと囁きそのまま口づけて耳を犯しながら不埒な手の動きを続けられれば二度目の絶頂に押し上げられるのも道理と言えよう。
「ああっ、ああん……!」
今日はここまでだ、その言葉を今日ほど求めたことはなかったのに告げられることはなかった。すっかり中イキを覚えさせられた体は何度達したか分からぬほどに翻弄されて、室内に響く卑猥な水音も何もかも気にならなくなった頃、ようやく解放された。
しばらくそのまま抱かれていた。息が整った頃、ようやく気付いた。お尻に当たる固い物に。これってアレだよね……? 気付かないふりをすればいいのでしょうか……?
どうしたらいいか分からなくて結局気付かないふりを選択して甘えたように声をかけた。
「アンダーソンさん、服、着せてください」
右手でアンダーソンさんの左手を捕まえて指を絡めた。俗に言う恋人繋ぎだ。こうしていると手の大きさも全然違えば感触も違い、固くごつごつした男の手とふっくらした柔らかな女の手は別物だとよく分かる。手だけじゃない、抱きしめる体も全然違う。見た目ではあまり分からないが鍛えられた体はしなやかな筋肉に覆われているのがこうして触れ合うと分かる。アンダーソンさんは細身なのに骨っぽさがあまりなく抱かれ心地がいい。触れ合う度に私は男と女は違う生き物なのだと実感する。
絡めた手を取られて手の甲に唇が触れた。絡めていた指はほどかれて大きな手が手首を掴んでいる。ぬるりと指の股を舌が這う。
「ひゃっ」
人差し指を覆う温かく湿った感触。そして柔らかな舌が絡みつく。舐めて吸い付いて時折甘噛みされる。食まれるというのはきっとこういう行為を言うんだ。
「……っ」
人差し指を開放されて唇が手の甲を這った。同時に空いた手が体を這いだす。今日着ているのはいつかの後ろボタンのアイボリーのワンピース。あっという間にボタンを外されてコルセットも脱がされた。胸の膨らみを大きな手が覆って揉みしだかれて、指先が時折先端を掠めるもののそこには触れてこない。それが少しもどかしい。
「フランシスさん、キスしたいです」
意識をそこから逸らしたくてそうねだった。唇が触れ合って、自分から舌を絡めた。
「ん、ふう……はあ」
斜め上を向かされる体勢は少しきついものの間違いなく気持ちよかった。唇を食まれて舌を吸われて口内をなぞる舌を追いかけた。
「フェリシア、他にしたいことやしてほしいことは?」
そう言われても口にするのは恥ずかしい。指先が焦らすように乳輪をなぞっている。
「……も、わって……です」
「聞こえない」
耳元で囁かれて肩が跳ねた。決死の思いで告げた言葉は聞こえないとすげなく返された。顔が羞恥に赤く染まるのが自分でも分かったがもう一度口を開く。
「……乳首も触ってほしいです」
「了解した」
「あ、んっ……」
胸の先端をクニクニと摘まれて捏ね回されて優しく押し潰される。気持ちいいのに逃れたいような感情もどこかに有って、背後のアンダーソンさんに体を押し付けるように動いてしまう。そうするとよりいっそう腕の中に閉じ込められるような体勢になって興奮した。下腹が疼いたのが分かって、なんてはしたないんだろうと思う。そしてそれを知られたくないとも。
太ももを優しく撫でた手がそのまま秘部へと伸ばされた。下着越しに秘裂をなぞり、陰核に触れた。
「あっ……」
するりと下着を脱がされて敏感な部分をクルクルと円を描くように刺激されて言葉も忘れて喘いだ。
「あ、ああっ、あんっ」
絶頂はすぐに訪れた。その余韻が抜けぬまま隘路へと侵入してきた指にかき回され弱いところを擽られ悲鳴じみた嬌声を上げることしかできない。そんな私の耳元で可愛いなと囁きそのまま口づけて耳を犯しながら不埒な手の動きを続けられれば二度目の絶頂に押し上げられるのも道理と言えよう。
「ああっ、ああん……!」
今日はここまでだ、その言葉を今日ほど求めたことはなかったのに告げられることはなかった。すっかり中イキを覚えさせられた体は何度達したか分からぬほどに翻弄されて、室内に響く卑猥な水音も何もかも気にならなくなった頃、ようやく解放された。
しばらくそのまま抱かれていた。息が整った頃、ようやく気付いた。お尻に当たる固い物に。これってアレだよね……? 気付かないふりをすればいいのでしょうか……?
どうしたらいいか分からなくて結局気付かないふりを選択して甘えたように声をかけた。
「アンダーソンさん、服、着せてください」
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