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第55幕 ちょい休憩 邪神戦争 VS邪神 その1
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オオォォオオ!!!
空に開いた穴から邪神の声が聞こえる。
「なあ、ブランドン。」
「ん?」
「お前言ってなかった?邪神の姿は50m位の人型の悪魔だって言ってなかった?」
「あ~、言ったね。」
「じゃー、あれはなんだ!」
俺は空に開いた穴を指を差す。
そこには未だ全身は出て来ておらず、四本の腕だけが出てる。いずれの腕も150m位ある。腕だけでもこのサイズなのだから全長ははるかに大きいだろう。
「まあ間違いは誰にでもある。ドンマイ!」
「俺がミスったみたいに言ってんじゃねーよ!」
王達は各種族達の指示を出しているので俺とブランドンは先に艦艇率いて戦場予定地に到着していた。
「もう攻撃してもよくね?」
『弾の無駄遣いだ。やめろ。』
そこにフェイから通信が入る。ちなみにフェイは穴をふさぐ魔道具等の最終点検中だ。
「てっきり雑魚が虫みたいにブンブン出てくるかと思ったんだが今のところ確認できるのは邪神だけだ。」
『そうか、まあ大きさは多少想定より大きいけどそこはしょうがないでしょ。今、各王達が向かってるから。』
「わ、わかった。」
それから30分後全員集合し、魔行船を配備し終えた。その数、超大型1隻・大型50隻・中型100隻・小型200隻。計351隻だ。
「しかし、デカいな。」
「デカ過ぎだろ。」
空を見上げると穴から腕が四本の女性の上半身が出てきている。その上半身だけでも150m以上ある。
「想定より大きいがやることは変わらないだろーがびびってんじゃねーよ!」
俺とブランドンの話に先ほど到着したバロンが話に入ってきた。
「ほお、一番物覚えが悪かった小僧が調子に乗ってるな。」
「アンタから見たら全員ひよっこだろ!」
「それもそうだが、カトレアにティターンやポセイドンは順調だったがバロンはなあ~。」
ブランドンとバロンが言い合いをしていると、
『こちらカトレア所定の位置についた。』
『こちらポセイドン所定の位置についた。』
『こちらティターン所定の位置についた。』
各王達から通信が入る。
よし!作戦を簡単に確認するか!
まずバロン・ブランドン・ハバキは邪神の正面に配置。
ハバキ達の後ろにカトレアが乗る超大型魔行船『樹羅(ジュラ)』を配置。
ハバキ達の右側にポセイドンを配置。
ハバキ達の左側にティターンを配置。
邪神の後ろにハイペリオンを配置。
ハイペリオンの右側にネプトゥヌスを配置。
ハイペリオンの左側にアンバーを配置。
それらを円で囲むように魔行船を配置。
最初は邪神が完全に出てきたら、大型魔行船25隻に搭載された邪神拘束魔道具で、邪神を足止めをして、大型の残りの大型船25隻に搭載された空間修復魔道具を使い、邪神が出てきた穴を閉ざす。
そしてブランドンが新たに戦闘フィールド用に空間に穴を開け、中型魔行船50隻に搭載された空間固定魔道具で空間を維持。
何故こんな面倒な方法をとるかというと空間に穴を開ける魔道具が作れなかった事と穴を開けるより閉ざすほうが簡単で穴を維持するのが難しいからだ。
大型魔行船は、邪神が出てきた穴が塞がったら遠距離射撃で王達を援護し、中型50隻はそのまま空間を維持するためその場で待機。残りの中型50隻は雑魚が出てきた時のために待機。小型の魔行船も雑魚が出てきた時のために待機。
邪神が新しい空間に入ったらまず、ハイペリオン・アンバー・ネプトゥヌスの最高火力攻撃と『超大型魔行船・樹羅』に搭載された増強魔道具を使い、カトレアの神雷魔法の威力を上げて叩き込む。
残りのハバキ・バロン・ティターン・ポセイドンは遠距離より近接戦闘が得意なので倒せなかった場合再攻撃の為の時間を接近して稼ぐ。
後はそれの繰り返しと状況に応じて指示を変える。
作戦はシンプルな方がいいな!
俺は頭の中で確認していると邪神の方が動き出した。いよいよかと身構える。
「おい、おい、おい!」
俺はその光景に驚き、つい声を出してしまう。
邪神が完全に穴から出て来て、海に着水した。
その衝撃で海が荒れ狂う。
邪神の姿は人の形ではなく、一言で言うならば上半身は女性で下半身が蛇の『ラミア』に酷似しており、推定500mはあろうかと言う巨体だった。
「「「 でッかッ!!! 」」」
空に開いた穴から邪神の声が聞こえる。
「なあ、ブランドン。」
「ん?」
「お前言ってなかった?邪神の姿は50m位の人型の悪魔だって言ってなかった?」
「あ~、言ったね。」
「じゃー、あれはなんだ!」
俺は空に開いた穴を指を差す。
そこには未だ全身は出て来ておらず、四本の腕だけが出てる。いずれの腕も150m位ある。腕だけでもこのサイズなのだから全長ははるかに大きいだろう。
「まあ間違いは誰にでもある。ドンマイ!」
「俺がミスったみたいに言ってんじゃねーよ!」
王達は各種族達の指示を出しているので俺とブランドンは先に艦艇率いて戦場予定地に到着していた。
「もう攻撃してもよくね?」
『弾の無駄遣いだ。やめろ。』
そこにフェイから通信が入る。ちなみにフェイは穴をふさぐ魔道具等の最終点検中だ。
「てっきり雑魚が虫みたいにブンブン出てくるかと思ったんだが今のところ確認できるのは邪神だけだ。」
『そうか、まあ大きさは多少想定より大きいけどそこはしょうがないでしょ。今、各王達が向かってるから。』
「わ、わかった。」
それから30分後全員集合し、魔行船を配備し終えた。その数、超大型1隻・大型50隻・中型100隻・小型200隻。計351隻だ。
「しかし、デカいな。」
「デカ過ぎだろ。」
空を見上げると穴から腕が四本の女性の上半身が出てきている。その上半身だけでも150m以上ある。
「想定より大きいがやることは変わらないだろーがびびってんじゃねーよ!」
俺とブランドンの話に先ほど到着したバロンが話に入ってきた。
「ほお、一番物覚えが悪かった小僧が調子に乗ってるな。」
「アンタから見たら全員ひよっこだろ!」
「それもそうだが、カトレアにティターンやポセイドンは順調だったがバロンはなあ~。」
ブランドンとバロンが言い合いをしていると、
『こちらカトレア所定の位置についた。』
『こちらポセイドン所定の位置についた。』
『こちらティターン所定の位置についた。』
各王達から通信が入る。
よし!作戦を簡単に確認するか!
まずバロン・ブランドン・ハバキは邪神の正面に配置。
ハバキ達の後ろにカトレアが乗る超大型魔行船『樹羅(ジュラ)』を配置。
ハバキ達の右側にポセイドンを配置。
ハバキ達の左側にティターンを配置。
邪神の後ろにハイペリオンを配置。
ハイペリオンの右側にネプトゥヌスを配置。
ハイペリオンの左側にアンバーを配置。
それらを円で囲むように魔行船を配置。
最初は邪神が完全に出てきたら、大型魔行船25隻に搭載された邪神拘束魔道具で、邪神を足止めをして、大型の残りの大型船25隻に搭載された空間修復魔道具を使い、邪神が出てきた穴を閉ざす。
そしてブランドンが新たに戦闘フィールド用に空間に穴を開け、中型魔行船50隻に搭載された空間固定魔道具で空間を維持。
何故こんな面倒な方法をとるかというと空間に穴を開ける魔道具が作れなかった事と穴を開けるより閉ざすほうが簡単で穴を維持するのが難しいからだ。
大型魔行船は、邪神が出てきた穴が塞がったら遠距離射撃で王達を援護し、中型50隻はそのまま空間を維持するためその場で待機。残りの中型50隻は雑魚が出てきた時のために待機。小型の魔行船も雑魚が出てきた時のために待機。
邪神が新しい空間に入ったらまず、ハイペリオン・アンバー・ネプトゥヌスの最高火力攻撃と『超大型魔行船・樹羅』に搭載された増強魔道具を使い、カトレアの神雷魔法の威力を上げて叩き込む。
残りのハバキ・バロン・ティターン・ポセイドンは遠距離より近接戦闘が得意なので倒せなかった場合再攻撃の為の時間を接近して稼ぐ。
後はそれの繰り返しと状況に応じて指示を変える。
作戦はシンプルな方がいいな!
俺は頭の中で確認していると邪神の方が動き出した。いよいよかと身構える。
「おい、おい、おい!」
俺はその光景に驚き、つい声を出してしまう。
邪神が完全に穴から出て来て、海に着水した。
その衝撃で海が荒れ狂う。
邪神の姿は人の形ではなく、一言で言うならば上半身は女性で下半身が蛇の『ラミア』に酷似しており、推定500mはあろうかと言う巨体だった。
「「「 でッかッ!!! 」」」
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