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乳児編
転生したら、王都で襲われた
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生まれてから四年が過ぎた。
あれ以来、直接襲われる事は無くなったが、食事に毒を盛られる事は何度かあった。ネズミを殺せないくらいの遅効性毒だ。
クリフが『殿下、毒味用のネズミが日に日に弱っています。どうか、どうか、御慈悲を…』と半べそで懇願してきた事をきっかけに事件が発覚したが、当然、犯人は見つかっていない。
しかし、毎日育てていたとはいえ、ネズミに感情移入するなんてクリフらしいと言えばクリフらしいが、『騎士としてどうなの?』と思ったのでサッズ直伝の感電したみたいに痺れる槍をお見舞いしてやった。
クリフは、もんどりうって床を転がりながらも『殿下…どうぞ…ミルちゃんに御慈悲を…』というので、ネズミの『ミルちゃん?』は城外に解放してやった。
その後もクリフが『悪意の犠牲になるのはミルちゃんだけで十分です、殿下…』と、うるさいので毒味役を失ってしまった。だが、実はクリフの言う通り、本当は毒味の必要がない。
侍女達が提供する食事なんて最初から信用していないので一切手をつけず、サッズが持って来た食べ物でどうにかしのいでいるのだ。だが…
「はぁ…暖かい食べ物が食べたいな…」
欲望に負けた俺は、今、王都にある住居区画の空き家にいる。
この日の為に、夜中こっそり王城を抜け出して目ぼしい空き家を見繕っていたのだ。そして、次元魔法を使って転移してきた。
王都散策、楽しみだな。
冒険者ギルドとかあるのかな?
エルフとか居たらどうしよ。
妄想が膨らみ、これからは始まる冒険に胸がワクワクしてきた。
「おい! なんだ、お前!」
急に呼び掛けられて、思わず振り向く。
部屋の入り口には、小学校低学年くらいの男の子が仁王立ちして俺を睨んでいた。お金持ちの子なのだろうか。そこそこ上等な服を着ているが、何故か、かなり汚れている。
その後ろには、いかにもスラムの子供といった感じの汚い服を着た男の子が二人居て、お金持ちの子供を真似して俺を睨んできた。
えーと。
なんだろう。
何で怒ってるの?
秘密基地に知らない子供が居るから怒っちゃったのかな?
俺、子供の頃から病院で暮らしてたから、そういうの分からないんだよね。
とりあえず、謝っておくか。
「勝手に入って、すまな…」
「うっさい!」
俺の謝罪に金持ちの子供が割って入ってきた。
なんなんだよ。
謝りたいだけなのに。
イラッとしたが、精神年齢は大人な俺だ。
それでも一言謝ってあげよう。
「すまな…」
「うるさいって言ってるだろ! バカなの?」
「すま…」
「だまれゴミ!」
「す…」
「ああ。もう、いい。もう、何もしゃべるな…」
少年達は床に落ちていた角材やレンガなどを手にすると、俺にジリジリと近寄る。
「奪われる気持ちを知れ、貴族がぁああああ!」
お金持ちの子供が顔を真っ赤にさせて、角材を振り上げた。
あー。
うん。
えーと。
どうしよう。
なんか、事情あるっぽいな。
慣れない喧嘩を無理に吹っ掛けている感じ。
クソ爺に、いや、失礼。
槍神と呼ばれるサッズに毎日泣かされている俺からしたら、この程度の攻撃なんて、お遊戯みたいなものだ。だから、三人でかかって来ようが余裕だからいいんだけどさ。
さて、どうしよう。
今日は王都散策を目一杯楽しむ予定なんだよね。
余計な面倒ごとに巻き込まれたくない。
このまま避け続けて、チビッ子たちが、疲れたら出ていくか。実力差が分かれば諦めるだろう。
などと考えていたら、子供達の息があがり、攻撃も止んだ。
そして、『なんか、ごめんね』と言いながら部屋を出ようとしたら、金持ちの少年が恨み節を呟きながら呼び止めた。
「クソッ。俺達から奪ったあげくに、話も聞かないのか…死ね、悪魔め…」
うん。
僕は大人だ、そして、王族だ。
こうした少年の間違った言動をたしなめるのも、王家の者の振る舞いと言えるだろう。
僕は微笑むと、少年に優しく語りかけた。
「しばいたろか、このガキぃいいい!」
大阪弁で血管が切れるほど怒鳴ってしまったのだった。
あれ以来、直接襲われる事は無くなったが、食事に毒を盛られる事は何度かあった。ネズミを殺せないくらいの遅効性毒だ。
クリフが『殿下、毒味用のネズミが日に日に弱っています。どうか、どうか、御慈悲を…』と半べそで懇願してきた事をきっかけに事件が発覚したが、当然、犯人は見つかっていない。
しかし、毎日育てていたとはいえ、ネズミに感情移入するなんてクリフらしいと言えばクリフらしいが、『騎士としてどうなの?』と思ったのでサッズ直伝の感電したみたいに痺れる槍をお見舞いしてやった。
クリフは、もんどりうって床を転がりながらも『殿下…どうぞ…ミルちゃんに御慈悲を…』というので、ネズミの『ミルちゃん?』は城外に解放してやった。
その後もクリフが『悪意の犠牲になるのはミルちゃんだけで十分です、殿下…』と、うるさいので毒味役を失ってしまった。だが、実はクリフの言う通り、本当は毒味の必要がない。
侍女達が提供する食事なんて最初から信用していないので一切手をつけず、サッズが持って来た食べ物でどうにかしのいでいるのだ。だが…
「はぁ…暖かい食べ物が食べたいな…」
欲望に負けた俺は、今、王都にある住居区画の空き家にいる。
この日の為に、夜中こっそり王城を抜け出して目ぼしい空き家を見繕っていたのだ。そして、次元魔法を使って転移してきた。
王都散策、楽しみだな。
冒険者ギルドとかあるのかな?
エルフとか居たらどうしよ。
妄想が膨らみ、これからは始まる冒険に胸がワクワクしてきた。
「おい! なんだ、お前!」
急に呼び掛けられて、思わず振り向く。
部屋の入り口には、小学校低学年くらいの男の子が仁王立ちして俺を睨んでいた。お金持ちの子なのだろうか。そこそこ上等な服を着ているが、何故か、かなり汚れている。
その後ろには、いかにもスラムの子供といった感じの汚い服を着た男の子が二人居て、お金持ちの子供を真似して俺を睨んできた。
えーと。
なんだろう。
何で怒ってるの?
秘密基地に知らない子供が居るから怒っちゃったのかな?
俺、子供の頃から病院で暮らしてたから、そういうの分からないんだよね。
とりあえず、謝っておくか。
「勝手に入って、すまな…」
「うっさい!」
俺の謝罪に金持ちの子供が割って入ってきた。
なんなんだよ。
謝りたいだけなのに。
イラッとしたが、精神年齢は大人な俺だ。
それでも一言謝ってあげよう。
「すまな…」
「うるさいって言ってるだろ! バカなの?」
「すま…」
「だまれゴミ!」
「す…」
「ああ。もう、いい。もう、何もしゃべるな…」
少年達は床に落ちていた角材やレンガなどを手にすると、俺にジリジリと近寄る。
「奪われる気持ちを知れ、貴族がぁああああ!」
お金持ちの子供が顔を真っ赤にさせて、角材を振り上げた。
あー。
うん。
えーと。
どうしよう。
なんか、事情あるっぽいな。
慣れない喧嘩を無理に吹っ掛けている感じ。
クソ爺に、いや、失礼。
槍神と呼ばれるサッズに毎日泣かされている俺からしたら、この程度の攻撃なんて、お遊戯みたいなものだ。だから、三人でかかって来ようが余裕だからいいんだけどさ。
さて、どうしよう。
今日は王都散策を目一杯楽しむ予定なんだよね。
余計な面倒ごとに巻き込まれたくない。
このまま避け続けて、チビッ子たちが、疲れたら出ていくか。実力差が分かれば諦めるだろう。
などと考えていたら、子供達の息があがり、攻撃も止んだ。
そして、『なんか、ごめんね』と言いながら部屋を出ようとしたら、金持ちの少年が恨み節を呟きながら呼び止めた。
「クソッ。俺達から奪ったあげくに、話も聞かないのか…死ね、悪魔め…」
うん。
僕は大人だ、そして、王族だ。
こうした少年の間違った言動をたしなめるのも、王家の者の振る舞いと言えるだろう。
僕は微笑むと、少年に優しく語りかけた。
「しばいたろか、このガキぃいいい!」
大阪弁で血管が切れるほど怒鳴ってしまったのだった。
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