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第2話

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「うん、行ってみていいかな」

   わたしは、さくらさんについて行った。
   ここで、わたしのこれからは、大きく変わっていった。
   見知らぬ場所に着いた。
   見たこともない景色。

「紹介するにゃ。あたちの仲間、三毛猫バスターを」

   三毛猫バスターと言われる猫は、みんな三毛猫で、
   名前は、
   ホワイトレディ、
   ブラックレディ、
   タマ、
   さくら子、
   ピンキー、
   スモモ、
   ねず、
   猫姫、
   姫、
   ピース、
   キュート、
   ミケ、
   ちびび、
   ヤサイウーマン、
   ヤサイマン、
   アスミン、
   ジャスミン、
   ミケレディ、
   アズキ、
   うしし、
   ネコット、
  ミカエル、
  ルシファー、
  カール、
  アシェリー、
  さくら2号、
  エリザベス、
  ベス、
  さくらんぼ、
  というメンバーで、あった。

「あたちは、桜高校、桜幼稚園、桜保育園を開設してて、三毛猫バスターにはその先生をそれぞれやってもらってるにゃ」
「どうして、桜中学校や桜小学校はないの?」
「開設するお金がなかったにゃ」

   その後、三毛猫バスターと仲良くなった。
   三毛猫バスターは、人間の言葉を話せるから。

   ヤサイマンとヤサイウーマンは双子の兄妹。
   うししはうし年に生まれたらしい。

   さくら2号は、さくらさんの弟子であるために、名乗り、本名ではないみたい。
   本名は教えてくれなかった。

   わたしは、ベリーショートヘアーの小学三年生から、さくらさんの生徒に憧れ、桜幼稚園に入りたい思いで、少しずつ異世界?で幼くなっていった。
   ボブヘアーの小学二年生になり、
   セミロングの小学一年生になり、
   髪が背中まで長い幼稚園年長になれた。

   わたしは話し方も、昔の面影がないように、
   一人称を「あたし」にして、なのです口調へと変わった。

   仲間もできたのです。
   三毛猫のさくらさん。

   同い年の櫻《さくら》君。隣の組だけど、同じ幼稚園なんだ。
   一人称は「おいら」の敬語の最後に「ぞ」がつくことが多い。
   櫻君は下の名前ではなくて、上の名前となる。

   桜保育園の桜《さくら》咲良《さくら》ちゃん。
   一人称は「あたい」のござる口調。
   桜幼稚園は年少、年中、年長があるけど、まだ幼稚園に入園できる程ではないので、2、3歳ぐらいかな。

   エリザベスお嬢様の孫娘で、桜高校に通う10代の親を持つ日本人とのハーフのサクラ様。
   正式名称は長いので、覚えてない。
1歳はなってるみたい。
   赤ちゃんに様付けするのは、これでもお嬢様だからだよ。

   あたしは変わったの。
   昔のあたしとは変わりたいって思ったから。

   だけど、あの新しいママはきっと、あたしを探す。
   だから、髪を伸ばした。
   身長も低くなったし、幼稚園にもなった。

   勝手にいなくなったなら、探しに行きそうだ。
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