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4章 アラサー女子、年下宇宙男子に祈る

4-13 今度こそふるさとから脱出 -乙女ゲーム 黒ルートEND- ※R

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 資料館を出て、母を宇関駅前のホテルの部屋まで送った。
「これ、どうしても、嫌かしら?」
 例の八個の誕生日プレゼントを、ダメ押しのように渡される。
「開けて、気に入らなかったら売ればいいわ。ちょっとしたお小遣いになるわよ」
 母がニコニコと笑っている。
 ついに私はギブアップした。
「では、もらいます」
 私はあえて乱雑に包装紙を破った。
 出てきたのはいずれもパールだった。

 ネックレス、イアリング、ブローチ、ブレスレット、ペンダント……。
 いずれも産地の近く、西地方のメーカーだ。西地方の台風でこの前到着が遅れたのは、そういうことだったのか。

「葬儀の時、なこはパールのネックレスもしていなかったから……大人の女性として着けて欲しかったんだけど、売ればそれなりの値段になるわ」
「残念だけど、合いそうな服ないの。売るしかありませんね」
 母が笑う。
「一緒に服買いに行きましょうよ。あなたは、お父さんに似て目鼻立ちがはっきりしているから大胆なデザインが似合うわ」
「やめてください」

 しつこい。イライラしてくる。
「逸樹くんと咲弥ちゃん、受験生でしょ? こんなところにいていいの?」
 母の上の子は一浪して今年二度目の大学受験で、下の子は高校受験だ。
「なこ! 覚えてくれてたのね!」
「やめてよ! ママがわざわざ年賀状に書いてくるからじゃない」
 それをいちいち覚えている自分もどうかと思う。

 いつまでも止まらない会話は、私のスマホのチャイムで中断された。
 今は、どんな迷惑メールでもありがたかった。
 が、そのメッセージの衝撃で、私は固まってしまった。

『ごめん。僕は間違ってた。実験もうすぐやめるから待ってて』

 それは、流斗君からきた二か月ぶりのメッセージだった。

 理解できない。
 衛星のプログラムは、直らないの?
 だから、もう打ち上げを諦めることなの?
 ウサギさまへの呪いは、どんなに祈っても帳消しできないの?
「ママ! 今、大変なことが起きたの。もう帰るね!」
 母は、私の慌てた様子に何かを察し、力強くうなずき「いってらっしゃい。がんばるのよ」と言った。
 パールのプレゼントをしっかり抱えて、私はホテルの部屋を出てアパートに戻った。


 実験をやめる、の意味がわからない。
 プロジェクトが失敗することなの?
 それとも、流斗君自身が、実験から手を引くという意味なの?
 彼は、実験を何が何でも成功させたかったはず。
 私は、購買部で買った彼が載っている雑誌を読み直した。
 大学生の彼は、自分の理論を自分の力で証明したい、と生き生きと語っている。
 もう一冊、宇宙論の新書をめくってみた。
 こちらは数式が一杯出てきて、難しい。わからない。が、マルチバースに対する信念は漠然と伝わってきた。

 私はゲームを立ち上げた。
 もちろん暗黒皇帝陛下に慰めてもらうためではない。


************************


コギタス・エルゴ・スム 9 生まれ変わった宇宙


 后を失った皇帝は嘆きのあまり力を、ただ后の復活に注ぐ。
 后は美しい顔と輝く肢体と慈悲深い自我を取り戻した。
 そして、かつて宇宙を意のままにした男が生まれたばかりの姿に変わった。

 何て愛らしい子。真っ白でまぶしくて。
 泣かなくていいのよ。私が一緒よ。
 貴方様のおかげで私は誰よりも長く生きることができました。
 貴方様の力が私の中に注がれていることがわかります。
 貴方は寂しかったのね。ずっと宇宙を支配してもあなたの存在すら誰も知らず、ただ生かされていた。
 だから、貴方の存在を知って欲しくて、宇宙のことわりを乱したのね。
 ようやく私は貴方に触れることができました。
 愛おしい方、私は貴方様を知りたい。ですから、どのような姿を取ってももうおそばを離れません。
 私がそばにいる短い間だけでも、この宇宙がいつまでも安らかであるよう願います。

 后は赤子を慈しんだ。やがて赤子はすくすくと育つ。白く輝く髪はいつのまに、見事な黒髪へ、そして、たくましい青年へと成長した。

「まあ、陛下。なんと立派な姿にお育ちでしょう。貴方様のお姿を拝見でき、幸せでございます」
「母上。すべて母上の愛の賜物でございます」
「私にとって、あなた様はすべてでございます」
「母上。私は今、これまでにない心地に囚われている。もう、私は赤子ではないのに、貴方に抱かれたく貴方の乳房を欲しているのだ」
「陛下、それは貴方様が成長なさった証でございます。どうか、私めを心のままにお求めください」
「ああ、私はもっと母上に無礼を働きたいのだ」
「それはもっともなことでございます。交わりは新たな命を生み出し宇宙が動き出すのです」
 若者はことばの代わりに、女の乳房にむしゃぶりつき、身体中を舐めまわした。
「愛しい陛下! 私はこの時を待っておりました」
「母上、私はどうしたのだ? 止められないのだ」
「いいの。やめないでお願い! そのまま、そう、私たちは結ばれるのです」
 生まれ変わった若い皇帝は、后の導きによって自身を突き刺し、二人は果てた。


 そして、星々が、新たな銀河が誕生した。


************************


 黒ルートのエンディングスクロールが始まった。
 流斗君の発言によると、制作に関わったのはエロパートへのリクエストぐらいらしい。
 ハッピーかどうか微妙なエンディングも、彼のリクエストなのだろうか?
 異様に若くて爆乳な母と息子、というのは男子的にはウケル設定かもしれないが……。
 広大な宇宙。暗黒皇帝。彼に挑む乙女はやがて彼を愛するようになる。彼の寂しさを愛する。ずっと孤独だった彼のそばにいたいと。


 いつのまにか、外が明るくなっている。夢中になって一夜を明かしたようだ。
 実験をやめるとはどういうこと?
 もし、プロジェクトが難航しているなら、私は呪ったことを懺悔したい。
 プロジェクトは順調だけど実験をやめたくなったのなら、理由を知りたい。
 居てもたっても居られず、彼に電話しようかと思ったが、それはやめた。
 朝は忙しいだろう。

 流斗君は今、大学ではなく、宇宙研究センターに籠っている。
 ウェブで宇宙研究センターの場所をチェックした。遠い。うん、遠い。宇宙研究センターは、宇関よりはるかに田舎の山奥だ。
 電車を乗り継いだら一日では厳しい。が、車なら六時間ぐらいで着くようだ。当然高速道路を乗り継ぐ。今から出れば、夕方には間に合う。
 高速道路に乗るのは、母に会いに行った時以来だ。怖い。怖いがこのまま放置したくない。私が行ったからといってどうにかなるものではないけど。

 私には、先祖の姫のような力はない。
 昨晩、ウサギさまに祈ったけど、中途半端に終わってしまった。
 彼から何も連絡がないなら、私は、ただ祈るだけだ。
 だけど「実験をもうすぐやめる」と聞いたら、ここでじっとなどしていられない。

 行ったらその日は当然泊りだ。
 明日のバイトは……ごめんなさい。宇宙研究センターの取材調査ということに勝手に変更する。
 沢井さんには「すみません! 長年別れていた母が突然、家に来たんです」と、苦しい言い訳をして、休みを取った。
 どこかで聞いたことある言い訳だ。真智君が「遠距離の彼女が来てる」と言って私に物理の講師を押し付けたことを思い出す。
 ごめんね、ママ。勝手に休みの口実に使って。


 宇宙研究センターの施設は山奥にある。ターミナル駅から、シャトルバスが出ているらしい。駅前に小さなビジネスホテルを見つけた。
 数分の葛藤の果て、私はホテルに電話をしてシングル一部屋を予約した。
 もう引き返せない。何が何でも今日中に行かないと。
 着替えと免許の入ったカードケースと財布をリュックに詰める。大学の名刺も忘れない。いや、この名刺を現地で使って、回りまわって沢井さんに連絡が入ったら……かなり苦しいけど、母親を案内したということにする。
 アパートの駐車場を出発した。途中でガソリンの残量に気がつく。まだ半分ほど残っている。普段なら給油しないが、今回の移動距離を考えれば、給油しておいた方がいい。


 高速道路は首都に行く時より快適だった。一度、本線に入ってしまえば、なんとかなる。
 景色は、田舎になったり町になったりまた山や畑道に戻ったりと様々に変化する。
 午後、さすがに疲れた私は、サービスエリアで休みを取り、うどんをすすった。
 土産屋だけでなくオシャレなカフェもある。
 私はようやく気がついた。
 とっくに、宇関町はおろか岡月県も超えたことに。

 いつ超えたかも気がつかないほど集中していた。
 いつも私に響く声は、聞こえなかった。そんなことに気がつきもしなかった。
 思わず私は叫んだ。
「ウサギさま! 亀さま! ありがとう!!」
 昼間だったので、周囲はぎょっとしたかもしれない。

 私の中から何も声は聞こえてこない。
「ねえ、いいの? 私、宇関を出ちゃったよ」
 問いかけても、何も反応がない。
 そこは宇関と比べて、ものすごい異世界ということもなく、この国のどこにでもありそうなサービスエリアだった。
 もう私はどこにでも行ける。海を越えたこの国の外だって、月でも火星でも太陽系を超えた銀河系の中心でも!
「……一応、ママにもありがとうね」
 小声でそっと呟いた。


 問題は、高速道路を降りてからだった。
 ここは宇関と違って道が狭い。伝統的な城下町だ。一方通行の道も多く、油断していると逆走しそうになる。
 とにかくカーナビの導きのまま、予約したホテルに着いた。年配のフロントレディが微笑む。
「いらっしゃいませ。遠くからお疲れさまです。こちらがお客様のおっしゃってた宇宙研究センターへの道です」

 まだ午後四時だが、薄暗くなってきた。
 少しホテルの部屋で休み、着替えだけを取り出し荷物を軽くする。
 再び私は車に乗り込み、山奥のセンターを目指した。
 山道は、城下町よりずっと楽だ。基本、道は一本だし、カーブを慎重にゆっくり進めばいい。
 宇宙研究センターへの道は、山道とはいえ整備され、通りやすい。
 十分ほど車を進め私は目的地に到着した。


 そこにロケットのオブジェでもあるかと思ったらそんなことはなかった。
 車を進め、守衛さんの指示に従い、入り口で受け付けた。
「見学の方ですか?」
 ここで私は自分が愚かなことをしたと気がつく。
 施設を見渡すと、果てが分からないぐらいに広い。幾つもの建物が散らばっている。
 そして、一般の見学者は、入り口近くの見学施設しか行けない。当たり前だ。
 ただの知り合いに過ぎない私が、宇宙観測衛星プロジェクトのメンバー、西都科学技術大学の朝河流斗准教授に会いたい、といっても会えるわけないのだ。
 それに流斗君は私が会いに来たと言ったら、逃げだすかもしれない。

 が、ダメもとで私は名刺を差し出す。
「西都科学技術大学宇関キャンパス広報課の素芦と申します。本日は、宇宙観測衛星プロジェクトの取材に伺いました」
「今から取材ですか?」
 時間はもう夕方五時をまわっている。守衛さんは疑いの目を向けるが「まあ、一応連絡取ってみますね」と内線を入れてくれる。
 いくつかやり取りのあと「じゃ、見学スペースに行ってください」と言われた。


 見学スペースには、これまでこの国で打ち上げたロケットや衛星の模型が飾られている。模型といっても二分の一スケールだったり、実物大の物もあるので迫力ある。
 本物のロケットエンジンや、人工衛星に貼るものと同じ金箔などもあり、見ごたえがある。
 取材というのは口実だが、うちの大学も、こういう見学スペース作れればいいなあ、でも予算ないよね、多分……などとボンヤリ考えているうちに、最新の人工衛星の模型にたどり着いた。

 流斗君が関わっている宇宙観測衛星だ。宇宙の本当の始まり、ビッグバンの前、インフレーションの証拠を集めるための人工衛星。その信号を解析すると、流斗君が探しているマルチバース、他の宇宙が生まれた証拠が見つかるかもしれない。
 解説文をじっくり読んでみると、広報担当としても勉強になる。説明の仕方、展示の見せ方。
 係員に、取材であることを告げ撮影の許可をもらい、パシャパシャと写真を撮り始めた。

「大学のホームページに載せてもいいですか? 衛星プロジェクトにはうちの大学も参加しているし、こんな素晴らしい施設、紹介したいのです」
「えー、私では決められないんですが、ちょっと待っててください」
 内線電話を入れて誰かに聞いているようだ。
「宇宙研究センターのホームページから問い合わせてくださいって。その際、写真とか作ったホームページを公開前に見せてほしい、ということです」
 もっともな回答だ。即NGではないだけで充分。
 宇宙観測衛星プロジェクトのページは、大学のサイトにある。そこに、この施設の紹介や宇関からのアクセス方法、車で行く場合、途中のサービスエリアも紹介したら、面白いかもしれない。

 が、撮影どころではなくなった。
「え! まさか那津美さんなの?」

 甲高い男の人の声で私は動作を止めた。二か月ぶりに聞いた懐かしい声。
 振り返れば、カーキ色の作業ジャケットを着た流斗君。
「りゅ、流斗君」
 だめだ。その呼び方をしてはいけない。この人はもう結婚している。好きだった彼女と。
 私がここに来たのは、好きで会いたかったからではない。
 彼のメッセージの意図を知りたいから。実験をやめるということを。

 彼が駆け寄ってきた。短くなった私の髪に手を伸ばしそっと触れる。
「髪、切っちゃったんだね」

 彼の匂い。体温。どこか寂しそうな笑顔。大きな丸い目。ボサボサのくせ毛が伸びて、前髪が目にかかりそう。

 間違いない。私の大好きな人。

 彼の指が私の頬をなぞった瞬間、私の中の張り詰めた糸が、プツンと切れた。
「ひどいよ、ひどい、ひどいよ! 大っ嫌い、流斗君なんて!」

 違う! こんなことを言いたくて六時間も運転したわけじゃないのに。七年間も出られなかった宇関町を飛び出したわけじゃないのに。
「ごめん、ごめんね。本当に僕が悪かった」
 抱き寄せられ、背中をさすられる。
 私は彼の首にしがみつき、泣きじゃくった。
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