手の届く存在

スカーレット

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本編

Girls side64話~お嬢さまの変化~

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トイレからバタバタバタ、と水滴が床に落ちる様な音が聞こえて、その直後に人が倒れる様な鈍い音がした。
一体何が、と思ったら朋美がトイレのドアにタックルして破壊してトイレの様子が露わになる。
そこには下半身を露出して目を丸くしている大輝と、頭からつま先までビショビショになったお嬢様の姿があった。

「えっと……」
「ち、違うんだ、これには深い訳があって……」
「こ、この匂い……まさか」
「ふ、ふふ……わたくし……汚されましたわ……」

ビショビショの正体は何と大輝のおしっこで、そのおしっこに紛れて流れるお嬢様の涙。
無理やり襲ったとかそういうわけではないみたいだが、もう既にお嬢様がレイプ目になっている。
愛美さんと桜子が笑うの我慢して死にそうになってたので、とりあえず二人は別室にワープさせた。

幸いお嬢様は愛美さんたちが一瞬で消えたことに気づいていない様で、何処ともわからない虚空を見つめている。
大輝は大慌てでパンツとズボンを上げ、お嬢様を抱き上げて風呂場に連れて行った。

「あー、大輝。続きは私がやるから」
「え?あ、ああそうだな……頼むわ」

朋美と和歌さんと明日香がトイレの掃除に勤しんでいるのを確認した私は、放心しているお嬢様を脱衣所で全裸にして風呂場に放り込んだ。
ついでにおしっこが染み込んだ高そうな服も手洗いした方がいいか、と浴室に持ち込んで、お湯を出す。

「わ、わたくし……」
「あの、まぁほら仕方ないって。我慢の限界だったんだよ、大輝も」
「殿方におしっこを見られて……おしっこ頭からかけられて……」
「う、うん」
「も、もうお嫁にいけませんわぁあああぁぁぁ……」

これは重症だ。
あとで大輝からも事情を聞く必要はあるだろうが、何としてもこの子の父親の耳に入るのだけは避けなければ。
とりあえずこのままじゃ風邪を引くし、何より匂いが鼻につく。

というわけで問答無用で頭からシャワーを浴びせて、頭を洗ってやった。
私もたまにしか使わないトリートメントなんかを使って丁寧にケアをして、体を洗う。
なかなかいい体してるなぁ……お腹は少しぷよっとしてるけど。

でも大輝はこういうの案外好きかもしれない。
教えてやったらお腹の肉つまみたい、なんて言い出すかもしれないな。

「ほ、ほら背中流すから……ちゃんと流さないとかぶれたりするかもしれないからね」
「も、申し訳ございませんの、椎名さん……」
「き、気にしなくていいから……」

さっきまでおしっこ見せろとか我儘三昧だったお嬢様とは思えないほど、おとなしく私に体を洗われている。
案外さっきのぶっかけでマゾにでも目覚めちゃったりしてないだろうな……。
ちなみに会話は大体盗み聞きさせてもらっていた。

あの一生懸命に下ネタ……じゃなくて性教育している大輝は私としてもちょっと来るものがあった。

「えっと……綺麗な体してるね、紗良さん」
「そ、そうでしょう?わたくし、毎日丁寧にケアしてますの」

ちょっと褒めてやったらこれか。
明日香が嫌う理由もわからなくはないかもしれない。

「特にどの辺が、とかあります?わたくしといたしましては……」

いや、もういいや。
好きなだけ話させてやろう。
聴覚遮断してればさして苦になることもあるまい。

シャワーの音なんかも全部遮断されて、ひとまず全身綺麗になったのを確認してお嬢様をそこで待たせる。

「タオル持ってくるの忘れちゃったから、待ってて」

聴覚を元に戻して、私が先に浴室から出ると明日香がバスタオルを持って待っていた。

「ほら、睦月」
「ありがと。掃除しててくれた三人も入る?」
「そうね……そうしておいた方がいいかしら」

というわけで私はお嬢様にタオルを渡して、お嬢様が体を拭いている間に三人を浴室に招いた。
手早く三人が浴室に消えて、私はとりあえずお嬢様が着られるものを、と思って自室へ。
と、その直後だった。

「きゃああああああああ!!」
「え?」

脱衣所の方から悲鳴が聞こえて、風呂場から三人が飛び出した音がする。

「た、大輝お前!!」
「信じらんない!!変態!!」
「ち、ちがっぶふぉ!!」
「で、出て行ってくださいまし!!」

それぞれの声がして、殴る様な蹴る様な音が聞こえる。
うん……南無三。
ズタボロになった大輝が脱衣所から蹴り出されて、何があったのかは大体わかった。

「ぐ……む、睦月……俺……」
「あー……うん、タイミング悪かったね」
「ち、違うんだ……三人がバスタオル持ってってなかったから……」
「ああ……まぁ、仕方ないね、うん」

まさか大輝がここまでやるなんて思ってなかったし、正直お嬢様へのお仕置きはもうやめておいてあげたほうがいいかな。
お嬢さまには多分もう、十分すぎるほどのダメージを与えられただろうし……。
明日香がいいって言う様なら許してあげよう。

まぁ、大輝が許されるかは別問題だけどね。
お嬢様にとっても酷い一日だけど、大輝にとっても受難の一日だな、これは……。


「で、何か申し開きはあるかしら、大輝くん」
「い、いや……」

ある程度手当てをされて、椅子に縛り付けられた大輝が全員に囲まれている。
お嬢様は何かもう、目に光がない。

「まぁ……タオル持って入らなかったのは迂闊だったけど。でも睦月に頼むとか方法あったでしょ」
「いや、半分は俺のせいでトイレ汚れちゃったわけだし……何か悪いかなって思って……。まさかまだ服着てないなんて思わなかったから……」
「そ、それよりも……」
「ん?」
「何で明日香さんも桜井さんも望月さんも、宇堂さんに裸を見られて平気なんですの!?」

ああ、そうか。
具体的に何をしてるグループなのか、とか説明してなかったんだっけ。

「えっと、紗良さん。大輝はな、私たちの裸なんか見慣れてるんだよ。だから性的な刺激を与えなければ別に大輝も欲情したりはしないっていうか」

愛美さんがそう言うと、お嬢様は信じられないものを見るかの様な目で大輝を見る。

「そ、そうなんですの?」
「まぁ……大体合ってる……」
「彼氏を共有って……そういうことでしたのね……」
「そ、そうだな」

バツが悪そうに大輝がお嬢様から目を逸らして、お嬢様はその逸らした大輝の顔を力づくで自分の方へ向かせた。

「い、いた……何するの……」
「宇堂さんは、ご自分のなさったことの重大さがわかっておりませんのね……」
「そ、そんなことは……」
「何故……」
「え?」
「何故わたくしが、ここまでの辱めを受けなければなりませんの……?」
「…………」

まぁ、確かに結果だけ見たら大輝が完全に悪いとは思う。
でも発端が自分であることは理解しているのだろうか、このお嬢様。

「確かに……初対面で手を払いのけたりというのは失礼だったかと思いますわ」

ああ、理解してたのか。

「ですけれど……おしっこを見られてかけられて……裸まで見られて……」
「そ、そうだな……」
「わたくし、もうお嫁に……」
「げ……」
「げって何ですの!?宇堂さん!!」

激昂したお嬢様が大輝の目の前のテーブルをばん、と叩いて立ち上がる。
今日一番殺気を漲らせたその目は、何者の横槍も許さないという意志が見えた。

「す、すみません……」
「け、けどな紗良さん……大輝に責任取らせるとして、じゃあ仮にだぞ?大輝と結婚するってことは、さっき大輝から教わったこと毎日の様にするってことになるんだけど……耐えられるのか?」
「えっ?」

愛美さんがナイスな機転を利かせ、大輝もちょっとおお、なんて思っている様だ。

「ぶっちゃけあたしたちとしては、紗良さんがそんなの耐えられるなんて思えないんだけど」
「わ、わたくし……」
「こう見えてこいつ、相当変態だからな?」
「ちょ、ちょっと愛美さん!?」
「ほー、違うって言うのか?ならお前の変態行為の数々を語ってやろうか?」
「ぐ……」

愛美さんが、あたしに任せろと目で言っている。
大輝は羞恥心でそれどころじゃないかもしれないが、ここで気づくかどうか……。
あ、そうだ。

「ならさ、紗良さん。実際見てみればいいんだよ。どういうことしてるのか」
「え?」

大輝も、え?って顔をしているがこの際だから、ハーレムの実態というやつを見せてやればいい。

「と、言うわけで……」

私を始めとする女性メンバーが大輝に群がり、濃厚に絡みだす。
あっという間に全裸にされた大輝が、女性メンバーから次々に襲われる様子を、お嬢様は呆気に取られてみている様だ。

「ちょ、ちょっと……何をしていますの?」
「紗良さんも混ざる?私たち、毎日こういうことしてるんだけど」
「そ、そんな卑猥な……」
「卑猥ではあるね。だけど恥ずかしいことじゃないよ。人間の本質の一つなんだから。それに、これが恥ずべき事なら紗良さんだって生まれてきてはいないんだから」
「そ、そうですけれど……」
「それに」

私が輪から離れてお嬢様を後ろから抱きすくめると、お嬢様は全身をびくっとさせる。

「もうこんなにも……ねぇ?」

お前もその卑猥な人間の一人なんだと言う事実を突きつける。
お嬢様は羞恥心に身を震わせながらも恥辱に耐えている様だ。
ご立派なことだ。

「こういうことが出来なければ、大輝との結婚なんかできないんだよ?あと、私たちは大輝を渡してしまうつもりもないから……」

今度は大輝から女性メンバーが離れて、お嬢様に群がる。

「紗良さん、君にはこっち側へ来てもらうしかないの」

快楽に喘ぎながらお嬢様が顔を紅潮させ、見事に達した様で先ほど大輝にぶっかけられた時の様に放心している。
計画第一段階は終了の様だ。

そしてその日から数日後。
西条家が没落したという話を明日香から聞いた。
何でも西条組の組員が起こした事件が元で、あっという間に西条家は落ちぶれて行ったという。

そして紗良さんは、他の組に捕らえられて身売りをする羽目になった。
今まで当たり前だった贅沢な生活から一転、彼女は今年齢を偽ってソープランドで働いているらしい。
指名はそこそこ入るらしく、収入もそれなりには入るがほとんどが組に吸い上げられてしまう。

私はそんな紗良さんに会いに行くことにした。

「随分……変わっちゃったね、紗良さん」
「あら……椎名さん……」
「君はお父さんの力で贅沢三昧出来てたんだけど、それはもう実感できてそうだね」
「ええ……わたくしがいかに愚かだったか……身をもって思い知りましたわ。宇堂さんはきっと、こんなバカな女を笑っておられることでしょうね……」

言葉遣いはそのままなのか……まぁ、そんな数日で変えられるものでもないか。
そして何でそこで大輝の名前が出たのか……。

「笑ってなんかなかったよ。俺が追い詰めたんだ、って大輝は今も苦しんでる」
「宇堂さんのせいではありませんのに……それに、わたくしみたいな汚れ切った女の為に、そんなに苦しまなくても……そう宇堂さんにお伝えいただけませんか?わたくし、これからまた出勤いたしませんと」

哀愁漂う顔で元お嬢さまは空を見上げる。
この様子なら、ちゃんとやっていけるか。

「ねぇ、紗良さん」
「何でしょう?」

少し涙の溜まった目で、紗良さんが私を見る。
何かを諦めた様な、その目にはいくつもの複雑な思いが交錯している様に見えた。

悪夢ユメは見れたかよ?ってね」
「え?」

その瞬間、ガラスが割れる様に紗良さんの視界は現実に帰る。
紗良さんが見たのは先ほどまでの私のマンションで、大輝が椅子に縛られてボコボコになっているところだった。

「え……え?」
「だから、夢だったんだって。さっきまでの……えーと……みんなが絡みだした辺りから」
「は、はい?」

完全に混乱している様だ。

「あ、あれが……夢?」
「そう、夢。まぁ、私の記憶なんかに基づく部分が大半だけど、脚本椎名睦月によるディープな夢だったってわけ。おわかり?」
「お前、趣味悪いぞ睦月……」

そう言って軽く大輝が私を睨むが、怒っている様子ではない様だ。
そして甘ちゃんの大輝にはこんな事できっこない、と判断したので私が手を下すことにした。
そこまで説明すると、紗良さんはますます混乱した様だった。

「ど、どういうことですの?先ほどまでの数日の出来事は?あれも全部夢ですの?わたくし、身売りをさせられて……」
「うん、まぁそれも夢だね。だってよっぽどのことがなければ、西条家が没落なんてことにはならないだろうし……仮にそうなりそうだったら、明日香のお父さんが助けてくれると思うし」
「そうね、あんな父でも義理人情は大事にする人だから。それに、私たちだって放っておかないわ」
「えっ……」
「何よ、不服なの?困っていたら手くらい差し伸べるわよ、私だって」

そう言って明日香が照れくさそうにそっぽを向いた。

「ち、小さい頃からの付き合いなんだし……それに、少なからず知っている相手をあんな状況でほっとくわけがないじゃない」
「素直じゃないなぁ……補足すると、明日香は紗良さんをちゃんと幼馴染として認めてるってことだよ」
「あ、明日香さん……」
「よ、余計なこと言わなくていいのよ、睦月……」

少し赤くなっていた顔を更に赤くして、明日香が睨みつけてくる。
しかし対照的に紗良さんは明日香に尊敬の様な感謝の様な情念を向けている様だった。

「あ、あなたが何で私にああいう態度を取っていたのか、っていうのも大体はわかってるし……お母さんがいなくて、寂しかったのよね?」
「そ、それは……」
「わかってはいたけど……ああいう態度で来られるとこっちとしてもちょっと構えてしまうと言うか……だから、素直に接してくれるんだったら、私だって普通にお友達として接するんだけど」
「明日香さん……あんなことをしてきたわたくしを、許してくれますの?」
「も、元々そんなに怒ってないから……というか近いわ、離れて頂戴……」

紗良さんに泣きつかれて明日香がうろたえる。
そんな珍しい光景を、大輝も含めてみんなで笑って見ていた。

そして、今度こそ現実に数日後。

「大輝さん……あーんしてくださる?あーんって」
「え、ええ……?どうしてこうなった……?」

紗良さんは毎日の様に大輝に会いに来る様になった。
これまで父親以外の男性を、組員であっても突っぱねてきた紗良さんは大輝の出現によって見事に態度を軟化させたらしい。
結果として組は活気づき、今まで以上に組員も頑張る様になったんだとか。

そして紗良さんは大輝にされた仕打ちで色々覚醒したらしく、再会した時は開口一番、お会いしたかったですわ!とのことだった。
つまりはベタ惚れらしい。
だけどまだ体の関係になるのは怖い、とかなんとか言っていて、大輝としてもほっとしている様だ。

ちなみにお嬢様を送って帰った時、紗良さんのお父さんは紗良さんを見て仰天していた。

「一体、何を経験してきたんだ?見違えたぞ」

そう言って紗良さんをじーっと見ていたが、やがて大輝に視線が移る。

「君か、もしかして……娘に、何かしたのかね?」
「ご、誤解です。俺は何も……」
「あら、宇堂さん……あんなことをしたのに……?」
「ちょ、ちょっと待って、それは……」
「……ははっ、何があったのかは聞かないでおこう」
「お父様……よろしいんですの?わたくし、宇堂さんに手籠めにされたかもしれませんのに」
「や、やめて!指一本触れてませんから!!」
「それはないだろうな。そうだとしたら違和感だらけだ。そんなことを紗良があっさり言えるとも思えないからな。そうだろう?」

ただの親馬鹿に見えて、割と鋭い父の様だ。

「それと……これを。今日は一円も使わずに済みましたから」
「!?さ、紗良が……本当、何があったって言うんだ……いや、これは娘の成長として喜ばしいことなのか……」

紗良さんが父から受け取った金を私の言いつけ通り返すと、父は雷にでも撃たれた様な顔でびっくりしていた。
今までどれだけ我儘放題だったのかがうかがい知れる。

「き、君たち……良かったらこれからも紗良と仲良くしてやってくれないか?こんな不出来な娘だが……君たちが紗良を変えてくれたんだろう?」
「え、えっと……特に俺たちは何も……」
「そうね……まぁ、今日の体験は紗良さんにとって、成長のきっかけにはなったかもしれないけど……だけど、私たちでいいならこれからも仲良くさせてもらいますよ、おじさん」

明日香がそう言うと、父は泣いて喜んでいる様だった。

そんなことがあって、数日後には大輝を名前で呼ぶ様になって、大輝のことは地の果てまでも追いかけるという様な姿勢で紗良さんは大輝に会いに来る様になったというわけだ。
特に反対意見は出ていないし、紗良さん本人が望むなら仲間に入れてしまっても、と私は考えている。
大輝本人としてはこれ以上増やされたら死ぬ、とか言っていたけど……まぁその辺は何とかなるだろう。
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