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スカーレット

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Girls side60話~桜井家の真実最終章~

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あれから色々あった。
まず私が朋美の出生の秘密であるとか、父親の素性についてというところから始まって、此度の騒動に至るまで全部の説明。
朋美は最初黙って聞いていたが、途中から顔色を変えて俯きながら聞いていた。

そして人間界に戻ってからの朋美父への報告。
朋美の家のある近所の公園で報告することになった。
朋美にはマンションで待つ様言ったのだがどうしても行くと聞かなくて、魔力が消滅しても物理的にタコ坊主は殺されるんじゃないか、とちょっと思ったりしたものだ。

「お父さん、何で黙ってたの?」
「…………」

この時点で既にもう、剣呑な雰囲気を纏った朋美。
長崎まできたのは私と大輝、朋美の三人だけだったが、いざと言う時の為に動ける準備だけはしておいた方がいいだろうと覚悟はしていた。
私としても一切の説明を省いてはいないし、ちゃんと桜井家を守りたいという意志あってのことなんだということも説明はした。

「私、人間じゃなかったの?」
「まぁ……そうなるのか?お前の自覚次第とも言えねぇことはねぇんだが……」
「私の自覚って……」
「なぁ、朋美」

大輝がやや怯えながらも朋美に声をかける。
正直私も今の朋美にはあんまり声をかけたくない。

「……何?」
「あの……人間かどうかって、そんなに重要か?」
「どういう意味よ」

朋美はタコ坊主から視線を外すことなく、答える。
大輝の言いたいことがわからないでもないのだろうが、朋美としては父親本人からどういうつもりだったのか、という話を聞きたかったのだろうと思った。

「いや……あのハーレムのメンバーには、神が四人もいるわけで……」
「だから?」
「あの、だからその……」
「大輝、やっぱ引っ込んでた方がいいよ」

さすがにこれ以上は朋美も聞く耳持ちそうにないし、今以上に刺激するのは避けるべきだと判断して私は大輝を下がらせた。
このまま行くと火種は大輝にまで飛び火して、ここで必要のない犠牲を出してしまうことが考えられたのだ。

「まぁ……お前には悪いことをした、と思う気持ちはある。だけど、俺は後悔はしてねぇぞ」
「そうなんだ?どういうことなの?」
「大輝の言った通りだってことさ。お前が人間じゃないことで、今まで不都合があったのか?」
「それは……ないけど」
「そうだろう?目が三つあったり腕が六本あったりとかってわけでもねぇんだ。お前は誰がどう見ても、桜井朋美って言う一人の人間なんだぜ?」
「それについては、言いたいことはわかる。だけど、だったら最初から普通の人間として生んでくれたら良かったじゃない」

朋美の言い分もわからないではない。
どうせなら普通の人間として生まれたかった、普通の人間として生きていきたかった。
しかし、魔力が消失した今朋美のどこが普通じゃないのか、と言われれば見た目では全く判別できない。

それに今までに何度か医者にかかったこともあって、それで異常が認められていないのであれば、少なくとも生物学上人間であることには違いないのではないか、と私は思うわけだが。
もちろんそんなことを言ったところで朋美が納得するかはわからないので、私は黙っている。

「それができなかったというか……当時そういう頭はなかった。受精卵からホムンクルスを作り出す研究の最終局面でな。ただの受精卵のままお前の母親を封印しても、復活したときに受精卵が正常であるかもわからなかったってのもあるんだが」
「何よそれ……お父さん一人の都合じゃない」
「それはまぁ、そうだな。ただ、確実に生んでやりたかったんだ。こういう話はあんまりしたくねぇんだが……お前の元になっている種は、間違いなく俺とお前の母親のものだからな」
「…………」

まぁ、自分が生まれたルーツであるとか、そういう話は普通の人間ならあんまり聞きたくはない話だろうと思う。
もちろん、どうやって受精させたとかそういう説明までされていたら、私としてもちょっと止めた方がいいかな、って思うわけだけど。

「こいつは仮の話だが……お前はお前が人間じゃなかったってわかったら、俺たちとの家族関係まで切れちまうって考えてるのか?」
「それは……」
「大輝たちにしてもそうだ。今までと何ら変わらない朋美を、ホムンクルスだからって迫害すると思ってるのか?」
「そんなわけないでしょ!?みんなはそんなことする様な……」
「だったら、お前の抱えている悩みって何なんだ?」

おそらくタコ坊主も理解はしているはずだ。
それでも朋美の口から言わせることでちゃんと消化させようとしているのだ。

「私の中に埋め込まれていたっていう魔力……」
「ああ」
「あれ、元々はお父さんを殺す為に作られてたって……」
「そうだな。研究が最終段階に入った時に、思ったんだよ。これで錬金術師として生きるのはもう、無理だって」
「…………」
「色々と研究するに当たっての意欲だとか欲求だとか、そういうもん全部、お前を作るときに使い果たしたって思ってたからな」
「だから、私に殺させるつもりだったってこと?」
「そうだ。お前が大きくなって、ちゃんと分別のつけられる年になったら、って考えてたよ」

朋美の顔が、今までにないほど険しいものに変わる。

「当時の俺は、錬金術に全てを捧げて生きてきたって言ってもおかしくないくらいに、研究に没頭していたからな。色々燃やし尽くした俺は、これでもう生きている意味はなくなった、って思った」
「…………」
「だけどな、お前が生まれて……俺みたいな見た目にはおっかねぇだろうおっさんを見ても、赤ん坊だったお前に笑いかけられた時に、気づいたことがあったんだ」
「気づいたこと?」
「俺は、錬金術師として生きていかないといけないのか?ってな。こいつの父として、あいつの旦那として、この家族を守る為に生きていくって選択肢はないのか?って」
「…………」
「だから俺は、そう考えてから一切の研究成果を捨てて、この世界で俺の家族を守るために色々やったよ。この世界で、この時代で生きていく為に必要な知識も資金も死に物狂いで稼いだ。まぁ、一個目の会社は知っての通り潰しちまったわけだけどよ」

朋美はさっきまでと打って変わって、黙ってタコ坊主の話を聞いている。
大輝も彼の話には思うところがあるのか、時折うんうんと頷いているのが見えた。

「けどな、お前に埋め込んだ魔力のことだけは、ずっとどうにかしたいって思ってたんだ。神々の血については正直当てなんかなかったし、一人分だけあっても効果はたかが知れてるしな」

まぁ、私が神だってわかってたんだし、そういう目で見てても別に私はおかしいとは思わない。
だからってロキへの提供者が、大輝の血まで入れてるなんて思わなかったけどね、私も。

「もし……」
「うん?」

朋美が顔を上げて、呟く。

「もし今回、神々の血が間に合わなくて本当にお父さんを殺しちゃってたら、私はどうなってたと思う?」
「…………」
「仮にそれで全部が終わったとしても、周りがどれだけ私を慰めてくれても、父親を殺したって言う記憶は一生消えないんだよ?」
「そうだな、本当に、すまね……ぶふっ!!」

タコ坊主が答えた瞬間、朋美が立ち上がってタコ坊主の顔面にパンチを叩き込んだ。
不意打ちにタコ坊主は受け身も取れなかった様で、そのまま無様に地面を転がった。
ていうか今の朋美ってもしかして、タコ坊主と最初に戦った時の大輝より強いんじゃ……。

「すまないで済む話じゃないでしょ!?結果としてどうにかなったから良かったものの!!」
「わ、わりぃ……」
「何なの!?頭おかしいんじゃないの!?そんなに死にたかったんだったら、一人で勝手に死ねばよかったじゃない!!」
「と、朋美……落ち着け……」

大輝が膝をがくがくさせながら止めに入る。
何でこんな大事な時までヘタレてんのよ……。

「大輝は引っ込んでてよ……それとも一緒に殴られたいわけ?」
「い、いやそれはちょっと勘弁してください……」
「ま、まぁほら朋美……暴力はほら……相手も親なんだし……」

私も見かねてそう言うと、朋美はむくれてそっぽを向いた。
タコ坊主も立ち上がって頭を振ったりしているが、命に別状はなさそうだ。

「じゃ、じゃあほら……朋美も殴ったのは悪いし……二人でごめんなさいして帰らないか?寒いし……」
「私、悪くないもん!!」
「えええ……」
「殴られる様なことしたお父さんが悪いんだもん!!そうでしょ!?」
「そ、それっていじめっ子の理論に近くないか……?」
「何よ!!大輝は私がいじめっ子だって言いたいの!?中学からの付き合いで、私が誰かをいじめてるところなんか見たことあるの!?」
「え、近い様なことは……」
「はい大輝ストップ。気持ちはわかるけどね」
「むむ……!大輝は、私とお父さん、どっちの味方なの!?」

今度は大輝に矛先が向いてしまった。
どっちの、っていう問題じゃないとは思うが、ここでタコ坊主の味方です、なんて言うやつはいないと思う。
またタコ坊主としてもそんな答えは期待してないんだろうし、朋美が気の済む様にしてやろう、ということになった。

「じゃあまずは……大輝、携帯出して」
「は?携帯?何で?」
「いいから、早く!」

あれ、携帯って確か……。

「朋美、もしかして……」
「そうよ、ハメどr……」
「ちょおおおっと待った!!!」

大輝が光の速さで朋美から携帯を奪い返し、マンションに転送させた。
なるほど、いつの間に撮ったのか知らないが、朋美は結局撮らせたわけだ。
しかも、撮ったらお父さんに見せるから!とまで言って拒否っておいて、結局見せようとするなんて、残酷すぎる……。

「こ、今回俺あんま関係なかったはずなのに、何でこんな扱いなんだ……」
「まぁまぁ大輝……」
「お父さん、口では悪かったって言ってるけど、私がどれだけ動揺してどれだけ傷ついたかなんて、わかってないでしょ」
「ぐぬぬ……」
「まぁ、そう言われればそうかもしれないけど……だったらどうするつもりなんだよ、朋美」
「こうする」

そう言って朋美が大輝をがしっと掴んでキスをしようとした。
しかしさすがに大輝も何をされるのかは理解してたらしく、すんでのところで回避する。

「お、お前……俺を死なせたいのか?」
「何で?」
「お前の親父の顔見てみろ……もう完全に茹で……いや真っ赤になってんだろ……」

茹でダコとか言おうとしたのを我慢したのは偉かったね。
もう一人敵が増えるところだったし。
だけど、タコ坊主はもうその密着具合見ただけでプルプルきてるみたいだけどね。

「大輝てめぇ……わかってんだろうな……」
「いっ!?俺が悪いの!?」
「お父さんは黙って見てて。どういう気持ちだったか、思い知ればいいのよ」
「いや、待て朋美……お前は今冷静さを欠いている。こんなところで、しかも親父の前でキスと、かっ!?」
「何で避けるのよ……」
「いや、避けるだろ普通に……別に親父の前じゃなかったらいつでも何回でもしてやるけど……」
「おい朋美……一つだけ言っとくぞ……」
「何よ?」
「親の前でキスなんてのはな……」

タコ坊主が拳を握りしめ、大輝が朋美から離れて身構える。

「結婚式の時だけなんだよ!!いつどこでイチャつこうと構わねぇがな、それだけは譲らねぇぞ!!」

何でそんな変なとこ拘ってんのこの人……。
一回チュッチュさせてるの見てぐぬぬ、で終わればいい話なのに。

「娘には痛みを与えるくせに、自分は痛みから逃げるんだ?」
「…………」
「バレなければいい話だってことなんだろうけど、お互いバレてんるんだから、覚悟決めなよ。それで手打ちにしよう」

朋美の言葉に、タコ坊主は何故か大輝を睨み、大輝はそれを見て苦笑いの表情で答える。
タコ坊主としては、やったら殺す、とでも言いたげな顔だ。

「お父さん、覚悟決めましょ」

不意に声がして、全員がそちらを見る。

「お母さん……」
「おい、何できたんだよ」
「あまりにも遅いから、ちょっと様子を見にきたの」
「女子どもが一人で出歩く時間じゃねぇだろ……」
「それはいいのよ、お父さんが帰りは一緒なんだから。それよりお父さん、朋美だってもう大人になりかけてるの。いつまでも子どもじゃないのよ」

朋美母が言うのに対し、タコ坊主は何も言い返せない様だ。
そうわかっていても、見たくないってことなんかいくらでもあるのはわかる。

「朋美、一回だけよ?あと、軽くね。あんまり深いやつはお父さんが暴走しちゃうから」



それから朋美が大輝にキスをして、私と大輝はマンションに戻った。
タコ坊主の顔が赤を通り越して紫近くになったのを見て、朋美母が一生懸命タコ坊主を宥めていたのが印象的だった。
朋美は今日はそのまま帰ると言って、桜井家に戻って行った。

「何だかどっと疲れが……」

そう漏らすのはもちろん大輝だ。
私はと言えばロヴンのおかげで快調そのもの、何ならロキ辺りあと五回くらいぶっ飛ばしても余裕ある。
まぁ、あんなの何億回ぶっ飛ばしても強さの証明にはならないからやらないんだけど。

「ところでスルーズ」

まだいたのか、とちょっと思うがロキに呼ばれて振り向くと、いつになく真剣な顔で私を見ていた。
何だ、やっぱりぶっ飛ばしてくださいとか言うつもりなんだろうか。


「僕は君の味方だから。ひとまず何かあったら、遠慮なく言ってほしい」

こいつは何を言っているんだ?
大体はこいつから連絡を寄越すし、今回なんか黙ってこっちにきてたくせに。
大輝がやや怪訝そうな顔で私たちを見ていたので、とりあえず適当に返事をしておいてロキにはお引き取り頂いた。

めんどくさいし、いっそ息を引き取ってもらっても良かったんだけどね。

愛美さんや桜子には、今回の顛末を簡単に話してある。
なにしろ途中から気絶していたみたいで私の頑張りは見ていなかった様だから。
ひとまずの脅威が去ったことで、二人も安心して眠れる、と言ってそのまま寝室へ行ってしまったのだけど。

「ところで大輝、もうすぐクリスマスだけど……」

去年の騒動を思い出しながら私は、大輝に予定を提案するべく話を振る。
大筋は決まっているが、まだ具体的に何をするのか、という話は決まっていない。

「ああ、クリスマスな……ごめんなんだけどその前に一個、いいか?」

神妙な面持ちで……というか大輝の顔が青い。
どうかしたのだろうか。

「今日バイトからの朋美の騒動だっただろ?それですっかり確認忘れてたんだけど……絵里香ちゃんから連絡が」

クリスマスを前にして、ここへきて嵐の予感。
朋美の心もやや荒んでいそうだし、これは荒れる……。
負けるな大輝!頑張れ大輝!

ハーレムの命運は君にかかっているのだ!
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