その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
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今回も2話分ですm(_ _)m
ーその美しい馬車と、商人の戦いー
どんな馬車が出来たか気になります!
スッゴい気になります!!
最高の職人達が技術の粋を集めて造り上げた馬車、そんな馬車が素晴らしくない訳がない! 其処に居たら写真(無ければ絵画)に写して保存してたでしょうね~。ウラヤマシイ…
まぁ(色々と有ったけど)此れでエスカリーナの専用馬車が出来ましたし、後はゆっくりと狐と狸狩りをすれば事態は終息かな? 相手は獲物に為ってるとは気付いてないと思いますがね
ー良き人の輪 未来への道標ー
イグバールさんの才能は寧ろ、二流で在りながらも某【時計塔】で王冠の位に辿り着いた魔術師(現在は孔明となってる)と同じで、何かを教える事なのでは?と感じました。 若干似てますので
もちろん馬車作成の才は凄い物が在ります。 ですが“本来の能力”を限定すればですけど、イグバールさんの様な方の中には使う事因りも教え広める事に傾いてる方が居る場合が在るらしく、イグバールも例に漏れず同じ才の持ち主なのでは?と睨んでの意見です。
まぁエスカリーナの地力が上がる事には変わり無いんですし、私の推測が当たってようが外れてようが関係ないんですがね(^^;
さてさてハンナさんと同じく忠を誓われちゃいましたけど、誓いを口にして無いだけで忠を貰ってたとエスカリーナが気付いた時の反応が楽しみですね? 私の眼には真っ赤な顔して慌てふためく姿が浮かんでますが( ̄ー ̄)
ではでは又(⌒∇⌒)ノ
キリン 様
長文コメント、本当に有難うございます。 とても、嬉しいです。
馬車の絵…… 一応、シルエットならば、なんとかなりそうですけど、必要ですか? どうも、絵心が無くて、コラージュになりますが……
本編の馬車編はこれにて、終了です。
この章では、エスカリーナが凝り固まった自分の意識を解し、人との輪を意識し始めました。 そして、なにより友人と呼べる、大人の人達と友誼を結ぶ事が出来る様になったようです。
大きく成長して来ていますね。
次章から、その輪が更に大きく強く成って行きます。 エスカリーナのチートは更に進みますけれども……
さて、次章に入る前に閑話を挟みます。
ご期待ください!
コメント、本当に有難うございました。
龍槍 椀 拝
今回は2話分なので長文に成ってます
ー人の輪と、繋がりー
先ずは誤字報告です
イグバールさんの心の叫びで切望と在りますが、此れは絶望では無いでしょうか? ご確認後、正しく誤字であれば修正を御願いします m(_ _)m
では感想です
イグバールさんの心の叫び、“身を裂かれる位の想い”ってのが理解は出来ませんが、狂うかと思う位には苦しい想いって事でしょうか? 虐めを小3から中学卒業まで受けてたので、ソレと似た様なモノなら理解出来なくも無いのですが…(-""-;)
そんなイグバールさんに声を掛けたエスカリーナを、イグバールさんは其れこそ仏の垂らした蜘蛛糸以上の慈悲に感じたのでは無いでしょうか? 私は読んでてそう感じました(虐めの件も有るので)
でも同時にエスカリーナも同じ想いを抱いたみたいですね? だとするなら大変喜ばしい事です(^-^)
彼女の人生を思えば仕方が無いことなんですけど、どうも魔王城(神の城でも可)の門もかくやって位に頑丈な扉を創ってたみたいですからね、この件を足掛かりにして少しでも良いから前向きに成って欲しいです
ー手に入れたのは、信頼と頼るという事。ー
塵と称しても問題ない前世の輩に付けられた傷を癒して欲しい、そんな願いが実現してしまうと錯覚を起こす位に暖かく、世界樹がどんな物かは解りませんが、其れに護られてるかの様な木洩れ日を感じさせる空気ですよね…。 読んでる私もウルッと来ました
そんな空気を味あわせて貰った矢先の朗報、此れでエスカリーナが“恩返しをしたい”って願いは確実に成就はされますが、事態はそんな単純な事では済まされないでしょうね。
なにせ魚の大きさと釣ったエスカリーナが持ってきた技術、それらが巧く噛み合ってる現状で騒ぎに成らん訳は無いです。 先ず間違いなく甘い蜜を吸った奴と吸わせた貴族に打撃を与える、そんな事態に発展するでしょうなw
ー閑話の件についてー
何度も繰り返して御知らせ頂いてる様で、大変申し訳無いと感じております。
そちらにも御都合が御在りでしょうし、私自身待つ事も楽しみの1つと言ってる様な変人(若しくは変態?)ですので、作者様が此処だ!と思う所で導入して下さっても全然問題ないです。 リクエストした人間が言える事では在りませんがね(; ̄ー ̄A
では、長文失礼しました!
キリン 様
長文コメントを頂き、誠に ありがとうございます。 また、誤字報告も大変うれしいです、早速 修正いたしました。 本当に有難うございます。
さて、《馬車編》ですが、かなりゆっくり進んでおります。 丹念にエスカリーナの心情を拾い、周囲の人々の温かい眼差しを感じながら、前世に何がいけなかったのかを再確認する、部分になります。
お気づきとは思いますが、幼少期の頃は、貴族として振る舞おうとするあまり、周囲との断絶と独りよがりな「心情」を振り回し、その果てに周囲の思惑に嵌り込んで、「刑死」してしまった事が、彼女をして、ずっと、” 私は庶子。 庶民なのです ” と頑なに言わしてめておりました。
ダクレール男爵領にやって来てから、その囚われた気持ちが少しずつほぐれ、周囲の人々(大公家の人達も含めて)、如何に自分を愛していてくれたかを実感してきました。 そして、囚われた気持ちがほぐれた結果、其れまで、固くにな口にしていた 「自分は庶民」という言葉が激減しています。
人は、一人では生きては行けない。 と、思うようもになりました。
もう一度の人生。 まだ八年しかたっていませんが、前世に生きた年齢を加えると、ハンナさん以上にこの世界で生きて来た事になります。 囚われていた気持ちがほぐれ、未来を見る蒼い瞳に自分の征く道を見始めています。
まだまだ、世間知らずな一面があり、外見の幼さから、周囲の人々から庇護をうける状態ですが、それでも自分に出来る事を探し始めました。 雛鳥が、大きく大空を羽ばたけるように。 強い羽根を持てるようになるまでは、周囲の人々の愛情と言う名の巣で、成長していくことになります。
もう少しで、馬車編も終わり。 次の章も大分固まってきました。
お楽しみくだされば、幸いです。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
龍槍 椀 拝
更新、お疲れ様です!
エスカリーナはどこに向かうのでしょう。
8歳の天才は貴族にも商人にも利用価値満載です。
自分で立つ実感に、精力的だけど。
気が付いたら、金の卵を産む鶏(家畜)にされそうで怖いです。
己の意思で進む道ならどんな困難でも苦には成らないか・・・。
続きが楽しみです!
菊ぞぉ様
コメント有難うございます!
とても、とても、嬉しいです。
エスカリーナの天才っぷりは、多分に前世の記憶の賜物ですね。 必死になって王妃教育を完遂しておりましたらね! 処刑されてすぐに時間遡上が起こり、行き着く暇もなく、お母上の自決シーン。 そうですね、人生に達観してしまうのも無理はないかも。
ある意味自重しません。 断固、我が道を往くのです!
もう直ぐ馬車編も終わります。 続く場面はいずこへ? お楽しみください!
コメント、有り難うございました!!!!
龍槍 椀 拝
此れは本当に逃した魚が大きく育つかも知れませんねw
しかも逃した魚がする共同事業がとんでもない物に成りそうですし、此れは地味に大きなダメージを相手方に与えられるかも知れませんね!
まぁザマァ展開は置いといて
今回の事業が成功した場合ですが、どのレベルで成功させたかに因るけどエスカリーナの立場が微妙に変わる気がします。 大公閣下と侯爵閣下からの後見と言う名の庇護と、元辺境伯をしてた現男爵一家に保護されてるから酷い事には成らないでしょうが…
前にも書きましたけど、王候貴族の社会ってのは本当に面倒ですねぇ~。 女の子の切実な願いすら叶えられない位に複雑な絡み方をしてるんですからね(-ω-;)
キリン 様
コメント、有り難うございます。 嬉しくて小躍りしております。
>此れは本当に逃した魚が大きく育つかも知れませんねw
馬車業界が震撼する出来事になるでしょうね。 単に乗り心地が良いというだけにとどまらず、荷物の痛みが格段に減り、さらには水物の輸送で、樽が壊れるような事が無くなりますからね。 ウフフフ 楽しみです。
エスカリーナを護ろう勢は、なにも一部心ある貴族の人達ばかりではありませんよ? 一般人の商人や職人さん達だって、海千山千で鍛えられた人達ですもん。 良き人の輪が広がりその中心的存在になるならば、その人達の行動如何で、どんな国でさえ、手出しが出来ないような事になりますしね。
ほら、ファンダリア王国で彼女を囲おうとしても、海の向こうに逃がしちゃったり、別の国にみんなで一緒に移住しちゃうぞって脅したりできますの。
民草って言葉は蔑称ですが、雑草は強いのです。 大地に深く根を張り、どんな大風、大雨にも負けない強靭な生命力を持っております。 いざとなれば種を飛ばす事すら出来ます。 彼等を侮っては、国として如何なものかと。 その事について深く理解しているのは、辺境の下位貴族だったりもしますしね。
彼等の全力を見る事になるのではないでしょうか?
閑話をお待ちください。 もう少しです。 貴族側から見たエスカリーナの存在を、書いて行きたいと思っております。
コメント、有り難うございました。
龍槍 椀 拝
自信なさげなエスカリーナに萌えてしまったw
まぁ其れは置いといて感想です
三男とは言え貴族を追い詰めた馬鹿を此れから追い詰める訳ですが、侯爵閣下に然り気無く逃げ道を塞いで貰い、徐々に追い詰めていくと言うのはどうでしょう?
一度は騙されて進退窮まる状態にされましたけど元辺境伯家在った男爵家も遣り手、王族で在った侯爵閣下に頼る事は無いかも知れませんがね(^^;
でも馬車が主な交通手段で庶民が余り利用できない金額、此れだけで馬車業界が潤いやすい業界なのは想像出来ますけど…、流石に今回の事件は阿呆過ぎますね…。リスクの高さを理解出来無かったんだろうか?
もしかして……出来ない位の破落戸だったりして…(-""-;)
其れと閑話は楽しみに待ってますね?(^^)
下のコメントしてる方への疑問解消にも成りますし
キリン 様
コメント、有り難うございました。 とても、嬉しいです。
エスカリーナは、悄然と頭を垂れ、自信を失っていた馬車屋さんの腕を惜しみました。 目の前にある、半製品状態の物は、とても素晴らしい仕事が成されています。
そんな仕事が出来る、有能な職人が挫折し、心を折りそうになっておりました。
幸い、彼の問題を解決するだけの資金をエスリーナは持っていました。 あとは、絶望の淵にいる彼の決断次第です。 そして、彼は、エスカリーナに ” 買われる ” 決断をしました。 彼の能力を認め、十全の仕事ぶりを称えたエスカリーナに、心を奪われてしまいました。
貶めた奴等に、一泡吹かせる…… とは云うけれど、それは同じ土俵に立つわけでは無く、彼の顧客になってくれた人々へ、精一杯、心を込めた仕事をする事により、成されるであろう「未来の事象」 名声を得、馬車商人として、ひとかどの人物になる。
その想いからの、言葉でした。
まぁ、シリアスはこの辺で。 子爵家のバカ息子は、本当に大きな魚を逃したようです。 それは、きっと、跳ね返って来るでしょうねぇ~~ うふふふ、楽しみ……
閑話の方はもう暫く続く本編の後でも、宜しいでしょうか? もうちょっと、馬車編続くのですよ?
コメント、有り難うございました。 元気百万倍です!!
龍槍 椀 拝
螺鈿 様
コメントありがとうございます。 読んで下さってありがとうございます。
> 疑問に思われた箇所についてです。
重罪人の雑居房で、凌辱の限りを尽くされてしまったエスカリーナですが、独房とは違い監視の目もあります。 さらに、彼女は 処刑場で「両国の平和を乱した罪」で、「刑死」せねばなりませんでした。 これは、王命であり、両国の平和と云う名の契約に必要な処置でしたので、彼女が「刑死」する前に、死亡する事は許されておりませんでした。
ならば、独房で監視する方が妥当なのでは? と、思われるかもしれませんが、雑居房の方が、より彼女に対する「罰」が与えられるとの判断もあった為です。 そうです、彼女の心を完全にへし折る為の刑罰の一環です。 (残虐に過ぎますか?)
” エスカリーナを壊しつくし、” 生かして ”、刑場に連れて来る事 ”
それが獄吏の任務であり、使命です。 ですから、食事は最低限でも構わないので与える事も、彼等の任務に含まれています。 獄吏たちは無理矢理にでも、食べ物を口の中に押し込み、死なない様に監視しておりました。 (完全に脳内設定でした。 ごめんなさい。 表記、記述が足りませんでした。 反省します)
ご指摘の「水」の件ですが、どんな形にしても、水分を取る事はできます。 ええ、どんな形にしてもです。 死を前にしている、男の囚人たちは、それはもうやりたい放題ですので………… これ以上は、ごめんなさい。 ちょっと書けませんが、そう言う事です。 人格崩壊しそうですね。 この辺の描写は、流石に控えさせて貰いました。
描写不足で誠に申し訳ございませんでした。 今後、気を付けていきたいと思いますので、どうぞご容赦の程を。
コメント、本当に有難うございました。
闇魔法かぁ……。 私の知ってる闇魔法って「お前が欲しい…」とか言っちゃう変態魔法とか、変な魔方陣を書いて異常な効果を発揮する魔法(グル○ル)とか、闇の玉から抽出した相手の力を封じる魔法(炎の紋章)とかそんなんばかりなので偏見が在るんですよねぇ。
今回見付けた魔法も随分と使い勝手が限られまくってる魔法みたいですし、闇魔法の宿命なんでしょうかね…。(そもそもエスカリーナみたいな利用法方は思い付かないのが普通)
其れにしても見付けた魔法効果が気になる……。
今のエスカリーナの状態に当てはまる魔法なんじゃぁ……(-""-;)
そう言えばふと思ったのですが、前世のエスカリーナを処刑した後の国ってどうなりました?
前世の彼女は確かにやり過ぎては居ましたけど、よく考えなくても精々が身分剥奪した上で国外退去しか課せられない筈です。 其れがあの様な非道な行為をエスカリーナに強要し、最期は人としての尊厳すら奪う処刑をした国がマトモに存続してる様には思えなくて、其れで気になってしまいました。
もし閑話を予定してるなら読ませて頂ければなぁ~と(催促)
キリン 様
コメントありがとうございます。 読んで貰える事、この上なく幸せです。 とても、嬉しい!
魔法の属性に関してです!
魔力と魔法行使の能力を、このお話では分離しています。 魔力は純然たるエネルギ― そして能力は「属性」として方向性を決めるモノとしております。 力学で云う、「スカラー」と「ベクトル」ですね!
魔力は体内で練る事が出来て、純化、高密度化が可能。
属性の基本は、精霊様の力の発現としております。
四話目で、「無」、「地」、「水」、「火」、「風」、「木」、「光」、「闇」 の 八属性が一般的です。 光と闇 以外の六属性は、誰にでも発現する、精霊様の加護です。 「無」属性は、バフ、デバフ関連の身体強化、能力上昇、能力奪取 系統の魔法陣への特性が上昇します。 日本の神様でも、「家内安全」、「商売繁盛」を司っている方がいらっしゃいますしね!(恵比須様、我に御加護を!!)
光と闇は、発現頻度が極めて低く、珍しい属性としております。
他の六属性の上位属性としての能力を持ち、修練を積めば、他の六属性の使用も可能となります。 (エスカリーナは、前世の記憶と、有り余る体内余剰魔力の為、赤ちゃんの時から、体内魔力を練る事が出来ちゃいましたし、知識として色々な魔方陣を知っていたため、他の六属性の魔法も使用可の状態でした。 いわゆる、”チート”状態ですね!!)
相反する、光と闇の魔法は、同時使用は出来ません。 ベクトルの対消滅状態ですね。 属性はあくまでも方向性なので、幾ら体内魔力が多くとも、同時使用は不可能な感じです。
闇魔法関連は、多くが精神系魔法で使うと人の心を惑わしてしまいます。 よって、ファンダリア王国では、多くの闇魔法が禁忌魔法としてしてされ、著しく使用を制限されています。
反対に光関連の魔法は、身体に対する治癒魔法が多く、判りやすい効果が人に対し発揮でます。 闇魔法と同じように精神系の魔法も存在するのですが、多くの場合それを「聖なる力」として認め、使用は許可制です。
今は、此処まで。
読んで頂き、コメントを頂き、本当に感謝です。 有難う御座いました!!
龍槍 椀 拝
PS 閑話は、馬車のお話が終わった段階で、挿入致しますね!!! 乞うご期待!!
普通なら恐怖して足がすくむ容貌の人と対峙しても、前世での経験と、今世で意識を取り戻した途端起こった凄惨な事件からの不遇な扱い、それらを一気に経験したからこその理解でしょうね。 何気に被る部分が在りますし
それとブギットさんが仕事をして下さったのは馬車の面白さも在るけど、エスカリーナの芯となる部分を垣間見たからこそなのかも知れませんね…。
ー馬車の改造ー
う~ん今回はエスカリーナの思い付きですけど、此れを市井に流したら一気に馬車業界が安定する程の物じゃないですかね? だとするとお兄さんはエスカリーナの可能性を見出だし、何かをやらかすと見越しての紹介って事に成るけど……(´-ω-`)
私の評価が過剰じゃ無ければですが、此れは更に評価を改めないと行けないかも知れませんねぇ~
キリン 様
コメント、有り難うございます。 嬉しいです!
相手の容貌とか、周囲の噂話の事を全く伝えずに、エスカリーナには事実の羅列しかしなかった、グリュック若様。 ちょっと賭けて見たくなった。 と、言う事でしょうか。 愛する妹までも、情報遮断の為に蚊帳の外に置いた所が、グリュック若様です。
もうっちょっとしてから、閑話にてその辺は綴りたいと思いますので、少々お待ちを。
馬車の改造は、馬車業界に旋風を起こす事でしょう。 それまでの、リジットから、サスペンションの概念を持ち込んだのです。 他作品を読んでいて、中の人なりのオマージュも含まれております。
技術と云うのは、段階を踏まなくては、オーパーツ扱いになってしまい、普及など夢のまた夢。 リジット+乗る箱部分を浮かす機構 の世代から、何もかもすっ飛ばして、いきなり四輪独立、コイルスプリング+ダンパー付きって言うのは、どう考えても無茶ですものね。
概念も構想も何もかも世代をぶっ飛ばした ” それ ” を見た技術屋さん達は、きっと技術の普及という面で諦めてしまうと思ってしまいます。 云わば、トイレの概念の無い人達に、ウォシュレットを使って用を足して貰って、その人達に作れるか? という点ですね。
今回の馬車改造は、ちょっとだけ概念を導入、及び技術革新をしたに留まっております。 それでも、この世界の他の国ではすでに存在している上、土台となる冶金術は存在しておりますので、それを掛け合わせることで、普通の人達でも十分に再現可能となると考えました。
” リーフ ” という名称は、リーフスプリングから取っております。 興味が湧きましたら、グーグル先生にお尋ねを!
知ってる、作る事が可能、じゃぁ作ってみたい。
この三段活用が今後のエスカリーナの行動指針となるでしょう。 楽しみですね。
コメント、本当に有難うございました。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
龍槍 椀 拝
子供に市井で生活なんて無理だよって話で納得させてるけど、この人一度もエスカリーナに庶民生活をさせるとは言ってないんですよね…。
男爵の遺伝子は確りと受け継がれてるんですね…(゚A゚;)
ー家庭教師ー
魔法の先生を含めた方々には悪いけど、エスカリーナしゃ普通の子供じゃ無いですから、そりゃぁ其処らの子供と同じ扱いをしてたらダメージは反射しちゃうよ。 嘗めて掛かってきた教師限定ではあるけど
ーリーナちゃんの馬車改造計画ー
何を企んでるかは解りませんけど、たぶん男爵家一同が唖然とする様な事なんでしょうね~。 でも馬車改造が成功すれば其れだけでも貴族への牽制位には成りますから、是非とも成功させて欲しいです(^-^)
キリン 様
コメントありがとうございます! とても、嬉しいです。 モリモリ、力が湧いてきます!
男爵の長男さんですが、エスカリーナを放すつもりは、さらさらないんでしょうねぇ…… だって、大事な人ですものねぇ~ 男爵家にとっても、とっても大事ですものね。
家庭教師と魔術師さん。 まぁ、エスカリーナが大公家で受けた教育と、前世の記憶を合わせれば、そうなりますね。 知識は力! という事で、無双ほどでは有りませんが、まぁ、天才児扱いには成る筈です!
馬車改造計画は、明日の更新をお楽しみに!
コメント本当に有難うございました。
龍槍 椀 拝
更新、お疲れ様。ありがとうございます。
8歳の子供らしい生活は無理なのでしょう。ほのぼの、のびのびは難しい立場か・・・。
『預かり』という不安定な状況、色々試されて利用されるのかな。生きるためには仕方ないか。
ハンナさんの考える姫様(主人)という立ち位置と、本来の身分(庶民)と主人公が描く柵のない自由が大きく解離しているから、エスカリーナの希望する未来に何処までそえるのか、至極不安に成ります。前世も、今世も苦労してきたんだし、彼女の希望が叶うように優しくしてあげてほしい。
ハッピーエンド主義だけど、とことん主人公を試練に立ち向かわせる中の人ですから、心配はつきません。
続きが待ち遠し!
菊ぞぉ 様
コメント、有り難うございます。 とても、とても、嬉しいです。
八歳の子供らしい生活はかなり違いますが、エスカリーナは現状に満足しているようですよ? 掣肘なく色んな事が出来る様です、周囲の人たちも、「高貴な血を引く、事情を抱えた貴族の娘」という目から、徐々にエスカリーナと云う ” 人 ” に、興味を持ち始めておりますし。
なにより、彼女の大本の ” 何事にも ” 囚われる事な無かった状態での性格は、極めて真面目でお淑やかだったのですよ。 そう、例の王子様に出逢うまでは。
だから、これからの彼女の行動は、その反動もあり、結構活発的に動き回る予定です。 はい、予定です!!
大丈夫ですよ、ハッピーエンド、大好物ですから。 基本的にめでたしめでたし(一部の人は除く)が、本当に好きなんです。 だから、冒頭部分を書く時にかなり、中の人は葛藤が有りました。 (ホントですよ?)
中の人の自転車操業は続きます。 「止まったら死ぬんじゃ~~~」的な更新が、何処まで続くか…… 出来るだけ頑張ってみようと思います。
リアルが色々としんどいので、その発散と云うのもあるのでしょうか? 頑張ります。
コメント、本当に有難うございました。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます
龍槍 椀 拝
誤字報告しておいて自身のコメントに誤字が在るのを見てショックorz
以後気を付けます("`д´)ゞ
エスカリーナを流石に庶民扱いは出来んのだけど、其処の辺りは追々気付くでしょ。
まぁそんな些細な事よりも!
漸く男爵領に着きましたが、此処がエスカリーナにとっての安住の地と成るかは彼女次第、頑張る頑張んないは後にして、今はゆっくりと王都での彼是で負った傷を癒して貰いましょう!
まぁ男爵一家も心暖かく迎えてくれてますし、心配しなくても癒されるとは思いますがね?( ´ー`)
キリン 様
コメントありがとうございます。
本当に嬉しいです。
誤字脱字は、龍槍の病気なのです。 どうぞ、処方箋(誤字報告)をください! 直ぐにでも反映していきたいと思っております。 なにせ、重篤な病気なモノで……
男爵領にてこれから、エスカリーナがやらかす、数々の騒動が楽しみです。 色々と仕掛けを作っていきたいと思っておりますので、どうぞよしなに!!
龍槍 椀 拝
エスカリーナまだ8歳だもんね…。
男爵領で少しでも子どもらしい生活が出来るといいなぁ。
まいん 様
コメント、有り難うございます!!
そうなんですよ、まだ八歳です。 十代にも届いていません。 まだ、お子様年齢なんです。 大人の庇護がとても大事な時期なんですよ。
精神年齢は、二十代超えてますけどねぇ…… へたすれば、ハンナさん以上なんですよねぇ……
男爵閣下の元で、少しでも子供らしい生活を送れると………… 良いんですがねぇ…………
コメント、本当に有難うございました! モチベーションが上がります!!
龍槍 椀 拝
先ずは誤字報告から
一部ですが最新話で侯爵が公爵に成ってる所が在ります。 たぶん半分は過ぎてたと思いますよ(アプリで読んでるから解りづらい…(-""-;))
さて感想です
成る程…、現·王家に対してのカードと大公家との繋がりの強化、後はエスカリーナに何らかの可能性を見出だしたって感じに、子供が肩身狭い想いをしてるのが我慢なら無いって大人な思考が巧く噛み合っての“恩情”って理解で良いんでしょうか?
色々と大人の思惑は絡んではいますが、中央の貴族共とは違って気持ちの良い貴族付き合いは出来そうな感じですかね…。 過剰に心配ですねし過ぎたかな~( ̄~ ̄;)
ハンナさんの自身もそうですけど、男爵家の面々も没落寸前だったのが嘘みたいな人達みたいですし、確かに此れならハンナさんの強権も合わさって安心して生活出来ますね。
キリン 様
コメント、誤字報告、有難うございます!!! 早速、修正いたしました!
まさしく、そのご理解で間違いありません。 大公閣下以外の貴族の方で、エスカリーナに好意的なのは、ご指摘の感情が多分に含まれているからかと。 さらに、侯爵閣下においては、” あいつの大切なものを、あいつの為にも、護ってやりたい ” と、考えておられます。
学生時代に相当仲がよかったと、ご理解してもらえればうれしいです。
感覚としては、親戚の娘さんが困ってるから、いっちょおじさんが手を貸しましょう 的なものと。
今までは厳しい環境におかれていたエスカリーナですが、その余波はファンダリア王国辺境地域にまで届いています。 王妃の「不義密通」疑惑の証拠とされる、エスカリーナは、やはり、辺境の侯爵領でも「不義の子」「忌み子」と噂されていたようです。 中央からの距離が遠い分、前王妃様が「白い結婚」を満了し、エスカリーナを設ける前に離縁されていた! なんて情報が届くのは、もうちょっと先のお話です。
なにせそのことが確定したのは、エスカリーナが辺境侯爵領に到着する二週間前ですからね。 情報の伝達も遅いこの世界では、エスカリーナ、前王妃様の名誉回復には時間がかかるのです。
さて、男爵領に向かうエスカリーナとハンナ。 これから、海辺の領でどんな騒動を引き起こすのか、とても楽しみになってきております。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
龍槍 椀 灰
だから私は庶民何だって言われてもねぇ……、エスカリーナの事を良く知る人物なら庶民扱いなんてしないんじゃないかな…? 十把一絡げな貴族共とは違って ←悪意120%
でも善意だけで貴族は動きませんし、何らかの思惑も隠されてるのでしょうね。なんせ元王族な貴族ですから(・-・ )
まぁ動くにしても未々先の事ですし、其れまではゆっくりと心の傷を癒す時間位は貰えるんじゃないですかね?
じゃないと招待した側として末代までの恥と後生に残されちゃいますから(-ω-;)
キリン 様
コメントありがとうございます。 大変うれしいです!
お話の世界の貴族の考え方は、利と理を求めます。 理由の無い行動は、極力避けます。 利益の出る事には、出資します。 つまるところ、口も手も資金も出すけど、ちゃんと理由と目標を明確にしてね♪ ってところですかね。
エスカリーナの受け入れに関しても、大公家との強くなり、万が一の時にはその身を確保することによって、” 何らかの意思を止める ” 、もしくは、” 行動させる ” ための、強い動機になりますからね。 アレンティア家にしてみれば、国王に対し不敬を行った、本領では知られていない「一般市民」を保護することによる不利益と、外務大臣を拝命している大公家との繋がりが強くなるのを天秤にかければ、当然後者を取りますね。
なにせ、王都から遠く離れた、南方辺境領ですしね♪
エスカリーナにとっては、居心地が悪いでしょうが安全と身柄の保証のためには、飲まなければならない条件ですね。 でも、それももう少しです。 男爵領に入れば、ハンナさんが強権を発動しますからね♪
続きをお楽しみくださいませ。 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
龍槍 椀 拝
坊っちゃん、理解出来て良かったですね。やらかしたことはちょっとアレだけど、年齢的に考えたら、妹達の出来が良すぎるだけとも言えますし。弟妹に親の関心を奪われ、気を引くために悪さする子供なんて珍しくもないですしね。中身大人のエスカリーナと比べられるってのも、事情を知ってたら可哀想に思えます。
これを機に、彼には是非とも味方になって欲しいですね。彼女がこのまま平穏に暮らすためには、権力者の味方が必須ですから。
パンパンパンダ 様
コメント有難うございます! とても嬉しいです!
> 気を引くために悪さする子供なんて珍しくもない
まさしく、そうだと思いますね。 それが盛大にやらかしたと、言う事ですね。 かなりガッツリ父上に怒られたようなので、これで、彼の性格と言うかモノの見方というか、そういった物が矯正される事を願うばかりです。
小さい時の小さな軌道修正は、大きくなるに連れ、大きな差異を見出せるのですからね。 楽しみです。
コメント本当に有難うございました。
龍槍 椀 拝
気持ちの良い貴族付き合いってのも在るんですよ?
そんな言葉が聴こえて来そうな関係ですが、此れだけ良い方の側ならばエスカリーナの傷も癒えるんじゃないですかね? まだ安心は出来ませんが…
けど才色兼備なハンナさんのお父さんが良い人で、エスカリーナの受け入れ先としては最良と解っただけでも此の上ない幸運ですし、それ以上を望むのは罰当たりかも知れませんね(^^;
しっかし港町がどんだけ重要か解らないとか、中央の貴族共は何処まで阿呆なんでしょ…
塩だけに目を向けても港町を守護してる男爵の重要性、はっきり言って攻め困れて占拠されたら国が傾くかも知れないレベルですよ? 其れを理解出来てないとか領を持たない貴族ならいざ知らず、領を持ってる貴族まで其れならヤバイってレベルじゃないんですけど(-""-;)
とある食いしん坊な王様曰く「この味が有れば未だ我々は戦えたっ!」(一部セリフを変えてます)
キリン 様
コメントありがとうございます。
大変大変うれしいです!
エスカリーナが行く先の事を、第二章プロローグにて、掻い摘んで書いてみました。 港町、物流拠点、魔物の森~~~ 妄想がはかどります!
内陸国家で、岩塩の産出が望める場所では、海には関心が薄くなる傾向があります。 巨大物流システムが発達していない、中世レベルの文明度では、自分達の住む場所が全てだと考えちゃう人の方が普通かもしれませんね。
貴族迄そうなのは、かなり問題ですが、アハハハ……
きっと、平和だったんですよ…… 陰で男爵様が頑張って、警備に予防に努めてくれていた筈です。 「南の護り刀」の異名は、事、外務に携わる者ならば知っていて然るべき人なのですよ。
当人は、やるべき事をやっているだけと、言うだけですが……
今後の展開に、ご期待ください!
コメントありがとうございました!!
龍槍 椀 拝
更新、ありがとうございます!。
読めて、嬉しい!
詐欺に合うほど裏が読めない?男爵様。実直過ぎる貴族て怖い。
父娘の戦い勃発予想をしてしまいます。
男爵のテリトリー内ですから、事前の決意は娘可愛さで霧散するかと。
結婚が必ずしも幸せとは限らないのに。
主人公を任せるには若干頼りない。
また騙されて、生け贄にしそう。
主人公は庶民に成ったので、自立自活に邁進するだろうし。
お嬢様命!の彼女は思いを貫けるか?
どうなるのか妄想たくましく、ワクワクします。
続きが楽しみです!
菊ぞぉ 様
コメントありがとうございます。
とても、励みに成ります。 頑張っちゃうぞ~!
男爵家については、とても悩みました。 というのも、男爵のキャラがブレブレだったからです。 詐欺に乗せられてしまう、有能な人? いやいや、それは無いなぁ 余りに実直で、ちょっと脳筋気味なんだけど、朗らかで頼りになりそうなオジサン…… 人が良いもんだから、良く仕組まれた詐欺に、絡めとられちゃう。 その上、貴族の非常手段の ” しらんよ、そんなもん ” (踏み倒し)を使わず、真面目に返済しようとしてる。
犯罪とは言い切れない部分、善意の第三者への補償金とかが、男爵の巨額債務の主な原因でした。
真面目が故に、付け込まれて骨の髄までしゃぶりつくされよとしていた、男爵を助けてくれたのが、叔父様ガイスト大公閣下です。 学園での友情を忘れず(まぁ、多少の利害関係はありますが) 巨額の債務を肩代わりしたのも、男爵が逃げずにまっとうに返済しようと、救済しようとしたからでした。
ここで、潰すには、誠に ” 惜しい ” 人となりと、大公閣下は判断されたのでしょう。
情けは人の為ならず…… 男爵を助けていたおかげで、今度は大切なエスカリーナが、安全に ”身を寄せる場所” を確保出来た…… 禍福は糾える縄の如しです。
頸木を脱したエスカリーナが、色々とやらかすには、丁度よい舞台となると思います。
港町、物流拠点、特殊生産物、魔物の徘徊する森……
楽しみで仕方ありません。 これからも、どうぞよろしくお願いします。
コメント本当に嬉しいです!! 自転車操業が捗ります!
龍槍 椀
ミレニアム馬鹿坊っちゃんはあの両親から生まれて、あの妹より上の教育を受けていたのになんでこんななんでしょ?
パパンの鉄拳制裁でちっとは理解したみたいですが、成長して馬鹿坊っちゃんから貴公子にレベルアップすることを期待します。
ご両親と妹さんのためにも。
ぽるくす 様
コメント、有難うございます! とても嬉しいです!!
ミレニアム君の言動は確かに褒められた物ではありません。 しかし、あの時点での一般貴族の考えている事を代弁している様なモノでした。 エスカリーナが大公家を出たかったのも、そんな風評で大公家の大好きな方々を傷つけたくなかったからです。
判っていなかったのは、坊ちゃまのみでした……
父上からの鉄拳制裁で、目が覚めた思いでしょう。 そして、そんな想いに囚われていた自信を恥じるでしょう。 それが出来るのは、教育の賜物なのですからね。 さて、彼の今後の成長はどうなるのでしょうか。
貴公子に成れるように頑張って欲しいものです。
コメントありがとうございました。 頑張ります!
龍槍 椀
ドレスぼろぼろ騒動、エスカちゃんへの侮辱発言で
修復が難しい深い溝が出来てしまったけど
ミレニアムの本質が
相手を知ろうとせず、決めつけて
嫌がらせや悪口を平気で言う
卑劣な貴族達と同じレベルと知って
家族は悲しい気持ちでいっぱいですよね。
きよした 様
コメントありがとうございます。 嬉しいです!!
ミレニアムの本質と言うか、認識の根っこの部分が、周囲の大人達の噂や使用人からの情報で組み立てられていた結果でしょうね。 良い言葉より、悪い言葉を覚えるのは、小さい子供達によくある事ですから。 シッカリと教育してきたつもりの、ポエット奥様にしたら、青天の霹靂状態でしょう。
悲しかったと思われます。 掛ける言葉すら見失う程に。
これから、ミレニアム君は暫くお家では、針の筵状態になりますが、其処は成長の糧として、しっかり反省してもらいたいなと、思っております。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
龍槍 椀 拝
そうですね…確かに解って無かった……いえ、寧ろ解ろうとしてなかった事の方が問題ですかね?
親戚筋とは言え、彼女の母が大事にしてた家族の血筋なんですから、まず其処から気に掛ける理由が在った筈なのに目を反らし、常に敵意を向けてたってのが理解出来ないです。同じ子供の妹が理解出来てるってのに…(-""-;)
まぁ此れからは大公家に生きてるって事の意味を理解して、軽はずみな行動は控えて下さいな(超・上から目線)
キリン 様
コメントありがとうございます!!
ミレニアム君は、大公家の長子、継嗣としてのへんなプライドがあったようです。 まだ幼い子供が持つ、全能感と大きな挫折が折り重なって、その対象者として エスカリーナを敵視してしまいました。 嫉妬心も大いにあります。 大切な両親が、実の子でないエスカリーナを大切にする所を見るにつけ、その想いは日々増大していったようです。
周りに目を向けることなく、自身の正義と世界を見続けた結果ですね。
でも、父上による鉄拳制裁を受け、さらに、エスカリーナの置かれた立場、状況、彼女の決断を聞くにつれ、自身の正義がいかに薄っぺらいモノかと、嫌という程理解した事でしょう。
今後の彼の成長に期待しましょう(笑
コメント有難うございました。 励みに成ります!!
龍槍 椀 拝
更新、ありがとうございます。
ミレニアム君9歳。
妹、従妹と比べるのは不憫ですがお子様なんですね。
嫡子としては思慮が足らないなのでしょう。だから、前世取り巻きに担ったと。
道は別れたので、敵に成らないことを祈ります。
続き待ってます!
菊ぞぉ 様
コメント有難うございます!!
まだ、ほんの子供のミレニアム君。 素直に育ちすぎて、大人の言う事をまるっと信じちゃうくらい純真です。 更に、正義感とか、高位貴族の価値観とかをバッチリ持っちゃってたりします。 鉄拳制裁により、自身の非を認識しました。
良き貴族として成長するかも…… しれませんね。
続き、頑張ります!
コメント、有り難うございました!!!
龍槍 椀 拝
エスカリーナが可哀想なので幸せにしてもらいたいです。王と王妃も好きではないのでザマーがあれば良いなと思います。後宰相や元婚約者も含めてザマーをお願いします!エスカリーナはもう恋はしないと言っていましたが、出来れば良い人が現れて結婚して家族を作って欲しいです。
かよ 様
コメントありがとうございます。
彼女も幸せに成りたいと思っております。 もう、王家、高位貴族様達とは、関係が無くなったと思っておりますので、彼女は彼女を見詰め始めます。 前世の記憶に苛まれる事無く、生きていける場所に辿り着いたのです。
コメントありがとうございました。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
龍槍 椀 拝
読み終わって「よし!」と叫んでしまった!
でもこれで 王家からの離脱が成りましたね(*^^*)
例えこの先、大どんでん返しが起こったとしても、この王家の利になるようなことはないと思いたい!
王と王妃と宰相にお母様は殺されたんだね。
そんな人達にいいようにされる謂れはエスカリーナにはないよ。
そして、8年も「不義の子」として扱ってきたこの国の貴族達にも利用される謂れはない!
でもエスカリーナ有能だから庶民になっても狙われる可能性大なんだよね~(ー_ー;)
心配だなぁ…。
まいん 様
コメントありがとうございます。
色々な思惑が複雑に絡み合い、身動きが出来なくなってしまっていたエスカリーナは、やっとその網の目のような檻から自分の力で脱出出来ました。 貴族の子供として、生きて来た彼女は、その能力を持ったまま庶民の生活の中に入っていきます。
彼女の自由の代償は、護られていた環境を失う事。
しかし、彼女にとってそれは、失うべき環境であったとそう思っています。 これから男爵領に向い、自分らしさを得る事に成るでしょう。
次章は、海辺の男爵領での話を綴っていきます。
楽しんで頂けたら幸いです。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
龍槍 椀 拝
こう言っては悲しいんですけど、今はエスカリーナにお疲れ様ですと言っておきましょう。
そして宰相にはザマァwwwwwと声高々にして贈っておきましょうかw
此れで前世の鎖を一つ破棄する事が出来ましたが、彼女は自分が有能だと他者に知らしめてしまいました。 本人が望む望まない関係なく…ね
“娘”と公言できない事を悔しがってる大公夫妻が後ろ楯に着いてくれてますし、後々の波瀾もある程度は心配は在りませんが、確実に彼女が望む「この青い空の下で自由に生きたい」って想いは邪魔されるでしょう。悔しいですがね(-""-;)
まぁ先々の事を心配しても仕方が無いですし、今はエスカリーナの母が眠れる事を喜ばしいと、薄汚い王家から解放された事を喜んでおきましょかね(; ̄▽ ̄)=3
キリン 様
コメントありがとうございます!!
物語はココで一区切りです。 暗く陰謀渦巻く貴族社会からの脱出ですね。 自身の破滅への道を粉砕する事に成功したエスカリーナは、これから海辺の男爵領に向います。 まだ、色々と付き纏う柵が有りますが、それでも、彼女は彼女らしく生きて行く事に成る筈です。
今後の展開に乞うご期待です!
コメント本当にありがとうございました!!
龍槍 椀 拝
更新、ありがとうございます。読めて幸せです!
これで、貴族社会と決別し、すんなり庶民に成れるかな。
何か、策略、陰謀渦巻いて、大どんでん返しがありそうで怖い!
主人公が、自由に生活を謳歌して、生産職極めて、大活躍したら楽しそう。
女神様って崇められるかな。
前世、現世、他者の思惑に振り回されて来たから、これからは自分の意識行動で生きれたらイイと思う。願ってます。
続きが楽しみです!
菊ぞぉ 様
コメント本当にありがとうございます。 物凄く嬉しいです! 早速 読んで頂いて本当に有難いです!!
さて、主人公は王家と宮廷、王国上層部に対して三行半を突きつけ、優しい人達の元から去っていきます。 これから彼女の前に現れるのは、記憶にない生活です。 自由と責任をきっと自覚しながら生きて行く事に成るでしょう。
でもね、大ドンデン、大好物なんですよ。
えへへ……
どうなるかは、その場の勢いですが、乞うご期待です!
コメント本当にありがとうございました。 勇気づけられました!
龍槍 椀 拝
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