その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
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大公家の叔父様がエスカリーナは死んだと思っても無理はないけれど本当に気の毒ですね。エスカリーナも頑固で不器用なので自分の意思を持つことは良いことですが、無茶ばかりして周りの心配が絶えない様な気がします!能力が高いのは良いことですが、周りの状況をしっかりと把握して自重してこれからは行動した方がいいと思います。エスカリーナが自分から叔父様に言わないなら叔父様に是非ともリーナとエスカリーナが同一人物だと気付いて欲しいです!エスカリーナの性格は絶対母親であるエリザベートさんにそっくりだと思います。それにしても何でこんなにエスカリーナの人生は前途多難なのでしょうか?エスカリーナには幸せになってもらいたいですが、まずは叔父様達の愛情を感じて欲しいなと思います。エスカリーナには残された人達の気持ちも知って欲しいですので頑固だけではなくてもう少し柔軟に物事を考えられる様になって欲しいです!これから先はブラウニー達が付いているとはいえ、本当に1人になるかもしれないので自重して行動をしてもらいたいです。リーナとしてもし学校に行くことになればマクシミリアン達や処刑される原因になった王女にも会うかもしれないのでまたトラブル発生の予感がします!前世と同じ運命にならない事を願っています。あとハンナさんも幸せになったので次はエスカリーナにも良い男をお願いします。マクシミリアンと取り巻き達はあり得ないので他の人を期待します!
かよ様
コメントありがとうございます。 嬉しいです。
リーナの突っ走りは、生来のモノですから、多少の暴走はあります。 が、今度は自分が逃げ出した、王都で暮さねばならないことになってしまいました。 用心しながら、自重して行動するでしょうね。 きっと。
王都には、彼女の記憶を呼び覚ますようないろいろなモノや者がおります。 その中で暮らす彼女は、とても用心深くなるでしょう。
良い人は、出てきますよ? だって、恋愛タグ機能させたいじゃないですか。 マクシミリアン殿下は絶対にありえませんけどね!
楽しんでいただければ幸いです。
龍槍 椀 拝
100話更新おめでとうございます。
いよいよリーナも旅立ちを決断しましたね。裏では色々暗闘があったようですが、(リーナ自身は不本意でも)現状ではギリギリ最善の道と言えるでしょう。教会の薬師長もやって来た聖職者の人格を鑑みるとろくな人物ではなさそうに思えます。名前も濃いですが(風評被害!)、家名があれだとすると教会の私物化の深刻さが伺えます。前世とは比べものにならないくらい味方もコネも作っていますが、王宮薬師院(彼らも教会に同僚を多数連れて行かれたあげくに見殺しにされている以上見張ってくれると思います)でいかに地固めしていくか続きを楽しみにしております。
アコナ 様
コメントありがとうございました。 とても嬉しいです。
100話でしたか……(遠い目 ひとえに、読んで頂けれる皆様のおかげと、感謝しております。
ぎりぎりの選択ばかりのリーナです。 考えても、考えても、どうにもならない状況に追い込まれている、リーナさん。 前世の出来事が、なんとも嫌な感じで絡んできますね。
本領の聖堂教会の人々は、野望とか色々と抱えておりますね。
軽い神輿である国王陛下は、とても操りやすい傀儡なんだけれども、それにしても、軽すぎる国王陛下様なのです。 王国薬師院において、下級薬師として働く彼女の視線の先には、常に王国の民がありますね。 コネというか、何というか、まぁ、その辺は続きをお楽しみください。
楽しんで頂けたら幸いです。
龍槍 椀 拝
また連中に来られても、男爵には彼女を守ることは出来ないだろうし、王都の方が大公様の目が届く分、むしろ安全?なんでしょうか?
とりあえず、ハンナさんにも知らせて、あちらの国からも彼女に無体な真似をしない様、釘を刺して貰いたい所です。かの国にとっても彼女は恩人な訳だし、喜んで協力してくれるかと。
パンパンパンダ 様
コメントありがとうございます。 嬉しいです!!
辺境の薬師を護ることは、辺境領の男爵の務めですが、王都から命令では如何ともしがたく…… ですね。 大公様の元に行くことは、総合安全上では、” あり ” かもしれませんね。
南の連合王国も来てほしそうでしたが、リーナ自身がファンダリアの民で有ることを望んでいましたからね。 彼らには途轍もない負い目と、恩がありますから、彼女が望めば喜んで協力してくれるでしょうね。
その時までのお楽しみと云うことで!
楽しんで下されたば幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
・・・嗚呼、やっぱりこうなりましたか(´Д`)💨。リーナの性格上、おばば様を見捨てる形となる国外逃亡は出来ないだろうとは思ってましたがσ(^◇^;)。
むしろコレを利用して北の荒地の再生に取り組みかねないなぁ、とかね(*´∀`*)。
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです。
やっぱりこうなりました。 北の荒地も気になります。 そして、王都での暮らしも。
リーナの果てしない道程が始まりました。 楽しんでもらえれば幸いです。
龍槍 椀 拝
脱字が多いです。読み上げ機能を使ってるからさらに目立ちますね。
えりのる 様
コメントありがとうございます。 ご指摘ありがとうございます。
ゆっくりではございますが、全文の見直しをしていきたいと思います。
龍槍 椀 拝
コメントはありがとうございます!エスカリーナとリーナが同一人物だと叔父様は気付くでしょうか?せめて叔父様達には気付いて欲しいです。リーナが駒扱いされるのも複雑ですが、今度は王宮でのお仕事編ということであの屑王達には身バレされない事を願っています!屑王は家族を溺愛しているみたいなので第1王子はまともでしたが姫様達はワガママに育っていてもおかしくはないかもと思っています。溺愛され、甘やかされた子供程ワガママで性格も良くなさそうな気がしていますので、今後出てくるのを楽しみにしています!正直屑王やその家族達にとってエスカリーナが今更出てきても迷惑ぐらいしか思っていないでしょうからこの人たちだけには利用されたくないし、リーナの正体に気付いて欲しくないです。王宮の狸達がもしかしたら過去にエスカリーナが作った薬をリーナに作らせるかもとか今から王宮編の事を考えています!続きを楽しみにしていますので更新をお願いします!
かよ 様
コメントありがとうございます! とても、嬉しいです。
さて、次回から、閑話に入ります。 いろんなお話を綴っていきたいと思います。
楽しんでいただければ幸いです。
龍槍 椀 拝
既に教会の求心力は衰え始め失墜してると言っても過言ではない程、其れを覆す為、相手側が二手三手用意してると考え行動してくれたらと願ってしまいますね。
何時ものウッカリをしなきゃ良いけど…( ´~`)
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです!!
聖堂教会がリーナを狙うのは、純然として薬師不足ですね。 だからこそ、攫うことも視野に有るでしょうね。 いつものウッカリ…… あるかもしれませんね(笑
龍槍 椀 拝
更新されたものを読む度に、はらはらドキドキしています!
今回、エスカリーナ「闇」属性だったなー、暗殺とか裏仕事に特化してる属性だったよね!元凶周辺暗殺しちゃえばこの先平和に暮らせるね~(^^)d でも「中の人」は絶対そんなお手軽な方法とらないよね~♪
と、こんなことを頭に浮かべながら読んでおりました。すいません_(^^;)ゞ
前世と今生の王国と周辺国の情勢、徐々に明らかになる前世でエスカリーナを取り巻いていた陰謀の数々。
おばば様が打っていた教会に対する先手。
これがどう転がって行くのか…
エスカリーナは再び王宮に行かなければならないのか…
今後がとっても気になります!
修業と称して、お舟に乗って南の連合王国に行っちゃダメなのかなぁ…σ(^_^;)?
それにしても後見人の顔ぶれが凄すぎるー!
それだけ「薬師リーナ」の名が響きわたってたのかしら?
教会に目を付けられたのは自業自得な気が…。
まいん 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
>元凶周辺暗殺しちゃえばこの先平和に暮らせるね~(^^)d
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ! 別のお話の主人公さんは、その手の使い手で、その手の思考の持ち主だったような気がします! エスカリーナは違いますけどね!!
一生懸命におばば様ができない往診に走り回った結果、名声は響いておりますよ? 南の連合王国の方々にも、アレンティア辺境侯爵様にも。 一触即発の掃討殲滅戦を未然に防ぎ、いらない死傷者を出さないようにして、南の連合王国との折衝が、あちらの全面的な謝罪で幕を下ろしたのも、それが理由なのもありましたしね。
彼女の功績は、相当高く評価されております。 辺境侯爵領にも、辺境の各教会にも、そして、本領にも。
自業自得というか、成るべくして成ったとかいうか…… そんなところでしょうか?
推薦人さんたちの顔ぶれがとても豪華なのは、彼女のお仕事の結果です。 お金に変えられない、人の命を助けて回るのですからね。 その中で重要人物もいたでしょう。 かけがえのない人もいたのでしょう。 助けられた本人だけでなく、その周囲の人々にとっても、感謝を捧げる相手になっていたことは間違いありませんからね。
海を渡ることは、今はまだないでしょう。 彼女はファンダリアの民ですからね。
楽しんでいただければ幸いです。
龍槍 椀 拝
エスカリーナは能力が高いのでやっぱり目をつけられてしまいました。大公家の叔父様が後見人ということはもしかしてリーナとエスカリーナが同一人物だとばれているのかなと思いました!おばば様が今までの事情も含めて叔父様に話されているかもと思います。しかし王国に囲い込まれるのもなんか複雑ですが、教会よりはマシです。近いうちに大公家の皆と再会出来るかもと期待しています。エスカリーナにはどこに行っても自分らしく生きて欲しいですし、幸せになって貰いたいです!前世の様になってもらいたくないので屑王達には身ばれしないで欲しいです。屑王と王国上層部の中ではいくら前王妃の名誉が回復されたとしても未だにエスカリーナは厄介者の不義の子という認識だろうから利用して欲しくないですし、納得出来ません!屑王は娘でも厄介者だからと処刑する位なのでエスカリーナが能力が高いとなると利用するだけ利用して使い捨てにする事が分かりきっています。1度屑王のエスカリーナ達に対する心情を書いて欲しいです。現王妃とその子供たちは溺愛しているのでしょうか?自分の野望の為に現王妃の子供にも政略結婚はさせるつもりでしょうか?教えて下さい。
かよ様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
いろいろとございましたが、おばば様は、王都の人と何やら連絡を取り合っていたようです。 前回の使者が帰った後、本領の人々やら、辺境領の人々と図って、動き回っていたようですね。
エスカリーナが、庶民で在りたいとそう願っているので、身元はバラシていませんよ?
あくまで、おばば様の弟子、災害孤児を手元に引き取って、教えを授けた 薬師リーナ として、彼女の身柄の保証をお願いしたまでです。 本領聖堂教会から護るためにですが。 また、宮廷に蠢いていた、” エスカリーナ ” を駒にしたがる人たちからの隠蔽も図らねばなりませんから、身元バレするような情報は出していません。
あくまで、辺境の薬師リーナの保護のためです。
王様のお話は、いずれまた綴っていきたいと思います。 プライド高い厄介な思考の持ち主ですよ? そんな人に限って、奥さんとか子供達には愛情深かったりするものです。 暑苦しいぐらいに。 エスカリーナは、あの謁見の後、もう自分の子供として認識しておりません。 自分の子供はあくまでも、現王妃との間に出来た子供だけという認識ですので。
お話は続きます。 ご期待ください。
龍槍 椀 拝
王が愚かな者を囲うほどに愚かで、先が全くと言って良い程に見えて無いのは既に王宮内に轟いてる事でしょう。 此れを彼の王太子殿下が知ったら? 期を見てと潜伏してた位ですし、勢いよく大暴れするんじゃないでしょうかね。
でも不思議なんですけど、いくらボンクラと称されてても可笑しくないくても、よく此処までの暴虐を王宮の上位貴族は赦してますよね~。何かを握られてるんでしょうか?
例えば悲劇の王妃であるエリザベートさんの不貞の噂と、その噂を真っ向から否定したエリザベートさんの自殺に関することとか…
キリン様
コメントありがとうございます! とてもうれしいです。
王太子殿下…… まだ、十一歳なのですよ…… 滅茶苦茶大人びているのは、まぁ理由が御座いまして…… お楽しみ。
神輿は軽い方がいいんですよ、この時代。 貴族たちが、うまく操ろうとした結果、暗闘を重ねたすきに、教会のボンクラに掠め取られて大慌てって感じでしょうか? 教会の方もずっと機会をうかがっていたようですしね。
タヌキとキツネとムジナの巣窟。
自尊心が高く、聞く耳を持たず、自分の力を信じ切って、貴族たちに対しては疑心暗鬼に陥っている、恋愛脳の国王陛下。
まともに、国を導く能力が有るとは思えません。 前代が、なぜエリザベートを妃殿下にと熱望した訳は、その辺にあります。 とても優秀な方だったのですがねぇ…… 一途すぎて…… エスカリーナの母親だけの事はありました。
楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
前世ではこの時期ダクレール領は既に無く、国内も混乱していたから「約定」に従い、王宮に行って薬を作っていたと。
しかし現在ダクレール領はあるし国内の混乱は何処にもない。
ここで乱闘騒ぎを起こして無理矢理連れていくつもりがリーナの介入で乱闘にはならない…よね…(´・ω・`)?
でも、リーナは目をつけられそうだなぁ…。
んー、全ての元凶はデギンス枢機卿ってことなのかな…?
今回エスカリーナが処刑された背景が詳しく語られた所で思ったのは、婚約者がいるのにマクシミリアンとの婚姻を望んだリリアンネ王女は、エスカリーナとマクシミリアンの婚約破棄は狙っていても「牛曳きの刑」という残酷な刑でエスカリーナが処刑されるとまでは考えていなかったのではないか?ということ。
例えリリアンネが「それ」を良しとしてもマグノリア国に「それ」はどう見えたのか…。
「不義の子」とされていても明らかに「王家の血を引く娘(前王妃の娘、ひいては自分の娘)」を残酷な方法で処刑できるファンダリア国王。同盟を結んだとしても「信用ならない国」という印象を与えた事は確実だよね~。
まいん 様
コメント ありがとうございます とてもうれしいです!!
前世の記憶は、これからも時々、出てくると思います。 その時、エスカリーナがどう思うのかは…… 物語の、元凶となった方は、まぁ、王様と枢機卿です。 間違いありません。 壊れゆく王国は、やはりトップがおかしかったから。 周囲の貴族の反応もまちまちです。 甘い汁を飲もうとするもの、王国の危機に敢然と立ち向かうもの、逃げ出すもの。
マグノリア王国の状況も綴らねばなりません。 もちろんリリアンネ第三王女の立場も。
今後の展開をご期待ください。
龍槍 椀 拝
これまでの更新拝見しました。
双方の王国の欲望と傲慢による非道と不運の連鎖の結果起こった惨劇になんとも言えなくなりました。ここで「魔」属性という言葉が出ましたが、8属性以外の特殊属性ですよね。聖堂騎士団とやらを見ていると、「邪」属性でも持っているのではと思えてきます。
めでたく12歳になりましたが(お披露目話の「焔月晦日」がここで解りました)、プレゼントの魔法の杖って客観的なランクとしてはどの程度の強さに当たるのでしょうか?「シュトカーナ」のカムフラージュ目的ではありますが、なまじ力を込めて王宮の宝物に匹敵してしまいそうですね。
最新話でとうとう奴らが来ましたが、確か「貴族の子弟が多数入って」今の騎士団になっていたような描写がどこかにありましたね。本来宗教関係に入る場合、「世俗の権益諸々を捨てる」はずですが、この連中は「全て(汚濁も含めて)持ち込んで」いたとしたらある意味貴族以上にたちが悪いといえます。しかし、前世はエスカリーナ以外も不幸になっているようですね。生まれ直しは他の不幸な者達を救い、元凶達を吹っ飛ばす意味もあるのかなと思いました。
これから更新楽しみにしております。
アコナ 様
コメントありがとうございます。 とても嬉しいです。
属性で、いまだ記述していないものは、確かにありますが、このお話を綴るうえで、ちょっとばかり重要な属性ですので、もう少しお待ちを。
現在エスカリーナが持っている、イグバール様とブギットさんが作られた魔法の杖ですが、上級冒険者の魔法使いが涎を流して欲しがる位のものです。 まぁ、小さな女の子が持っていても、おもちゃかと思われてしまうかもしれません。 国宝級とまでは行きませんが、まぁかなりの業物であることは、間違いありませんね。
ただし、見た目が地味だから、周囲の人の目を引くことは、あまりないかと。
使っているところを見られない限りは……
今後の展開にご期待ください。
龍槍 椀 拝
うわぁ………やっぱり教会勢力の仕業だったか…。 エリザベートさんとエスカリーナの現状を招き、我欲を満たす駒に下手あげただけでなく、国まで乗っ取ろうとしてとか、もはや「人」では在りませんな…。
と言う事は前世のエスカリーナって宰相と大公の二人に消されたのではなく、愚王と愚者が共謀した結果だったって事ですかい…。 あの二人の策略が隙を見せる結果を招き、コイツラの雌伏を見逃してたのは事実だから同罪だけど…(´-ω-`)
兎に角今は、今世では同じことを繰り返させない為にも、全力で護らないと行けませんな!
キリン 様
コメントありがとうございます。 とてもうれしいです。
前世の記憶は、あくまでもエスカリーナの記憶ですね。 だから、彼女が知らなかったことは、彼女には見えなかった。 そして、なにより、彼女が婚約者を一途に思うだけでしたから、周囲の状況にまで目が言っていなかった。 今なら判るってことでしょうか。
今後の展開にご期待ください。
龍槍 椀 拝
誤爆で途中送信してしまいました;;
それにしても、エスカリーナも実は「手が早い」という根本的な部分は変わって無いのでしょうかね^^;
お婆様は相手から仕掛けてくるよう、あえて挑発的な態度もみせていたところもあるのに、あのタイミングで魔法を発動してしまっては・・・
いくら弱っているとはいえ、百戦錬磨のお婆様たちだけの方が「魔力はあれど実戦経験のない足手纏い」を含めての乱戦になるより状況がマシな気がするのですが・・・
弟子だと悟られたりすると、真っ先にエスカリーナが狙われて人質にされて・・・という展開しか見えなくなるのですけど><;
もう少し自重もできないと、前世の二の舞になりそうで怖いですよ。。。
藤花様
続きですね!
まぁ、その辺はそうなんですが、それにも訳がありました。 今日の更新をご覧ください。
楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
ああ・・・普通に考えて、エスカリーナの母親に対する排斥を別に考えたら「それなり以上」に政治能力や識見のありそうな宰相らが、どうして止めたりしなかったのか思えば・・・
王太子の言う「佞臣」は教会関係の方が主で、王様はその甘言に思い切り乗りかかっていたんですね--;
ただ、状況が前世の時とは違い、南方についての争いが起きていない状態なので、その時と比べたら国の状況としてはマシでもあると。。。
それが逆に、本来であればマグノリアとの同盟が必須であったところが「俺たちだけでいけるんじゃね?」みたいな感じに王様が思ったりして、行動に出ようとしていたりって感じなのですかねぇ・・・救えない;;
藤花 様
コメントありがとうございます。
とてもうれしいです。
エスカリーナを取り巻く状況が激変しており、また、エスカリーナ自身も大きく変わっております。 第一王子が言う、佞臣は聖堂教会の神官長の事でした。 甘言に乗せられやすい現国王陛下は、「神の権威」という甘い衣を纏った神官長の野望を見抜けなかったようです。
信頼し、側に置き、そして、甘い言葉で自尊心を満たしてくれる存在。 有難がる事はあっても、邪険にすることはないでしょうね。 どんなに周囲が諫めても、聞く耳持たない感じでしょうか。
今後の展開にご期待ください。
龍槍 椀 拝
屑王と神官長の暴走で国が破滅に向かうとか愚かとしか言えないですね。前世ではエスカリーナを処刑する事でリリアンネ王女とマクシミリアンを結婚させ、同盟を結ばせたけれども今回はエスカリーナは婚約はしていない上、行方不明扱いなので処刑しようとは思っていないでしょうが、あまり良い気がしません。屑王は現王妃と結婚する為に現王妃の実家と協力して前王妃に不義の嫌疑をかけエスカリーナをわざと不義の子にしたのではと思いますが、それなら前王妃に手を出さなけれ良かったのにと思いました。エスカリーナの前世の記憶により、回避しているので前世とは若干今世は違いますが、ストーリーの流れとしては変わらないのかなと思っています。屑王と神官長に天誅を是非ともお願いします!屑王は今世でもエスカリーナの事を不義の子で厄介者と思っているのでしょうか?エスカリーナが利用されるだけされ、前世と同じ様にならない事を願っています!個人的に屑王と神官長も前世程酷い人物ではない事を願いたいですが、屑には違いないと思っています。
かよ様
コメントありがとうございます。 とてもうれしいです!
もう一度の世界の中で、エスカリーナは頑張って自らの悲劇を回避しようとしておりました。 しかし、それだけにとどまらず、ハンナさんの悲劇も、蹂躙される筈のダクレール領の民の悲劇をもまた、同様に回避しました。
前世のルートとは異なったルートにはなっております。
母様の嫌疑も「白い結婚」が成立していたということで、名誉も回復されております。
前世と違う、現実が生まれておりました。 エスカリーナが生まれるまでの状況はそのままではありますが、それ以降の動きが、変わりつつあります。
屑共の認識は前世と同じで在りましょうから、王都からエスカリーナが出た後も、前世と同じ轍を踏んでいるのですが、外的要因は変わりつつあります。 最大のモノが、南の連合王国と険悪な雰囲気ではないというところでしょう。
楽しんで頂ければ、幸いです。
龍槍 椀 拝
遠い地にも足を運び孤児院や寒村等、薬に困ってる所は多数存在してます。 特に後者なんて廃村手前くらい迄行ってるでしょう
そういった所を一つ一つ巡る事で、薬師であるリーナの地位が安定してくる筈ですので、このまま無理無茶のし過ぎに気を付けつつ頑張って貰いたいですね
そんな時にやって来るのは愚者の集団。
神を奉じる事の意味を履き違えてる愚者が何を言った所で、こやつらの求心力は衰えてます。寧ろ此所でオババを連行すればマイナスへ一直線でしょうね
でも王の確認をしに行ったのに戻ってきたって事は、王宮って言うか王族連中は其の殆どが先の悲劇を軽んじて、先々代と先代が自らした約定の意味を知らないって事に為るんですけど(-ω- ?)
王は自尊心が服を着てるとコメ返しにも在りましたし、こりゃぁ御家騒動処の騒ぎじゃ無くなりそうですね~( ´-ω-)y‐┛~~
キリン様
コメントありがとうございます。 とてもうれしいです。
王様、本当の屑です。 ええ、あえて言います、屑です。 自尊心の塊のような人です。 心の中で目標にしているのは、おじい様。 ええ、獅子王陛下です。 国土を広げ、あまたの小国を飲み込み、戦乱の世に自国が自立することを目標にしていた、おじい様です。
現国王は、そんな獅子王陛下の理念など、どっかに置いて、その業績のみを追いかけようとしております。
いかんですよね、本当にいけません…… 理念なき暴力は、スキを生み、その隙に佞臣が入り込みます。 そして、王権は腐り果てるのです。 お家騒動なんて、目じゃありませんね。 国家存亡の危機で御座います。
楽しんでいただけると、幸いです。
龍槍 椀 拝
エスカリーナの12歳のお誕生日おめでとうございます!やっと大人扱いになり自由にできますね。エスカリーナの成長を見れて嬉しいです!ちょっと気になるのが大公家叔父様方の現在やハンナさん達、北側の連合国家の事が知りたいので閑話を書いて頂けたら嬉しいです!ハンナさんの結婚式の様子も見たいです!あれから一年半ぐらい経つのでお子様がいるかもとか思っています!大公家の子供達も学校に行き始めているのかと思い、そういや子供達は属性は何だったのだろうかと気になりました。第1王子達も。エスカリーナは闇で他の人より別格ですが、同じ年齢ぐらいの大公家子供達や王子達は魔法の出来はどうなのかなと思いました!北側の連合国家の事もちょくちょく話には前から出ていたので、閑話でも良いので書いて貰いたいです。登場人物が楽しみです!
かよ様
コメントありがとうございます。 とても、とても、嬉しいです。
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龍槍 椀 拝
エエスカリーナ 12才の誕生日おめでとう!!
店の外では煩わしい奴等が虎視眈々と狙いを定めて近付いてきてるけど、今は誕生した喜びを心身ともに感じていてね? 其れが亡くなったエリザベートさんの供養にも成るし
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです。
中の人には珍しく、ほのぼのなお話になりました。 薬師の称号、魔法の杖、クリスナイフ、バレッタ。 エスカリーナにとって、心のこもった贈り物になったでしょう。
ん? 十二歳の女児になんか、物騒なモノが多くないでしょうか?
書いていて、違和感ががががが
癒しの存在は、エリカーナさんですね。 彼女だけは、エリカーナを女の子として認識しております。
楽しんで頂ければ、幸いです。
よろしくお願いします!
龍槍 椀 拝
結局は王宮の連中が嫉妬と妬みで追い出した結果が現在で、其れに一部の貴族が気付いて慌ててる中、其れに教会勢力が便乗して事実を無効にしようと画策してるって感じでしょうかね?
王や其の側近が愚かなのは周知ですが、もし上記の通りなら流石に恥知らずでは片付けられないですよ…。 と言うか片付けちゃいかんです
オババの願いを受け継いだエスカリーナがリーナとして何処まで反抗できるか、現時点では憶測程度しか出来ませんが、確実に動いた結果、現政府の政権交代位は起こるでしょうね。 下らない見栄等で国を揺るがす様な事を仕出かし、国家安寧に陰りを見せたって罪で
以前エスカリーナとして登城した時に邂逅した王子なら、確実にマクシ某王子派閥を追いやり、エリザベートさんの件についても加味して追い出すんじゃないかなぁ~ってね
キリン 様
コメントありがとうございます。 とても、うれしいです!!
現状、薬師を使い捨てにしたのは、聖堂騎士団。 で、おばば様の所に勅をもってやってきたのが、王宮薬師院の人と、聖堂教会の人。 つまりは…… 続きをお楽しみください。
楽しんでいただければ幸いです。
龍槍 椀 拝
おばば様の弟子なら、自分達が使えると王などの下衆達がリーナさんに目をつけそうで心配ですね。
おばば様の言う通り、何れは国を出た方が彼女の為にも、彼女の薬を待つ人々の為にもなりそうです。
続きを楽しみにしてます(*´∇`)
灰月 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです。
薬師リーナの名声は、そろそろ辺境で噂になり始めています。 そりゃ往診頑張ってますからね。 おばば様に負担をかけないようにと、頑張った結果、顔を売ってしまったのですよ。 意図せずに……
作中では綴ってはいませんが、薬師リーナへの指名依頼なんかも、あるようですよ?
主に、お子様の患者様から……
国の外に出る…… のかは、もっちょと先にわかりますので、ご容赦のほどを。
楽しんでいただければ幸いです。
龍槍 椀 拝
とりあえず。
コレはできるだけ早い内にリーナを国外に脱出させる必要で出てきましたか?
おばば様は無理っぽいけど弟子ならOKとか言って、勅命で無理矢理連れて行っちゃいそうですし( ̄。 ̄;)。
さぁ、そこででっかい猫様(出来れば犬様も)をお供に付けて修行の旅へGO!(o゚▽゚)o。・・・ナンチャッテ(*´∀`*)。
春 剋冬 様
コメントありがとうございます。 とても、嬉しいです。
今後の展開にご期待くださいませ! さて、どうなるでしょうか? えっと、でっかい猫様…… 牙生えてていいのでしょうか? もちょっと先になりますが、そんな感じのモノが出演予定ですね。 アハハハハ!
という訳で、どうぞよろしくお願い申し上げます!!
楽しんでいただければ幸いです。
龍槍 椀 拝
楽しく読ませていただくと同時に、感想に対してのコメントも気になる点に対するものを読ませていただいてます^^
それで少し気づいたのですけど、現王は師子王の死後に生まれている事になっているため、むしろ見てはいないのではないでしょうか?
どちらかというと、それが故に「戦火による拡張の代償」や「軍事行動にともなう内政面での負担や人材の不足」といったものに気付かずに、
ただ勝利で領土を拡大した事に憬れて「自分も可能なハズだ」と勘違いしている状態なのかと思われました。
それを増長というか、唆しているのが教会上層部および狂信的(と言っても宗教絡むと割と普通にありますが)な信者の騎士団なのかなと思っています。
ただ、エスカリーナが王妃教育などで得た知識(この辺りはチートとは少し違うと思ってます。本気で学べば誰でも習得できる範囲の事のはずなので)を考慮すれば、宰相などのそれなりに地位がある者は「薬師などが不足(つまりは人材面の国力が低下)している状態で他国と争う事の危うさ」に気付くような気がするのですけど・・・ね
どうなっていくのか楽しみにしています^^
藤花 様
コメントありがとうございます。 とても、とても、嬉しいです。
コメントにあります通り、現国王陛下は先々代獅子王陛下との面識はございません。 ちょうど、拡張期の最後に当たる、大戦争の時に獅子王陛下は大怪我をされて、和平条約締結後に身罷りました。 領土拡張の偉業は多々喧伝されておりますが、その人となりは側近の者たちしか知りえなかったというところでしょうか。
間近で見ていたおばば様は、獅子王陛下の苦悩や悔恨もつぶさに見て参りました。 よって、高位貴族の思惑とか、より多くを求める貪欲さに、辟易しておりました。 獅子王陛下は乱世の世で王国が自力で生き抜くため、必要なモノを手に入れたかっただけなのをよく知っておりましたから。
お坊ちゃまな現王は、その偉業を見て、自分にも出来ると錯覚しておりますね、きっと。 血がそうさせるのかもしれませんが、しかしそこに民の為にという視点がごっそりと抜け落ちているようにしか見えません。 いずれ、気が付くのでしょう。 何が足りなかったか。 自分が切り離したものが何だっかを。
楽しんでいただければ幸いです。
龍槍 椀 拝
王宮の連中がこのままおばば様達を諦めるとは思いませんが、そこまで王宮は薬師不足なのでしょうか?北側との戦いで薬師を使い捨てにした結果でしょうが、愚王はこの状況を理解しているのか疑問です!ちなみに北側の連合国家との戦争を再度するつもりでしょうか、王国上層部とダメ教会連中は!その場合はちゃんと自分たちで責任は取るつもりがあるのか疑問ですね。下を使い捨て、自分たちはあぐらをかき高見の見物をして、何の責任も取らずこれから先も利益と権力のみ使い続けるとか害虫よりもタチが悪いとしか思えないです。このままいくと再度戦争になり、皆強制労働させられそうな気がします!愚王も1度は戦争に行けば状況も多少は理解出来るかもしれないですが、先代達と違って現王妃とイチャイチャする事しか頭になさそうな馬鹿王なので救いようもないです。愚王はほんの少しでも前王妃に気持ちがあったのかは分かりませんがエスカリーナを使い捨てにしたも同然でその賠償金まで使ったのに何やっているんだかと呆れます!エリザベートさんはこの愚王のどこが好きだったのか教えてください。また愚王はエスカリーナの事を全く気にもかけていないのかも一緒にコメントして頂けたら嬉しいです!
かよ 様
コメント、ありがとうございます。 とても、うれしいです!!
王宮のお馬鹿さん達は、自分たちの失敗の尻拭いをしてくれる人を求めておりますね。 ほんとにもう、ブーですブー!!
荒れ果てた北の大地。 その原因がおばば様だった事。 なぜ、原因になったのかという事。 それがわかっていませんね。
本当にもうブーです、ブー!!
ちょっと、イライラ展開が続きますので、ご辛抱のほどを!! なんどかスカッとしたいので、その辺もご期待ください。
楽しんでいたでけると、幸いです。
龍槍 椀 拝
あの森の惨状は先々代の王家がヤラカシた悲劇で、その悲劇を無視して愚王は約を違える様な事を仕出かそうとしてるって事ですか…。
戦時中の事はオババにも責は在りますけど、言ってしまえば小娘な当時のオババに、政治が絡んだ戦争の彼是を知れとか非常識としか言いようがないです。
だからこそ先々代と先代はオババにひっそりと、政治の煩わしさから離れた此の地に身を置く許可を与えたんでしょうかね。 その前に与えた地位を周囲の馬鹿共が邪魔をして、彼女の事を追い出したが故に…
キリン様
いつもコメント、有難うございます!!! とても、嬉しいです!!
現王は、おじい様である、獅子王の強さを求めておりますね、これは。 表面的な領土拡大を目的に、聖堂教会の口車に載せられている可能性が大きいです。 どこまで、ウツケか、いま、考えている最中です。 偉人である祖父獅子王と、内政を剛腕で運営したお父様。 偉大な二人を間近でみたこの王子は、生まれながらにその能力を受け継いでいると、本気で思っているらしいのです。
現王太子が奇しくも言っている言葉があります。 佞臣を側に置くのはいかがなものかと。
何時それに気が付くのか。 何を吹き込まれていたのか。 それは、そのうち綴っていきたいと思います。
楽しんでいただければ幸いです。
龍槍 椀 拝
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