その日の空は蒼かった
婚約者が大好きだった。 彼しか見えなかった。 ……だから、あの人の間に割り込んで来る人は、誰であろうと排除した。 でも、彼は私の事を好きではなかった。 私がした事は…… 私に帰って来た。 それも一度に、容赦も寛容も無く。 あの人の為だけに生きた私は、あの人に顧みられることも無く…… 濁った瞳が晴れ上がった空を映し出していた…… 私は私を追い詰め、落ちる所まで落ちた。 深い穴のような最低の場所から見上げる空は……蒼く、高く、澄み渡っていた。
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
なんて、馬鹿らしい。
自身の矮小さを思う存分見せつけられ…… あの人への執着が霧散した。
視界が黒く閉ざされ、耳に届く罵声が遠くになり、全てが終わりを告げた時…… 轟音と浮遊感が私を捕まえた。 これで、おしまい。 なにもかもが、無駄に終わったと、そう思った時…… 突然、視界が戻った。
懐かしくも、哀しみに満ちた場所への帰還。 そう、始まりの場所に……
もう一度、やり直せと言う事なの? 苦しみは永遠に続くの? 小さな手が虚空を掴む。 時間が巻き戻されたような感覚が襲う。 でも、あの蒼い空を見上げるまでの記憶は残っている。 そう、残っているのよ。 混乱した私は決心したの。
二度と恋なんてしないって
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>閑話 祈り
何度読みなおしても、いい話です。個人的には、この物語の中のベスト5にはいります。ベスト5どころか、ベスト10もまだ決めてませんけど(笑
まさに、ざまぁの見本です。因果応報・自業自得、人を呪わば穴2つ。特に最後の、ノクターナル様の囁き、これ以上ない鉄槌でしょう!くさった時の最高の清涼剤です。
で、やはりふと思ってしまったのですが……
ノクターナル様……この物語きっての最大の見せ場の1つ、最高の劇場を、占有してません?良い所どり、満を持しての登場、美味しい処独り占め、狙ってやっているとしか思えないあざとさが。。。
で、降りてきましたので、投下します。
いまだき かんき 様
ありがとうございます。 本当にありがとうございます。 とても、とても嬉しいコメントで御座います。
感謝です、多謝です!!
この物語は、エスカリーナ嬢のあまりな運命に、ノクターナル様が創造主様にお願いして、彼女のズタズタに引き裂かれた魂を、時戻りで誕生の瞬間まで返し、やり直しの人生を贈る。 精霊様視点では、そんなお話。
創造主様目線では、何度やってもうまく行かない、滅亡に至る過程を、ウーノルを蘇らせて、世界の崩壊を回避しようとしている中、下位の精霊より、懇願があり、もう一人の人間を、記憶を保持したまま、時戻りを実施し、思いもかけない世界線に突入し、なんとか細いながらも、世界が存続できるかもしれない可能性が見えて来つつある状況。
美味しい所は、やはり精霊様、創造主様が持って行かれます。
だって、神様なんですもの!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
勝負下着(((o(*゚▽゚*)o)))♡
野生種のリーナちゃんには分からない単語ですよねー
なんか、読みながらニマニマしてしまいました
ぷぷぷ\(//∇//)\
くまきち様
そうです、野生種のリーナさんに勝負下着です!
今は、まだ、必要ありませんが、そのうちきっと…… 必ずや……
乞う、ご期待です!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
アラヤダセクシー(*ノノ)
個人的には黒か赤を推します
サイミ 様
コメントありがとうございます。 感謝です!! 多謝です!!
紫に黒のレースとなりました。 ハハハッ! 偶々、通販のカタログに載っていたんですよ、 偶々ですよ、偶々。 ええ、すっご くせくちー な奴。 中の人の趣味ではありませんので、どうぞ、よろしく!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
キリン 様
敢えて、ネタバレをココに。
デギンズ枢機卿は聖堂教会の総本山からは失脚します。 しかし、手引きする者達も沢山存在し、また、お隣のマグノリア王国 統一聖堂の教主様ともお友達。 闇の中の勢力といいますが、地下勢力といいますか…… そういった者達の手引きで、枢機卿の地位はそのままに、王都から消えます。
行き先は…… そう、北の二都市。 自らの息のかかった聖堂騎士達も沢山居ますし、逆転返り咲きを見据えて、本格的に北の大国にチョッカイを掛けていきます。
ええ、悪人は簡単には滅びません。 でも、精霊様のご加護は消失しておりますから、成功するかどうかは…… 彼は、アンチヒーローですから、簡単には退場しません。 中の人のお気に入りの悪人です!!
^^^^^
リーナさん、とても美少女に成長しております。 護衛隊の獣人サン達も気が気では有りません。 ラムソンさんも、その事にはとても心配しております。 なにせ、無自覚ですから。 現在まで、色濃い座板にはほぼ無縁の彼女。 男女の睦み事に関しても、嫌悪感しか持っていませんしね。 物語の導入部で、嫌と云うほど、叩き込まれておりますから。
いずれ…… 彼女が心から愛せる人が出来たら。 勝負下着を見せても良いと思えるような人が出来たら…… その時、初めて、彼女は自分の容姿に思い至る事になると、そう確信しております。
ハンナさんは、姉であり母である方ですから、彼女がどんなに美しく成長するかは、予測の範囲内です。 幼児の彼女に愛おしさ爆発させていましたものね。 ある意味、彼女が可愛い、可愛いっていい続けた結果の鈍感娘なのかもしれませんね! ” また、そんな事ばかり云って……” とか。
今後の展開に、乞うご期待です。
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
助祭くんは脇侍に抜擢されたー!キャフー!ですが、親父の野望を潰すのに荷担してるけどいいんですかね?
正気に戻った外道親父に怒られない?
リーナさんや、その防御力の低い勝負下着は「カレ」と「アレ」をする時の装備ですよ(笑)
ポルクス様
基本ユーリ君は、デギンズ枢機卿のお家では ” いらない子 ” でしたし、幼少期にご本家に預けられて、そこで助祭になった方ですから、あまり気にしてないのでは無いでしょうか。 父親の野望は、神官としては看過出来ない暴挙ですからね。
それに、彼は辺境にて、真摯に助祭のお仕事をされていたようですし、なによりも、現神官長様に心酔しておりますもの。 氏より育ちです!
リーナさん、甘々な睦み事って、記憶に無いですからねぇ…… 如何ともしがたいです。 嫌悪感バッチリですから、今も目を背けている感じなのでしょうか?
そのうち…… そのうち、心から愛する人が現れれば…… 自分から着る心境に至れるかも?
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
今更ですが、リーナは年いくつでしたっけ?どこかで見逃してたかもしれません。
自分を過小評価して今後も危険に身を投じて行くなら、全員に正体がバレるのも時間の問題な気がします
キリカ様
リーナさん、現在十四歳と四ヶ月程です。 焔月晦日(大体八月末日に相当します)に生まれておりますので。
身バレの危機ですね。 ティカ様が必死に隠蔽工作に走っていると思われます。 おばば様も手を貸していると思われますが…… 既に、身バレは既定路線ですね。 中の人、タイミングを何処にしようか、現在とても悩み中なのです。
プロットでは、最終局面でしたが、それが前倒しされそうで……
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
フルーリー総合商会の壁|д゚)
(≧m≦*)ムプ。・゚・(。つ∀≦。)・゚・。ギャハハ!
『スケスケの勝負下着✨』
バンバン!(_≧Д≦)ノ彡☆
フルーリー様最高ですわ( ・∀・)=b グッジョブ
リーナ様を目一杯デコってくださいませ。
で、青いドレスでアンネテーナ様にバレるとかになったりして(* ´艸`)
蒼衣みこ 様
フルーリー総合商会の壁|д゚)
さて、フルーリー様がデビュタントの秋季王宮舞踏会へ向けて、何色のドレスを用意されるのかッ!
乞う、ご期待です!! 勿論、勝負下着ですよ!! ええ、間違いなく!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
これは・・!
巧妙に隠蔽されて夏シーズンにぴったしお決まりの水着回!
サイミ様
あはははっ!! 物語中では、真冬なんですけれども、こう暑いと中の人も煮えておりまして……
まことに、まことに、すみません。
硬いお話なので、小物のお話で少し柔らかくしたくて…… 情景も浮かびやすいかと…… 中の人のいいわけです!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
なんだか順調に正体がバレてますねー。
この調子では味方は全部知ってる事になりそうですから
早いとこハンナさんにも教えないと「後回しにされた!」と怒りそう。
アンネテーナさんにバレる前に教えた方がいいんじゃないかな?
ベネディクト=ペンスラ連合王国あげての支援がイキナリ始まったら
どうゴマかすか知らんけど。(無責任)
g.a.m 様
順調です。 身バレ路線に入っております。 既にいくつかの分岐もそちらの方に、舵を切っております。 乞うご期待です!!
ハンナさんの耳と目が、真実に到達する頃でしょうか? とても、とても、楽しみですね!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
・・・もう、ウーノルが何度もやり直してるんですから。
国王やら王妃やら、ハゲるの確定のデキンズやらクズ騎士共やら、ウーノルが人生やり直した回数分、『自分たちが滅ぶのが確定している世界』を、『何度も繰り返している』のを認識したままたっぷりと『やり直して』もらいましょう・・・。
一回で終わらせるには、足りなさすぎる。
こいつらは、どの世界戦でも、人を不幸にしかしてなさそうですし・・・。
ルーイン様
そうですね。 その通りだと思います。 デギンズ枢機卿、アレは案外しぶといです。 結構、重要な位置にいるので、物語の山場での再登場となるでしょう。 彼ほど、アンチヒーローに向く人材は居ませんので。 ” 浜の真砂は尽きるとも、世に悪人の種は尽きまじ ” ですもの。 しぶといアンチヒーローは、結構、好きなのです。
本山を追いやられる、枢機卿。 さて、あやつが次に向かう先は? 乞うご期待です!!
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
「閑話 王の宸襟 王子の意思」を読み返してました。とても良くなっていると思います。
息子から母親と側近たちの愚かな行動に付いて手厳しい注意を受けている父親って感じが出ていましたw
王子だった頃から側近のデキンズ枢機卿の愚かな行動により失脚たぶん?エリザベート元王妃と娘の事などなどを国王はどう思っているのか気になりましたw
自分に都合の良いように解釈しているんでしょうね(+_+)
春風 花帆 様
有難う御座います。 盛大な親子喧嘩に、脳内劇場が先走って、言葉足らずになってしまいました。 本当に申し訳なく思います。 頑張って加筆訂正した部分をお褒め頂、感謝です! 有難う御座いました!!
元王妃との間に生まれたエスカリーナさんの事、王様は覚えている事は無いでしょうね。 すでに、庶民となり、さらに、南方辺境域で消息を絶ったと多分、報告されて…… その存在は微塵も心に残っていないのではないでしょうか?
謁見の間に置いて、永久の別れの挨拶を交わした間柄ですからねぇ……
物語を楽しんで頂ければ幸いです。
龍槍 椀 拝
>祈り
デキンズッ、ざまぁぁぁ!自信満々に自分から上がった舞台で、上位者に梯子外された上に、最高の真実に寄って奈落に墜されるって、どういう気分よっ!追撃だ追撃!
聖堂教会には、『背信』はあるのだろうか?『背教』-教えに背く行為で、キリスト教感で言えば、これが神です、といって悪魔像を指す様な感じですか。『背信』-間違った教義をさも真実として教える行為。これが正しい教えですといって、勝手に教義を都合よい様に拡大解釈し改竄する事です。どちらになるのか。何れも、『大逆』と同等なのですがね。
『虚空の手先』など甘いわ!『虚空の爪の垢』で十分!
読み返したら、物語が変っていた件。いや、ウーノルがかっこよい!国王の面子、完全崩壊!気分が良いっ。でも母親、きっと諦めないでしょうね。自分が最も大切な人、がトップに成ったわけですから、大切な自分を護る優秀な盾は惜しむでしょうし、損切りできる人なら、そもそもこの事態にはなっていないでしょう。王妃ざまぁは、まだ遠いのでしょうね。
ふと思いました。ウーノルの生きた繰返しの中で、エスカリーナの最後って、ひょっとして全て『贄』で終わっていたのではないかと。確か母親の所為で、贄として求められていたとか。途中にも『良いエスカリーナ』が、亡国を防ぐ為にウーノルが止めるのも聞かず『贄』になったと言う記載があった様な……。だとしたら、母親が国家の為に築いた防壁が、その愛娘をいつも『贄』としていた結末を、ウーノルはどんな思いで見ていたのでしょう。
前世のエスカリーナと同じ≪丑引きの刑≫に消える犯罪者達を見送る時、彼の胸に何が去来するのか。
いまだき かんき 様
コメント有難う御座います。 とても、とても嬉しいです! 感謝です!!
デギンズ枢機卿の行為は『背信』ですね。 一応、創造主様を崇めてはいます。 でも、精霊様という存在と、同等の立場に立ったと、間違った教義をさも真実として教える行為を成し、創造主様と直接交信が出来るといって、勝手に教義を都合よい様に拡大解釈し改竄すようとしましたから。
まぁ、敢えて言わせて貰えば…… ” 地獄に落ちろ! ” でしょうか??
ウーノル殿下のやり直しのお話でも有ります。 何度も何度も、やり直し、そして失敗を繰り返すウーノル殿下。 不屈の精神力で、滅亡ルートを潰しに潰す。 そして、今回、エスカリーナが前世の記憶を持って生まれなおした事によって、大きくそのルートから外れて来ました。 彼もまた、本作品の主人公なのですね。
王妃殿下の悪あがきは、本編にて綴りたいと、そう思います。 老公…… 皺増えるな…… あぁ、禿げる。 絶対に禿げ上がる……
エスカリーナの最後…… ご明察です。 アンネテーナと結ばれず、エスカリーナは『贄』で終わり、ロマンスティカは闇に消える…… 何回も何回も繰り返した、ウーノルの現実。 だから、現世は特異なのです。 だから、大切に、一歩一歩、足元を固め、でも急いで状況の改善に努めている。 それは、自身が王太子としてこの世に生を受けた為です。
≪丑引きの刑≫に消える犯罪者達を見送る時に、胸に去来する思いは、きっとエスカリーナの最後の時の情景。
血涙を流しながら、” 今回もッ! 今回もかッ!! ” と、悔恨に自身を苛む、そんな情景だったのではないでしょうか?
中の人も頑張って綴って行きたいと思います。 何卒よろしくお願い申し上げます!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
ついに!!デギンス父やらかしましたね。闇の精霊様からの鉄槌が、奴らを破滅させます。自業自得です。正に因果応報。精霊様のご加護も無く、時の輪廻の輪にも入れず、地獄の住人となるのでしょう。今更後悔しても無駄。さぁ、反撃に期待!!
はるぽんぽん 様
ついにデギンズ枢機卿がやらかしました。 もう大丈夫と高を括っていた結果の転落劇。 鉄槌はこれから振り落とされます。 本編にちょろ、ちょろと、彼の転落振りを綴るつもりに御座います。 どうぞよろしくお願い申し上げます!
頑張って綴っていきますので、乞うご期待です!!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
精霊様を正しく信仰し、愛されているリーナには、
特別に闇の精霊様から直々に、歩む未来の寧安と安全の加護が会ってもいいとおもいます!(贔屓)
サイミ 様
リーナさんには常にノクターナル様の加護が付いております。 ええ、ずっとです。 これ、かなり(贔屓)なんですよ? だって、ノクターナル様に直接言われているんですよ、我の愛し子って。 精霊界の大物がバックについている彼女ですから、かなりの無茶をしても、未だ死線を彷徨う事が無いのかもしれませんね。
今後の展開に乞うご期待です!!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
ざまあ序章ですね!
いももち 様
コメント有難う御座います。 とても嬉しいです。 感謝です!!
そうですね。 やっと前提条件が揃いましたので、これからが本番です。 ええ、本番ですとも!!
頑張って綴って行きたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます!!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
最後の方のノクターナルの声は、 デキンズの耳元に新たな声がする、 とありましたが、デキンズ『だけ』にしか聞こえなかったのでしょうか?
ルーイン 様
最後のノクターナル様のお声は、デギンズ枢機卿にのみ、掛けられたお言葉です。 精霊様の加護を失った彼には、今後辛い現実が押し寄せてきます。 その中には、神官長様からの叱責から、身分に関しての処分も……
今まで、神官として曲がりなりにも、精霊様に祈りを捧げていたのですが、完全に背信した為、彼への加護は全て失われたと言うことになりました。
今後、彼の処遇は冷遇といっても良いものとなり、さらに、” よきお友達 ” との、親交を深める事に成るでしょう。 その道が破滅への道であることは、まだ彼は知りませんが……
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
読み返し改めて思いました。ジャンルは、恋愛ですね。
人が人を思う愛。(王と王妃、王太子とアンネテーネ、リーナと? エリザベートと王。)
神と精霊、精霊と人、民と国々の愛のお話ありがとうございます。
最終章が近いような気がして、楽しみのような淋しいような複雑な思いです。
不機嫌な天候が続いています。ご自愛くださいませ。
此処寝 様
コメント有難う御座います。 とても嬉しいです。感謝です。
えっと、この物語のタグ疑惑。 ほんとに恋愛タグなのか? です。 当初から、恋愛タグに関しては、色々とコメントいただきました。 中の人的には、恋愛とは、恋情と愛情と云う意味で、このタグを付けた訳です。
当事者の恋愛だけが、恋愛タグでは無いのでは? という、素朴な思いから、他人の恋愛も含め、恋愛タグが相当と想いまして……
最初の方で、ハンナさんが想い合って、嫁に行く。 これも又、恋愛タグの一つかと想っております。 いくつかのカップルも出来つつあり、その中での思惑や周囲の状況とかに左右されていく ” 想い ” もまた、この物語の中の、恋愛成分と中の人は思っておりました。
コメント、有難う御座います。 本当に有難う御座います。 長いお話では御座いますが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
お気に入り登録5000突破おめでとうございます。自分が登録したときは4200くらいでしたが、徐々に登録数増えていきとうとう5000。これからもがんばってください。
しげ鍋 様
有難う御座います!! 望外の喜びです。 沢山の人に読んで貰えることに感謝を!
この感謝は、この物語を最後まで書き綴る事でお返し出来ればと、そう想います。
頑張って生きます。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます!!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
ファンダリアを何処に向かわせようとするのか
・・・いやいや、『お前』と『お前等』がファンダリアを『肥溜め』に『向かわせやがった』から滅びない道に戻そうとしてるだけだというに・・・
ルーイン 様
コメント有難う御座います。 とても嬉しいです。 感謝です!
>ファンダリアを何処に向かわせようとするのか
自分は出来る王様だと、自認しておりますからね、ガングータス国王陛下。 自身が、獅子王陛下の生まれ変わりダッ! 位には、自尊心も自負心も野心も多分に持ち合わせている方ですから。 それが、たとえ、吹き込まれたものであってもですが……
付込まれた…… と言っても、過言では有りません。
これから、彼には苦しんでもらいます。 とことん、苦しんでもらいます。 中の人はそう心に決めております! 今後の展開に乞うご期待です!!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
愚王沈黙!自分を例に出されたら、まあ、何も言えないでしょう。祖父や父と違い、何もなさずに己の夢を押し通してたのですから、息子がそれを望んで、『お前は駄目』は言いにくいでしょう。愚王ゆえに、我が儘通して、王妃の希望をかなえようと悪あがきする可能性もまだありますが。デキンズ辺りが、『身柄を神判に掛ける為、教会の預かりとする』としてかっさらっていこうとするとか。
ここで今更ながらの疑問が2つ。
1.ウーノル、アンネテーナを選んだのって(明らかに惚れている)、どの位前の前世からなのだろうか。
情勢の為、泣く泣く他国に嫁がせたという回想があったと思います。結ばれた前世があって取り戻したいからこその執着か、結ばれる事が叶わなかった事からの願いにも近い執念か、その辺が知りたいかなぁ。
2.女官長
何気に王妃側付と言う感じなのですが、本来は王城勤務の国家公務員で、男子禁制の後宮にて各役務を取り仕切る女官を束ねるトップの事です。侍従長との違いは、侍従長が王個人に仕える私設官に過ぎない、と言う点。そう、この侯爵夫人、役人の一応トップだったわけですが、これも国王と大公のコネ、でいいのでしょうか?一応、女官試験に通ってないとなれないのですが、この国の制度はどうなっているのか。どう見ても、試験受かってるように見えません。因みにですが、侍従に対する侍女を束ねるトップは、侍女長又は侍女頭で、館全ての侍女長を取り仕切るのが≪筆頭侍女≫です。話から推察するに、この侯爵夫人は、王妃の筆頭侍女又は侍女長がそのままスライドしたと言う感じで、女官長を名乗っているだけの様な気がしてなりません。でないと、≪王妃が許しません≫的な台詞は出ないかと。普通なら≪陛下の国璽を提示なさい≫-女官長の上司は、国王唯一人ですーと言うべき所です。本物の役職:女官長でしたら、ウーノルに捕縛権は発生しない可能性があり、それで押し通すのが自然なのですが。。。一応第2位の権利者だから、上司になるのか?態々国王に玉璽をもらうのは、死刑の執行権が国王にしかないからか?
丑引き刑か、リーナが聞いたら反対しそうですが。≪汚れた魂に、ファンダリアを護る価値はない≫って、前世のエスカリーナを魂の根源まで穢しに穢し、徹底的に堕とし抜いて贄にしようとしていたのを考えると、意味が良くわからない……
いまだき かんき 様
コメント有難う御座います。 とても、とても、嬉しいです。
さて…… ご質問ですね。
① について。
ウーノル殿下は何度も何度もやり直しをしております。 様々な試行錯誤を繰り返し、王国の滅亡を阻止しようと色々と動きました。 そのたびに自身の暗殺や、配下の造反、王太子としての権能を振るう事も出来ない状況、そんな邪魔が様々に入りました。
アンネテーナとの婚姻にしても然りです。 せっかく婚約者として擁立されても、自身が暗殺されたり、賠償として他国に嫁がされたりと、結ばれる結末は今まで一度たりともありませんでした。 其れゆえ、その記憶が有るが故、彼女に対しては、思い入れが人一倍あるのです。 彼自身が ” 唯一 ” と想うくらいですね。
② に関しまして。
>閑話 王の宸襟 王子の意思 に置いて、内容に足りない部分が沢山あり、歯抜け感がありました。 加筆訂正いたしましたので、ご確認いただければ幸いです。 かなり、加筆しました。 そうですよね、アレじゃぁ言葉足らずです。 会話文のみでの物語り進行は、中の人の頭の中の設定が出し切れません。 搾り出しましたッ! 侍女から女官へ、そして、女官長になった侯爵夫人は、法も規則もぶっちした、結果の事です。 だから、彼らの処刑には国王陛下の認可が必要と云うわけです。 もともと、異常な状態ですからね。
丑引き刑…… 苦痛を目的とした刑罰です。 ” 汚れた魂 ” という言葉も変更しました。 ウーノルは、ファンダリアの民がファンダリアを護ると、そう認識しておりますので、ファンダリアに弓引くものは、誰であれ、「ミルラス防壁」の贄に差し出す事は無かったのです。
その部分も含め、変更いたしましたので、ご確認いただければ幸いに想います。 どうご、よろしくお願い申し上げます。
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
馬鹿王よ、無いのは見る目だけじゃないぞ。
考える頭も、我慢する自制心も、他者を諭す弁舌も、国を良くする信念も無い。
有るのは王家に生まれたって言う、傲慢さだけ。
yamakakashi893 様
コメント有難う御座います。とても嬉しいです。感謝です!
ガングータス王には、これから苦しんでもらいます。 ええ、とっても。 中の人、けっこう黒いですから、彼はかなり、かわいそうな感じになっていくことでしょうね(邪笑
今後の展開に、乞うご期待です!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
いやぁ~息子さんに言いたいんですが、ニトルベイン大公は優しさだけでは無いですよね? 明らかに表に出して恥を晒したくないと、これ以上の失墜は赦さないと怒りを顕にしてますがな(;-ω-)ノ
「もし“あの時”を望めるなら…」そんな考えが浮かんでるかも知れませんが、其れは全てが終わった後にでもエリザベートさんの墓前に添えてやって下さいなε- (´ー`*)
やっとこさウーノル王太子殿下の切り込みが王家に入りましたが、肝心の愚者への切り込みが出来てません。 此の会見も一先ずって形ですしね
でも…長かった、本当に長かった愚王一派への牽制が成されましたし、一先ずでも切り込めて安心しましたよ…
キリン 様
そりゃ、狸爺ですからねぇ(笑
息子さんにとっては頭の痛い妹君。 奔放な正確と、天真爛漫な行動。 何よりちやほやされるのが大好きな彼女ですから、そりゃ兄としては、頭が痛い。 心の奥底では、今回の事件で彼女もまた容疑者として、取り調べて欲しかったのかも。 そして、罪に問われても致し方なし…… 位には思っていたかもしれません。
流石に大逆罪を適用され、「処刑」される事は認めはしないでしょうが……
ウーノルの作戦勝ちでしょうね。 妹の暴走を止めるという、息子さんの願いはこれで叶うし、彼女の命も助けられた。 ニトルベイン大公家にとって、ウーノルの対応は、いわゆる ” 神対応 ” だったのでしょうね!
ニトルベイン大公閣下の、エリザベート様に対する罪悪感、半端ないです。
愛娘の想いを叶える為に、側妃に押し込んだのに、いつの間にか王妃になっているし…… エリザベート妃が「白い結婚」なんてされちゃってる訳ですし…… エリザベート妃も又、ガングータス国王陛下を愛し慕っていたのは、王宮職員でもある、狸爺としては、よく見知って居るのですからね。
全てが終わり、家督を息子さんに渡した後、彼は何を想い、何をするのか…… 爺の悲哀が滲んでおります。
さて、切り込み第一弾。 これからが本番です!
乞うご期待です!!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
前世で娘見殺しにした国王にざまぁ展開ないかな
キノコ 様
ガングータス国王陛下は、冷徹と冷酷を履き違えております。 苦悩も無く手駒としてリーナさんを死に追いやった彼には、現世では苦しんでもらう所存に御座います。
その第一弾がこの断章部分です。
思い巡らせば、色々な事を吹き込む、親友であり側近でもあるデギンズ枢機卿の排除から、愛する王妃殿下の行動制限。 そして、息子ウーノルのある意味反逆。 その意味合いを、これからしっかりと、噛み締めてもらいますので!
乞うご期待です!!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
狸爺はやっぱり娘に甘いのね…(´・ω・)=3 フゥ~
まあ、これで次やらかしたら、容赦なく粛清の対象になるでしょう。
でも、まさかティカの父親がデギンス枢機卿じゃないよね…:(´◦ω◦`):ガクブル
茶P 様
ニトルベイン大公のアキレス腱です。 可愛くて、可愛くて仕方なかったのです。 流石に今回はヤバイと感じているでしょうけれど。 ウーノル王太子の二重の意味での配慮で、王妃殿下まで司直の手は及びませんでした。
そして、ニトルベイン大公を通じ、王妃殿下の後宮での行動に監視が付く事は間違いありませんね。
これ以上無茶はさせない…… させたら、その先にあるのは?
愛しい愛娘に悲劇を齎したくない、ニトルベインの古狸は、全力を持って後宮を制圧する事でしょうね。
ティカ様の親父…… うへへへへ…… 莫大な魔力と、「光」の属性を持って生まれた彼女ですからね。(意味深)
ティカ様、色々と複雑すぎます。 今後の展開に乞うご期待!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
着々と、本当に着々と進めてましたからね~。 良い感じの捕縛劇と成って表れてますわw
今回の捕縛劇で結構な数の令嬢(侍女)や夫人(侍女長や教育係)が処され、騎士は更迭される方がマシってレベルで訓練を課され、関わってた大半が城の最奥から消えるでしょうね~。 詠めてた未来では在りますが、現実と成ると気持ちが良いものです(・-・ )
ウーノル王太子殿下達は政略では在りますが、互いに惹かれ合ってて謂わば恋愛婚約に近い形と推察しております。 でも凄いのが、そんな関係でも二人は役目を忘れず、けど互いに支え合う事も忘れて無い事です
もし先代が御存命中なら御自身の過ち(近代の教育ミス)による後悔に苛まれ、其の償いに二人の行動を全力バックアップしてたでしょうね~。 ホント…残念ですわ😞💨
キリン 様
捕縛する側も相当の覚悟を決めてやっているみたいです。 いわゆる、王太子による軽いクーデターの様相になっていますしね。 国王陛下の藩屏を無理やり引き剥がして、自分の方に引き寄せたウーノルの外堀埋めがやっと形になりつつあるというわけですね。
捕縛された側は、とても納得いかない状態でしょうが、粛清の対象とされてしまいました。 流石に無血と云う事には出来ませんでした。
ウーノル王太子は、何度も何度も世界に生まれ変わり、記憶を保持したままやり直しを続けています。 其れまでの前世に置いて、アンネテーナとも婚姻を結ぶ可能性があったといえますが、正式に婚姻を結ぶ前に、彼が暗殺に倒れていたり、アンネテーナが他国に賠償として嫁に出されたり……
現世で初めて、きちんと王命の元、婚約者として手に入れた模様です。 思い入れも人一倍あるのでしょう。 彼が ” 唯一 ” と認識しているほどにです。 支えあって、ファンダリアの未来の光を掴み取って欲しいです。
先代様…… まだ、名前出てないんですよねぇ…… 先代王妃様も…… 戦乱の世から、平和の世に橋渡しした名君なのですが、実績が地味であまり表立っての功績を湛えられては居りません。 残念ですが、時代の変わり目の君主は、そう云う立場に追いやられる事が多々ありますものね。
名君なんですよ、本当に。 ただ、まぁ、子育てには失敗しておりますけれど……
今後の展開に乞うご期待です!
物語を楽しんで頂けたなら幸いです。
龍槍 椀 拝
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