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閑話
殿下、現実世界ですよ!―夏編・2―
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――そして翌日の昼前。
俺達はレオナルドさんの運転で近くの海水浴場へと足を運んだ。
空は快晴。暑い日差しが照り付け、ザザンザザンと海は波を打って潮の匂いがする。そして浜辺には家族やカップル、学生グループが集まって、すでに賑わっていた。
まさに海水浴日和!
「結構、人が来てますね」
俺は浜辺を眺めて言う。
「えちゅ、すごいねぇ!」
フェニ君は初めての海水浴に楽し気な声を上げた。そして俺はフェニ君を見る度に目尻が下がってしまう。
だって今日のフェニ君は、麦わら帽子に上下が青と白の縞々の水着に、水玉模様のカラフルな浮き輪を持っていて、何度見ても可愛らしい格好なんだもん。
……かわいぃ~!
「二人とも。とりあえず、まずは浜辺にシートを広げに行こう」
レオナルドさんは荷物を片手に言い、俺達は揃って「「うん!」」と答えた。
そして俺達は浜辺の一角に日よけのパラソルを立て、シートを敷いて、その上に荷物を置いた。あっという間に拠点の出来上がりだ。
「えちゅ、えちゅ、早く海、いこ!?」
フェニ君は興奮気味に海を指差して言った。
「うん、ちょっと待って」
俺は家を出る時に海パンを履いてきたので、パーカーとタンクトップを脱ごうとする。でもパーカーを脱いだ後、タンクトップも脱ごうとした俺をレオナルドさんが止めた。
「レオナルドさん?」
「セス、ダメ。それは着ていて」
「え、でもぉ」
……暑いし。
「他の男にセスの体を見せたくない。それともキスマークを付けてあげようか?」
にっこり笑って言われたら、俺に拒否することはできない。この人は本当にやってしまうだろうから。
「うっ……着ておきます」
俺は大人しく脱ぐのを諦める。
「よかった」
レオナルドさんは安心したように言った。
……俺の体なんて誰も見ないと思うけど。それよりむしろレオナルドさんの方が。
俺はパーカーに白いシャツ、海パンを履く爽やかなレオナルドさんを見る。ただの海水浴場がレオナルドさんがいるだけで、何となく南の島のビーチに見えてくるから不思議だ。
……俺よりレオナルドさんの方が気を付けないとだよな。
でもそんなことを思っていたら、ちょんちょんっとフェニ君に足を触られた。
「えちゅーっ、まだぁ?」
「あ、フェニ君。ごめんごめん、海に行こうか。でもその前に日焼けクリームを塗って準備運動しないとね」
俺はそう言って、フェニ君の顔や腕にしっかりと日焼けクリームを塗り、二人で海に入る前の準備運動をする。勿論レオナルドさんも準備運動に誘ったが、『私は荷物番をしているよ』と断られた。
……まあ、荷物は誰かが見とかないといけないからな。後で荷物番を変わろう。
俺はそう思って無理には誘わず、準備運動を終えて俺はフェニ君を連れて海へと行く。
「フェニ君、海に入ったら俺から離れちゃダメだよ?」
「うん!」
俺が注意するとフェニ君はしっかりと頷き、俺達は手を繋いでそっと海へと入る。熱い日差しの元、少し冷たい海の水がひんやりと気持ちいい。
「ひゃぁぁぁっ、えちゅ、波すごいねぇ!」
「そうだね。もうちょっと奥に行ってみようか」
波に感動しているフェニ君を俺はそのまま奥へと連れて進む。少し波にもまれながらも腰まで海水に浸かると、フェニ君は浮き輪でプカプカと浮かんだ。
「お水しょっぱーい!」
初めての海水をペロッと舐めたフェニ君は笑顔で声を上げた。
「海水だからね。あんまり舐めちゃダメだよ?」
「はぁーい!」
フェニ君の素直な返事を聞いて、それから俺はフェニ君の浮き輪を引っ張りながら海の中を動く。プールと違って海は流れがあるから、動くのも一苦労だ。
でもキャッキャッと楽しんでいるフェニ君を見ていると、もっと楽しませたくなる。
「スピード出すよ~!」
「わーい!」
けれどそうして海の中や浜辺でしばらく遊び、一時間も過ぎた頃だろうか。サングラスをしているレオナルドさんの元へ戻ったら―――。
「ねぇ、えちゅ。あの人たちだれー?」
フェニ君に尋ねられて俺は顔を引きつらせる。だってレオナルドさんってば、次から次へと女の子達に声をかけられているんだもの。
……まあ、レオナルドさんってカッコいいからなぁ。女の子も放っておかないよね。
俺はレオナルドさんの魅力を改めて痛感する。しかし俺達が戻ってきたことに気がついた当人はサングラスを頭の上にあげて、俺達に手を振った。
「ああ、セス、フェニ」
呼ばれたフェニ君は素直にとてててっとレオナルドさんの元へと駆けていく。
「れお、海ね、たのしかった~!」
「そうか、良かったな。とりあえずは飲み物を飲みなさい」
レオナルドさんはフェニ君をタオルで包むと、持ってきていたクーラーボックスからペットボトルを取り出し、紙コップにスポーツドリンクを注ぐと、それをフェニ君に渡した。
「セスもおいで」
レオナルドさんに呼びかけられ、俺も素直に近寄る……近くにいる女の子達の視線がすごく痛いけど。
「ほら、セスも」
レオナルドさんは俺にスポーツドリンクを注いでくれた紙コップを渡してくれる。なので俺はそれを受け取り、ごくごくと飲んだ。意外に喉が乾いていたみたいで、ドリンクがおいしい。
「随分と泳いでいたね。お腹も空いただろう、そろそろ昼食にするかい?」
「お昼たべりゅ―!」
フェニ君が手を挙げて答え、俺も頷く。泳いだからか、もうお腹はペコペコだ。それに時刻も正午過ぎ。
「おにぎりを作って来たけど、追加で何か買ってくるよ。何が食べたい? 焼きとうもろこしや焼きそば、イカ焼き、カレーなんかがあったと思うけど」
「ふぇに、とうもころし~!」
フェニ君は手を挙げて答えた。なのでレオナルドさんの視線が俺に向かう。
「じゃあ俺は焼きそばを」
「わかった。ちょっと待っておいで」
レオナルドさんはそう言うと俺の頭をぽんっと撫でて、買い出しに行ってくれた。なんだか悪いなぁ、と思いつつ俺はレオナルドさんの後姿を見送る。
だが二人で待つこと十五分後。レオナルドさんは紙袋を持って、海の家から戻ってきた。
「お待たせ。ほらフェニ、焼きとうもろこしだよ」
レオナルドさんは買ってきた焼きとうもころしをフェニ君に渡した。こんがり焼けて美味しい匂いがするとうもころしにフェニ君の瞳は大きく開かれる。
「ありがと!」
「どういたしまして。まだ熱いから気を付けなさい。セスには焼きそばを買ってきたよ」
「ありがとうございます」
俺は容器に入った焼きそばを受け取る。作りたてだからか、ほかほかと温かい。焼きそばのソースの匂いがお腹を刺激する。
「おにぎりも作ってきたから、足りなかったらどうぞ」
レオナルドさんは鞄からラップに包まれた小さなおにぎりを出した。
……なんだか、おにぎりがすごく小さいような? ……あ! フェニ君がいるから小さいサイズで作ったのかぁ!
俺は小さい理由に気がつき、レオナルドさんの気遣いに感心してしまう。俺だったらそこまで気がつかないから。
……本当、色々とすごいなぁ。
「セス、どうしたの? 食べないの?」
レオナルドさんに尋ねられて俺は「あ、食べます!」と慌てて答える。
「いただきます!」
「いたらきます!」
フェニ君は俺の真似をして言い、俺とフェニ君は同時にぱくりと食べる。
「んー、おいしい!」
「んー、おいち!」
俺達は同じタイミングで言い、顔を見合わせて思わず笑ってしまう。
「えちゅ、とうもころし、おいちーよ。たべて!」
フェニ君は俺にとうもろこしを差し出した。俺は遠慮なくパクっと一口食べる。甘いとうもろこしと醤油のしょっぱさ、焼けたところが香ばしくておいしい。
「おいしいね。フェニ君も焼きそば食べてみる?」
「うん!」
フェニ君は頷き、俺は焼きそばをお箸でつまんで小さな口元に運ぶ。ぱくりと食べるとフェニ君の瞳がキラキラと輝いた。可愛いなぁ、もぅ。
「おいちぃ!」
可愛らしい顔に俺は思わず微笑んでしまう。けれどそんな時、カシャッとシャッター音が聞こえた。見ればレオナルドさんが携帯で写真を撮っている。
「ジークに送ってあげないとな?」
レオナルドさんはそう言いつつ、携帯で俺達をバシャバシャと撮る。
フェニ君だけを撮ればいいのでは? と思うが、撮影に熱中しているレオナルドさんに言えない。
「ほら、フェニ、セス、笑って」
そう言われたら、俺はちょっと顔を引きつらせながらカメラを見るしかない。でもそんな中でもフェニ君は通常通りだ。
「ね、れお、おにぎり食べていーい?」
「ああ、いいよ」
フェニ君の問いかけに答えながらレオナルドさんは俺を撮っている。
……フェニ君の写真を撮るのでは? ……けど。
「おにぎりもおいちー!」
フェニ君がニコニコしながら言ったので、俺は突っ込まないでいた。
そしてその後、美味しい昼食を済ませ、俺達は休憩の時間を取ったのだが――。
俺達はレオナルドさんの運転で近くの海水浴場へと足を運んだ。
空は快晴。暑い日差しが照り付け、ザザンザザンと海は波を打って潮の匂いがする。そして浜辺には家族やカップル、学生グループが集まって、すでに賑わっていた。
まさに海水浴日和!
「結構、人が来てますね」
俺は浜辺を眺めて言う。
「えちゅ、すごいねぇ!」
フェニ君は初めての海水浴に楽し気な声を上げた。そして俺はフェニ君を見る度に目尻が下がってしまう。
だって今日のフェニ君は、麦わら帽子に上下が青と白の縞々の水着に、水玉模様のカラフルな浮き輪を持っていて、何度見ても可愛らしい格好なんだもん。
……かわいぃ~!
「二人とも。とりあえず、まずは浜辺にシートを広げに行こう」
レオナルドさんは荷物を片手に言い、俺達は揃って「「うん!」」と答えた。
そして俺達は浜辺の一角に日よけのパラソルを立て、シートを敷いて、その上に荷物を置いた。あっという間に拠点の出来上がりだ。
「えちゅ、えちゅ、早く海、いこ!?」
フェニ君は興奮気味に海を指差して言った。
「うん、ちょっと待って」
俺は家を出る時に海パンを履いてきたので、パーカーとタンクトップを脱ごうとする。でもパーカーを脱いだ後、タンクトップも脱ごうとした俺をレオナルドさんが止めた。
「レオナルドさん?」
「セス、ダメ。それは着ていて」
「え、でもぉ」
……暑いし。
「他の男にセスの体を見せたくない。それともキスマークを付けてあげようか?」
にっこり笑って言われたら、俺に拒否することはできない。この人は本当にやってしまうだろうから。
「うっ……着ておきます」
俺は大人しく脱ぐのを諦める。
「よかった」
レオナルドさんは安心したように言った。
……俺の体なんて誰も見ないと思うけど。それよりむしろレオナルドさんの方が。
俺はパーカーに白いシャツ、海パンを履く爽やかなレオナルドさんを見る。ただの海水浴場がレオナルドさんがいるだけで、何となく南の島のビーチに見えてくるから不思議だ。
……俺よりレオナルドさんの方が気を付けないとだよな。
でもそんなことを思っていたら、ちょんちょんっとフェニ君に足を触られた。
「えちゅーっ、まだぁ?」
「あ、フェニ君。ごめんごめん、海に行こうか。でもその前に日焼けクリームを塗って準備運動しないとね」
俺はそう言って、フェニ君の顔や腕にしっかりと日焼けクリームを塗り、二人で海に入る前の準備運動をする。勿論レオナルドさんも準備運動に誘ったが、『私は荷物番をしているよ』と断られた。
……まあ、荷物は誰かが見とかないといけないからな。後で荷物番を変わろう。
俺はそう思って無理には誘わず、準備運動を終えて俺はフェニ君を連れて海へと行く。
「フェニ君、海に入ったら俺から離れちゃダメだよ?」
「うん!」
俺が注意するとフェニ君はしっかりと頷き、俺達は手を繋いでそっと海へと入る。熱い日差しの元、少し冷たい海の水がひんやりと気持ちいい。
「ひゃぁぁぁっ、えちゅ、波すごいねぇ!」
「そうだね。もうちょっと奥に行ってみようか」
波に感動しているフェニ君を俺はそのまま奥へと連れて進む。少し波にもまれながらも腰まで海水に浸かると、フェニ君は浮き輪でプカプカと浮かんだ。
「お水しょっぱーい!」
初めての海水をペロッと舐めたフェニ君は笑顔で声を上げた。
「海水だからね。あんまり舐めちゃダメだよ?」
「はぁーい!」
フェニ君の素直な返事を聞いて、それから俺はフェニ君の浮き輪を引っ張りながら海の中を動く。プールと違って海は流れがあるから、動くのも一苦労だ。
でもキャッキャッと楽しんでいるフェニ君を見ていると、もっと楽しませたくなる。
「スピード出すよ~!」
「わーい!」
けれどそうして海の中や浜辺でしばらく遊び、一時間も過ぎた頃だろうか。サングラスをしているレオナルドさんの元へ戻ったら―――。
「ねぇ、えちゅ。あの人たちだれー?」
フェニ君に尋ねられて俺は顔を引きつらせる。だってレオナルドさんってば、次から次へと女の子達に声をかけられているんだもの。
……まあ、レオナルドさんってカッコいいからなぁ。女の子も放っておかないよね。
俺はレオナルドさんの魅力を改めて痛感する。しかし俺達が戻ってきたことに気がついた当人はサングラスを頭の上にあげて、俺達に手を振った。
「ああ、セス、フェニ」
呼ばれたフェニ君は素直にとてててっとレオナルドさんの元へと駆けていく。
「れお、海ね、たのしかった~!」
「そうか、良かったな。とりあえずは飲み物を飲みなさい」
レオナルドさんはフェニ君をタオルで包むと、持ってきていたクーラーボックスからペットボトルを取り出し、紙コップにスポーツドリンクを注ぐと、それをフェニ君に渡した。
「セスもおいで」
レオナルドさんに呼びかけられ、俺も素直に近寄る……近くにいる女の子達の視線がすごく痛いけど。
「ほら、セスも」
レオナルドさんは俺にスポーツドリンクを注いでくれた紙コップを渡してくれる。なので俺はそれを受け取り、ごくごくと飲んだ。意外に喉が乾いていたみたいで、ドリンクがおいしい。
「随分と泳いでいたね。お腹も空いただろう、そろそろ昼食にするかい?」
「お昼たべりゅ―!」
フェニ君が手を挙げて答え、俺も頷く。泳いだからか、もうお腹はペコペコだ。それに時刻も正午過ぎ。
「おにぎりを作って来たけど、追加で何か買ってくるよ。何が食べたい? 焼きとうもろこしや焼きそば、イカ焼き、カレーなんかがあったと思うけど」
「ふぇに、とうもころし~!」
フェニ君は手を挙げて答えた。なのでレオナルドさんの視線が俺に向かう。
「じゃあ俺は焼きそばを」
「わかった。ちょっと待っておいで」
レオナルドさんはそう言うと俺の頭をぽんっと撫でて、買い出しに行ってくれた。なんだか悪いなぁ、と思いつつ俺はレオナルドさんの後姿を見送る。
だが二人で待つこと十五分後。レオナルドさんは紙袋を持って、海の家から戻ってきた。
「お待たせ。ほらフェニ、焼きとうもろこしだよ」
レオナルドさんは買ってきた焼きとうもころしをフェニ君に渡した。こんがり焼けて美味しい匂いがするとうもころしにフェニ君の瞳は大きく開かれる。
「ありがと!」
「どういたしまして。まだ熱いから気を付けなさい。セスには焼きそばを買ってきたよ」
「ありがとうございます」
俺は容器に入った焼きそばを受け取る。作りたてだからか、ほかほかと温かい。焼きそばのソースの匂いがお腹を刺激する。
「おにぎりも作ってきたから、足りなかったらどうぞ」
レオナルドさんは鞄からラップに包まれた小さなおにぎりを出した。
……なんだか、おにぎりがすごく小さいような? ……あ! フェニ君がいるから小さいサイズで作ったのかぁ!
俺は小さい理由に気がつき、レオナルドさんの気遣いに感心してしまう。俺だったらそこまで気がつかないから。
……本当、色々とすごいなぁ。
「セス、どうしたの? 食べないの?」
レオナルドさんに尋ねられて俺は「あ、食べます!」と慌てて答える。
「いただきます!」
「いたらきます!」
フェニ君は俺の真似をして言い、俺とフェニ君は同時にぱくりと食べる。
「んー、おいしい!」
「んー、おいち!」
俺達は同じタイミングで言い、顔を見合わせて思わず笑ってしまう。
「えちゅ、とうもころし、おいちーよ。たべて!」
フェニ君は俺にとうもろこしを差し出した。俺は遠慮なくパクっと一口食べる。甘いとうもろこしと醤油のしょっぱさ、焼けたところが香ばしくておいしい。
「おいしいね。フェニ君も焼きそば食べてみる?」
「うん!」
フェニ君は頷き、俺は焼きそばをお箸でつまんで小さな口元に運ぶ。ぱくりと食べるとフェニ君の瞳がキラキラと輝いた。可愛いなぁ、もぅ。
「おいちぃ!」
可愛らしい顔に俺は思わず微笑んでしまう。けれどそんな時、カシャッとシャッター音が聞こえた。見ればレオナルドさんが携帯で写真を撮っている。
「ジークに送ってあげないとな?」
レオナルドさんはそう言いつつ、携帯で俺達をバシャバシャと撮る。
フェニ君だけを撮ればいいのでは? と思うが、撮影に熱中しているレオナルドさんに言えない。
「ほら、フェニ、セス、笑って」
そう言われたら、俺はちょっと顔を引きつらせながらカメラを見るしかない。でもそんな中でもフェニ君は通常通りだ。
「ね、れお、おにぎり食べていーい?」
「ああ、いいよ」
フェニ君の問いかけに答えながらレオナルドさんは俺を撮っている。
……フェニ君の写真を撮るのでは? ……けど。
「おにぎりもおいちー!」
フェニ君がニコニコしながら言ったので、俺は突っ込まないでいた。
そしてその後、美味しい昼食を済ませ、俺達は休憩の時間を取ったのだが――。
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