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殿下、ちょっと待って!!
12 フェニの捜索 前編
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フェニが部屋を出て行って一時間後、不穏な風が吹く真夜中。
「フェニ! フェニ!! ……どうしてどこにもいないんだ」
俺は部屋中を探し回って力なく呟いた。そんな俺の後ろからランス殿下が声をかけた。
「やっぱり、あれはフェニだったのか」
ランス殿下は夜だと言うのに従者と共に俺とレオナルド殿下の元に来て、廊下でフェニを見かけたとわざわざ教えに来てくれたのだ。
「一人で部屋を出るなんて、どうして……。そもそもなんで廊下を? まさか、さっきの話を聞いて?」
俺はレオナルド殿下に視線を向ける。
「考えたくはないが、その可能性は大きいな」
……ああ、そんなっ!!
俺は心の中で嘆いた。
一時間ほど前。
フェニを寝かしつけた後、私室にレオナルド殿下が戻ってきた。
「セス、話がある。ちょっと来てくれないか?」
そう言われてベッドの上で気持ち良く寝ているフェニを残し、俺達は隣室の客間に移動した。
「どうしたんです?」
客間のソファに並んで座り、俺はレオナルド殿下に尋ねた。でもレオナルド殿下を見ると、なんだか何か言いにくそうな顔をしている。
「何かあったんですか?」
「ああ……今後の事で話がしたくてね」
「フェニの事ですね?」
俺はピンっと勘が働いて尋ねた。そしてレオナルド殿下も気が付いたようだ。
「セス……もしかして周りで起こっている事に気が付いていた?」
レオナルド殿下の問いかけに俺は正直にこくりと頷いた。
「なんとなくは……フェニは不死鳥ですからね、狙う人間はいるとは思っていました。それにフェニを見つめる視線もありましたし」
「そうか」
レオナルド殿下は納得したように呟いた。
「あの……今後の事って、フェニの事ですよね? フェニ、どうなるんですか?」
俺は聞きながら胸の中が心配でいっぱいになる。レオナルド殿下が無慈悲な事をしないとわかっていても。
「セスも知っての通り、今、フェニは多くの者達に狙われている。この警備が強固な城の中でさえもだ。セスには知らせていなかったが、近衛騎士に処理させていた。逮捕者は昨日まで十五人も出た」
「そんなにっ!」
フェニを狙っている人間がいるのは、なんとなく肌で感じていたが、まさかそんなにいるとは思っていなかった。
それだけ不死鳥の涙は魅力的なのだろう。俺自身も薬剤魔術師として、フェニの涙にはとても興味がある。だけど無理やり涙を流させることはできない。そもそも無理やり泣かせたとして、そこには代償がある。
「ああ、捕縛した者達を尋問したところ、フェニを捕らえて無理に泣かせようとしていたようだ。そんな事をすれば、呪われるとも知らないで」
レオナルド殿下はため息交じりに言った。
不死鳥の涙はどんな病も傷も呪いも全て治してしまう万能薬だと言われている。しかし、それは自然に流れた涙の時だけだ。もしも無理に涙を流させれば、そこには不死鳥の呪いがかけられ涙を飲んだものは死に至る。
体全身を焼かれるような痛みが走り、それは三日三晩続いて、最後には本当に人体発火してしまうと言う。
アレク殿下が古い文献を調べ、教えてくれた事だ。
そして、もう一つのお話も教えてくれた。
その昔、不死鳥を捕まえて無理やり涙を流させた小国があったらしい。だが呪いのかかった涙でその国は消滅してしまったそうなのだ。
だから、俺達はフェニの涙を無理やり流させないことにした。勿論、そんな事がなくても無理やり泣かせたくなんかない。
フェニは涙を流す為だけに生まれてきたのではないのだから。
でも……多くの者はそうは思わない。万能薬である事だけが有名になり、誰もがフェニの涙を狙っている。
まるで金の卵を産む鶏のように、フェニの涙一粒で大きな富を生むから。
「レオナルド殿下、無理やり泣かせた涙には呪いがかかると公表しては?」
「それも考えたが無理だ」
「どうして……?」
「セス、薬を求める者がいるのと同時に毒を求める者もこの世にはいる。憎い相手を殺したい、破滅させたいと願う者がね。もしもその者達にフェニの呪いのかかった涙が渡ったら……どうなるかわかるね?」
「まさか、フェニの涙を使って人を?」
「そういう輩もきっといるだろう。毒は毒なりに使い道があるんだ」
レオナルド殿下の冷静な言葉に俺は言葉を失う。
でも、わかっていた事だ。俺みたいに人を助けたいって思う人間がいるのと同時に誰かを殺したいって願う人間が、この世には存在することを。
「どちらにしろ今後、フェニを狙う者は増える。……だが、アレク兄上から話を聞いてね」
「アレク殿下から?」
俺は俯かせていた顔を上げる。そんな俺にレオナルド殿下は暫しの沈黙の後、教えてくれた。
「……アレク兄上が言うには、フェニはそろそろ巣立ちに入るらしい」
「え?」
俺は驚いて、レオナルド殿下を見た。そんな俺の頬をレオナルド殿下が優しく撫でる。
「セス、そんな悲しそうな顔をしないで」
「れ、レオナルド殿下……フェニが巣立つ?」
俺は信じられない思いでレオナルド殿下に尋ねた。
だって、まだ、まだあんなに小さいのに巣立つなんて、信じられなかったんだ。
でもレオナルド殿下は静かに頷いた。
「ああ、不死鳥は始めは守護者の元で過ごすが、一ヶ月ないし二ヵ月目には巣立ってしまうらしい」
「そんな!」
そう言いつつもフェニがどうしてあんな風に俺に言ったのか合点がいってしまった。
きっと自分自身、気が付いているんだろう、巣立つ時期が来ているのだと。だからこそ、ああして離れたくないと言ったんだ。
……フェニはもうわかっていたんだ。
俺は上げた顔をまた下に向けて思う。
……でも、でも、あんまりに早すぎるよ。まだこの前、生まれたばっかりなのに。
フェニに巣立ちの事を言ったくせに、まだ心構えができていなかったのは俺の方だ。
「セス、辛いのはわかる。けれど……これが自然なんだ」
「けど、フェニはまだあんなに小さいのに」
「小さくても不死鳥だ。それにこれ以上、人の世界にいる方があの子にとって危険だ」
レオナルド殿下の言葉に俺は何も答えられない。その通り過ぎて。
「レオナルド殿下……。フェニをどうするの?」
俺が尋ねるとレオナルド殿下はきちんと説明してくれた。
「セスとフェニには北にある別邸で数週間滞在してもらい、そこでフェニに巣立ってもらうつもりだ。北の別邸は郊外で森も近い、人も少ないから私の転移魔法でこっそり行けば、巣立つ時も危険は少ないだろう」
レオナルド殿下の声は揺るぎなかった。
「……もう決まっているんですね?」
俺が聞くとレオナルド殿下は「ああ」と誤魔化さずに答えた。
「これが私の考えた中で一番最良の選択だと思った。だがセスが嫌だと言うのなら、また考え直そう」
レオナルド殿下はそう言ってくれたけれど、俺は首を横に振った。
「いいえ。……きっとレオナルド殿下が考えてくれた方法が一番なんでしょう。それに俺ではフェニを守ってやれない」
非力な俺では……。フェニはどうして俺を守護者に選んだのかな? レオナルド殿下の方が適任だっただろうに。
俺はそう思いながらレオナルド殿下を見つめる。
だがそんな俺にレオナルド殿下は微笑んだ。
「セス、そう自分を卑下するものじゃない。セスはフェニを守っている」
レオナルド殿下は優しく言ってくれたけれど、俺はそれを受け入れられなかった。
「俺のどこがフェニを守っているんです? 俺は、ただ傍にいるだけで」
そこまで言ったけれどそんな俺の肩をレオナルド殿下がぎゅっと抱きしめてくれた。
「セス、物理的に守る事だけが全てじゃないんだよ」
レオナルド殿下の声はいつもとは違って、とても深く、沁み入ったような声で俺に言った。
「あの子はまだ生まれたての雛だ。誰か絶対的に信頼のおける者が必要だ。そして、それはセス、君だ。あの子はちゃんと自分の守護者が誰なのかわかっている。不死鳥である自身を悪用せず、心から心配し、愛し守ってくれる者を選んだ」
レオナルド殿下の言葉に俺は胸が少し熱くなる。
「俺、守れてるかな?」
「ああ」
「……俺、フェニとちゃんとお別れできるか心配だなぁ」
「きっと大丈夫だよ」
レオナルド殿下は俺の背中を勇気づけるように優しく撫でてくれた。俺はちょっと泣きそうになったけど、ぐっと堪えた。だってきっとまだ泣く時じゃないと思ったから。
「俺、フェニが巣立つ時、ちゃんと見送ってやりたいです……でも、その時はレオも一緒にいて欲しい」
「勿論だ、一緒に見送ろう」
力強い言葉に俺は、この人が傍にいてくれてよかった、と心から思った。
俺はそっとレオナルド殿下の手を握り、頼りになる肩に頭を預けた。
「絶対ですよ……レオ」
「ああ」
俺達はそんな会話をして、それから私室に戻った。
でも部屋に戻った時、ベッドで寝ていたはずのフェニはどこにもいなくなっていた。
そこにランス殿下がやってきたのだった。
「フェニ! フェニ!! ……どうしてどこにもいないんだ」
俺は部屋中を探し回って力なく呟いた。そんな俺の後ろからランス殿下が声をかけた。
「やっぱり、あれはフェニだったのか」
ランス殿下は夜だと言うのに従者と共に俺とレオナルド殿下の元に来て、廊下でフェニを見かけたとわざわざ教えに来てくれたのだ。
「一人で部屋を出るなんて、どうして……。そもそもなんで廊下を? まさか、さっきの話を聞いて?」
俺はレオナルド殿下に視線を向ける。
「考えたくはないが、その可能性は大きいな」
……ああ、そんなっ!!
俺は心の中で嘆いた。
一時間ほど前。
フェニを寝かしつけた後、私室にレオナルド殿下が戻ってきた。
「セス、話がある。ちょっと来てくれないか?」
そう言われてベッドの上で気持ち良く寝ているフェニを残し、俺達は隣室の客間に移動した。
「どうしたんです?」
客間のソファに並んで座り、俺はレオナルド殿下に尋ねた。でもレオナルド殿下を見ると、なんだか何か言いにくそうな顔をしている。
「何かあったんですか?」
「ああ……今後の事で話がしたくてね」
「フェニの事ですね?」
俺はピンっと勘が働いて尋ねた。そしてレオナルド殿下も気が付いたようだ。
「セス……もしかして周りで起こっている事に気が付いていた?」
レオナルド殿下の問いかけに俺は正直にこくりと頷いた。
「なんとなくは……フェニは不死鳥ですからね、狙う人間はいるとは思っていました。それにフェニを見つめる視線もありましたし」
「そうか」
レオナルド殿下は納得したように呟いた。
「あの……今後の事って、フェニの事ですよね? フェニ、どうなるんですか?」
俺は聞きながら胸の中が心配でいっぱいになる。レオナルド殿下が無慈悲な事をしないとわかっていても。
「セスも知っての通り、今、フェニは多くの者達に狙われている。この警備が強固な城の中でさえもだ。セスには知らせていなかったが、近衛騎士に処理させていた。逮捕者は昨日まで十五人も出た」
「そんなにっ!」
フェニを狙っている人間がいるのは、なんとなく肌で感じていたが、まさかそんなにいるとは思っていなかった。
それだけ不死鳥の涙は魅力的なのだろう。俺自身も薬剤魔術師として、フェニの涙にはとても興味がある。だけど無理やり涙を流させることはできない。そもそも無理やり泣かせたとして、そこには代償がある。
「ああ、捕縛した者達を尋問したところ、フェニを捕らえて無理に泣かせようとしていたようだ。そんな事をすれば、呪われるとも知らないで」
レオナルド殿下はため息交じりに言った。
不死鳥の涙はどんな病も傷も呪いも全て治してしまう万能薬だと言われている。しかし、それは自然に流れた涙の時だけだ。もしも無理に涙を流させれば、そこには不死鳥の呪いがかけられ涙を飲んだものは死に至る。
体全身を焼かれるような痛みが走り、それは三日三晩続いて、最後には本当に人体発火してしまうと言う。
アレク殿下が古い文献を調べ、教えてくれた事だ。
そして、もう一つのお話も教えてくれた。
その昔、不死鳥を捕まえて無理やり涙を流させた小国があったらしい。だが呪いのかかった涙でその国は消滅してしまったそうなのだ。
だから、俺達はフェニの涙を無理やり流させないことにした。勿論、そんな事がなくても無理やり泣かせたくなんかない。
フェニは涙を流す為だけに生まれてきたのではないのだから。
でも……多くの者はそうは思わない。万能薬である事だけが有名になり、誰もがフェニの涙を狙っている。
まるで金の卵を産む鶏のように、フェニの涙一粒で大きな富を生むから。
「レオナルド殿下、無理やり泣かせた涙には呪いがかかると公表しては?」
「それも考えたが無理だ」
「どうして……?」
「セス、薬を求める者がいるのと同時に毒を求める者もこの世にはいる。憎い相手を殺したい、破滅させたいと願う者がね。もしもその者達にフェニの呪いのかかった涙が渡ったら……どうなるかわかるね?」
「まさか、フェニの涙を使って人を?」
「そういう輩もきっといるだろう。毒は毒なりに使い道があるんだ」
レオナルド殿下の冷静な言葉に俺は言葉を失う。
でも、わかっていた事だ。俺みたいに人を助けたいって思う人間がいるのと同時に誰かを殺したいって願う人間が、この世には存在することを。
「どちらにしろ今後、フェニを狙う者は増える。……だが、アレク兄上から話を聞いてね」
「アレク殿下から?」
俺は俯かせていた顔を上げる。そんな俺にレオナルド殿下は暫しの沈黙の後、教えてくれた。
「……アレク兄上が言うには、フェニはそろそろ巣立ちに入るらしい」
「え?」
俺は驚いて、レオナルド殿下を見た。そんな俺の頬をレオナルド殿下が優しく撫でる。
「セス、そんな悲しそうな顔をしないで」
「れ、レオナルド殿下……フェニが巣立つ?」
俺は信じられない思いでレオナルド殿下に尋ねた。
だって、まだ、まだあんなに小さいのに巣立つなんて、信じられなかったんだ。
でもレオナルド殿下は静かに頷いた。
「ああ、不死鳥は始めは守護者の元で過ごすが、一ヶ月ないし二ヵ月目には巣立ってしまうらしい」
「そんな!」
そう言いつつもフェニがどうしてあんな風に俺に言ったのか合点がいってしまった。
きっと自分自身、気が付いているんだろう、巣立つ時期が来ているのだと。だからこそ、ああして離れたくないと言ったんだ。
……フェニはもうわかっていたんだ。
俺は上げた顔をまた下に向けて思う。
……でも、でも、あんまりに早すぎるよ。まだこの前、生まれたばっかりなのに。
フェニに巣立ちの事を言ったくせに、まだ心構えができていなかったのは俺の方だ。
「セス、辛いのはわかる。けれど……これが自然なんだ」
「けど、フェニはまだあんなに小さいのに」
「小さくても不死鳥だ。それにこれ以上、人の世界にいる方があの子にとって危険だ」
レオナルド殿下の言葉に俺は何も答えられない。その通り過ぎて。
「レオナルド殿下……。フェニをどうするの?」
俺が尋ねるとレオナルド殿下はきちんと説明してくれた。
「セスとフェニには北にある別邸で数週間滞在してもらい、そこでフェニに巣立ってもらうつもりだ。北の別邸は郊外で森も近い、人も少ないから私の転移魔法でこっそり行けば、巣立つ時も危険は少ないだろう」
レオナルド殿下の声は揺るぎなかった。
「……もう決まっているんですね?」
俺が聞くとレオナルド殿下は「ああ」と誤魔化さずに答えた。
「これが私の考えた中で一番最良の選択だと思った。だがセスが嫌だと言うのなら、また考え直そう」
レオナルド殿下はそう言ってくれたけれど、俺は首を横に振った。
「いいえ。……きっとレオナルド殿下が考えてくれた方法が一番なんでしょう。それに俺ではフェニを守ってやれない」
非力な俺では……。フェニはどうして俺を守護者に選んだのかな? レオナルド殿下の方が適任だっただろうに。
俺はそう思いながらレオナルド殿下を見つめる。
だがそんな俺にレオナルド殿下は微笑んだ。
「セス、そう自分を卑下するものじゃない。セスはフェニを守っている」
レオナルド殿下は優しく言ってくれたけれど、俺はそれを受け入れられなかった。
「俺のどこがフェニを守っているんです? 俺は、ただ傍にいるだけで」
そこまで言ったけれどそんな俺の肩をレオナルド殿下がぎゅっと抱きしめてくれた。
「セス、物理的に守る事だけが全てじゃないんだよ」
レオナルド殿下の声はいつもとは違って、とても深く、沁み入ったような声で俺に言った。
「あの子はまだ生まれたての雛だ。誰か絶対的に信頼のおける者が必要だ。そして、それはセス、君だ。あの子はちゃんと自分の守護者が誰なのかわかっている。不死鳥である自身を悪用せず、心から心配し、愛し守ってくれる者を選んだ」
レオナルド殿下の言葉に俺は胸が少し熱くなる。
「俺、守れてるかな?」
「ああ」
「……俺、フェニとちゃんとお別れできるか心配だなぁ」
「きっと大丈夫だよ」
レオナルド殿下は俺の背中を勇気づけるように優しく撫でてくれた。俺はちょっと泣きそうになったけど、ぐっと堪えた。だってきっとまだ泣く時じゃないと思ったから。
「俺、フェニが巣立つ時、ちゃんと見送ってやりたいです……でも、その時はレオも一緒にいて欲しい」
「勿論だ、一緒に見送ろう」
力強い言葉に俺は、この人が傍にいてくれてよかった、と心から思った。
俺はそっとレオナルド殿下の手を握り、頼りになる肩に頭を預けた。
「絶対ですよ……レオ」
「ああ」
俺達はそんな会話をして、それから私室に戻った。
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