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本編
4 え、そうだったの!? ※
しおりを挟むぺちゃ、ぴちゃ、ちゅぷっと水音がどこからか聞こえる。
それと同時に誰かが甲高い、甘えるような声を上げていた。
「あっ、はぁ、あんっ」
いやらしい声。……一体、誰だ、こんな声を出してるのは。うるさいぞ、俺の睡眠を妨害するな。俺はこのふかふかのベッドで眠るんだ。
俺はそう思ったが、意識が戻ってくるとそれが自分の声だとわかり、性器が何かに吸われている事に気が付いた。
「あっ、んんっ、……ひぇ!? で、殿下!? な、何して! あっ!」
俺は目を覚まして体を起こすと、裸のレオナルド殿下が寝台の上で俺の性器をしゃぶっていた。肉厚なレオナルド殿下の唇が俺のモノを食んでいる絶景に、危なく俺の息子が誤発射するところだった。
「んんっ、殿下っ!」
何とか我慢して叫ぶと、レオナルド殿下はちゅぽっと俺の性器から口を離し、むくりっと起き上がった。そして俺の息子もレオナルド殿下に勃たされて、ぴょーんと元気に起きている。
は、恥ずかしいっ!!
「セス、起きたのか」
間接照明の明かりの中で、レオナルド殿下は髪を掻き上げて言った。
色香立つ身体に男の俺でも鼻血が出そうになる。俺は咄嗟に鼻を押さえた。
見る限り、どうやらレオナルド殿下が俺の体を風呂場からこの寝台に運んできてくれたようだ。でも俺もレオナルド殿下も何も着ていない。服が欲しい、今すぐに。早急に。
「セス、私の口淫は気持ちよくなかった?」
「こ、こういん!」
その淫らな単語に俺は顔を赤くする。今までそんな言葉は使ったことがないからだ。しかしレオナルド殿下は俺の気も知らないでもう一度聞き返してきた。
「気持ちよくなかったかい?」
少し悲し気に言うものだから、俺は思わず素直に答えていた。
「いや、気持ちよかったですけど! ……ていうか、レオナルド殿下、何してるですか!」
「何って……今夜は初夜だろう?」
「え? いや、まあ、確かに初夜ですけど」
でも俺達、形式上の夫夫ですよね?! こんなことしなくても! それにレオナルド殿下にさせるのは、なんか申し訳ない!
「セスに奉仕をしようと思ってね」
「だ、駄目です! レオナルド殿下がそんな事ッ!」
俺は身を引いて、レオナルド殿下に言った。
レオナルド殿下は初夜だから俺を気持ち良くさせようとしたのだろうけれど、それは悪すぎる。というか気持ち良すぎて、なんか怖い。
それに……レオナルド殿下、疲れていたのでは??
「私がしたら、やはりダメか?」
「へ?!」
レオナルド殿下はまるで耳を垂らした子猫のように俺を見た。
うっ、そんな目で見られても……。でも、駄目なものはダメだ!
「絶対ダメです。俺にそんなことしなくていいんです!!」
俺がハッキリと告げると、レオナルド殿下はまた悲し気な顔をみせた。
なんで、そんな顔をするんですか。俺が悪いみたいじゃないですか……。
俺が傷つけるような事を言ったみたいで居心地が悪い。でもレオナルド殿下に奉仕なんてさせられないのだ。だがレオナルド殿下は悲しそうな顔のまま、ぽつりと小さく呟いた。
「絶対にダメ……か。やっぱりセスは私の事を何とも思っていないのだな」
思わぬ言葉に俺は「え?」と聞き返した。
「セスは私との結婚を、本当にただの形式上の結婚だと思っているのだろう?」
「え? だって……そうでしょう?」
じゃなきゃ、俺がレオナルド殿下みたいな美丈夫と結婚なんてできないでしょう。俺は見た目も中身も平凡だし。
そう思ったけれどレオナルド殿下は違った。
レオナルド殿下は俺に詰め寄ると俺の手をそっと優しく取り、俺をじっと見つめた。
レオナルド殿下の手が熱い。
「セスはそうだろうが、私は違う。私は本当にセスと結婚したかったんだ」
まっすぐにサファイアの瞳で見つめられて、俺は口をあんぐりと開けた。
なんで? どうして? いつから? どこから? 俺とーーーッ!?
そんな言葉が頭に浮かぶ、だがレオナルド殿下はまるで俺を大切なものみたいに握った手の指先にキスを落とした。
「私はセスが好きなんだ、愛している」
低い声で甘い言葉を囁かれて、俺の熱が上がる。胸がぴょこぴょことずっと変な動きをしている。全然、静まる気配がない。
「な、そんなっ。殿下が俺を?!」
「ああ、セスと初めて会った時から。……だから形式上の結婚をして、俺に好意を持ってくれるかと期待したが、無理だったみたいだな」
えええーー!? そんなの聞いてないよ! だって、レオナルド殿下を守る為だと思っていたのに!
俺は心の中で叫ぶが、勿論レオナルド殿下には届かない。
「な、な、それなら、どうして形式上の結婚だと!」
「私が本心から結婚して欲しいと頼んだら、セスは私と結婚してくれただろうか?」
「うぐっ……それは」
俺ではレオナルド殿下には見合いません。他の方を探した方がいいと思います。
きっとそう答えていただろう。即答だ。
「それに今まで色々とアプローチしてきたが、セスは全くなびいてくれなかった」
「へ? アプローチ??」
何かされてたか、俺?
俺が間抜け面で尋ねると、レオナルド殿下は俺をじろっと少し恨めしそうな眼で見た。
「お菓子を焼いて持っていっても、廊下で待っていてもセスは何とも思っていなかっただろう?」
え、あれってアプローチだったの? てっきり、クッキーとか作りすぎて分けてくれるだけだと。廊下もたまたま会っているのだと思ってた。
「それに毎年誕生日に渡している花束、あれも何とも思っていないんだろう?」
確かに俺は毎年誕生日に、綺麗な花束をレオナルド殿下から貰っていた。
そして花束には必ず、メッセージカードがついていて『愛する人へ』と書いてあった。
でも俺は特に何にも考えていなかった。
植物好きな俺の為に花をくれたんだな。それに『愛する人へ』って、きっと花を愛する人って意味なんだろうな、とそれぐらいにしか思っていなかった。
まさか、あれが本気の告白だったとは……! だって相手はこの国の第三王子で、めちゃめちゃかっこいいレオナルド殿下なんだぞ! まさか俺みたいなのに本気で告白するなんて思いもよらないじゃないか! ……まあ勿論、レオナルド殿下の想いを真剣に受け取らなかった俺も悪いけど。
「す、すみません……まさか、本気だったとは」
「ほらな、セスは私の気持ちに気が付いてもくれなかった」
レオナルド殿下は拗ねたように俺に言った。でも俺は言い返せない。完全に俺の落ち度だから。
「で、でも、どうして俺なんです?! 俺、別に取り柄もないし、顔も普通ですし」
レオナルド殿下はイケメンで優しくて、文武両道で、良いところはいっぱいありますけど。俺には何にも……。
そう思う俺の頬をレオナルド殿下は優しく撫でた。この手は剣を握る武骨な手なのに、俺に触る時はいつも優しい。まるで硝子細工を触るみたいに。
「セスは真面目で、可愛いじゃないか」
真面目はわかるとして……か、可愛い!? 俺が?!
驚きのあまり目を見開くとレオナルド殿下はくすりと笑った。
「セス、私達が初めて会った時の事、覚えているか?」
「え? 初めて会った時の事……?」
いつの事だ?
考える俺をレオナルド殿下は小さな子供でも見るように微笑んで見た。
「セスの事だから、覚えていないんだろう?」
う……ぐうの音も出ない。
「だが、私は覚えているぞ。あれは今みたいな夏の時期だった。当時の私は十八になる頃で、王子として生まれた事に苛立ちを覚えていた。……誰もかれもが私の顔色を窺い、親切には裏があって。そう言う事に嫌気がさしていた。でも、その時に私はセスに出会ったんだ。セスはリーナに連れてこられて、一人、王宮の庭で遊んでいた」
そんな事あったっけ? と思ったけれど俺は、あっ! と思い出す。
あれは俺がまだ七歳の時の事。
王宮に出向いた母さんについて行ったことがあった。その時、俺はレオナルド殿下に出会っている。
「私が木陰で休んでいるとセスは私の元にやってきて『疲れているの?』と聞いてきた。私が『疲れているから放っておいてくれ』と言ったら、何をしたと思う?」
え、俺、何をしたんですか。ロクな事してなきゃいいんですけど……。ドキドキ。
「セスは私の元を離れたが、すぐに戻ってきて私にハーブをくれたんだ。『疲れに効くから、お茶に入れて飲むといいよ!』と、無邪気にね」
「俺、そんな事したんですか?」
やばい、全然覚えてないよ。何してるの、七歳の俺! 相手は王子様だぞ! そこらへんに生えている葉っぱを渡したんじゃないだろうなッ!?
「私は嬉しかった。ただただ私の事を案じてくれたセスの気持ちが」
や、それはきっと違います。覚えたての薬草の知識を披露したかっただけだと思います。俺ってばそういう奴です。
「あの時からだ、セスに恋に落ちたのは。まさか小さな子供に恋するとは私自身も思わなかった。しかしリーナに度々連れられてくるセスを見ては想いが募った。それにセスは大人になっても優しかった、私が剣の稽古で傷を作ったらすぐに治癒魔術や回復薬をくれるだろう?」
まあ、俺は薬科室に勤めているし、それが仕事なんですが……。むしろ治療しなければ怒られます。
「それにだ。セスは自分の事を平凡だと言うが、私には可愛く見えている。この栗色の髪にエメラルドのような瞳。肌も白く、きめ細かい。唇も小さくて愛らしい」
いやいやいや、レオナルド殿下! 目がおかしいですよ。どんだけ色眼鏡かけてるんですか! 俺にはそこまで称賛されるものはないです!
「だから……私はずっと前からセスと結婚したかったんだ。でも、セスは違うんだよね?」
レオナルド殿下の声が落ち込み、瞳の中に悲しさが浮かぶ。
俺がそうさせている?
「今まで、私に付き合わせて悪かった。セスは女性が好きだと聞いていたのに。……すぐに離縁はできないが、もうセスには必要以上には触れない。セスを困らせたいわけじゃないから」
レオナルド殿下はそう言って悲しげに俺から離れ、寝台から下りようとした。けれど、俺はその腕を掴んで引き留めた。
そんな俺の行為にレオナルド殿下は振り返り、驚いた顔を見せる。
「セス?」
「……そ、それとこれとじゃ話が変わってきます!」
「ん?」
レオナルド殿下は首を傾げて俺を見た。
でも俺は今、伝えなければならないだろう。でなければ、レオナルド殿下は俺から離れてしまう。……それは嫌だ。
「お、俺もす、好、好きだと、思います。たぶん……」
「セス……!」
レオナルド殿下から驚く声が聞こえる。でも恥ずかしくて顔を見られない。
正直、レオナルド殿下は好きだ。でもそれが愛なのか、俺はわからない。だけどレオナルド殿下の告白を嬉しいと感じている自分がいる。
それに、そう言う事ならレオナルド殿下に責任を取ってもらわなければ。
ファーストキスも奪われたし、体も触られた。俺達は結婚もしたし、誓い合ったのだ。死が分かつまで、俺達は添い遂げると。
あれが形式上のものでないのなら、俺だって本物にしたいと思う。
……あれ? やっぱり俺、レオナルド殿下の事、すごく好きなのかも?
「レオナルド殿下が俺の事、そこまで好意を持ってくれてるとは思いませんでした。これは形式上のものだと思っていたし……でももし、本物にできるなら……そう、したい。正直、俺は、こういう事には疎くて……その、本当にこれでいいのか、わからない、です。でも、俺も殿下といたい。……そう思うのは間違いですか?」
俺はどもりながらレオナルド殿下に告げた。
ああ、もっとうまく喋れたらいいのに。俺の馬鹿っ!
けれど思いの丈は全て伝えた。俺がレオナルド殿下ともっと一緒にいたいのは本当だ。それにいつだって笑顔でいて欲しい。俺がそばにいる事でレオナルド殿下が笑顔になってくれるなら、俺は傍にいる。
でも、ちゃんと伝わったかな? と不安に思って、ちらりと見るとレオナルド殿下が嬉しそうに満面の笑みを浮かべていた。
微笑みの破壊力がすごい……眩しい。俺がかすみ飛ぶ。
「セス、嬉しい。間違いなんかじゃないよ」
レオナルド殿下は再び俺に近寄ってくると、俺をぎゅっと抱きしめた。熱いくらいの体温で抱き締められて、俺は胸がざわつく。
「レオナルド殿下」
「セス……私の事はレオと」
レオナルド殿下に催促されて、俺は恥ずかしがりながら返事をする。
「レオ」
俺が呼ぶと、レオナルド殿下は満足げに微笑み、そして俺にそっとキスをした。柔らかいレオナルド殿下の肉厚な唇が俺の口をちゅっと包む。
「んっ、レオ……」
俺がもう一度呼ぶと、レオナルド殿下は俺をじっと見つめた。サファイアの瞳に情欲が浮かんでいる。
「セス、愛している。……君を抱きたい、いいか?」
レオナルド殿下は俺に尋ねた。怖い気持ちはある。でも今日は特別な夜なのだ。それにレオナルド殿下なら、きっと俺に酷い事はしないだろう、きっと。
「いい、ですよ。初夜、ですからね。……でも俺、初めてで、うまく出来ないと思いますけど。それでも?」
「構わない。セスを愛させてくれ」
レオナルド殿下はそう言うと、さっきよりも深いキスを俺にした。
食べられるって、こういう事かもしれない。
レオナルド殿下は俺の唇を何度も食んだ。ちゅうっと何度も唇を押し付け、俺の唇をはむはむして下唇を優しく齧る。
……ナニコレ、キスだけで気持ちいいんだけど。
「んむぅっ」
「セス、口を開けて」
「ほぇ?」
俺が間抜けな声を出すと、レオナルド殿下はその隙を見逃さず、俺の口の中に舌を入れてきた。今まで練習と称して、キスを何度もしてきたが、舌が入ってきたのは初めてだった。
んむーーーっ! し、舌、舌が入ってきたぁーーーッ!
俺の心は大絶叫である。
だが、そんな俺の心の叫びは気付かれず、レオナルド殿下は俺の舌を吸っては絡め、唾液が俺達の間で行き交う。
くちゅっくちゅっとやらしい水音が響いて、飲み込めなかった唾液が俺の口の端から零れていく。
「んぐっ、んんっ」
俺は耐えられなくなって、レオナルド殿下の分厚い胸を押した。酸欠で死にそうだ。
レオナルド殿下は俺からそっと身を引いてくれて、唇を離した。俺ははひーはひーっと息を吸う。空気、おいしい。
「すまない、あまりにセスが可愛くて」
レオナルド殿下はそう言うと、お詫びのように俺の頬にキスをした。
「お、俺……初心者」
「ああ、わかっている。大事に扱うよ……風呂場でも気持ち良かっただろう?」
レオナルド殿下に言われて、俺は顔が熱くなる。風呂場でされた事を思い出して。
「う……それは」
確かに気持ち良かった。天国を見たと言ってもいいぐらい、気持ち良かった。でも、あんなに気持ちいい事をまたされるのかと思うと、ちょっと怖い気持ちもある。
「大丈夫、セス。私に任せて」
レオナルド殿下は俺を宥めるように背を撫でた。
そう、今更なのだ。俺がレオナルド殿下を引き留めた。俺も腹をくくらねば!
「はい」
俺が答えるとレオナルド殿下はにこりと笑って、サイドテーブルの引き出しからクリーム缶を取り出した。
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