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第一章 覚醒

第15話 #艶姿 #大浴場

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 広いリビングで、俺は一人悶々と妄想していた。

 俺が中学へ行くようになってからは、一緒に風呂へ入る事が無くなった妹の愛美。

 俺の記憶と比べたら、間違いなくかなり成長している筈だ。

 最後の記憶でも、胸の膨らみがあった事ははっきり覚えてる。

 愛美が頭を洗っている時を見計らい、チャンスとばかりにハッキリ見てしまった。

 首筋から背中にかけての、綺麗なラインが腰まで続いていた。

 そして、肩から腕の下に時折見え隠れする、まだまだ未発達だった胸。

 その胸の先端を見つけた時の、何事にも代えられぬ嬉しさ。

 あの時はかなりドキドキしてあそこが硬直してしまい、それを慌てて冷まそうと自分に水を掛けたっけ。

 その水が愛美に掛かって思いっきり怒鳴られた。

 今更ながら、俺って幸せだったかも知れない。

 出来る事ならあの頃に戻りたいとも思えて来る。

 そう言えば、去年の夏。

 愛美の入学と同時に、両親が海外赴任した年だった。

 寂しそうな愛美のご機嫌をとるために、沙織さんと俺とで夏休みの計画をしたんだっけな。

 沙織さんに連れられて、俺達兄妹きょうだい二人と悠菜と蜜柑で、伊豆へ旅行へ行った時の、あの水着姿にもドキッとした。

 沙織さんの水着姿は、俺の想像を裏切らないかなりのハイレベルだったが、愛美もそれなりに成長さえすれば、それに十分対抗出来るだけの物だった。

 特に期待もしていなかった事のギャップがそう感じさせたのかも知れないが、 元々のポテンシャルは高いんだよな、愛美あいつ
 
 去年から俺達兄妹きょうだいは、沙織さんと悠菜、蜜柑も含めて俺らの家で五人一緒に暮らしてきた。

 これまでは、俺たちの家に沙織さん達が半分同居していた感じとなっていたが、今日からは俺達兄妹きょうだいがここへ来ている。

 もう、愛美も高校二年か……。

 そう思うと、また愛美の水着姿を目に浮かべる。

 いや、俺には初恋の沙織さんが居る。

 愛美の成長しきれていない身体の想像よりも、完璧に完成された言わば完全体の沙織さん。

 服の上からでも容易にその中のラインは想像出来た。

 大体にして、普段から薄着なんだよね、沙織さんあのひと

 前屈みになると胸が見える事もあるし。

 仮にその先端が見えた暁に、俺は一体どうなってしまうのだろう。

 いや、昨日見た様な、あんなチラッとじゃない。

 もっとガッチリとですよ。

 それにショートパンツを履いている時もある。

 真っ白で長い脚。

 当然、その付け根にどうしても目が行く。

 その先は、やはり想像でしかない。

 完全体の沙織さんは一体どうなっているのだろう。

 少し想像しただけで、俺の中に何かが込み上げてくる。

 そして、喉が焼ける様に熱くなってきた。

 やばいやばい。

 深く想像し過ぎた。

 喉が渇いたじゃん。

 俺はソファーから立ち上がり、キッチンの冷蔵庫へ向かう。

 ダイニングから見えるキッチンの奥に、銀色の大きな冷蔵庫がある。

 業務用じゃないかと思わせる程の大きさだ。

 うん、間違いない。

 これは業務用だろうな。

 横の隅に見慣れないペンギンのマークがあった。

 テレビコマーシャルでも見た事がない。

 てか、冷蔵庫二つって言ってましたよね?

 どう見ても、これ普通サイズじゃないし!

 これは一台で二台分になります!

 その前まで来ると、大きな扉が幾つかある。

 そして、その一つを開けると冷蔵室の様だが、玉子やハムが並んでいた。

 そして、扉の脇に並んだ飲み物に見えたもの……ドレッシング等の調味料だった。

 他の扉を開けてみると、そこにはセロリやトマトが綺麗に並んでいた。

 野菜室って奴か。

 奥まで見てみるが飲み物は無い。

 その下に同じように扉が並んでいる。

 その右側を開けると、中は左側と繋がっていた。

 冷蔵室なのは確認できたが、飲み物らしき物はなかった。

 一番下の扉も開けてみるが、そこは冷凍庫の様だ。

 どこに飲み物あるんだ?

 辺りを見回すと、向こうにガラスショーケースがある。

 扉が二枚あり、それぞれの棚に果物が並んでいる。

 ガラス張りなので、開けなくても中は見える。

 一体何処だろう。

 キッチンだけでもこんなに広いと、物を探すのが大変だな。

 てか、ガラスのショーケースも一応冷蔵庫じゃん!

 ここにも冷蔵庫二つはあるじゃん⁉

 見回していると、遂にウォーターサーバーを見つけた。

 冷蔵庫に気を取られていて、こいつの存在に今まで気づかなかった。

 冷たい水と熱湯が出るタイプだ。

 俺はグラスを探す。

 どこだ?

 流しの横に食器洗浄機しょくせんきを見つけ、その扉を開けてみた。

 さっき、俺に悠菜がくれたグラスを見つけた。

 俺はそれを取り上げ軽く水道水で濯ぐと、ウォーターサーバーから冷たい水を注いだ。

 そして、一気に飲み干そうとするが、これがかなり冷たい。

 喉が痛むほど冷えている。

 くーっと喉を下がる水を感じながら、その場で固まってしまう。

 冷てー!

 すげー冷えてるなぁ。

 喉を潤すと、少しホッとしてリビング迄戻る。

 そう言えば、風呂ってどんなだろう。

 この前、沙織さんにアイスの買い物を頼まれて、声のする方へ行ったんだよな。

 めっちゃ近くで声したしなー。

 あの時は……あっちだっけかな?

 この家は広すぎてさっぱりわからん。

 飲み物探すのも一苦労だしな。

 普通、冷蔵庫って開けたら扉の手前に色々入ってない?

 麦茶かそばつゆかを見極めるのが困難だとか、それがあるあるでしょ?

 でもさ、冷蔵庫開けて飲み物の置き場所が分からない冷蔵庫ってある?

 しかも、フルーツ専用のガラスショーケースみたいなのとか。

 五十嵐さんや西園寺さんの家もこうなのかな?

 俺は一応風呂場を探してみる事にした。

 あ、覗くのではない!

 あくまでもその場所を確認して置く為だ。

 あの時、沙織さんの声は……あれ? 

 こっちから聞こえたかな?

 こうなると、ちょっとした探索だな。

 少し楽しくなってきた。

 俺はリビングを出て、玄関ホールまで来ていた。

 こっち側は、俺らの家から見て奥の方向だよな?

 そうそう、あそこのリビングから見えるガーデンテラス側が庭と面していて、その向こうが俺らの家だ。

 と、すると、この玄関ホールからこっちへ行くと?

 長い廊下が見える。

 その廊下に、所々月明かりが射し込んでいる。

 窓があるんだな。

 反対側に部屋が幾つかあるようだが、風呂場って感じではなさそうだ。

 まあ、その先かも知れないし……。

 いや、あの時は直ぐにバスルームへ着いた筈だ。

 そして、曇りガラスの向こうから、沙織さんあのひとの声がしたっけ。

 まあ、今回は探索だ!

 そう思いながら俺は長い廊下を先へ進む。

 やがて突き当り、右へ廊下は続いている。

 左側の窓からは外の薄明かりが射している。

 そして、また真っすぐと廊下が伸びている。

 ここ、すげー広いな!

 幾つかの扉や部屋はあったが、そのどれもが風呂場ではなさそうだった。

 暫く進むと廊下は突き当たり、右へずっと続いている。

 が、直ぐに違和感を感じた。

 あれ?

 あれは、ガーデンテラスへ出る扉があるぞ?

 そうかこの廊下、ぐるっとこの家を半周していたのか。

 そのガーデンテラスの向こうには、ここと同じ様な扉が見える。

 きっと、その先にはこちら側と同じ様に、このような廊下があるんだろうな。

 と、言う事は、あちら側サイドに風呂場があるのか!

 逆だったかー!

 まあ、今は皆が入っているし、俺は入れないからな。

 場所さえ分かれば問題ない。

 俺はそこからガーデンテラスへ出て、そのままリビングへ戻って来た。
 
 うん、結構探索って楽しいな。

 ちょっとした冒険心を感じながらソファーに座る。

 しかし、ここに居ても皆が風呂に入っている気配が全く無いな。

 俺は耳を澄ませて物音がしないか、聞き耳を立てた。

 全くの無音だ。

 脳内で皆の位置を探ると、やはりこの場所からすぐの所に皆が居る。

 間違いなくこの傍だ。

 しかし、音がしない。

 時折、冷蔵庫の動作音がする程度だ。

 あの時はここに居て、沙織さおりさんの声がしたっけ。

 んー、わからん。

 俺はソファーに深く座り、辺りを見回した。

 そう言えば、沙織さんと悠菜の部屋ってどの辺りにあるのかな?

 さっき歩いた所の何処か、かな?

 まあ、大抵はこのリビングに居る事になりそうだけどさ。

 あれ?

 ちょっと待てよ?

 大事な事に気付いた。

 てか、今まで、どうしてそこに気付かなかったのか。

 女とは言え、五人が同時に入っている。

 しかも、セレスティアは俺も一緒にと誘った。

 と言う事は、少なくても六人が入れる風呂だという事だ。

 普通は考えられない。

 かなり広いはずだ!

 だが、沙織さんと話した場所は、そこまで広く感じなかったかも知れない。

 俺は、咄嗟に立ち上がって考えた。

 もう一度、あそこへ行ってみよう。

 あそこまでなら、行っても中が見える訳じゃないし。

 ここから行くには、まずガーデンテラスだ!

 俺は一旦、ガーデンテラスへ出た。

 そして、さっき来た逆の方へ目をやる。

 同じような扉があり、窓から廊下が見える。

 その扉を開け、中へ入るとそれらしき扉がある!

 ここが風呂場か!

 そうだ、ここだった!

 俺は耳を澄ませた。

 だが、物音は全くない。

 明かりは点いているが、物音はしない。

 人の居る気配が全く無いのだ。

 嫌な予感がしてきた。

 妙な胸騒ぎがして、そっとその扉を開ける。

 そこは明るい脱衣場だった。

 そうそう、昨日来たのはここに間違いない!

 改めて思うと、想像したよりは広く無い。

 それでも、俺らの家の脱衣場より広い事は……うん、間違いない。

 うちより広い。

 そして、その向こうに風呂場がある筈だ。

 昨夜はこの扉の向こうから沙織さんが声を掛け、この俺と話していた。

 だが、曇りガラスの向こうからは物音一つしていない。

 益々嫌な気配がしてきた。

 さっきまで賑やかにしていたあの五人。

 それが、今は静寂に包まれている。

 無性に淋しく感じて来たと同時に、不安になっていた。

「沙織さん?」

 思わず曇りガラスに向かって、問いかけていた。

「悠菜? 愛美⁉」

 そう呼びかけても反応は無い。

 段々身体が震えて来る。

 恐怖も感じて来た。

 俺は、震える手でゆっくりその曇りガラスの扉を開けた。

 ――っ!!!

 やはり誰も居ない。

 当然、そこに五人がくつろいでいたとしたら、それはそれでかなり気まずい状態になった筈だ。

 だが、そこに誰も居ない。

 広めの浴槽があり、横の壁にはシャワーヘッドが掛かっていた。

 広めではあるがごく普通の浴室だ。

 まあ、俺の家の風呂の三倍は広いが……。

 しかし、五人の姿は無い。

 一体何処へ消えたと言うんだ⁉

 何も言わず消えるなどこれまで経験した事がない。

 そうだ、悠菜あいつだ!

 あの悠菜が俺の傍から消える事など、これまで一度も無かった。

 思えば、俺は一人で家の留守番すらした事がない。

 いつも傍に悠菜が居た。

 だが今の俺は、このだだっ広い家にたった一人。

 急に不安感が押し寄せて来たが、それは恐怖感にも似ていた。

 浴室の扉を閉め、ゆっくり脱衣場を出る。

 そして、静寂に包まれた廊下を一人あてどもなく歩く。

 そうだ!

 携帯は⁉

 俺はリビングのテーブルに置いた携帯を思い出した。

 そして、リビングへ走る。

 そうだよ、携帯に連絡があるはずだ。

 ここからはすぐの所にリビングはある。

 リビングへ入ると、直ぐにテーブルの上に携帯を見つける。

 そして画面を見るが、着信もメールも何もない。

 いよいよ困ったぞ。

 まさか、銭湯に行ったとか?

 近所に銭湯なんてあったっけ?

 あったとして、あの五人が街の銭湯に現れたらどーよ?

 金髪に銀髪の二人と、グラマーなお姉さんと普通の女子高生。

 どんなグループだよ……。

 思い出せ!

 五人がリビングを出る時、何か言って無かったか?

 回想するが、これといって何も思い出せない。

 携帯に表示されている時刻を確認する。

 既に十一時を過ぎている。

 こ、こんな時間まで俺を独りにするなんて……。

 こんな事なら、一緒に風呂に入ると言っておけば良かった。

 いつの間にか後悔に変わって来た。

 一体、五人は何処へ消えたのか。

 そう思っても、俺にはこれと言った心当たりも無く、ただ今はソファーに座って、携帯を見るしか無かった。

 妙な胸騒ぎの中、俺は意識を集中してみる。

 が、やはり皆の位置はここだと表示されている。

 それぞれのステータス異常は無い。

 取り敢えずは、皆の身に何かあった訳では無さそうだ。

 だが、だとしたらどうして風呂場に居ない?

 俺自身の鼓動が早くなって来ているのが分かる。

 その時だった。

 悠菜の接近を脳内レーダーが感知した。

 そして、リビングの入口に気配を感じて何気なくそちらを見た。

 その瞬間、見た事も無いその姿に全身が凍り付いた。

「悠菜⁉」

 が、悠菜を見つけた安心感が、一気にドッと押し寄せた。

「ごめん、遅れた」

 悠菜はそう言ったが、まだ俺は動揺していた。

 そこには、素肌にバスタオルを巻き付けただけの、あの悠菜が立っていたから尚更だ。

 音も無く、そこへ現れたようにも思える。

 銀色の髪は濡れ、銀色の瞳も潤んで見える。

 それが何とも妖艶な姿に見えた。

 が、悠菜の姿を確認した時、それ以上に何とも言えぬ安堵感を感じていた。

「ゆ、悠菜どこ行ってたんだよ」

 バスタオルを巻いただけのその姿にも動揺したが、先ずはどこへ消えていたのかが問題だ。

「お風呂」
「え?」

 悠菜はいつもの口調で答えた。

 それは知っている。

 だが、改めてその姿を見て、お風呂に入っていたが、そのまま急いでここへ来た様にも思えた。

 さっき風呂場を見た時は誰も居なかったが、目の前の悠菜は髪も身体も濡れている。

「ちょ、ちょっと、びしょびしょだぜ?」

 そう言って近寄ると、悠菜は黙って俺の手を握る。

 そして、銀色の瞳で俺を黙って見つめている。

 急に手を掴まれドキッとしたが、見つめられて更にどきどきして来た。

 温かいその手は、たった今まで浴槽に浸かっていたかの様だ。

 悠菜に手を掴まれている間、俺は黙って悠菜を見ていた。

 銀色に潤んだ瞳を、更に間近に見ている。

 悠菜こいつこんなに色っぽいのか……。

 濡れた髪のせいか、凄く色っぽく見える。

 黙って俺の手を掴んでいた悠菜は、暫く俺の目を見ていたが、そっとその手を放した。

「みんな、まだお風呂に入ってる。戻るね」

 そう言って、リビングを出て行く。

「ちょっと待て、風呂には誰も居なかったぜ⁉」

 そうだ、風呂場はさっき見た。

 俺がそう言うと、悠菜は振り返ってこちらを見て言う。

「上の大浴場」
「へ?」

 え?

 だいよくじょう?

 ここは温泉旅館ですか⁉

「何それ⁉ 他にもお風呂があるの?」

 悠菜はただ頷き、振り返ってリビングを出て行く。

 俺は呆気にとられて後ろ姿を見送ったが、その後姿がこれまた色っぽかった。

 ……ヤバいな。

 これから意識して見ちゃいそうだが、悠菜あいつ上って言ってたよな。

 あれだけ探して誰も居ない筈だよ。

 てか、この家どうなってるんだよ。

 マジで温泉旅館並みの広さだとは思ったが、上に大浴場って。

 見晴らし良好だろうな。

 いやいや、そこじゃない!

 下にあるのは何だ?

 あれだって、俺の家の風呂より十分大きいぞ?

 で、更に大浴場とか。

 ま、俺の部屋に噴水があるんだからな。

 ああ、自分の部屋のあの噴水を思い出した。

 まあ、ちょっと楽しみだけどさ。

 俺の部屋に噴水があるんなら、大浴場だってありそうだ。

 しかし、上にあるとは……文字通り想像の上をいってるな。

 だがまあ、取り敢えずは一安心した。

 一安心した所で、俺はさっきの悠菜を思い出していた。

 濡れ髪と、素肌に張り付いたバスタオル姿。

 ほんのりと赤く染まった頬に、潤んだ銀色の瞳。

 特にあの後ろ姿。

 濡れた身体にピッタリと張り付き、ウエストから腰のボディーラインがハッキリと分かった。

 マジでヤバいって!

 これから先、悠菜と顔合わせたら、あの姿を想像してしまう。

 そんな事を思いながら熱い何かが、俺の身体に込み上げて来るのを感じた。
 
 ヤバ……何か飲み物を……。

 俺はキッチンのウォーターサーバーから先程使ったグラスに冷水を注ぐと、一気にそれを喉に流し込んだ。
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