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52.男爵令息は下準備をする
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「特製ローションよーし、香油よーし、ポーションよーし」
ベッド横のローチェストに瓶を3つ並べ、僕は指差し確認をした。瓶はどれもかわいくて、ジュリエッタちゃんマジ転職した方がいいよって思う。
え?これが何かって??そんなの、ウィルフレッドと超きもちーラブラブセックスするためのグッズに決まってるじゃん!
まず、ローション。これは男同士のセックスには絶対に欠かせない必須アイテム。それなりに事前準備はするつもりだけど、滑りなしはきっつい。
それと、香油ね。これはゲームでも出てきたアイテムなんだけど、ジュリエッタちゃんが言うには、ちょっと媚薬入りっていうか、痛みを抑えて快楽を倍増させてくれるんだって。なにそれすごい。
最後に、いざって時の大惨事回避用回復ポーション。折れた足でも一口で全快しそうなくらい効き目あるから、お尻ぐらいは余裕でなんとかしてくれると思う。
(いざ、気持ちいい初体験!!!!!)
僕は意気込んで、とりあえず香油を手に取ってみた。スムーズに事を進めるためには、やっぱ下準備が必要でしょ。
恐る恐る開けてみると、中からはほんのりお花の香りがする。華やか系っていうよりは、リラックス系って感じだ。
アーネストを落とす気まんまんだった僕だけど、実は後ろに触ったことは一度もなかったりする。ビッチじゃないから!ほんと!!!
むしろ、王妃になりたかったら婚前交渉絶対NGだし、結婚前には処女かどうか診察されたりもするみたいだから、あらぬ誤解を招くことがないよう、意識して触らないようにしてた。
でも、そんなの今となってはマジどーでもいい。もう僕が王妃になるとか多分ないし。
僕だってやっぱ初体験は好きな人としたいし、童貞処女のまま死ぬのは前世だけでお願いしたいんだよ。
そんなわけで、レッツトライ!
僕はもぞもぞとズボンを脱いでパンツを下ろすと、手に香油を垂らして温めた。冷たかった油が、だんだんトロッと柔らかくなってきて、香りもちょっと強くなった気がする。
腰を上げて膝を内側に合わせつつ、お尻を割り広げるようにしながら慎重に香油を塗り込んでいくと、最初は指一本も入る余地がなかった窄まりが段々ゆるんできて、人差し指の第二関節くらいまでは入るようになってくる。
今のところ圧迫感も不快感もナシ。いい感じだ。
でも、こんなんじゃウィルフレッドを受け入れるには全然足りないからね。ウィルフレッドは『君アル』キャラでもベスト3に入るアレの大きさだってファンブックの〇〇な人ランキングに書いてあったんだから。
少なくとも、その手の小説でよく聞く『指三本』ぐらいは余裕じゃないとお話にならないでしょ。
僕は一生懸命何度も香油を足し、根気よく入り口をマッサージして指を出し入れし、奥をかき回して拡張したりを繰り返した。焦ると怪我するからね、ちょっとずつ、ちょっとずつ……。
(ふへー、これ結構疲れる!)
30分ぐらい経って、ようやく僕のお尻は指2本までは受け入れてくれたんだけど、特殊な体勢なのもあってちょっと疲れてしまった。
何となくお尻もこんぐらいで勘弁してくださいと言ってる気がするし、一旦休憩しよう。
もうすぐお茶の時間だし、身支度ぐらい整えとかないと。こんな姿誰かに見られたら死ねる。
僕は指とお尻の香油を丁寧に拭き取ると、パンツとズボンを履いて体裁を整えた。何となく換気もしたくって、窓も開ける。
これでよしと額の汗を拭ったのと同時に、コンコンとドアがノックされた。やばば、セーフ!
「マリク、開けてもいいか?」
「ち、ちょっと待って!着替えてるから!」
ウィルフレッドだ。ほんと、まじ僕の判断力グッジョブ。
僕は慌ててチェストの引き出しの中に3つの瓶をしまうと、もう一度鏡で服の乱れを確認する。
「もういいよ」
声を掛けると、ドアは静かに開いた。ウィルフレッドは相変わらずめちゃくちゃかっこよくて、僕の目はハートマークになりそうになる。推し、ラブ……。
「お茶の準備が出来ている、サロンに行こう。マリクが気に入っていたイチゴのタルトがあるぞ」
ウィルフレッドは蕩けそうな笑顔を浮かべながら、僕を抱っこする。僕はさっきまであんなことをしてたせいか余計ドキドキしてしまった。
あと、イチゴのタルトめちゃくちゃ嬉しい。伯爵家のタルトはほんとに格が違う。
「タルト、楽しみだなぁ」
僕は煩悩を頭から追い出すために、食欲に目を向けることにした。昼間から発情してるとか、やばいからね。
「私はマリクの菓子のほうが旨いと思うが」
「僕が作るのは、せいぜいパンケーキとかクッキーとか、ちょっとしたケーキぐらいですよ。タルトはめちゃくちゃめんどくさいんです!!タルトはお店で食べるの専門って決めてますから」
タルトは前世からの僕の大好物で、マリクに転生してからも食べたくて食べたくてたまらなかった僕は、ゲーム知識とこっちの世界のレシピを参考にしながら制作を試みたことがある。
『君アル』のミニゲームでお菓子作りがあるんだけど、これが結構凝っていて、生地作り、クリーム作り、デコレーションと段階を踏んで行われるんだ。中でも『王様のタルト』は最高難易度で、工程数がめちゃめちゃ多い。
一番簡単なパウンドケーキが、生地を混ぜて焼くだけなのに対して、タルトは生地作り、空焼きに加え、クレームダマンド、カスタードクリーム、生クリームの三種を作らなければならないし、締めのグラサージュまであるんだから、現代で売ってたケーキ屋さんにはほんと感謝しかない。
そもそもここまでゲーム内のミニゲームで凝ることないと思うんだけど、多分制作陣の中でお菓子作り好きな人がいたんだろうなー。
貧乏だった……いや、現在進行系で貧乏な僕の家ではタルトを買って食べるなんて贅沢はとても出来ないから、背に腹は代えられなくて手作りに踏み切ったんだけど………もう、ものすごく疲れたね。ミニゲームでもめちゃくちゃ簡略化されてたんだなぁって骨身に染みた。
7時間掛けて完成した涙の力作が、家族に10分経たずに食べられてしまった僕は誓ったんだ。もう二度とタルトは作らない、ってね。
ごめん、愚痴長くなって。
とにかく、そんなこともあって、僕はタルトが食べられるのがほんとに嬉しかった。おまけに、イチゴだもん。美味しくないわけがない。
ニコニコしている僕に、ウィルフレッドはチュッチュとバードキスを仕掛けてくる。
ほんと幸せ過ぎ。死期近いね、これは。
ベッド横のローチェストに瓶を3つ並べ、僕は指差し確認をした。瓶はどれもかわいくて、ジュリエッタちゃんマジ転職した方がいいよって思う。
え?これが何かって??そんなの、ウィルフレッドと超きもちーラブラブセックスするためのグッズに決まってるじゃん!
まず、ローション。これは男同士のセックスには絶対に欠かせない必須アイテム。それなりに事前準備はするつもりだけど、滑りなしはきっつい。
それと、香油ね。これはゲームでも出てきたアイテムなんだけど、ジュリエッタちゃんが言うには、ちょっと媚薬入りっていうか、痛みを抑えて快楽を倍増させてくれるんだって。なにそれすごい。
最後に、いざって時の大惨事回避用回復ポーション。折れた足でも一口で全快しそうなくらい効き目あるから、お尻ぐらいは余裕でなんとかしてくれると思う。
(いざ、気持ちいい初体験!!!!!)
僕は意気込んで、とりあえず香油を手に取ってみた。スムーズに事を進めるためには、やっぱ下準備が必要でしょ。
恐る恐る開けてみると、中からはほんのりお花の香りがする。華やか系っていうよりは、リラックス系って感じだ。
アーネストを落とす気まんまんだった僕だけど、実は後ろに触ったことは一度もなかったりする。ビッチじゃないから!ほんと!!!
むしろ、王妃になりたかったら婚前交渉絶対NGだし、結婚前には処女かどうか診察されたりもするみたいだから、あらぬ誤解を招くことがないよう、意識して触らないようにしてた。
でも、そんなの今となってはマジどーでもいい。もう僕が王妃になるとか多分ないし。
僕だってやっぱ初体験は好きな人としたいし、童貞処女のまま死ぬのは前世だけでお願いしたいんだよ。
そんなわけで、レッツトライ!
僕はもぞもぞとズボンを脱いでパンツを下ろすと、手に香油を垂らして温めた。冷たかった油が、だんだんトロッと柔らかくなってきて、香りもちょっと強くなった気がする。
腰を上げて膝を内側に合わせつつ、お尻を割り広げるようにしながら慎重に香油を塗り込んでいくと、最初は指一本も入る余地がなかった窄まりが段々ゆるんできて、人差し指の第二関節くらいまでは入るようになってくる。
今のところ圧迫感も不快感もナシ。いい感じだ。
でも、こんなんじゃウィルフレッドを受け入れるには全然足りないからね。ウィルフレッドは『君アル』キャラでもベスト3に入るアレの大きさだってファンブックの〇〇な人ランキングに書いてあったんだから。
少なくとも、その手の小説でよく聞く『指三本』ぐらいは余裕じゃないとお話にならないでしょ。
僕は一生懸命何度も香油を足し、根気よく入り口をマッサージして指を出し入れし、奥をかき回して拡張したりを繰り返した。焦ると怪我するからね、ちょっとずつ、ちょっとずつ……。
(ふへー、これ結構疲れる!)
30分ぐらい経って、ようやく僕のお尻は指2本までは受け入れてくれたんだけど、特殊な体勢なのもあってちょっと疲れてしまった。
何となくお尻もこんぐらいで勘弁してくださいと言ってる気がするし、一旦休憩しよう。
もうすぐお茶の時間だし、身支度ぐらい整えとかないと。こんな姿誰かに見られたら死ねる。
僕は指とお尻の香油を丁寧に拭き取ると、パンツとズボンを履いて体裁を整えた。何となく換気もしたくって、窓も開ける。
これでよしと額の汗を拭ったのと同時に、コンコンとドアがノックされた。やばば、セーフ!
「マリク、開けてもいいか?」
「ち、ちょっと待って!着替えてるから!」
ウィルフレッドだ。ほんと、まじ僕の判断力グッジョブ。
僕は慌ててチェストの引き出しの中に3つの瓶をしまうと、もう一度鏡で服の乱れを確認する。
「もういいよ」
声を掛けると、ドアは静かに開いた。ウィルフレッドは相変わらずめちゃくちゃかっこよくて、僕の目はハートマークになりそうになる。推し、ラブ……。
「お茶の準備が出来ている、サロンに行こう。マリクが気に入っていたイチゴのタルトがあるぞ」
ウィルフレッドは蕩けそうな笑顔を浮かべながら、僕を抱っこする。僕はさっきまであんなことをしてたせいか余計ドキドキしてしまった。
あと、イチゴのタルトめちゃくちゃ嬉しい。伯爵家のタルトはほんとに格が違う。
「タルト、楽しみだなぁ」
僕は煩悩を頭から追い出すために、食欲に目を向けることにした。昼間から発情してるとか、やばいからね。
「私はマリクの菓子のほうが旨いと思うが」
「僕が作るのは、せいぜいパンケーキとかクッキーとか、ちょっとしたケーキぐらいですよ。タルトはめちゃくちゃめんどくさいんです!!タルトはお店で食べるの専門って決めてますから」
タルトは前世からの僕の大好物で、マリクに転生してからも食べたくて食べたくてたまらなかった僕は、ゲーム知識とこっちの世界のレシピを参考にしながら制作を試みたことがある。
『君アル』のミニゲームでお菓子作りがあるんだけど、これが結構凝っていて、生地作り、クリーム作り、デコレーションと段階を踏んで行われるんだ。中でも『王様のタルト』は最高難易度で、工程数がめちゃめちゃ多い。
一番簡単なパウンドケーキが、生地を混ぜて焼くだけなのに対して、タルトは生地作り、空焼きに加え、クレームダマンド、カスタードクリーム、生クリームの三種を作らなければならないし、締めのグラサージュまであるんだから、現代で売ってたケーキ屋さんにはほんと感謝しかない。
そもそもここまでゲーム内のミニゲームで凝ることないと思うんだけど、多分制作陣の中でお菓子作り好きな人がいたんだろうなー。
貧乏だった……いや、現在進行系で貧乏な僕の家ではタルトを買って食べるなんて贅沢はとても出来ないから、背に腹は代えられなくて手作りに踏み切ったんだけど………もう、ものすごく疲れたね。ミニゲームでもめちゃくちゃ簡略化されてたんだなぁって骨身に染みた。
7時間掛けて完成した涙の力作が、家族に10分経たずに食べられてしまった僕は誓ったんだ。もう二度とタルトは作らない、ってね。
ごめん、愚痴長くなって。
とにかく、そんなこともあって、僕はタルトが食べられるのがほんとに嬉しかった。おまけに、イチゴだもん。美味しくないわけがない。
ニコニコしている僕に、ウィルフレッドはチュッチュとバードキスを仕掛けてくる。
ほんと幸せ過ぎ。死期近いね、これは。
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