【完結】俺を散々冷遇してた婚約者の王太子が断罪寸前で溺愛してきた話、聞く?

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見た目も中身も平均値な公爵令息レニオールは、完璧王太子アーネストの婚約者。
幼少期から地味顔だの出来損ないだの散々暴言を吐かれ、辟易していたが、アーネストが学園入園後に現れた男爵令息マリクにすっかり心を奪われてしまったことに希望を見出す。

(こんなやつ、熨斗付けてくれてやる!コイツと縁が切れるなら願ったり叶ったりだ!)

自ら婚約破棄する原因を作ってやろうとマリクに嫌がらせを繰り返した結果、遂にアーネストが俺を断罪する日がやってきた!――――と、思っていたのに。

「レニたん!!」

公衆の面前で絶叫したアーネストは、マリクを放り出していきなり俺を溺愛してきて……。

いや、レニたんとか一度も呼ばれたことねぇし!?!?!?


本編完結しました。番外編更新中。
『男爵令息の事情』として書いていたマリクの番外編は、スピンオフとして別の作品で立てています。
そのため、予告させて頂いた通り、『男爵令息の事情』は下げさせて頂きました。
内容は変えていないので、途中だった方、まだご覧になっていなくて興味のある方は、そちらをご覧ください。
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