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#74 永遠とその周辺 ―ため息―
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「今年もいつも通りにツナちゃんたち、来るんでしょ? 明日から?」
「うん、しかも今年はヨーコさんとあっちゃんも来るんだよ。あっちゃんは都合が合えば、だけど」
終業式の夜。
ゴマだれの冷やし中華を啜りながら、ママの質問に答える。
この冷やし中華に入ったキュウリは、ヨーコさんのお家の家庭菜園で採れたもので、数日前に学校で受け取ったもの。彼女の祖父母が趣味で育てたものとはいえこのキュウリ、すごく瑞々しくて歯ごたえよく、そして美味しい。
「あっちゃん? って下のお店によく来てる子よね?」
「そうそう。生物部の副部長だから、餌とか買うんだって。じじも高校の同級生なら学割してくれるって言ってるし」
「ふーん……ところで、あっちゃんって好き嫌いある?」
「うーん、特にないと思うけど……あ、グリーンピースが苦手かも。でも、今日はなんかカブトムシ捕りに行く準備があるから午後には帰るって言ってたよ」
前にお弁当の焼売を一つお裾分けしたら、グリーンピースだけこっそりよけて食べてたのを思い出す。まぁ人には好き嫌いは少なからずあるから何も言わずにおいたけど。
「そう、残念ねぇ。まぁそれはまた今度ってことね」
「うん」
グリーンピースご飯とか美味しいのになぁなんて思いながら、素早くメッセを入れて自室へと戻る。基本私の部屋は整頓してる方だけど、隣の楽器倉庫は少し乱雑気味だから、少し片付けないとね。というか、ママも『女子高生がカブトムシ採集』ってところには突っ込まないんだ。全くもって変な母親である。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「やっと終わった……毎年のことながらキツい行事だよ……ふあぁぁ」
「ツナ……ツナの方の宿題、蔦ノ原より少ないでしょ」
夏休み突入から数えてちょうど一週間。
ようやく全ての宿題が終わり、ある意味『本当の夏休み』が始まる。
今年の『宿題合宿』は、人数が二人増えたせいもあって、賑やかだけどとても有意義に終わったと思う。
まずは学年一の学力を誇るヨーコさんの参加は非常に大きい。普段なら私がしていた『ツナの宿題を見る』という作業が分散されて、自分の宿題が非常に捗ったから。結局一日おきで参加してくれたあっちゃんは理系のスペシャリストだから、これも彼女のおかげであっさりと片付いたのだ。
と、大袈裟に言ってはみたものの、実のところは『この時期から大学受験を始めている生徒への配慮』でむしろ宿題は少ないらしいんだけど。
「しかしツナちゃんって永遠ちゃんとホント仲良いよねぇ。想像以上でびっくりしたよ私」
「そうかなぁ? もう付き合い長いし、正直全く自覚ないよ」
ツナとあっちゃんが仲良くなれたのも非常に嬉しい。聞けば何度か二人だけで電話もしてたらしい。
「とにかく無事に、しかもいつもより早く宿題片付いてよかったよ。じゃあそろそろお昼にしよっか。ツナ、今日は何作るの?」
「今日はどうするかなぁ……簡単なものでいい? 素麺とか。つゆにコンビーフとか薬味たっぷりのやつ」
「「「「意義なし!」」」」
宿題合宿における昼食作りはツナの担当。彼女はママに料理を習ってるから腕前は確か。手際よくサッと美味しいご飯を作ってくれる。
素麺って夏にはぴったりのあっさりメニューだけど、ツナはパンチに欠けるのを補うためにほぐしたコンビーフを入れて『肉感』をお手軽に出すのだ。これが麺に絡んで意外と美味しい。
「じゃあ私、配膳するね」
「うん、ヨーコさんお願い。私は部屋を軽く片付けちゃうからよろしくね」
「俺、ちょっと下行ってくるわ。ZZに頼まれてることあるから」
「あ、じゃあ私も行こっかな」
というわけで、ツナは昼食作り、私は家の片付け、ヨーコさんが配膳を含む調理補助、コーちゃんあっちゃんは、ツナの昼食ができるまで、じじの店のお手伝い。
各々はそれぞれの役割に動き出した。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「あ」
「? どうしたのヨーコさん?」
「永遠さんに見せたいものがあったの。ちょっと持ってくるね」
昼食後のお茶のひと時、パタパタとスリッパ――いつの間にかママがヨーコさん専用に新たに用意した――が軽快なビートを奏で、彼女は私の部屋へ向かった。その後ろ姿はどこか楽しそう。
「なんかヨーコさんウキウキしてたねぇ」
「うん。なんだろうね? ツナはなんだと思う?」
「さぁ? 永遠がわかんないなら私にはさっぱり。広大は?」
「お前らが知らないのに俺が知ってるわけないな」
「「確かに」」
程なく戻ってきたヨーコさんの顔はホクホクで、手にした小さな段ボール箱が自然とそうさせてるみたいだ。
「ヨーコちゃん、それ何?」
「しかもまだ未開封だねぇ。中身知らない、とか?」
みんな――特に私と同時に見たかったと言いながら、ヨーコさんはいささか乱暴に段ボールを開け、中から取り出したのは、見覚えのあるジャケットが印刷されたCD。
「これ! やっと入荷されて、一昨日届いたんだけど、どうしてもここで開けたくてて箱ごと持って来ちゃった」
それは前に倉庫で一悶着あったビー◯ルズの『Yesterday and T◯day』のCDで、しかも二枚組。とはいえそれぞれモノラル盤とステレオ盤で曲構成は全く同じという、ビー◯ルズマニアのヨーコさんなら必ず買うだろう、なCDだった。
「貴重な永遠さんのレコードで聞くのが忍びない……というか心臓に悪いからこれ買ったの。後でデータ化すればここでも聴けるかと思って」
「だな。確かにアレの価値知ったらおいそれと聴けないよな」
麦茶をゴクリと飲み干したコーちゃんも大きく頷きながら同意する。
それには私も同意だ。まさかあのレコードにあんな価値があるとは夢にも思わないし、正直なところ家に死蔵してていいものなのかとすら思う。
「えーっと? つまり、このCDのレコード盤を永遠ちゃんが持ってて、それが貴重、ってこと?」
「そうなんだよ。えっとね――」
あのレコードが原因でヨーコさんがものすごく取り乱した一件を、思い返すようにあっちゃんに説明すると、なんとも言い難い表情を浮かべる。
「さすがジョー・アイヴァーってところだねぇ。ミュージシャンってそんなに儲かるんだ……」
「まぁワールドツアーができるくらいだから、俺たちには想像つかないくらい稼げるんだろうな」
コーちゃんも何度も頷いて付け加えた。
私には正直、パパにどのくらいの収入があるのかはわからない。
パパのバンドの曲はほとんどパパが作曲、作詞をヴォーカルの人が書いてるらしいんだけど、印税で揉めないように、作詞作曲はバンド名義にしているんだって。これはママから聞いたんだけど、じじからは一切お金の援助は受けてなく、パパの収入で充分生活できるくらいは毎月振り込まれているらしい。
とりあえずヨーコさんのCDは後でデータ化させてもらうとして、この後どうしようかな。
ぼんやりと思案すれば、あっちゃんはこの後、明日の準備――オイカワ釣りに行くらしい――があるからと一人急いで帰っていった。オイカワってどんな魚なんだろうね。あっちゃんは『繁殖期のオスの綺麗さはハンパないよ!』って捨て台詞とサムズアップを置いて、脱兎の如く消えちゃったから、明日にでもメッセで聞いてみよう。
そういえばさ、とツナが私に顔を向ける。
「ジョー、八月に帰ってくるって連絡あったじゃん? あれから何かあった?」
「いや、全然。ママもちょっとイライラしてる」
「つーか八月ってもうすぐじゃん」
「そうだよね……そもそもジョーさんっていい加減な……あ、ごめんなさい。なんというかその……」
コーちゃんの言うことも、ヨーコさんが言いかけて飲み込んだ言葉も解る。あと三日で八月に突入しちゃうし、最初の連絡から、しかもじじにしかなかったそれ以来、一切梨の礫なのだから。
パパの娘である私はといえば、もちろん帰ってきてほしいし、ネットを介さず対面で色々お喋りしたい――けど。
いかんせん離れ離れな時間の方が圧倒的に長いから『どう接していいのか分からない』というのが正直なところ。
不用意な発言に身を小さくしているヨーコさんに、小さく首を横に振りながら、
「うん……確かにいい加減だよね。私もそう思うけど、それは『国民性・人種の違い』って考えるようにしてるんだ。それ以前に『それも個性』って割り切ってるよ。特に仲が悪いとかないし、むしろ仲はいい方だと思ってるから」
「そう……でもごめんね。ただ、永遠さんが時折寂しそうな顔するから」
「あ、俺それわかるわ。寂しそうっていうかたまに遠い目するもんな」
遠い目。
きっと今もそういう目なんだろうな。でもそれも仕方ないことで、心の奥底では実のところ、何も割り切れていないのかもしれない。
だから、その気持ちに折り合いをつけたい。とにかく早く帰ってきてほしいと願いながら、少し湿度高めのリビングでため息を漏らした。
「うん、しかも今年はヨーコさんとあっちゃんも来るんだよ。あっちゃんは都合が合えば、だけど」
終業式の夜。
ゴマだれの冷やし中華を啜りながら、ママの質問に答える。
この冷やし中華に入ったキュウリは、ヨーコさんのお家の家庭菜園で採れたもので、数日前に学校で受け取ったもの。彼女の祖父母が趣味で育てたものとはいえこのキュウリ、すごく瑞々しくて歯ごたえよく、そして美味しい。
「あっちゃん? って下のお店によく来てる子よね?」
「そうそう。生物部の副部長だから、餌とか買うんだって。じじも高校の同級生なら学割してくれるって言ってるし」
「ふーん……ところで、あっちゃんって好き嫌いある?」
「うーん、特にないと思うけど……あ、グリーンピースが苦手かも。でも、今日はなんかカブトムシ捕りに行く準備があるから午後には帰るって言ってたよ」
前にお弁当の焼売を一つお裾分けしたら、グリーンピースだけこっそりよけて食べてたのを思い出す。まぁ人には好き嫌いは少なからずあるから何も言わずにおいたけど。
「そう、残念ねぇ。まぁそれはまた今度ってことね」
「うん」
グリーンピースご飯とか美味しいのになぁなんて思いながら、素早くメッセを入れて自室へと戻る。基本私の部屋は整頓してる方だけど、隣の楽器倉庫は少し乱雑気味だから、少し片付けないとね。というか、ママも『女子高生がカブトムシ採集』ってところには突っ込まないんだ。全くもって変な母親である。
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「やっと終わった……毎年のことながらキツい行事だよ……ふあぁぁ」
「ツナ……ツナの方の宿題、蔦ノ原より少ないでしょ」
夏休み突入から数えてちょうど一週間。
ようやく全ての宿題が終わり、ある意味『本当の夏休み』が始まる。
今年の『宿題合宿』は、人数が二人増えたせいもあって、賑やかだけどとても有意義に終わったと思う。
まずは学年一の学力を誇るヨーコさんの参加は非常に大きい。普段なら私がしていた『ツナの宿題を見る』という作業が分散されて、自分の宿題が非常に捗ったから。結局一日おきで参加してくれたあっちゃんは理系のスペシャリストだから、これも彼女のおかげであっさりと片付いたのだ。
と、大袈裟に言ってはみたものの、実のところは『この時期から大学受験を始めている生徒への配慮』でむしろ宿題は少ないらしいんだけど。
「しかしツナちゃんって永遠ちゃんとホント仲良いよねぇ。想像以上でびっくりしたよ私」
「そうかなぁ? もう付き合い長いし、正直全く自覚ないよ」
ツナとあっちゃんが仲良くなれたのも非常に嬉しい。聞けば何度か二人だけで電話もしてたらしい。
「とにかく無事に、しかもいつもより早く宿題片付いてよかったよ。じゃあそろそろお昼にしよっか。ツナ、今日は何作るの?」
「今日はどうするかなぁ……簡単なものでいい? 素麺とか。つゆにコンビーフとか薬味たっぷりのやつ」
「「「「意義なし!」」」」
宿題合宿における昼食作りはツナの担当。彼女はママに料理を習ってるから腕前は確か。手際よくサッと美味しいご飯を作ってくれる。
素麺って夏にはぴったりのあっさりメニューだけど、ツナはパンチに欠けるのを補うためにほぐしたコンビーフを入れて『肉感』をお手軽に出すのだ。これが麺に絡んで意外と美味しい。
「じゃあ私、配膳するね」
「うん、ヨーコさんお願い。私は部屋を軽く片付けちゃうからよろしくね」
「俺、ちょっと下行ってくるわ。ZZに頼まれてることあるから」
「あ、じゃあ私も行こっかな」
というわけで、ツナは昼食作り、私は家の片付け、ヨーコさんが配膳を含む調理補助、コーちゃんあっちゃんは、ツナの昼食ができるまで、じじの店のお手伝い。
各々はそれぞれの役割に動き出した。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「あ」
「? どうしたのヨーコさん?」
「永遠さんに見せたいものがあったの。ちょっと持ってくるね」
昼食後のお茶のひと時、パタパタとスリッパ――いつの間にかママがヨーコさん専用に新たに用意した――が軽快なビートを奏で、彼女は私の部屋へ向かった。その後ろ姿はどこか楽しそう。
「なんかヨーコさんウキウキしてたねぇ」
「うん。なんだろうね? ツナはなんだと思う?」
「さぁ? 永遠がわかんないなら私にはさっぱり。広大は?」
「お前らが知らないのに俺が知ってるわけないな」
「「確かに」」
程なく戻ってきたヨーコさんの顔はホクホクで、手にした小さな段ボール箱が自然とそうさせてるみたいだ。
「ヨーコちゃん、それ何?」
「しかもまだ未開封だねぇ。中身知らない、とか?」
みんな――特に私と同時に見たかったと言いながら、ヨーコさんはいささか乱暴に段ボールを開け、中から取り出したのは、見覚えのあるジャケットが印刷されたCD。
「これ! やっと入荷されて、一昨日届いたんだけど、どうしてもここで開けたくてて箱ごと持って来ちゃった」
それは前に倉庫で一悶着あったビー◯ルズの『Yesterday and T◯day』のCDで、しかも二枚組。とはいえそれぞれモノラル盤とステレオ盤で曲構成は全く同じという、ビー◯ルズマニアのヨーコさんなら必ず買うだろう、なCDだった。
「貴重な永遠さんのレコードで聞くのが忍びない……というか心臓に悪いからこれ買ったの。後でデータ化すればここでも聴けるかと思って」
「だな。確かにアレの価値知ったらおいそれと聴けないよな」
麦茶をゴクリと飲み干したコーちゃんも大きく頷きながら同意する。
それには私も同意だ。まさかあのレコードにあんな価値があるとは夢にも思わないし、正直なところ家に死蔵してていいものなのかとすら思う。
「えーっと? つまり、このCDのレコード盤を永遠ちゃんが持ってて、それが貴重、ってこと?」
「そうなんだよ。えっとね――」
あのレコードが原因でヨーコさんがものすごく取り乱した一件を、思い返すようにあっちゃんに説明すると、なんとも言い難い表情を浮かべる。
「さすがジョー・アイヴァーってところだねぇ。ミュージシャンってそんなに儲かるんだ……」
「まぁワールドツアーができるくらいだから、俺たちには想像つかないくらい稼げるんだろうな」
コーちゃんも何度も頷いて付け加えた。
私には正直、パパにどのくらいの収入があるのかはわからない。
パパのバンドの曲はほとんどパパが作曲、作詞をヴォーカルの人が書いてるらしいんだけど、印税で揉めないように、作詞作曲はバンド名義にしているんだって。これはママから聞いたんだけど、じじからは一切お金の援助は受けてなく、パパの収入で充分生活できるくらいは毎月振り込まれているらしい。
とりあえずヨーコさんのCDは後でデータ化させてもらうとして、この後どうしようかな。
ぼんやりと思案すれば、あっちゃんはこの後、明日の準備――オイカワ釣りに行くらしい――があるからと一人急いで帰っていった。オイカワってどんな魚なんだろうね。あっちゃんは『繁殖期のオスの綺麗さはハンパないよ!』って捨て台詞とサムズアップを置いて、脱兎の如く消えちゃったから、明日にでもメッセで聞いてみよう。
そういえばさ、とツナが私に顔を向ける。
「ジョー、八月に帰ってくるって連絡あったじゃん? あれから何かあった?」
「いや、全然。ママもちょっとイライラしてる」
「つーか八月ってもうすぐじゃん」
「そうだよね……そもそもジョーさんっていい加減な……あ、ごめんなさい。なんというかその……」
コーちゃんの言うことも、ヨーコさんが言いかけて飲み込んだ言葉も解る。あと三日で八月に突入しちゃうし、最初の連絡から、しかもじじにしかなかったそれ以来、一切梨の礫なのだから。
パパの娘である私はといえば、もちろん帰ってきてほしいし、ネットを介さず対面で色々お喋りしたい――けど。
いかんせん離れ離れな時間の方が圧倒的に長いから『どう接していいのか分からない』というのが正直なところ。
不用意な発言に身を小さくしているヨーコさんに、小さく首を横に振りながら、
「うん……確かにいい加減だよね。私もそう思うけど、それは『国民性・人種の違い』って考えるようにしてるんだ。それ以前に『それも個性』って割り切ってるよ。特に仲が悪いとかないし、むしろ仲はいい方だと思ってるから」
「そう……でもごめんね。ただ、永遠さんが時折寂しそうな顔するから」
「あ、俺それわかるわ。寂しそうっていうかたまに遠い目するもんな」
遠い目。
きっと今もそういう目なんだろうな。でもそれも仕方ないことで、心の奥底では実のところ、何も割り切れていないのかもしれない。
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