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第十一章『the Rising "salu"』(ザ・ライジング・猿)~秀吉、その6本指で天下を掴む!~

ザ・ライジング・猿5『秀吉6本指の【証拠文献】』

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――以下の《証拠文献》は、本作品の背景を理解する上での重要ポイントになります。

○参考文献

「(前田)利家遺言書『国祖遺言』」
(以下『』内、引用文)


『太閤秀吉様は、右手の親指が一つ多く、六本あったそうです。

……略

皆で集まり、太閤様の様な人なら、若い時に六番目の指を切り捨てた方がよかったのに、どうやらそうしなかったようで、後まで六本指を残していた様だ、という事を話し合いました。

この事は、織田信長公が、太閤様のあだなに「六つめが」などと呼んでいた事が、色々な物語で語られているので、少なくても、信長公の時まで太閤様の親指が一つ多く、六本あった事は確かな事です。』


このように、反秀吉のフロイスと親秀吉の利家が――
秀吉の右手は六本指であったと述べているのである。
国外、国内の資料に明記してある事実は――
《史実》であり《真実》といえる。

またこの状態を『多指症』といって、医学的にはまれにある症状である。


※この話を疑う人もいると思いますが――
本作を楽しむ為に一度
《秀吉が本当に六本指なら》とあえて想像してから読み進めてね!
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