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第九章『【本能寺ミステリー】信長の遺骸を追え!』

8『【真実の】信長の棺part4』 次回、信長の遺骸――ついに発見!

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本能寺の変において、織田信長の遺骸消失が計画的に行われたと本作は論じる!

――その証明として、今回の連歌興行の主賓にして《本能寺の変》の実行者である光秀が、直後に第81句で――


『たちさわぎては 鴫の羽がき』と詠っている。


何故この句が重要になるかというと、まずこの「鴫」の句も『新古今和歌集』にのる西行法師の歌を引用している。


そしてその西行の歌を、これから亡くなる信長への光秀自身の心情を表す為に引用している。


この光秀の句をまず通常解釈すると――


「騒がしいのは、鴫たちがじゃれたり羽がきしているからだ」となる。


これを『福音書計画説』的解釈ですると――


「本能寺の変は私(光秀)の謀叛に見せているが、実際は信長様と私で“じゃれている”だけなのだ。

つまり、信頼する師弟によって行われる計画なのだ、《本能寺の変》というものは」となる。


そして連歌は、前後の句を合わせて短歌一首を作る文芸ゲームなので、

心前と光秀の句を合わせて解釈すると――


 むら蘆の 葉隠れ寒き 入日影  心前

 たちさわぎては 鴫の羽がき   光秀


「この《本能寺の変》は、信長と光秀の事前に用意周到に準備された計画であり、

だから、計画通り信長が自害したあと、信長の遺骸は見つからないように、計画通り事前に準備万端にしてある」となる!


とここまで読んで、どうしても読者方はこう思うと思う――

読者「準備万端っていうけど、例えばどうやって?」

拙者「信長と光秀が共謀しているので、そのやり方は自体はあんまり重要では無い。やりようはいくらでもあらからだ」

「でも、実際どうやったのか?やはり気になる」

「……わかりました、
実は取って置きのある《逸話》があります!」



――次回、

果たして信長の遺骸は、どうやって消え去ったのか?

……と、ここでまさかの大発見てす!

なんと、信長遺骸の消失理由も、信長遺骸のありかも指し示す《文献》が、この世に存在したのです!


次回 『【真実の】信長の棺part5』
《【速報】信長の遺骸、ついに発見か?》




乞う、ご期待!
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