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幼馴染 その後①
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短編恋愛小説 ひとときの恋文
「幼馴染」
を読んでくださってからこちらを読むとより楽しんで頂けると思われます。
是非、そちらをご覧になってからお進み下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そっと重ね合った唇
あれから何分が経っただろうか。
ドキドキとうるさいほど音を立てながら動く心臓の音で、時計の針の音は一切聞こえない。
…でも、今はそんなことはどうでもいい。
今は幸せでいっぱいだから。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「…」
「…」
目をつぶり、止まった2人だけの時間の中でお互いの抑えていた愛情を交換し合う。
しかし、そんな静止しただけの愛情交換では足りなくなるのは必然的なことであり、どちらかが動き始めるのは時間の問題だった。
「…んっ……ん」
「…ん…っ」
緩く閉ざされていた唇に
もっと愛情を欲し舌を入れる。
そんな、止まった時を動かすように、先に動きだしたのは遥香だった。
決して上手くはない
でも、お互いが相手を尊く思っていることがよく分かる
そんな、優しいキスがお互いの身体を熱くしていく。
「ん……んぁ…ん」
「…んっっ……ん…」
お互いゼロ距離で愛情をぶつけ合う中、荒くなる息と相手を求め身体を寄せ合う2人の若者は、どんどんとキスが激しくなる。
「…ん…んっっ…ふふ、キスだけで喘ぐ男、いるんだー」
「…うるせぇ。…嫌…だったか?」
「ばーか、なわけないじゃん、そっちの方が気持ち伝わるから好き。…もっとしよ?」
そう言うと、遥香は再び達也の唇を奪い、再び舌を絡める。
これまでの2人の関係では聞こえるはずのないリップ音は、さらに2人だけの空間に引きずりこんでいく。
しかし、そんな2人のキスを邪魔するひとつの違和感。
そよとある押されるような圧力に対し、遥香はすぐさまキスをやめて達也の目を見つめた。
「…ねぇ、これ、なーに?」
「……」
ゼロ距離だったはずの身体を離すように…否、むしろ相手をさらに求めるように膨れるそれに対し、遥香は意地悪な笑顔を浮かべながら純粋な質問を達也に問いかけた。
「……お、男だったら…誰だってこうなるだろ」
遥香は目をそらそうとする達也の頬を押え、一直線に見つめられるような状態で抑えられる。
「男だったら…ね。…じゃあ、私じゃなくていいの?」
「…いや、そういう訳じゃなくて」
「はっきりいって?…どうしたいの?」
「………お前と……したい…」
「…なーにを」
「………お前と、そういうこと…したい」
「………私の名前、お前じゃないんだけど。」
「…遥香と…えっちがしたいです。」
震える声で達也はそうこぼし、熱かったお互いの体がさらに熱くなったような感覚が伝わる。
「…ふふ、よく言えました。」
そういい再び重なる唇は、さっきとは違うお互いの性を貪るようなキスとなった。
「んっ……あっ……ん」
「んんっ……ん…あっ………ん」
自然とこぼす声が増え、お互いの身体がジンジンと熱くなる。
そして、激しくなるキスと比例するようにお互いの手が動き始める。
服の上から触れるその熱い何かは
さっきとは比べ物にならないほど大きくなっていた。
「…ここ、苦しそうだね」
「…」
「…服の上からしか触って貰えないの、寂しくない?」
「…さ…寂しい…です…」
「…素直に言えないのー?ねぇねぇ、すーなーおーにー、言ってみてー」
多分今、とっても意地悪な表情をしている
そう感じた遥香だったが、そんなことはどうだっていい
だって…今は
「…うっ…………ち…ちょ、直接…触ってください」
「…はーい」
こんなにも可愛い好きな人を
いじめたい気持ちでいっぱいだから。
そういい遥香はニヤリと笑い
唇をそっと被せる
そしてそのまま…ベルトに手をかけた。
短編恋愛小説 ひとときの恋文
「幼馴染」
を読んでくださってからこちらを読むとより楽しんで頂けると思われます。
是非、そちらをご覧になってからお進み下さい。
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そっと重ね合った唇
あれから何分が経っただろうか。
ドキドキとうるさいほど音を立てながら動く心臓の音で、時計の針の音は一切聞こえない。
…でも、今はそんなことはどうでもいい。
今は幸せでいっぱいだから。
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「…」
「…」
目をつぶり、止まった2人だけの時間の中でお互いの抑えていた愛情を交換し合う。
しかし、そんな静止しただけの愛情交換では足りなくなるのは必然的なことであり、どちらかが動き始めるのは時間の問題だった。
「…んっ……ん」
「…ん…っ」
緩く閉ざされていた唇に
もっと愛情を欲し舌を入れる。
そんな、止まった時を動かすように、先に動きだしたのは遥香だった。
決して上手くはない
でも、お互いが相手を尊く思っていることがよく分かる
そんな、優しいキスがお互いの身体を熱くしていく。
「ん……んぁ…ん」
「…んっっ……ん…」
お互いゼロ距離で愛情をぶつけ合う中、荒くなる息と相手を求め身体を寄せ合う2人の若者は、どんどんとキスが激しくなる。
「…ん…んっっ…ふふ、キスだけで喘ぐ男、いるんだー」
「…うるせぇ。…嫌…だったか?」
「ばーか、なわけないじゃん、そっちの方が気持ち伝わるから好き。…もっとしよ?」
そう言うと、遥香は再び達也の唇を奪い、再び舌を絡める。
これまでの2人の関係では聞こえるはずのないリップ音は、さらに2人だけの空間に引きずりこんでいく。
しかし、そんな2人のキスを邪魔するひとつの違和感。
そよとある押されるような圧力に対し、遥香はすぐさまキスをやめて達也の目を見つめた。
「…ねぇ、これ、なーに?」
「……」
ゼロ距離だったはずの身体を離すように…否、むしろ相手をさらに求めるように膨れるそれに対し、遥香は意地悪な笑顔を浮かべながら純粋な質問を達也に問いかけた。
「……お、男だったら…誰だってこうなるだろ」
遥香は目をそらそうとする達也の頬を押え、一直線に見つめられるような状態で抑えられる。
「男だったら…ね。…じゃあ、私じゃなくていいの?」
「…いや、そういう訳じゃなくて」
「はっきりいって?…どうしたいの?」
「………お前と……したい…」
「…なーにを」
「………お前と、そういうこと…したい」
「………私の名前、お前じゃないんだけど。」
「…遥香と…えっちがしたいです。」
震える声で達也はそうこぼし、熱かったお互いの体がさらに熱くなったような感覚が伝わる。
「…ふふ、よく言えました。」
そういい再び重なる唇は、さっきとは違うお互いの性を貪るようなキスとなった。
「んっ……あっ……ん」
「んんっ……ん…あっ………ん」
自然とこぼす声が増え、お互いの身体がジンジンと熱くなる。
そして、激しくなるキスと比例するようにお互いの手が動き始める。
服の上から触れるその熱い何かは
さっきとは比べ物にならないほど大きくなっていた。
「…ここ、苦しそうだね」
「…」
「…服の上からしか触って貰えないの、寂しくない?」
「…さ…寂しい…です…」
「…素直に言えないのー?ねぇねぇ、すーなーおーにー、言ってみてー」
多分今、とっても意地悪な表情をしている
そう感じた遥香だったが、そんなことはどうだっていい
だって…今は
「…うっ…………ち…ちょ、直接…触ってください」
「…はーい」
こんなにも可愛い好きな人を
いじめたい気持ちでいっぱいだから。
そういい遥香はニヤリと笑い
唇をそっと被せる
そしてそのまま…ベルトに手をかけた。
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