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少女は背負い籠を背中に、森の中を歩いていた。
木の実を採集した帰りだ。
鬱蒼とした森は、日暮れも早い。
あまりもたもたするわけにもいかなかった。
影が訪ねてきてから三年が経っていた。
新月になると必ず訪れ、少女を味わっていった。
その記憶は消えることがなく、少女を苛んだ。
影の舌は、少女を狂わせる。
笑顔の減った少女を、両親は心配したが、正直に打ち明けることもできなかった。
新月が近づくと、身体の奥が熱くなる。
少女は、怯えながらも来訪を心待ちにしている自分が嫌になった。
「おい」
もうすぐ森の出口、というところで声をかけられた。
屈強な男が三人。
武器を携帯し、防具で身を包んでいるところを見ると、冒険者という類いだろう。
「この近くに村はあるか」
「一時間くらいです」
少女は答える。
そのうちの一人が、籠を掴む。
「重そうだな、案内の礼に持ってやるよ」
「あ、いえ」
引ったくるように籠を奪われる。
少女は不安になった。
三人はにやにやして少女を見下ろしていた。
籠は、地面にぽんと下ろされた。
少女は弾かれたように駆け出した。
三人は笑い声を上げながら追いかけてくる。
体格も体力も差がある。
逃げ切られるとは思えなかった。
「いいだろ、気持ちよくしてやるから」
行く手に一人が立ちはだかり、少女は足を止める。
別方向へ行こうとすると、もう一人に通せんぼされた。
「ちびでも女は女だ」
足首を捕まれ、逆さにぶら下げられた。
ワンピースが捲り上がり、少女は羞恥で赤くなる。
「い、嫌……」
薄い布に覆われた臀部を男は撫でる。
少女はワンピースの裾を掴み、腰を隠そうとした。
一人が少女からそのワンピースを剥がす。
肩を掴むと大の字になるように広げられた。
少女の身体は宙に浮いていた。
白い肌が六つの目に晒され、少女は泣きそうになった。
男は野卑な笑いを浮かべ、少女の薄布を破り捨てた。
「嫌ぁ……っ」
「きれいなピンク色だ。
俺のをぶちこんだら壊れちまうかもな」
男は指で少女の花弁を弄る。
無遠慮な行為に、少女は身の毛がよだつ。
一人は少女の唇を貪り、もう一人は胸にむしゃぶりついた。
少女は身を捩って逃れようとするが、宙に浮いたままでは意味をなさなかった。
「すべすべだ」
男達は少女の肌を唾液で汚していく。
その不快さに、どうにかなりそうだった。
男が、自分の唾液を少女の秘所に擦り付けた。
そして剥き出しにした熱いものを少女にあてがう。
少女は純潔を奪われることを恐怖した。
その瞬間。
男の身体が弾け飛んだ。
遠く米粒ほどになった男は、木の幹に強かに身体を打ち付け、失神する。
残された二人が茫然とする。
飛ばされた男を見、自分達が玩んでいる少女を見下ろした。
「お前、なにした」
「え……」
少女にも訳がわからない。
男達が背中の獲物を手に取ろうとした時、同じ現象が起きた。
二人の身体は空高く舞い上がり、地面に叩きつけられた。
少女はその場にへたり込んだ。
木の実を採集した帰りだ。
鬱蒼とした森は、日暮れも早い。
あまりもたもたするわけにもいかなかった。
影が訪ねてきてから三年が経っていた。
新月になると必ず訪れ、少女を味わっていった。
その記憶は消えることがなく、少女を苛んだ。
影の舌は、少女を狂わせる。
笑顔の減った少女を、両親は心配したが、正直に打ち明けることもできなかった。
新月が近づくと、身体の奥が熱くなる。
少女は、怯えながらも来訪を心待ちにしている自分が嫌になった。
「おい」
もうすぐ森の出口、というところで声をかけられた。
屈強な男が三人。
武器を携帯し、防具で身を包んでいるところを見ると、冒険者という類いだろう。
「この近くに村はあるか」
「一時間くらいです」
少女は答える。
そのうちの一人が、籠を掴む。
「重そうだな、案内の礼に持ってやるよ」
「あ、いえ」
引ったくるように籠を奪われる。
少女は不安になった。
三人はにやにやして少女を見下ろしていた。
籠は、地面にぽんと下ろされた。
少女は弾かれたように駆け出した。
三人は笑い声を上げながら追いかけてくる。
体格も体力も差がある。
逃げ切られるとは思えなかった。
「いいだろ、気持ちよくしてやるから」
行く手に一人が立ちはだかり、少女は足を止める。
別方向へ行こうとすると、もう一人に通せんぼされた。
「ちびでも女は女だ」
足首を捕まれ、逆さにぶら下げられた。
ワンピースが捲り上がり、少女は羞恥で赤くなる。
「い、嫌……」
薄い布に覆われた臀部を男は撫でる。
少女はワンピースの裾を掴み、腰を隠そうとした。
一人が少女からそのワンピースを剥がす。
肩を掴むと大の字になるように広げられた。
少女の身体は宙に浮いていた。
白い肌が六つの目に晒され、少女は泣きそうになった。
男は野卑な笑いを浮かべ、少女の薄布を破り捨てた。
「嫌ぁ……っ」
「きれいなピンク色だ。
俺のをぶちこんだら壊れちまうかもな」
男は指で少女の花弁を弄る。
無遠慮な行為に、少女は身の毛がよだつ。
一人は少女の唇を貪り、もう一人は胸にむしゃぶりついた。
少女は身を捩って逃れようとするが、宙に浮いたままでは意味をなさなかった。
「すべすべだ」
男達は少女の肌を唾液で汚していく。
その不快さに、どうにかなりそうだった。
男が、自分の唾液を少女の秘所に擦り付けた。
そして剥き出しにした熱いものを少女にあてがう。
少女は純潔を奪われることを恐怖した。
その瞬間。
男の身体が弾け飛んだ。
遠く米粒ほどになった男は、木の幹に強かに身体を打ち付け、失神する。
残された二人が茫然とする。
飛ばされた男を見、自分達が玩んでいる少女を見下ろした。
「お前、なにした」
「え……」
少女にも訳がわからない。
男達が背中の獲物を手に取ろうとした時、同じ現象が起きた。
二人の身体は空高く舞い上がり、地面に叩きつけられた。
少女はその場にへたり込んだ。
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